mac miniで遊ぶ
電子書籍用の原稿もまだないので、今日はぼーっとmac mini環境で遊んでいる。
パソコンを使ってる時間の90%以上は、エディタで何か書いてるか、ブラウザでネットを徘徊してるか。なので、まず最初に、エディタをどうしようか、というところ(ちなみに、グラフィックやDTP系はWINDOWS側。新たに mac用に購入…できるわけがない。mac mini 本体より高い。理不尽な話だ。ぷんすか)
perl などのスクリプトを書くなら、昨日インストールした Xcodeが使える。それ以外ちょこちょこ書き物するのに、CotEditorというのが評判だったので、ダウンロードしてインストール。
サイトを修正などするのにftp は必須だけど、そういやMacOS X は中身はFreeBSDだったことを思い出し、ターミナルで…さらに思い出した。Mac OS X は、perl も apache もシェルも標準装備。昔使ってた、.emacs .bash_env などが残ってないので思い出しながら、ググりながらとりあえずの設定
ホームディレクトリに bash 用ドットファイル
ターミナル版Emacsですんなり日本語入力ができるので、まずはEmacsも簡単に設定
(↑実際は、Cはバックスラッシュをつける)
また、Emacsで、範囲指定するのに多様する Ctrl+Space キーを、mac の spotlight というアプリが横取りしてしまうので、システム環境設定・キーボードショートカットで殺しておいた。
文字コードを変更するには
Ctrl+x ENTER f utf-8
apache の起動は「システム環境設定」→「共有」→「WEB共有」をチェック
mac OS X 10.7.4 lion
ターミナルでroot権限を使う、su を使えるようにするには
「システム環境設定」→「ユーザとグループ」→左下の鍵をクリックして外す
→「ログインオプション」→「接続」→「ディレクトリユーティリティを開く」
メニューバーの「編集」→「ルートユーザーを有効にする」→パスワード設定
Emacs のバックアップファイルを削除する
UNIX、FreeBSDのターミナル、シェルを触るのなんて何年ぶりか。
FreeBSDのメジャーバージョンが2の頃。ノートパソコンにXをインストールして設定するのに四苦八苦した。その後、自宅サーバーでWEBサービスを公開するようになったら、Sambaを使ってWINDOWSでログインしてごそごそいじってたので、FreeBSDのターミナルとかシェルの設定はデフォルトのまま特に何もいじることなくきた。
久しぶりで面白い、かも。
とはいえ、設定でもたもたしているわけにはいかない。初老だ。残された時間は限られている。macは app store に並べるアプリのため。早く作って登録しなきゃ、だわ。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
iphone画面サイズとかカレーランキングとか
iphoneの画面用にPDFを作るには、左右49.86mm、天地74.8mmでぴったり、らしい。
それに合わせてInDesignのひな形でも作っておこうと、ごそごそ解説書片手にやってみた。ほんと、久しぶりに触ったら、忘れてることだらけ。ノンブルどうすんだっけとか、柱のために左右センタリングしたいんだけどとか、テキストデータ流し込みでページは自動で増えるはずだよなとか。いちいち手が止まりつつ、本文用のひな形は作った。奥付のひな形も作った。
クォーク亡きいま(ってまだありますが)InDesignがページレイアウトソフトの定番。それだけによく考えられてる。レイアウトがあって、流し込むテキストがあって、画像などの挿入テキスト回り込みがあって、文字間行間調整禁則ぶら下がりなどなど、Illustratorでは面倒くさくなりそうなところもちゃんと用意されていて、一括一発。
後は原稿を流し込んでPDFを作りSakuttoBookで電子書籍にして、用意ができたら、app storeに登録してみるか。
…実際のところ、どうなのか。販売ダウンロード数のデータが検索でもヒットしてこない。もちろん、バカ売れして11万ダウンロードだの20万ダウンロードだのというのは出てくるけど、もっとも多い価格帯で、もっとも多いダウンロード数は、どの程度なのか。といった数字を見つけられなかった。(モーニングのandroid版が40部とか50部で、全然売れなくて驚いているという公式のtweetはあった)
今、外注として電子書籍企画の話をしている制作販売元とも状況の確認共有が必要か。せっかく仕事するわけだから、市場調査をそれなりにしておかないと。
それはともかく。
いきなり暑いカレーが恋しくなる日だった。
このブログをカレーで検索すると、水道橋の住人だったころにカレーを食い歩いた記事がヒットする。いや、けっこういろいろ食ったと思うぞ。
自分が食べた範囲でのカレーランキング!
