コミティア100サークルスペース配置図
昨日、我が家に案内が届いたので、サークルスペース配置図を作成。文芸島であろうと思われる「は」~「び」まで。
もうHTMLをベタで書いただけ。タイプ量が多くてゲンナリだけど、ロジックを考えるのが面倒で。
作ってみると、レイアウトさえ考えれば、HTMLだけでイケるんで、javascriptと組み合わせてマップにいろいろ仕掛けができそうなんだけど。ほんとはちゃんとロジックを考えて汎用的に使えるようなシロモノを作っておいたほうがいいんだろうな。
とりあえず。今回はクリックで登録のある最新刊を表示するようにしてみた。
javascript で event.target なんてはじめて知った。今さら。
これまで、javascriptでマウスがクリックされた位置にあるDOM要素、divとかlistとか、また、id属性とかrelとかtitleとか、どうやって取得すりゃええんだ、と考えては放置してたんで、今回こそいろいろググってみた。
html側で定番のonclickしたら
event.target.id で、クリックしたところの要素のidが
event.target.rel で、relが
取得できるのか。これはこれで便利。使いみちがありそう。
ということで、コミティア100に文芸で参加のみなさん、「創作文芸見本誌会場 HappyReading」に登録して、読者さんに事前告知しませんか?
https://books.doncha.net/happy-reading/taglist.pl?t=event2
ちなみに、アマゾンで同人誌を売るなら、たぶん、現状は密林社さんにお願いするのが手間を考えるとベストかな。
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同人誌は儲かる?
儲けるために同人誌を作るのと、本を出すために同人誌を作るのと、以前から言ってるように、ルールの違うゲーム。
ここで、噂を撒き散らすわけではない、ということで、まず、わたしの立ち位置は。
自分では同人誌は作ってない。身内仲間内の同人誌を手伝っている。
子供時分から読書が好きで、アニメ、映画が好きで、TVアニメのスーパージェッターやエイトマンがリアルタイム。「おたく」という単語が出てくる前からその行動をとっていたけど、たぶん、第一期おたく世代とくくられる。
小説とか漫画、ひっくるめてフィクションにかかわっていたくて、エロ本出版社にはいって20年ほど編集者。おもにエロ漫画だったので、コミケには晴海の頃からちょくちょく行ってた。
(部数激減でやることがなくなり退職したあとはWEB、ネット周辺をうろうろしてるけど、文化の違い、というかぴんとこないまま、無職個人事業主さまだ)
編集者時代とか、現在、知っていることだけいうと。
都市伝説だ、デマだと、いってるひとたちがいるようだけど、二次創作やエロ漫画などは、中堅~大手で一日で50万円程度の売り上げはある。大きなイベントの壁サークルともなると、100万円近い売り上げはある。
(ひとりあたり何秒かかるから、100万なんて無理だという実態を知らない・根拠のない数字をあげてるのを見かけるが、新刊全部など複数買い・売り子数人で同時に、など壁や大手を見るといい。ひとりあたり何秒じゃなく、ひとりあたりの単価を計算するように)
具体名は出さないけど、これは、事実聞いた話。
儲かってるサークルでも、売ることを狙って作ってるサークルもあれば、好きで作っていて人気になって結果儲かっているサークルもある。
タイトルの結論をいうと。
儲かるのか、儲からないのか、やりかたによっては儲かる。
儲けるゲームに参加したいのであれば、人気ジャンルの二次エロ漫画を強くオススメします。ジャンル買いが見込めます。
もっとも、二次エロ漫画「だから」儲かるとは限らないです。
対象に対する思い入れがなければ、やっぱり売れません。
さらに、売れてるサークルは、今なにが売れてるのか、大手サークルの同人誌はもちろん、片っ端から同人誌を買って、構図・ストーリー・キャラ・ネームなどを調査研究してます。
当たり前の話、なにも努力しないで売れるわけがありませんね。念のため。
わたし自身は。
本を出すこと、創作した結果、それに対する敬意が対価として集まり、儲けに繋がれば、作者も読者もシアワセだろう、と思ってる。
なんでこんな記事をでっち上げてるか。
WEB本棚サービス 趣味は読書2 とか、小説同人誌プレビューサイト 創作文芸見本誌会場HappyReading とか作って公開していて
「仕事でもないのに・お金にならないのに、どうしてそんな(ムダな)コトやってるの?」
と真剣に聞かれて、むっとしたことがあるのを思い出して、という、大人気ないというか、何を今さら、お子様な動機。
好きでやってんだからほっといてくれ。もしかしたら儲けが出るかもしれないじゃないか。
いまどきは、アマゾンでも同人誌は販売している。と身内の本をさりげなくわざとらしく宣伝。真面目にオススメできますよ!
