ひまつぶし雑記帖

media overlaysによる音声付き電子書籍の作成

2015/2/17 [19:28:39] (火) 天気

とりあえず、音声付きの電子書籍を自力でもなんとか作りたいなあと思ったのでごそごそやってみた。

最大のハードルは音声ファイル。
いや、音声合成のアプリを購入すればそれで済むんだけど、落ち目甲斐性無しの初老フリーターにそんな余裕はなくて(お仕事お待ちしております!)この時点で諦めてた。

ところが検索したら、macのsayコマンドで読み上げさせる・音声ファイル(mp4やm4a)として書き出しまできるというのを見つけて俄然やる気になった。

サンプルは青空文庫『キリストのヨルカに召された少年』(何度もくどいけど、こいつは大傑作の掌編なので読むべし)

手順その1
音声合成するためのEPUB3ファイルの作成。
でんでんコンバーター を参考に、ウチのeasy_epubに、とりあえず本文を句読点ごとにspanタグでくるんでepubファイルの作成ができるオプションを追加。spanタグに通しのidも振るようにした。
image
これで本文の仕込みは完了。

手順その2
spanタグで区切られた単位の文章一行ずつのファイルを作る。
image
このファイルを読みこんでsayコマンドに渡して読み上げ用音声ファイル.m4aを作る。
mac スゲー!ていうかunixはスゲーです。
image
perlは便利…だけど、たぶんautomaterとかシェルスクリプトでもできる、ような気がする。お好みのツールで。

手順その3
音声同期ファイル(.smilファイル)を作る。
image
・本文に仕込んだspanタグのidをここの text srcに指定する
・音声ファイルと、その再生時間を記述する
・おのおののidはテキトーで良さそう(ほんまかの結果オーライ)
今回は「ひと区切りごとにひとつの音声ファイル」としたので「ClipBeginは0でClipEndは音声ファイルの再生時間」だけどひとつの音声ファイルでまかなう場合はClipBeginとClipEndの指定をしっかり計算する必要がある。
(でも、ここもmp4の情報を取得して足し算して、というだけ。perlなどのスクリプト言語で一括処理できるところなので、あまり難しく考えることもないかな。…あ、うそ。これだといちいちフレーズが何秒か調べなきゃいけないのでとても無理っぽい)

手順その4
音声ファイルと.smilファイルを、OEBPSフォルダの下、たとえば「multimedia」というフォルダを作って放り込む。
image

手順その5
EPUBのパッケージファイル、content.opfを編集する。
image
・metadata部
durationに再生時間を記述
読み上げと同期してハイライトさせるためのcssのクラス名を記述(cssには「-epub-media-overlay-active」というクラスを作っておく)

・manifest部
この本文にこの.smilファイルを適用します、というのを記述
.smilファイルや音声ファイルの定義、設定を記述

以上で完成。
media overlaysに対応した(Readiumなどの)リーディングシステムで読み上げできる。
昨日の雑記にも書いたように、読み上げを耳で聞きながら、ハイライト部分を目で追いながら。視覚・聴覚から入ってくる読書体験は刺激的だ。


macのユーザー補助の読み上げ音声を使ってるのでVoiceOverと同じじゃん、ということなんだけど。
手順その2で文章をひとつずつsayコマンドに渡して作るので「明らかな読み間違いはここで校正できる」のがmedia overlaysのポイントかな。

やっぱ、読み間違いは校正・修正したいのが人情ってやつだ。


てことで、校正もしていないそのままのepubファイルはこちら
ttp://t2aki.doncha.net/tmp/20150217_voice.epub
(↑ tmpフォルダは直リンクできないので、こちらからどうぞ)

[02/19 08:11:03] 追記
すみません。macの音声を入れて作ったEPUBファイルを公開するのは、使用許諾契約書を見ると「Appleソフトウェアが起動中である場合」に引っ掛かりそうなので取り下げておきます…。

F. ボイス 本契約の契約条件に従って、お客様は、Appleソフトウェアに含まれるシステムボイス(以下「システムボ イス」といいます)を、(i)Appleソフトウェアが起動中である場合、かつ(ii)お客様自身のオリジナルのコンテンツおよ びプロジェクトをお客様の個人的で、商用的でない利用のために作る場合に使用できます。




