うちの近所はまだ花見には早かった
うううう。花見大好きなのに、今日はまだウチの近所の公園は蕾状態だった。
今日の収穫は、初めての「星野珈琲」で初めて食った「スフレパンケーキ」がめちゃ美味かったということ。
たぶんあちこちで言われてるので何を今さらだろうけど、スフレになってる以外は子供の頃に食った「ホットケーキ」なのだ。メープルシロップを選んで正解。バターと相まって「しょっぱ甘い」ほくほく感が味わえた。ほんとに懐かしい味。
これは真面目にオススメ。わたしは甘いものが苦手なのに、これはむさぼり食えた。
「星野珈琲」公式サイトはこちら
https://www.hoshinocoffee.com
以下はヨタ話なのでデータ的な根拠はない。個人出版に関する、自分が知ってることと憶測・展望。
kindleなどの電子書籍も同人誌即売会も商業誌も、個人が使う蛇口のひとつ、個人が中心になっていくという話、かな。
昨日の雑記帖でKDP以前/以降とか言っちゃったけど煽るつもりはない。
Amazonに関しては、KDP以前も以降も変わらずe託というサービスで個人が同人誌をAmazonで売っていた/いるのでKDPがどーたらなど関係のない話だ。
電子書籍の個人出版ということに関しても、KDP以前からDLSiteやDMMでダウンロード販売をして生活をしている漫画家さんを知っているのでKDPがどーたらなど関係のない話だ。
同人側から動きを見る限り「KDP?何周遅れの話をしてるわけ?プププ」という景色になる。
ただ、ブツを並べるe託はちょっとおいといて、電子書籍の個人出版に関して、KDP以前のDLSiteやDMMはぶっちゃけアンダーグラウンド=エロ漫画の話で一般的ではない(わたしが知ってる実例に関して)
なので、KDPという電子書籍の個人出版の窓口蛇口ができてそこに流し込めるのはインパクトがでかいと思っているし、その後iBookstoreやgoogle playも参入して2012年晩秋から2013年3月ぐらいにかけて電子書籍の個人出版のハードルが一気に下がった(楽天koboはKDP以前からあったようだけど、途中EPUB2にしか対応しなかったり、EPUB3に対応したのにアナウンスがあまり聞き取れなかったり。今は楽天koboも個人出版の窓口がある)
KDP公開当初から個人出版が電子書店に参入するようになり、いまやAmazon、ibookstore、google playなど個人出版物が既存の版元と同じ土俵に並んでいる。APIのデータ的にもKindleストアは既存版元も個人も同じ扱いとなっている(契約的、条件的には違って当然だけど、ストア表出レベルの扱いに「基本的には」差はない)
個人出版の本だからといって特別なものではなくなったということ。
なので電子書籍の個人出版は「KDP以前/以降」と区切ってもいいのかな、と。
…って、電子書籍の数がまだまだ足りないんだろうと思う。ジュンク堂や紀伊國屋は実店舗でたしか100万冊程度の在庫があるという話。kindleも楽天koboもタイトル数にこだわるのはそこんとこだろう。実店舗もタイトル数だとそこまでないにしても、目の前にモノとしてある実感はディスプレイの書影とは違うし、人の目に飛び込んでくる情報量はディスプレイの??ピクセルx??ピクセルなんてレベルじゃない。
KDPの個人出版に本が並び出し、その中から既存版元が取次流通に載せて売れる・商売になると判断されるものが出てくるのも当然っちゃ当然の話。これもコミケやコミティアなどの同人誌即売会に編集者が行って「これは」と思う作家、サークルに声かけ・名刺配りをするのと同じことがKDPという規模になって起こっているということ。
それによって場が活性化するのも(今までの同人誌即売会での流れをみると)確かだろうと思う。
とはいえ、「KDP」で販売されていた電子書籍が取り上げられたからといって、「KDP」をブランド化するのはちょっと違うだろう。
それこそコミケやコミティアに出ているだけで、コミケで本を出している・コミケ作家という言い方はしないし、ブランド化にも無理がある。もろもろ受け入れて試行錯誤していろんなものが出ている場がコミケである、というのとKDPも同じ。
ネットの観測範囲で、KDPだKDP作家だという言い方がされていて、なんじゃそりゃ、と思うのもそのあたり。
何かに所属・帰属することによって何かが起こるのではなくて、個人が自分の作品を流す蛇口として、コミケやコミティアの同人誌、同人誌即売会があって、KDPやiBookstoreやgoogle playなどの電子書籍ストアがあって、Amazonの物販委託であるe託もある、さらにいうと取次流通も同じ、という絵になると思う。