・武蔵小金井プーさん
・御茶ノ水エチオピア
・湯島デリー
・神保町キッチン南海
・金町シータラ
・神保町櫓
・神保町共栄堂
・新宿もうやんカレー
あと、メーヤウとかトプカとかまんてんもあるけど、美味いカレーの話をするためのテーブルにつくには、まずは、上の4つ食べてから、だ。
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InDesignメモ
素人メモ
【整列ツール】
shift+F7
【文字の左右センタリング】
テキストフレームの文字を範囲選択して、コントロールパネルの中央揃え
【テキスト流し込み】
グリッドツールで流し込み範囲を指定
ペーストして溢れたら表示される赤い+印をクリック
ページパネルでページを挿入
新たに作られたドキュメントページに、shift+クリックすると流し込みしてページも自動生成
【ノンブル】
マスターでテキストフレームに a とか適当に入れて範囲指定
書式→特殊文字の挿入→マーカー→現在のページ番号
iphoneの設定 ファイル→新規作成
左右49.86mm 天地74.8mm
ヒラギノ等幅 天地/小口ノド中央 レイアウトグリッド
級数 12Q 行間 8H 22W x 10L
級数 11Q 行間 7.5H 23W x 11L
見開きチェックを外す
本文基本のAマスターに、タイトル用柱とノンブル
本文基本のAマスターをひな形にしたドキュメントページに縦グリッドツールで流し込み範囲を指定して、テキストデータをコピペで流し込んでいく
PDF書き出しで画像が劣化する!?
ファイル→PDF書き出しプリセット→PDF X1a など、PDFを指定すれば大丈夫
【縦組みの時の基本設定】
文字組みアキ量設定
約物全角・段落一字下げ(起こし全角)
段落字下げ_段落字下げをなしに、段落先頭始め括弧類を始め括弧全角に。
【2つ続く全角ダッシュを1つに】
全角ダッシュが二つ続くと、ダッシュの間に空白ができてみっともない。
ダッシュをひとつにして、そのダッシュの長さを2倍にする。
「検索と置換」→「テキスト」
→検索文字列「ーー」置換文字列「ー」
→置換形式:+文字垂直比率200%
[08/30 05:05:08]
小説同人誌Select 公開!
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
電子書籍のためにmac mini購入
SakuttoBookというのを使えば、Objective-Cなどプログラム知識不要で、iOSの電子書籍を作ることができるっぽい。現状不確定要素の多いEPUBじゃなくて、PDFで作ればイケるし、アプリのお値段が36000円ほどってのも魅力(ほかのアプリだとランニングにいくら、初期費用にいくらで、気軽に手を出せない)
そのためには、Macの開発環境、Xcodeが必要。でもって、ウチのMacはcore duo の虎。Xcodeを導入するには、core2 duo が必要。なもんで、アマゾンでポチった。8Mのメモリもついでに買って5万円ちょっと。
合わせておいくらってヤツで、今の状況を考えると、清水の舞台どころか、スカイツリーからダイブするようなもんだけど、黙ってじっとしてても、金というのは日向の氷のように溶けていく。
「おにいちゃんな、生きてるだけでお金はかかるんやで」(c)苦労の絶えない妹 である。
前回、mac mini 虎を買ったのは、自作公開SNSで、Macユーザーがログインできなかったり表示がぐちゃぐちゃだったりしたので、その対策。なので、ブラウザが使えて確認するだけ、の使い方。Macはデザインがいいので、UIも含めてパクれそうなのがないか、見るのにも役に立った、かな。
今回は、多少なりともXcodeを使ってエディタ作業したり、電子書籍アプリをビルドしたりすることになりそうなので、Macのお作法もろもろに慣れなきゃなぁ。
Win環境のInDesignで原稿をPDFにして、Mac環境のXcodeで作成。
デベロッパープログラムに登録できなきゃ、何にもならないんだけど、登録には年9000円ほど(その時の為替レート次第)かかるので、準備できてから登録してみよう。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
電子書籍市場 kindleとapp store
kindleも app storeも、販売価格の3:7。
70%がこちらの取り分となる(kindleは登録無料、app storeは、developer program に販売者として登録するには年間9000円弱必要)
印象で言っちゃうと。
kindleの場合はデータになった「書籍を売っている」。製本された紙の本が値段の基準っぽい。
app storeのbookカテゴリは、コンテンツの「データを売っている」。値段はピンキリだけど、ランキング上位は85円、ケータイ小説あたりが値段付けの基準になってる印象。
70%の中の分配てことで、製本された紙の本のことを考えると。
紙代印刷代などの製造コストはデータ作成などのコストになり、倉庫代輸送費などの流通コストはもしかするとゼロか課金用配信用のサーバーコスト。
会社で、組織で電子書籍を送り出すとなると、デザイナー、データ化作業者がいるし登録運用にひとがいるし金の管理にひとがいるし、一冊出すのに多くの人間がかかわる、イコール人件費、金がかかる。