↓作成手順を動画にして、作成に使ったスクリプトを公開
『 動画で見る音声付き電子書籍の作り方』

↓実際に作った音声付き電子書籍一覧
『「眼聴耳視」音声付き電子書籍公開リスト』 【電子書籍と合成音声】
音声付きのEPUB電子書籍 (2014/10/2)
AndroidのTalkbackでkindleを音声読み上げ (2014/11/29)
media overlaysによる音声付き電子書籍の作成 (2015/2/17)
動画で見る音声付き電子書籍の作り方 (2015/2/22)
Windowsで縦書き総ルビの般若心経を読み上げ (2015/2/24)
「眼聴耳視」音声付き電子書籍公開リスト (2015/2/28)
電子書籍につける音声の調教 (2015/3/2)
音声合成聞き比べ (2015/3/13)
WINDOWSの音声合成Harukaさんは有能だ (2015/10/13)
情報のバリアフリー化が進みそうだ (2015/12/7)
MacにOpenJTalkをインストール (2016/6/1)

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電子書籍という名の呪縛

2013/2/17 [11:52:20] (日) 天気

「今さら」以前からあちこちで言われていたように「電子書籍」という名前がまずかった。
「電子書籍」は「書籍」じゃなくて、既存の本を電子データコンテンツに移植したなにか。

売るためにパッケージして名前をつけなきゃいけないのでebookと、電子書籍と名付けられて呪われてしまった。名前をつける行為は昔から呪術的だしねえ(てなことを以前ちらっとだけ書いた)

読む側にしてみると実体として本がまだまだ魅力的だろう。
Kindleストアで電子書籍は売れる?  (2012/10/31)

「本を手に取って、開いてめくる。文字を読む、文章を読む」体験は、味覚以外のすべての感覚を使った豊かなもので、電子書籍では味わえない。
新しい本・古い本で匂いは違うし、本を読んでいて読み進むにつれて右ページ側左ページ側で重さが変わるし、ハードカバーと文庫ではページを捲る音が違う。


上記は、どちらかというと読み手側視点から。kindleのKDPのおかげで電子書籍を作って並べるのに、ハードルがぐぐぐぐぐっと下がって、誰でも簡単にできるようになった…のはいいけど、今度は書き手側に広がる電子「書籍」という名前の呪縛。

紙印刷は誰がどこで見ても同じものが見える。それと同じことを電子書籍に要求するのは筋違い・無い物ねだり(紙のレイアウトデザインを忠実に再現するPDFでさえ、パソコンで見ると、ディスプレイの色調整次第で別モノの印象を与えることもある)
電子書籍は紙の本、書籍というよりもWEBに近いシロモノだ。
「自分のパソコンのディスプレイ上で」デザインやレイアウト、文字の装飾やフォントの選択など細かくこだわって作り上げて販売しても「他人のパソコンのディスプレイ上ではどう見えるか決めることはできない」
パッケージされたデータを解釈して表現するのはユーザー側にあるアプリやデバイス。画面での表示サイズや色などユーザーが接するところはユーザーがアプリを通じて自由に自分の都合で変更できる。書き手が自分の目の前で完成させた形をそのまま伝えるのは難しい。

インターネットの「ホームページ」、昔は「推奨ブラウザはFireFoxで、画面は1024x768以上、フォントサイズは12pxでご覧ください」なんてページがあったのと同じことかもしれない(作り手の環境をユーザーに押しつけちゃいけません。というのがユーザビリティというヤツ)

みんなが同じものを見るのが前提の紙印刷とは真逆(反射光と透過光ですね)

kindleの個人作家のツイート「販売停止にされた!けしからん!!」と怒る気持もわかるけど、電子書籍に対する誤解が元になってないか。
フォントをはじめとする表示まわりを決めウチで作り込んでないか確認するのが先。ファイルの作り方が間違ってないかチェックするためのツールはあるし、kindleは丁寧なガイドライン(PDF)が「ヘルプ」ページにあるので問題点を洗い出してまず調べる。
その上で「意図通りのもの」にすることを考える。