中心はあくまでも個人ということ。
現状ではまだ取次流通の規模は大きいんだけど、そういった蛇口に依存することなく独立して個人が蛇口を差配するようになるのが理想形。
底辺エロ出版社で部数激減でやることがなく退職することになってこれからは個人出版(同人誌も電子書籍も)だとか思ってたので頑張ってやっていきたいと思う。
過去記事 https://t2aki.doncha.net/?id=1324111242 にも同じことを書いてた。
同人誌に限った話ではなくて。デザフェスなんかを見て感じることで。
世間とか時代とかに、もし閉塞感があるとすれば、これからは組織に頼らない個人こそが勝負できるんじゃないかと思う。
[03/30 04:29] イイ歳こいてこんなこと書いてるから、意識の高いビジネス脳とは無縁なんですな
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書籍出版記念に期間限定でKDP本を100円セール
4月4日に徳間文庫より『夜に誘うもの』(日野裕太郎)が出版されるのを記念して、kindleストア(KDP)で出している『アロイのやさしい神さま』(日野裕太郎・ハルノブ)従来価格300円を100円にします【4月4日頃まで期間限定】
[04/05 11:46:36] 【ご購入ありがとうございました。セール価格終了しました】
この『アロイのやさしい神さま』は2012年10月25日にkindleストアがオープンして、個人出版の窓口であるKDPも同時にオープンしたのを知ってその日のうちに登録、販売となったものです。おそらく日本KDP史上最速で並んだ作品だろうと思います(2012年10月25日発売)
kindleストアの個人出版プラットフォーム、KDPから紙書籍・従来の取次ぎ流通へという流れが活発化したことを思うと、KDP以前/以降という区分けができるかと思いますが、日野裕太郎の『夜に誘うもの』はKDP以前(昨日も書いたので重複するけど。本作はkindle以前から、パピレスなどで配信されている電子書籍に大幅に加筆修正をして新たに一冊にまとめたものです)
それが書籍化される記念のセール対象としてこの『アロイのやさしい神さま』が象徴的でいいかなと思いました。(『アロイのやさしい神さま』は同人誌が初出です)
自分の信じるものが正しいから、正しくないものを罰するつもりで、ひどい戦争になってしまった。
アロイは神さまを信じていない。
神さまを信じ、アロイは愛されているのだ、というチュカナを嘘吐きだと思っている。
戦争のきっかけになってしまう神さまなんて、と苦い気持ちで顔をあげると、どこか上機嫌に見えるチュカナがいた。
祖母を嘘吐きだと思っているが、アロイはチュカナを愛していた。
嘘吐きのチュカナが語る自分への愛情は、真実だと知っている。だが祖母の語る世界や神は嘘に満ちている。
嘘吐きの語る真実について考えると、アロイは何故だか泣きたくなる。だからいつもアロイはそこで考えるのを止めていた。
ただ黙って、アロイはチュカナの手をにぎる指に力を入れた。
応えるように、チュカナの細い指が強くにぎり返してきた。
文庫 約66ページ (39字詰め 18行) の1時間ほどで読める中編です。
期間限定のこの機会にぜひお手にとってみてください。どうぞよろしくお願いします。
日野裕太郎公式ブログはこちら
https://horn.kemo.boo.jp
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牡蠣小屋に行ってきた
あまりの美味さに感動すら覚えた。
これほど美味いとは。ただ焼いて、ポン酢をかけただけだというのに、焼いてほこほこ湯気のたつ牡蠣を口に含んだ瞬間、口の中に海が広がる。
牡蠣の食べ放題に飲み放題もつけたんだけど、日本酒を少し飲んだ程度、ひたすら牡蠣をむさぼり食ったなあ。
牡蠣は海のミルクと言われているらしい。
亜鉛、鉄、タウリン、カルシウム、グリコーゲン、ビタミンB21などが豊富だからということのようだ。日常生活では亜鉛が不足気味になるので、牡蠣はその点いいんだと。タウリンなんかも肝臓にいいらしい。
いいことづくめなんだけど、牡蠣はあたると怖い。牡蠣小屋では温度計も渡されて、牡蠣の身にプスっと差して中央部分が85度以上であることを確認してから食べてね、ということだった。
澤乃井とほっこりしっかりした牡蠣。ほんとうに絶品だった。
でも、去年から今年、あちこちに牡蠣小屋=牡蠣の食べ放題があるけど、検索してもその理由がよくわからない。
