WINDOWSって難しいっ
ASPてんこもりでページのソースがやってきた。ぼーっと眺めてなんとなくわかる程度。そっちの専門にあっさり投げてローカルでWEBサーバーを立てておこうと打ち合わせだ。検証もしない・できないまま公開するなんてのは論外だ。WINDOWSXP PROバージョンが入ってるのでそっちはIISをインストール。わたしは専門外なのでApacheとPerlをインストールした。ふたりともローカルでは普通に動くしCGIも大丈夫。ところが、同じセグメントなのに相手サーバーが見えない辿れない。ping も通らないし ipconfig とか route の出力を見てもわかるわけがない。WINDOWSの防火壁の設定も無効にした。それでもだめ。ハマった感に頭を抱えてたところ、新しいパソコンの設置に業者がやってきたので聞いてみた。ネットワークは分からないんですよねえ、と言いながらウィルスバスター(の設定)を立ち上げてそこのファイヤーウォールを切ったらさっくり繋がったじゃありませんか。
WINDOWSのファイヤーウォールとアプリのファイヤーウォールって同居するらしくて、WINDOWS側を切っただけではだめなことが多いんだそうだ。
次に、ファイルを共有させようとしてまたすったもんだ。ひとつのファイルを個々バラバラにいじってたんじゃマージする時に整合性が取れなかったり事故の元になる。WINDOWSのワークグループやらファイル共有やらあれこれいじったけど結局わからずじまい。しかたないんで、RAID稼働してるサーバーに作業スペースを作って運用することになった。でも、これじゃあ、HTTPサーバーが使えないんであまり意味はない。
にしても、WINDOWSでスクリプトを書くのはなにかと不便だ。xyzzyというエディタがあるからなんとかやってるけど、ネットがらみの環境はunix系の方が圧倒的に揃ってる。IISを使う限り買う必要のあるソフトがつきまとう。とっととunix系サーバーにしてフリーで揃えた方がええんじゃないかと。そもそもそっちの方がスタンダードになってるし、その分データベースなどソフトは機能もしっかりして豊富。費用対効果を考えるとIISサーバーは論外なのではないか。…とはいえ、念のためIISでPerlを動かす方法を調べておく、のかなぁ。
最近の昼飯はさくら水産だったりする。定食が500円。焼き魚にご飯・味噌汁というのがパターンだ。手頃な値段だと思うだろうがとんでもない。激安なのだ。ご飯、味噌汁がお代わりし放題の上、生卵、焼き海苔をいくら食ってもいいのだ。ご飯を焼き海苔で巻きながら1膳は食える。味もそこそこ、というか美味くはないけど、まずくはない。昼から食いすぎかも。
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また図書館にいこう
今日も今日とてフラッシュをちまちまと。こないだ買ったばかりの本家MXを使うには(覚えるには)時間がないので、先週から使ってるフリーウエアで。どうにか目鼻がついてきた。素材がいいからだ。いかにも素人くさいフラッシュの効果もそれなりに見える。
ただ、慣れないからなのかどうか。作業効率がよろしくない。再生してはチェックの繰り返し。同じ効果を続けてみたりするような時に、マクロのようなものがあれば格段に効率が上がるはず。たぶん、誰もが考えることなので、きっとマクロなりスクリプトなりがあるに違いない。本家を触って探ってみよう。
「エリ子、十六歳の夏」読了。
快感だった。
結城昌治といい、山田正紀といい、再発見再評価再読強化キャンペーン実施中。結城昌治は亡くなってるので新作は無理だけど、未読がまだまだあるので図書館、かな。日本語が心地よいんです。
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切れ味
昨日ブックオフで買った結城昌治が凄い。1988年初版の「エリ子、十六歳の夏」。初版年度からするともう結城昌治、後期・晩年の作品だ。タイトルを見てなんじゃらほいとパラパラっとめくって鳥肌だった。買う気がなかったのに、レジ直行だ。
声をかけられた。
振り返ると、見憶えのある顔が立っていた。十年ぶりくらいに会う顔だった。もし職業が変わっていないとすれば警察官で、うだつが上がらないでいるならどこかの署の平刑事だった。
わたしは、警察を辞めてから二十年あまり経っていた。
この冒頭の文章に痺れてしまった。ていうか結城昌治の文章が好きで 今まで読んできた。 この、恐らく晩年の文章はさらに磨きがかかってキレがすげーっす。どこを取ってもメモっておきたくなる文章なのだ。短いセンテンスのたたみかけと間の取り方というか、文章が息をしてるというか、読んでいてふと呆然とする瞬間があるほどだ。この作品のキャラに関しては、年寄りが無理やり若者に合わせてボロを出してるところが散見するけど、文章の凄みでぐいぐいとひきこまれる。
こういうものを読むと、文章を読むことの至福を得られる。本を読まないひとが本当に可哀相に思えてくる、というと宗教がかってしまうか。
角川も講談社も、こんな傑作をいつまでも絶版にしてるんじゃねえぞっ。
