シュワキマセリ
小学生の頃、日曜学校で初めて聞いた言葉がまったく理解できずにカタカナで丸呑みするしかなかった。
「シュワキマセリ」
単語でわけることもできず、なんじゃこりゃ、と。でもみんな声をそろえて「モーロビトコゾリテシュワーキマーセリー」とか楽しそう。
しょうがないんで、わけわからないまま「楽しそう」な雰囲気をこわさないように、わたしも「シュワーキマーセリー」
もう少し学年が上がった頃に知った「台風一家」みたいに読み違いもできなかったのがこの「シュワキマセリ」だったなあ。
意味が理解できたのはたぶん小学校6年ぐらいから読み始めた遠藤周作のおかげ。
ををー。シュワキマセリってのはこのことか!と。
仏教高校に入って毎日朝礼で般若心経を唱えてた頃は、一応言葉の意味を教えられたので、これはこれで、まあ悪くないかもなあ、ぐらいには理解してた。
「シキソクゼークー」「クーソクゼーシキ」
いや、ほんとこの「シュワキマセリ」の初体験は今でも思い出す強烈なものだったなあ。
そういや、聖書も買ってもらってたんだけど、どこやったんだろ。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
無題:電子書籍界隈とかいろいろ
いや、DELLのネットブックInspiron 1012 miniが面白くて。
昨日で設定もほぼ終了して、業務委託IT軽作業もできるようにしたんだけど、タッチパッドに慣れるために今日もごそごそネットブックをいじってる。クリックとスクロールが思い通りにいかないし、掌で触ってしまってあらぬところにカーソルが飛んだり、のじゃじゃ馬馴らし。昨日も書いたように、もともとノートパソコンから入ってるので、キーボードはこのぐらいの大きさのものがちょうどよくて、わたしとしてはこのキーボードは快適。
電子書籍界隈がどうもチープでカオス。
最低限の校正や推敲もなされていないものまで値段がつけられて並んでいるらしい。そのうち淘汰されるだろうけど、そういうものを売り物として並べる神経がよくわからん。
電子書籍を買おうと思ったら、サンプルが用意されているので、ぜひそれを最初にチェックしてからご購入ください。
書かれている内容は別として、クオリティコントロール、品質管理意識に関して。
出版社が出す印刷本が断然レベルが高いはず。大のおとなが何十人も、それこそ生活をかけて金をかけて店頭に並べるのだ。個人でそこまでできるわけがない。企業として継承されている編集組版印刷などの知識・ノウハウという財産もある。
次が同人誌の個人、サークル。入稿データの作成は最近では自力でやるにしても、紙印刷には金がかかる。身銭を切っている。なので、事前の校正、推敲はかなりきちんとしているところが多い。サークルによっては執筆編集校正などの制作フローがきちんとしているところまであって、商業誌並みのクオリティだったりする。(オフセット・オンデマンドなどの単語で印刷所を検索してみると料金表が出てくる)
上記ふたつからかなり落ちるのが電子書籍だろう。もちろん個人差はある。せめて、誤字脱字はチェックしてから出版してください。
また、電子書籍がらみで盛り上がっていて、イベントなんかもいろいろあって、記事を見たりする。
著者にたくさん会いたいから、著者だけを集めたイベントをやりたい、とか。
ちょっと吃驚。そもそも、著者にたくさん会いたければ、自分の足を使って同人誌即売会に行けばいいのではないのか。毎月なんらかの即売会が開催されているというのに?そういった著者たちを電子書籍のフィールドにもってくるのが啓蒙とか開拓とかいうのではないのかな。て、それが仕事じゃないのか。それともただ交流会、飲み会をしたいだけなのか。謎。
セルフブランディングってなに?