刷り部数で精算して資金繰りして転がしてたのが、実売部数だけになると、制作コストすら出せない、本が出せない状況になりかねない。なので、70%のうち次の制作に回す金をプールする必要ある。
なので、巷間いわれるように、中抜きで著者印税もっと出せるはず、というのはどうなんだろう、と。わたしは内情知らない部外者。でも、意外に版元はしんどいんじゃないかな。
本当に中抜き、上記ゼニカネをすっ飛ばせるのが家内制手工業的、というか個人で全部やっちゃえばいいんじゃね。いや、決して強引でもないような気がする。
少なくとも、我が家は、小説を書く家人がいるし、わたしはヘボでも編集デザインやってたし、プログラムも多少は書けるのでデータ化作業や登録はできる。イラストは知り合いに漫画家さんがいるので、そこはお金がかかるけど、お願いできる。かかわる人間が3人で済む。70%を3人で山分けだ。
電子書籍市場って、企業は大変だけど、個人はそこそこそれなりにやるのにちょうどいいかもしれない。
もっとも。
企業がかりの場合は宣伝費用もしっかり確保、告知周知にブランディングまでやれるので、それとタメを張るのは無理。どうやって知ってもらうのかが大変。とはいえ、企業だとたとえば100人養わなきゃいけないけど、個人でやる分には、家族だけでいいから気楽に考えていいかも。自分たちと、自分たちの消費でなにがしか潤う周囲のひとたち。
あれ?そういや、kindle、というかamazonに出すときは取次経由だったけど、正味65%ぐらいでおろしてるのかなあ。
[06/27 18:21:54]
目標。広言。
先日から、企画の打ち合わせをしている電子書籍の外注をきちんとこなして、日々の食い扶持の足しにする。app store の市場やアプリ作成、動向などなどチェック、インプットする。
app store と kindle に、個人で本を作って並べる。小説、イラストなど、ギャラを払ってでも依頼して集める。
あまり美味しくない話と、美味しくなるかもしれない話と、両方やってくぜ。老後のためにガンバルんだぜ。ぜ。ぜ。
[06/27 20:53:52]
てことで mac mini をポチってしまった。うーん。
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kindleもいよいよ!電子書籍が盛り上がる?
amazonのトップページに、kindle近日発売!というバナーが。いよいよkindle=アマゾンの電子書籍端末が発売で、それってイコール、日本語の書籍が電子書籍となってamazonで販売、kindleで読むことができるようになる。
amazonと各版元の話し合いに決着がついて、伊坂幸太郎とか宮部みゆきとかベストセラー作家の作品がkindleで読めることになった、のかな。
たまたま昨日、app storeでの電子書籍の企画の話をしたところ。シンクロニシティってやつなのか、電子書籍の機運が盛り上がってきたということなのか。
kindleもapp storeも、電子書籍は、個人がアマゾンやアップルストアといった販売網販売力を手に入れることになる。そこから先、知名度やブランディングなどの販売努力はまた別の話だけど、とりあえず土俵は用意された、ということ。
電子書籍は、紙代印刷代運送費などがないので、作って並べるだけなら、コストもかからない。ハードルがぐんと下がる。
なら早いもの勝ちだろ、作って並べてしまえ!と2010年にkindleのセルフパブリッシングで作ってアマゾンで並べようとしたときの記事
「寒い週末は上野公園とkindle遊び」https://t2aki.doncha.net/?id=1269767129
この時は日本語はまだダメだよ、ちょっと待ってろ、と却下されたけど、kindleが日本で発売となると、
https://kdp.amazon.com/self-publishing/signin
↑セルフパブリッシングも対応してくれるに違いない。期待大。情報収集しような、おれ。
ついでに、app storeにも個人で電子書籍をなんとかできないかな、と思って、iOS Dev Centerの登録もしてみた(既存のapple idの日本語部分(名前とか住所とか)が文字化けして dev center で登録できなかったので、apple idは新規に取得しなおした)
モリサワのmcbookなどは法人でしか契約できないし、それなりのお値段。調べてみると
SakuttoBook
というのがあって、本文にPDFを用意すれば、iOS用の電子書籍アプリになる、らしい。電子書籍アプリの器があって、中身を入れ替え差し替えする、という理解であってるかな。
リジェクトのところ、アプリ内課金のあたりがよくわかってないのでまだ調べる必要はある。とはいえ、調べさえすれば入り込めそうな気がする。がんばる。
ウチのmac miniはまだ寅さんなので、やるとなったら、雪豹か獅子にしないといけない。
電子書籍と紙の製本された書籍は別ジャンル別モノ。
紙の本が好きだけど、個人でも出版できる・発信できる手軽さは魅力。すげー魅力。なんだよなぁ。
今後のことを考えても、いろんなチャンネルを確保しておかないとなあ。
[10/30 13:11:54]
追記。2012年10月25日にKindleストアオープン!
さっそくその日のうちにKDPで電子書籍を出版した。
→「kindle KDPで電子書籍出版」https://t2aki.doncha.net/?id=1351350303
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