規制緩和でもあったのか、やたら豊漁なのか…そんな情報は出てこない。ただ、一品に絞って食い放題というのはスタッフなどの負担が少ないという話はあった。でも、肝心の仕入れは安くなったということもなく従来通りらしく、採算ラインはけっこう厳しいという話もあった。
同人誌仲間数人で牡蠣小屋で牡蠣を貪り食って、喫茶店、インド料理屋に移動してべちゃくちゃしゃべって食って飲んで…充実の休日でありました。
バーベキューガーデンでバーベキュー|国営昭和記念公園へ行こう!
https://showa-kanricenter.jp/eat/
期間限定1/18〜3/30
焼きかき食べ放題プラン(90分)3000円(飲み放題はたしかプラス1000円)
※ 澤乃井の日本酒は別途だった。残念…ってこの値段で澤乃井飲み放題にできるわけないか。
ちなみに。立川昭和記念公園。武蔵野の風景が広がるとてものどかで気持ちのよい公園だった。
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めも:wordpress
Wordpressの案件がふってきた。仕事はありがたく承り。
ただ、まるっきり初めてなので見当もつかず、まずはひたすら「googleさま詣で」となる。
・phpは以前VODの会社に所属していた時に少しいじったことがある程度。
・wordpressは初めて。
・この雑記帖やHappyReadingのようなサイトはperlで自作しているので、CMSもどきはなんとなく見当はつく。
というレベル。
クラウドソーシングのサイトを見ると、phpでワードプレスの開発案件がそれなりにある(開発案件というかテーマの制作やカスタマイズ)ので、今さらながら勉強しておくのもいいかな、と。
てことで、このエントリはメモや有用なリンクを都度追加。
公式「WordPress Codex 日本語版」
https://wpdocs.sourceforge.jp
URLとphpの関係が「テンプレート階層」にある。WordPressは命名規則で運用するっぽい。
「はじめてWordPressのオリジナルテーマを作るときの参考になればと思って書きました」
https://webdesignrecipes.com/first-time-wordpress-origin-theme/
こちらのサイトがとても丁寧でわかりやすい。テーマってHTMLをバラして部品ごとのphpに作るんだけど、シンプルなHTMLで解説。まさにこういうページを探していた。大感謝!
このページの通りに作ればシンプルなテーマができる。
固定ページやカテゴリトップ、サイドバーなどのカスタマイズのリクエスト対応はこれから。
[03/11 19:10:39]
カテゴリごとでトップページっぽいのが欲しいというリクエストがあって、各々固定ページを作るために…だけど、固定ページにはカテゴリが結びついていないっぽい。
しょうがないんで、テンプレの中に固定ページのページIDとカテゴリIDを紐づける配列を記述しておいて…。
get_the_IDとかthe_IDだと変数に放り込んでif文で分岐に使えないので、検索してみたらグローバル変数$postを使うんだそうだ…って、なんじゃそりゃ。postなんてありがちな名前をグローバルで使い回すって。
以前も思ったけど、phpって変数のスコープがどうなってんだか。あちこちでグローバルにされててバグの元でしかないだろ、これ。わたしのような素人プログラマ・日曜プログラマはなおさら。くさってんなあ。
[03/14 11:37:35]
カテゴリ毎で1ページに表示する投稿件数を変えると、ページャー(ページ送り)でNot Foundになる。
https://nakagaw.hateblo.jp/entry/20100710/1278803760
どうやら、問答無用で管理ページの表示件数分をまず取得するらしく。
テンプレートの中で取得する件数が2件だとすると、管理ページではそれ以下に設定する必要がある(1件)
管理ページで設定すると当然すべてのページに適用されてしまうのでテンプレすべてに query_posts で取得件数を書く必要が出てくる。管理ページがあるんだから、そこで個別に表示件数の設定ができるようにするのが本当だな。
たぶん、当初はシンプルな作りだったところにあれこれ追加し継ぎ足ししてるうちにこんなことになったんだろう。やれやれ。
ページャーはウィジェット、プラグインを使わないシンプルなものがありがたい
https://kowappa.com/25
↑これはオススメ!