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リアル書店には敵わないけど
リアル書店というか人間の脳みそ&目というか。
書店にはいった瞬間飛び込んでくる本は何冊あるのか、とか、棚の前に立ってそこでは何冊見えているのか、とか。ちゃんと数えてないけど、たぶん100冊じゃきかない。
すべてを把握しないにしても、だいたいこんな、へぇぇなるほど、ぐらいで「見当」はつけられる。そうして「偶然」いろんな本、作者に出会っていく。実際、自分のことを思い返してもそうだ。
本屋さんにいって、ハヤカワ文庫の棚で星新一を抜き出してるうちに、同じ棚に並んでいた、小松左京を「発見」し、平井和正に「出会い」、また、講談社文庫で星新一を抜き出してるうちに、遠藤周作を「見つけた」。
どれもこれも「偶然」見つけて、立ち読みして、中身を確認して、面白かったら買っていた。…って、子供なりに、小遣い配分を真剣に考えて、選んで買っていた。
ところが。ネットのECサイトはそこが難しい。
amazonでも、一画面に表示する本の冊数は40冊程度。オススメとか履歴、あの手この手でピンポイントで見せるけど、それって、こちらの興味の「範囲内」の場合がほとんどで、本屋さんでの「偶然」を期待していいんだか。
小説同人誌プレビューサイトの 創作文芸見本誌会場HappyReading も当然同じ問題がある。
トップページでは、ピックアップと称してランダムに見せるコンテナで4冊、一覧部分で10冊。この14冊が書店で言えば、面陳する平台とかスタンド。メニュー部分に最近立ち読みされた本などコーナーごとで計16冊。これはタイトルだけの表示なので、言ってみれば棚ざし。マウスオーバーで表紙画像のサムネイルを表示する。
これでとりあえずいっぱいいっぱいの計30冊。
一覧ページ→詳細ページ→一覧ページというECにありがちな基本的な動線に追加して、詳細ページに次にランダムに詳細ページを開くリンクもつけたので、一覧ページ→詳細ページ→詳細ページという動線も。書店の中をぶらぶらとあてもなくうろつく感じになればいいかな、と。
これ以外にどんな見せ方、紹介のしかたがあるのか、一所懸命考えます、はい。
できれば。オススメ系はいれたくない、かなあ。
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読者不在の予感
コミケやコミティア、文学フリマといった同人誌即売会の活気は本物で、参加者、本の作り手の気持ちも本物。コミケなどは、30年近く前に初めて行ったときから、ずーっと熱を持ち続けている。ちなみにそれは、同人誌即売会に限ったことではなくて、モノマチや、デザフェスなどのモノ作りの個人クリエイターたちにも言えることだ。
そんな活気熱気あふれる個人を応援サポートする仕組み・仕掛けを作れば、いち個人がもう組織、企業に頼ることなく自立して作ったものを届けることができる。
大量生産大量消費の時代じゃないはず。
個人、個々が魅力に感じるものは千差万別。これがいいのだ、みなさん、さあこれを買いなさい、これを持ってないと遅れますよ、じゃなくて、送り手も個人なら受ける側も個人というか。
てなことを考えていた、というのもあり、身内が小説書きだというのもあって、文学フリマ界隈を見ていて作ったサイトが 創作文芸見本誌会場HappyReading
一次創作の同人小説誌のプレビューサイト。最低限の書誌情報と書影、立ち読み用テキストを並べ、書店や即売会会場のように本を見せる。リアル書店や即売会会場に敵わないにしても、読者が欲しい本にたどり着くのに、少しでも早く、新しい本を見つけるのに、少しでも幅広く、見せることができれば、とそれなりに工夫をしてみた。
さらに、paypalを使って同人誌のダウンロード販売も組み込んだ。せっかくだし、登録してくれる書き手も、場を作って提供しているわたしも、ここで多少なりとも販売に繋がれば、継続するモチベーションにもなる。
書き手、作り手側からはおおむね好評のようで、まだまだ少ないとはいえ、今日時点で75冊ほど、登録してもらっている。サイトの知名度があがれば、登録も増えてくるかな、と楽観している。
でも。読者が難しい。
コミケやコミティアの場合、購入専門(海鮮と言う隠語があるらしい)の参加者がいる。それこそ自分の欲しいもの自分狙い撃ちのものがそこにいけばある、認知周知というやつができあがっている。なもんで、書き手側もそれに答えるべく、という意欲が継続できる。
ところが、小説、創作文芸の場合、残念ながらそこまで浸透していない。歴史が違うので、比較するのもどうかと思うけど、文学フリマを見るとほぼ身内仲間内の範囲内。外に向けた発信とか仕掛けが必要必須だなあ、としみじみ。
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