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けっこうヘロヘロだったなあ。
正しく週末だ。って、たかだか2週しか働いてないのに、めまぐるしい流れでどっと疲れたようだ。昨日なんて、ビール大ジョッキひとつ、日本酒500mlであっさりダウン。目があけてられなくて、身体が勝手に傾くのを止められないだらしのなさ。
今日もだるさの残る中,午前中猫トイレを買いにホームセンターにでかけた。今のトイレがどうも小さい、というか、十八年選手がボケてきた、というか、トイレの外に出したりするもんで、巨大なものをひとつ。部屋でコンクリをねるんですか、といわんばかりのものを買ってきた(別にトイレ用ではなく、ベッド下収納というプラスチックの高さが16センチほどの低い箱)すっぽり身体全部が入る様子をみてほっと一息。
その後北千住とか近場をうろついて肉を食ってるうちに体調も復活。
ほんとだったら、昨日ビックでマクロメディアのMX2004を買ったので、あれこれいじり倒したかったんだけど、疲れすぎててどもならず。今日もちょっといじってみた程度。レイヤーごとに別の絵を持てるし別の動きをさせて合成できるので、かなり面白そうだ。そのうちわたしのページに素人芸がひとつ追加されるかも知れません。…って、いつになることか。
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「言葉」が入札される時代
「言葉」が売り買いされている、といってもSFじゃなく現実の話。わたしが無知だっただけということかもしれないけど、「言葉」が入札されて商売されているのに、心底驚いた。
SEOとかP4Pとか、横文字カタカナ言葉省略欧文の大好きな方々には常識だったかもしれない。でも、わたしにとってはセンス・オブ・ワンダーな世界。SEOというさーちえんじんおぷちまいずの話の流れの打ち合わせ。グーグルのアルゴリズムを解析して、検索したらトップに持ってくるように細工するのがSEO。今やどんな企業も宣伝広告としてやってるし「SEO対策」という謳い文句も見るようになってきた。んでもってYahoo!に持っていくのがP4Pということらしい。その検索のキーワードが入札制になってるのだ。検索でヒットする件数が多いほど入札額が高くなっている。ヒットする件数から実際にクリックされるであろう回数を割り出して値がつく。
「言葉」なんていう実態のないものに値段がつくわけで、幽霊に値段をつけて売り出してるようなもんだ。
で、さらに、そのすべてがグーグルに寄生状態。グーグルのアルゴリズムが変わったらそのたびに変更しなきゃいけないので、グーグル監視チームもいるとのこと。グーグルとしてはユーザー主体でページの値打ちづけというのが理念のはずで、企業ぐるみの金まみれというものとは相容れないのだけど黙認状態らしい。
えーと。関東ローカルな話にしてしまうと。アド街が実は店側からの金次第でランクのどこに入るか決まると聞いてちょっとショックだったのと同じで、グーグルも信用できないのか、とちょっとショック。
グーグルがこけたら寄生してる連中も共倒れる。そのグーグルもネットの中の検索エンジンでしかないし、そもそもネットなんて具体的なモノを作り出すところではない。海辺で砂の上に砂を重ねて作っているようなもので、誰かが「みんなデタラメだーっ!」と叫んだらその瞬間に波間に消えてしまいそうなものじゃないのか。
なんてことをぼーっと。いやここんとこネット絡みだったりするんで驚愕すると同時につくづく考えてしまった台風一過の炎天下。
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ベランダ菜園が部屋に避難だ
センスというわかったようなわからないような言葉があって。WEBデザイナーというのも実態はピンキリだなぁとしみじみ。自称して屋号を申請したらそれで商売の一応の体裁は整うようだ。料金の相場もとくになく、言い値と交渉か。ぶっちゃけ金取ってこんなんでええんか、と思うようなものもあって、それってのはわたしにセンスがなく見る目がないのでそう感じるだけなのか、と冒頭の一文にやっと繋がってほっと一息。
立て続けの打ち合わせと、今日も今日もとて地道にフラッシュによるスライドショー。スクリプトなんてわからんので、ひたすらひとつひとつ指定していく。地味な同じ作業、プレビューしてはちょっと修正の繰り返し。スプライトを使ってテロップもどきを入れたり、フリーウエアでかなりいろいろできる。こうなってくると、効果や音楽との連携など、さらに柔軟豊富な本家に走りたいところだ。でも、もしかすると、フラッシュでさえもう遅れてるかも知れん。フラッシュ?今さら、んなダルイこと言わないでよ、mpegをストリーミングで流しゃええだろ、リニア編集ぐらいフツーできるでそ。という時代が来ているかもだしね。
台風の影響だろう、帰りの電車、駅のホームはがらんとしていた。ホラーとかサスペンス映画の雰囲気が少しだけ。
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