読書地図とか小説同人誌の読者不在とか
一冊の本を起点に。その本との関連から連想される本をどんどん繋いでいく、本の連想ゲーム。twitterで昨日おととい始まった企画。
たとえば、
「若草物語」→末っ子がナマイキ→「七人のおば」
てな具合に本を繋いでいく。詳細は以下
https://togetter.com/li/289550
で、こいつを可視化する、というか見た目でわかるようにすると、見ていて飽きない本の地図ができあがる。
https://www.skoji.jp/dokusho_map/
レビューで余計な文章読まされるぐらいなら、この本の連想地図はよっぽど役立つし、そもそも楽しい。百聞は一見にしかず、である。書店で販促ポスターがわり使うのも有効。twitterを利用して本読みのひとたちがざっくり集まるので集合知というヤツも期待できる。雑音も混じるけど、それも楽しめる。へー、こんな繋ぎ方するか。と自分にとって思いもよらない本が現れる。
定期的に読書地図会(?)が開催されて、地図が蓄積されると面白い。本がどんどん広がっていく。いろんな利用が考えられそう。
残念ながら。小説同人誌じゃこれはできない。
イベントでしか手に入らない、通販でしか手に入らない本は認知度も知名度もないので、共通の話題とならない。繋いで広げられない。
街で本屋とかブックオフにブラっと入って立ち読み、ついでに書棚を眺めて、テキトーに手にとって、眺める、そんな機会がない。電車でぼーっと中吊り、おじさんの読んでる新聞の広告を眺めて、知る書名・著者名、そんな機会がない。
企業がかりで一冊作って整ったインフラを使って広めているマスプロダクトにかなわないところだ。ネットでは個人が自分でブランディングして認知告知周知することができる、のは確かだけど、現状、読者に届いてるのか疑問。「本を探す」機会はネットかも知れないけど、「本を知る」機会は書店などのリアルな場かな。
趣味でやってる同人誌だし、別にそこまで考えていない、というひとが多いけど。でも、やっぱりせっかく書いたもの、作り上げた世界、たくさんのひとに読んで・見てもらいたいのが人情というもの。だと思う。
アメリカ、amazonのkindleだと、売り上げトップの個人作家が100万ダウンロードという話で
https://hon.jp/news/1.0/0/3237/
kindleというかamazonが日本市場にきてくれたらまた違ってくるのかな、とか。ネットでの個人のセルフブランディングが奏功する土壌として期待大。楽観すぎる?現に成功例があるわけだから、楽観とか夢想だけじゃないはず。
そのために、届いてるかどうか手探り・五里夢中・暗中模索でもなんでも、やっぱりとにかく発信し続けるのが大切ってことか。ネットに限らず。小説同人誌を置いてくれる書店とか、カフェなどリアルも含めて。
見える結果の伴わない努力は、これで正しいんだろうかとか、誰も見てないんじゃないかとか、継続するのは大変。だけど、そこはがんばるところだよな。
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第十四回文学フリマサークル配置図
文学フリマ公式ページで、サークルの配置図が告知されたので、コミティア100の配置図に続いて、こちらもサイトに組み込んだ。
いや。しょうがないんだけど。イベントごとでスペース表記が違うし、配置数、配置の位置が違うんで面倒だよなあ、と。しょせん連番だし、ロジック考えて、自動生成するようにして使いまわせばいけんじゃね、と安直に思ってたら、難しかった。
なもんで、コミティアの配置図も文学フリマの配置図も、配置図そのものは、HTMLをベタ書き(listで記述)して、cssとjavascriptでごそごそ表示。
スクリプトがやってることは、データベースから該当するものがあったら、クラス名とかhidden属性のコンテナを書き込む、だけ。パズルゲームとしてのスクリプトは面白くもなんともない、ただの力ワザというか地引網。作ってる面白みはほとんどない。
とはいえ。実際こうやってサークル配置を「絵」で一目瞭然にするとコンテンツとしてはけっこう面白い。巡回順路が浮かぶというか。
たぶん、次の開催も同じく。配置図そのものはHTMLをべた書きしなきゃいけない力ワザだろうけど。気力が続いてれば、きっとやりますです。はい。
第十四回文学フリマ サークル配置図
https://books.doncha.net/happy-reading/taglist.pl?t=event3
コミティア100 サークル配置図
https://books.doncha.net/happy-reading/taglist.pl?t=event2
てのはともかく。今日、4月8日は、絶好の晴天。雲ひとつない真っ青な空。地元水元公園に出かけた。お供は、おにぎり、ビール、ワイン、パウンドケーキ。
いや。まじめに「桜が凄かった」
久しぶりじゃないかな。こんな真っ青な空を背景にしたピンクに煙る桜って。確か去年、おととしあたりは、週末、ちょっと曇ってたり雨だったり。今日のような花見は滅多にお目にかかれない、と断言しちゃうぞ。ベンチでべちゃくちゃしゃべって、遊歩道で桜を眺めて、花見客を眺めて、いやもうたっぷり堪能だった。
ずーっと。毎日、今日の花見のような日々が続けばいいなあ。とかいうと危ない。
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スマホアプリがバブルか
ぼーっとしてると、本当に呆けそうなので、コンタクトのあったIT系人材屋に登録してきた。リクルート系やインテリジェンス系といった大手有力優良人材屋に商品価値なしと判断された51歳だ。
ちょっと疑問符だらけのまま、二次請け三次請けの口入屋だな、と思いつつヒアリングだ。
内容は。
スマホアプリ、ソーシャルアプリ。
androidの案件が溢れかえっていて、ひとの手当てがまるで追いつかない。
java phpのエンジニア、プログラマは登録したその日のうちに決まってしまう。
会社も派遣部門を広げる予定である。
なもんで、そのあたりできません?てことだった。
ちらっと知ってたけど、スマホやソーシャル(モバゲーなんかのゲーム)はバブルだなあ。開発案件はあふれるほどあっても、市場としてはどうなんだろう。androidのアプリでユーザーに金を出してもらうのは大変で、実際金になってないはず。
口入屋も、マネタイズまでは当社ではやっていないので、と。
スマホの市場規模でいうと、androidが70%、appleが30%程度。なのに有料アプリで金になっているのを比べると、androidが20%、appleが80%と逆転。androidのアプリ市場はgoogleの放置政策もあって、荒れている。という記事を去年どこかで読んだ記憶がある。
androidアプリを販促ツール、広告、花火として使って企業から金を引き出す、というのが実態っぽい。
うちもアンドロイドでスマホアプリと連携して展開しますよ。
にしては。金が無駄にかかる。工数とか人月人日なんてだるい単語で動くエンジニアの世界だ。アイディアがカタチになるのに、時間も金もかかりすぎる。
↓以前、切れたことがあって投げこんだ記事
エンジニアという人種の特性なのか
スマホでも展開できると有利なのは確か。
アプリはいろいろ難しい。
であれば「とりあえず」webで作るのが早い。
面倒くさいところはブラウザ任せにできるし、サーバーさえ用意すればデータを使いまわすのも簡単だし、html5で書いてもPCと違ってブラウザ間の差は考えず済む。審査も不要。
たぶん。カタチにするには手っ取り早い。
てなことを、昨日ちらっと、ほぼ30年ぶりに合う大学時代のサークルの後輩と。ネットと紙を絡めて、なにかしよう、ということで。
html5のお勉強でも始める、か。
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