自分のやってきたこと・やること・できることをきちんと伝える、というのならわかる。そこをうまく言える・言えないで差がつくし、わたしやウチはとても苦手。
だけど。「売れました」「感想いただきました」ってエゴサーチして、いちいち言うのって、それナニ?うれしいのはよくわかるけど、売れただ感想もらっただのって、自己PR・ブランディングとして実体がない。ただ盛ってるだけに見える…なんてこと言うけど、それが宣伝・実利に繋がるならウチもやる。でも、なんかなあ、というところではある。幸いなことに今のところ、読者さんがいる。まずは新刊を継続して出していくのが大事。
即売会で売り子をしていて実感してるんだけど。
最初は見向きもしてもらえなかった。それがイベント・同人誌即売会に出て新刊を並べるようにして、ン年続けて、今ようやく「ウチの新刊を目当てにきてくれる」読者がいる状況になっている。
一年やそこらの話じゃない。一回や二回のイベントで売れなかったからといって「ほら売れないでしょう」じゃない。認知されるのに、購入してもらうのには時間がかかるし、認知されている・売れているところにはそれなりの蓄積があっての話だ。その蓄積をすっ飛ばして、おいしいところだけ見て、取り上げても意味はない。
電子書籍というかEPUB3についての誤解。
でもないけど。リフローやフォントのサイズなどは端末、デバイスのコントロール下。文字の大きさやフォント、改行位置、ページ送りなどを自分の思い通りにしたければ、現状ではPDFぐらいしか実現できない。
EPUBやkindleのフォーマットについての一次資料をあたれば、仕様がわかる。
って、たぶん、このあたりがいろいろネックになってんだろうなぁ。クライアントにしてみれば、本と同じに見えるのが当然と考えるだろうし。電子「書籍」という名前の呪縛だな。電子書籍を制作します、というところが増えてくると、ここのあたりのトラブルが面倒くさそう。
[02/03 07:45:32]追記。
kindleクオリティーという部署があるらしい。
KDPで提出された書籍の審査やファイルチェックをやっている部署。以前、KDP審査ではねられたという事例をここで取り上げたけど、それはたぶん権利侵害(海賊版、著作権侵害)のケース。夕べ、twitterで見かけたのは、どうやらファイルの不備。
EPUB3のmetadataや、目次が基準を満たしていない、とのこと。
…という情報しかわからない。「エラーになる」「以前のやり取り通りにやった」というツイートだけでは何のことやらまるでわからない(具体的にどんなエラーが出たのか、以前のやり取りというのは具体的にどのような指示があってファイルのどこをどう修正したのか、metadataのどこが指摘されているのか、ということまで言わないと誰も反応できないだろう)
問題点がどこにあるのか、ファイルのトラブルチェックとして。
1)EPUB3のファイルを作る。epubcheck https://code.google.com/p/epubcheck/ や https://validator.idpf.org でファイルにエラーがないことを確認する。
2)EPUB3ファイルにエラーがないことを確認したら、Kinoppy や iBooks でEPUB3ファイルを読み込んで、意図通りに見えるか確認する。この時、目次が機能するか確認する。
3)kindlegen で EPUB3ファイルをmobi化して、kindle previewer で読み込んで、意図通りに見えるか確認する。この時、目次2種類が機能するかの確認をする。
4)2、3をクリアしてるのにKDPで受け付けられなかったり、iOSで対応していなかったりする場合。見た目ではわからないユニコードの文字が入り込んでいるかもしれない。iOS、app storeではアマゾンへのリンクは受け付けなくなっているのでリンクが多いと駄目かもしれない。
パブリッシングガイドラインによると、基本的に、epubcheckが通れば、KF8のmobiファイルとして変換されてkindleでもOKのはず。
繰り返しになるけど。一見空白文字にしか見えなくても、実はiOSで対応していないユニコードの文字が紛れ込んでいたり、iOSアプリでNGのアマゾンストアへのリンクが大量にあったりすると審査が通らない、かもしれない。