電子書籍は書籍とは別モノ。

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Ajaxとブラウザの戻るボタン

2008/2/17 [20:23:46] (日) 天気

Ajaxでページ遷移なく見せる、のはいいんだけど、ブラウザの戻るが効かないので、ちょっと弱った。
さっそく検索してあれこれ。

page0の中のリンクをクリックしてpage1に移動。
page1の中のAjax部分をクリックしてpage1の中の一部を書き換える。
と、ここまでは期待どおり。

で、そのpage1を見ていて、ブラウザの戻るボタンを押すと、page0に(当然)戻ってしまう。
page1の中が書き換わっているんで、「戻る」に期待するのは書き換わる前のpage1

ajaxでページが書き換わっていますよ、というフラグを立てておいて、
window.onunload=function(){
    if( ajax_page ){
        location.replace(document.location);
    }
    ajax_page = '';
}
とやれば、ブラウザの「戻る」が期待どおりとなった。ただ、これは、単純に戻るだけ。フォームなんかがある場合、きちんと入力されたものの面倒を見てあげる必要がありそう。そうなるとまた面倒かな。
参考にさせてもらったURL
http://japan.internet.com/developer/20080215/26.html
http://fnya.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_8be2.html

金曜土曜と飲みすぎて、今日はへろへろとウチでごろごろ。そういや、ヨメにつきあっていった表参道のかんざし屋さんは、わたしのようなおっさんが見てもいい感じのカワイイモノだった。
http://www.wargo.jp/

 [02/17 23:11:44] 
とか思ったら、やっぱり「戻る」がうまくいかんなぁ。何度か「戻る」で、「戻る」のhistoryが尽きてしまって、戻れなくなってしまう。ダミーでもhistoryに突っ込めれば、と思って検索してみるけどヒットせず。
書き換わるコンテナ部分に「戻る」をつけて代用して…もらえるかねぇ。。。

 [02/17 23:26:30] 
あ。そういや。
ふたたびみたび、東京歯科大学水道橋病院。取れたブリッジをもって久しぶりの水道橋。とりあえずそのまま入れてもらって、歯周病のための、歯石取りなどなど、でしばらく通うことになった。担当の先生は約2年前と同じ、歯ヲタクっぽいねいちゃん先生だ。
地元のヤブくさい歯医者に比べると、やっぱりこっちは数段安心感がある、かな。

予約の時間までちょっとあったんで、時間つぶしにはいった旭屋にびっくり。入り口すぐ、レジ前の面陳スペース(特等席)がコミックコーナーになってた。客もまばらで、儲かってません感、がヒシヒシと。書店としての矜持、みたいなものはないんかい。

 

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温度差にまいる

2006/2/17 [20:35:45] (金) 天気

代理店とかコンサル屋の提示する金額に、例によって、呆れる。なにごともぴんきりだけど、いくらなんでもぴんときりがバラバラ離れ過ぎていて、なにが適正なのかわけわかめ。
話していて眠くなるだけだったなあ。…まあしょうがないか。

んでこないだからのスクリプト。というか最初をどうすんのかと。紹介でメールを使うのはある程度安全。だけど、登録をオープンにしてるところって問題はおこってないのかなぁ。
新規登録→メールアドレス入力→登録ページへのURLメール発送
メールを使うといたずらや迷惑メールに使われそうだし、だけどメールアドレスぐらいは荒らし対策に担保したいし、最初から招待限定なんて成立しないだろうし。
md5で作ったチケットを発行して、という仕組みはあっさりできて、さて、と思って上記の堂々巡りにぶちあたったのだ。
こんなしょっぱなで終了かよ…。

そういや、今日は夕方のみぞれに驚いた。って、温度差が激しすぎる。パッチをはく/脱ぐのきっかけがわからん。数年前までは男の尊厳にかかわるアイテムだったパッチだが、歳くってくると人間の尊厳にかかわるアイテムになってきたのですよ

