50歳時給生活一ヶ月
とりあえず、時給生活ひと月経過。具体的な金額は言わないけど、前職の動画DL販売のベンチャーで社員としてもらってた給料の、ほぼ1/3、だなあ(もっとも、前職がバブリーっちゃバブリーだったかな)
50歳、運転免許なしで、地元の仕事探しプラザ的なところでコンサルのおばちゃんに言われたのが、工場内軽作業手取り14~16万なので、それと比較すると金銭面はまあまあ、どうにか、といったところか。
生活レベルをシュリンクして、この範囲でやっていく。
というとなにやら悲壮感とか貧乏臭漂いそうだが、自分としてはそうでもなく。渋谷あたりで横文字・カタカナ言葉を使って必死にガツガツと虚業にしがみつくのは前職でもう十分、一本100円しないモツ焼きと280円のハイボールを年金受給者のおじいちゃんたちとカウンターでかみ締める生活感というのも心地よい。
ギリシアとかアメリカとか日本とか、成長し続けなきゃいけない資本主義、って永久機関的幻想じゃね、と甲斐性なしの初老は思う。
とはいえ。あっという間のひと月、このまま継続できるかどうか不安定な状況なので、なにかやっとかないとなあ、と思いながら、あっという間のひと月(重ねることによる強調表現だ)この先どうなるかわかったもんじゃないので、とにかく、いろんなことに「いっちょかみ」して、自分でできることは何でもやって、少しでも次につながることをしておこう。
吉里吉里/KAGを使って、ノベルゲームを作ってみる。
https://doncha.net/ のほかに、なにかWEBサービスを考える。
まだまだ残暑、ですな。
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コミケ終了
夏コミは、今年も暑くてバテバテだった。
でも、やっぱり面白いんだな、これが。個人が自分で作ったものを自分で売る、ハレの場所、だ。まず作りたい・書きたい・描きたいありき。売れる売れないは結果。もちろん売れるほぼイコール認められたことになるんだけど、まずは作ることがある、というところが大切。マーケティングだ原価計算だのがあって、そこから作るのもいいけど、ものづくりの出発点とはちょっと違う、ような気がするし。
みんなの熱気があふれかえる3日間の約55万人。
出版や放送など、ビジネスとしてのクリエイティブが萎えてきているように見えるというのに、個人の集まりは勢いを増すばかり。個々人を応援、盛り上げる仕組みを考えられれば面白くなるに違いない、とずっと思ってんだけど、膝をはたと打って啓けるようなアイディアもなく。うーん。
とりあえず、今年は、不義理してちょっと顔合わせするのがキツイかなあ、と思ってた漫画家さんのスペースをふたつばかり。まいなぁぼぉいさんとねぐら☆なおさんのところに顔を出してみた。呼び込みに汗する永山薫さんのところにも。新刊が並んでいて相変わらずエネルギッシュ。素直に頭がさがる思いだった。
売り子をした 下町飲酒会駄文支部 にきていただいたかた、ありがとうございました。新刊の「歩きながら彼女たちは」は、クトゥルフねたの短編3つ、身内ボメですが、傑作。通信販売もしていますので、よろしくお願いします。
猛暑日が続く明日からまた時給生活。がんばりまっす。
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地元は盆踊りだった
おばあちゃんダンサーズが輪になって踊り、おじいちゃんはビールをがぶがぶ飲み、子供は屋台を走り回る、の図。不景気は止まらないものの、楽しいオーラはいいもんだぜ。
「がんばって続けていましょうね」とアルバイトのおばさんに言われ、「いろいろ思うところあるでしょうが、とにかく、慣れてください」と若手課長に言われる、50歳フリーター。
せっかち・短気、話があちこちに飛び、思いつきの朝令暮改、目の前の相手には自分と同じ理解があることが前提なのに、ひとの話はほとんど聞かず、一喜一憂どころか一喜1千憂しては当り散らす。
いやもう、規模の大小、老若男女問わず、社長族の特徴。そのあたりの耐性はあるんであまり気にならない。
それよりも。自分の立ち位置がハッキリしなくて落ち着かないのが困る、んだよなあ。ホームページの改修・新築・運用の雑用のはずだけど、それに関しては、いまんとこ、ボタン画像をひとつ作っただけ。店内POPや告知物(印刷物)をイラストレーターで作るのは面白いし、店番のレジでお客さんと話すのも面白い。これ当然ながら、時給は同じ金額。今までは基本的になにか(本とかWEBのページとか)を作って・カタチにして金をもらってきたので、買い物出てただけ・エクセルにリストを打ってただけで同じ金額もらうのも、こんなでいいのかなぁ、と落ち着かない。
うーむ。目先稼ぐためには、全部なんでも、という立ち位置になっちゃうのかなぁ。
《ピンチになれば……》と川端淳司はいった。
《逃げればいいんです》
考えんといかんなぁ。
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