また、上記したように、EPUB3のリフローはデバイスにまかせるべき部分がたくさんある。にもかかわらず、フォントの種類を指定したり絶対サイズで規定したりすると意図通りにはならないし、デバイスにないフォントを指定したらどうなるんだろう、とか、フォントを同梱したらフォントの著作権侵害にあたるよなあ、などなど考える点はいくつもある。そのあたりも怪しい、かも知れない。
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モンティパイソンチャンネル
事務所から忘れないうちに。
https://www.gizmodo.jp/2009/02/post_4978.html
https://jp.youtube.com/user/MontyPython
やっぱ、モンティパイソン、すげー。
[16:05:13]
てことは。
「ネットは無料」「収益は現物」
やっぱりコンテンツを作って持ってるところはやりかた次第でネットでどうにかなる、ということですね。コンテンツを作ることができれば、ネットだからこその一発もある、ってことで。
これが確立されると…ネットで動画を販売してるところの立場がビミョーになるだろなあ。amazonになれればいいけど、そうじゃなきゃ無料の波に呑まれて、終了だわ。
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都内はいちだんと冷える週末らしい
なんか意外にさくっとamazonへ問い合わせるモジュールができた、かも。…って、LWPとXML::Simpleを組み合わせれば、この手のモノは簡単にできちゃうなぁ。あとは、たぶん仕様というかパラメータなんかが追加されたり変更されたり、だろうから、それをちゃんとフォローできるかどうか、だけ。
amazonはいろんなデータを公開してるけど、ウチの読書SNSで必要なのは本のデータだけなんで、それも簡単に作れた要因。汎用考えないで済むからねぇ。
ちょっと話題の記事
https://d.hatena.ne.jp/Hamachiya2/20080131/security
ネットで文章読んでいて、感動を覚えた、というと大げさかもだけど、この芸風はいいなぁ。素直に、このひとかっこいい。
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歯痛のうえ今度は下かい
今日も今日とてあれこれ調べ物とかコンサル屋とか。メルマガの配信ってどうやってるんだろうと。
qmailでやってるところもあるようだけど、いちいちrootでユーザーを追加したりするのは面倒。機械的に定型文+個別のモノを生成して該当するひとだけに発信したいんだよなぁ。スパムになっちゃいかんし、スパムの踏み台にされてもいかんので、ハードルはまだまだ高そうだけど、これまたやりだすと面白そうだし。
…ここんとこ、野良サーバー日記になってんなぁ。
そういや。
「天国からの道」はスゲーとしか言いようがなかった。久しぶりに読んでみて「やさしい文章」の持つ力というのに驚いたなぁ。まあ、官能小説のようにわざとめんどくさい文章にするのも手法としてはいいんだけど、小説の基本は星新一のような「やさしい文章」だよねぇ。
て、ことで掲示板に新スレ立ててみた。感想文てのが苦手なんでただただ「読んだ報告」板だ。もしよければ使ってくだされ。
トイレで脱糞してふと見ると、便器の中がきれいな赤で染まっていて腰が抜けた。 肛門出血 ぢゃん…。そういや昨日は飲みすぎ食べすぎだったか。しょぼ。
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職探し開始だ
てことで、今日は面接その2(面接会をいれると、その3か)
堅い出版物の某社に行ったらば、秘書か役員か愛人らしき年配の女性と、おれの前でイエス以外の返事はすんなよこのチンピラという威圧感たっぷりの多分ラスボスらしき年配の入道。
「あら凄いわねえ、こういうのいいの?」と持って行ったメガドリームを一蹴され、「柔らかいところだと朝も緩いだろ、うちは9時だからきついぞ」と。まるで性犯罪者か朝もまともに起きられないダメ人間扱い。とほほ。とりあえず多少DTP入稿はわかりますよぉとアピールはしたものの、これじゃだめだな。
ううむ。入り込んだら面白そうな世界だっただけに、かなり残念。…ハローワークに細かく顔を出すしかないなぁ。
明日は引っ越しが決まっている団地の部屋割り抽選会で相方の家に移動。明後日はまた歯医者で水道橋。今週は意外と慌ただしいかも。
やれやれ…
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