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ふりだしに戻る

2005/2/17 [22:06:08] (木) 天気

やっぱ辞めだ。どう考えても、辞めた会社と同じかそれより酷い人権侵害がまかりとおるような会社に行く意味がない。脱北して支那に行くようなもんで、せっかく脱北したなら韓国にいきたいよなぁ。
…金銭的な待遇は、極端な話どうでもいいのだ。会社内の腐った人間関係で振り回されてぐったりするぐらいなら、安い収入でバイトも併用して休みなく働いてぐったりするほうがなんぼかマシ。

まあ、まだたかが3日だし、そもそも正社員でもないし、朝いちで言って今日はその足で職安にでも行こうと思った…ら、専務と社長に2時間も軟禁されて腰が抜けた。20年在籍した前の会社でもこんなに引き留められなかったぞ。
結局、押し問答の末、辞めることは辞めるのだが、いつ、という肝心のところが抜けたまま。小泉改革じゃあるまいし。
要はひとが足りなくて大変なのだけど、それって、どうしてなのかまったく思いつかないんだろうなぁ。介護の本はひとの気持ちがわかるひとでないとだめだから、ってどの口で言ってるんだか。厚いのはSFX並の化粧だけではないようだ。
来週の22日が職安の(待機期間を終えて初の)認定日なので、その前日には辞める。…ていうか、バックレてでも抜けるつもりだ。
だいたい、雑誌の編集なんて目先を片付けながら2カ月先を進行する仕事。今日の1日が2カ月後の一週間に影響するし、それが2日かかると2カ月先の二週間に影響する。次のひとが見つかるまでと言われて、ずるずる長引けば長引くだけ、抜けるのが難しくなるというもの。
未練があるとすると、介護本で、ここ数日校正入校した特集記事が真面目にけっこう面白いというところか。施設長の記事は事実の重みがちょっと感動ものだった。

うううむ。やはり再就職の道は厳しいなぁ。今回の件はいろんな意味でいい勉強になった。あまく考えてたのが骨身に染みたかも。

またいちから練り直しだわ。

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弁当がいいのだ

2004/2/17 [18:05:12] (火) 天気

今日も今日とて朝練だ。
今日は会議もあるのでいつもより15分ほど早く出発したら、ライバル出現。
舞うように腕を躍らせながら歩くリュックを背負ったねえちゃん(向かいから歩いてくる小学生たちの注目を浴びていた)
腕を前後に振って歩くわたしを追いぬいていったのだ。
実はこうみえても(ってどう見えてるか知らないが)わたしはけっこう負けず嫌い。抜き返そうかと思ったんだけど、相手は若いねえちゃん。リュックを背負った無精ひげの中年は十分変質者に見られかねない。むかついたのを・闘争心に火がついたのをグッとこらえて、後ろについた。ところが、けっこうな速度で歩いてんだよなぁ。そのままついていったらたぶん足がダメになりそうなんで、遠目に眺めながらどんどんはなされるだらしなさだった。
自転車でも前を走ってるのがいるとついつい行ってしまう傾向にあるし、もう少し冷静さが欲しいところだ、おれ。

最新情報。体重62.4キロ。体脂肪20.6%
今日の弁当。
イカとセリのマーガリンソテー、じゃこオムレツ。ガード下の梅おにぎり1ケ。
こないだ、イカのワタ味噌煮を作った時、一ぱいのイカで、身を全部使うのももったいない、と思って上の三角のところとゲソだけ。残りは皮をむいて冷凍にして、今日の弁当はその残りの半分を使用。弁当にイカってどうなんだろう…いや、いたみ方とか当たり加減とかあるだろう。
と思って、塩とコショウをいつもより多めにしてみた。オリーブオイルを熱してマーガリンを溶かしてイカが白くなったら昨日の残りのセリをどさっと入れて、日本酒をふりかけてできあがり。イカにふった塩気と、マーガリン・日本酒の甘味がほんのりとセリにまわって、とてもイイッ!じゃありませんか。でもやっぱり、これから暖かくなったら魚介類の具は怖いんだろうか。
…いや、すっかり弁当がいいぞ。どうしてもっと早く弁当を自作しなかったのか、後悔するほどだ。いつまで続くか分からないけど、弁当は楽しいなぁ。

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