パンくずリストは
https://webdesignrecipes.com/wordpress-breadcrumb-list-tips/
↑こちら。
パンくずリストはイコールサイト構造の把握なので、このサイトの解説記事は必読熟読。
ギャラリーもやはりここがオススメ
https://webdesignrecipes.com/how-to-customize-wordpress-gallery/
デフォルトのギャラリーをアレンジする方法。
プラグインをブラックボックスで使うと、カスタマイズする時にハマりやすい。なので、デフォルト状態のものをシンプルに、そして直接編集して使うやり方がわかりやすくてうれしい。
[04/13 23:04:51]
ワードプレスの制約というか仕様に悶絶してしまった。
制作中のテストサイトとして https://example.com/test/ などというサブディレクトリにワードプレスをインストールして確認作業などをしていた。先方もここにコンテンツを投入。本番公開になったら、https://example.com/ でアクセスできるようにすれば大丈夫…と思ってた。
管理画面の設定で「サイトアドレス」をルートにして
・DNSの設定で、ルートを test/ に向ければいいだけだろ、と思ってやってみたら、ワードプレスのスタイルシートや画像などすべてのPATHが使い物にならなかった。
あれ?とか思って調べると、
「WordPressを専用ディレクトリに配置する」
https://wpdocs.sourceforge.jp/Giving_WordPress_Its_Own_Directory
というページを発見。
・この通りに index.php を書き換えてルートに置いてもいうことを聞いてくれない、というか真っ白で何も表示しない。
マルチサイトユーザーの方へ: 以下の手順はマルチサイトネットワークを有効化している場合には正しく適用されず、動作しません。
なんてことがさらっと書いてあって腰が抜けた。
検索しまくるとどうやらワードプレスは
・マルチドメインを使ってるようなサーバーで
・サブディレクトリにインストールしたものを
ルートとして扱えない、らしい。なんじゃそりゃ。
https://example.com/blog
なんちゅーURLで運用するならともかく、トップページ
https://example.com
として公開したいというリクエスト。
・さくらサーバーのメニューにある「クイックインストール」ではドキュメントルートにワードプレスをインストールできない。
・今からワードプレスをインストールし直し&登録し直しという手もあるけど、テストサイトでの確認が全部おじゃん(死語)となってしまうので時間的に無理。
で、結局、サブディレクトリにインストールしたワードプレスのファイル群すべてをドキュメントルートにコピーという力技でどうにか解決。
試行錯誤というか右往左往の最中に
その1。
「サイトアドレス」だけではなくて「WordPress アドレス (URL)」というのがあったのでこれも「サイトアドレス」に合わせなきゃいけないのかと思って変更したら、ワードプレスの管理画面にアクセスできなくて血の気が引いた。
PhpMyAdminでデータベース(MySQL)を覗いて「options」というテーブルの「siteurl」というカラムを直接書き換えて再度ワードプレスの管理画面にログインできるようになった。
その2。
index.phpとhtaccessが関係するのか、何も表示されずに真っ白になってしまった。
htaccessは削除して、index.phpはインストールされた直後のタイムスタンプで何もいじってないものをコピーしたら表示するようになった…ってそんなことあるのか?index.phpのタイムスタンプなんて見てるとも思えないし、頭に血が昇って違うことをやってしまったんだと思う。
とりあえず、そんな時大事なのは初期状態。ごそごそいじる前に「動いている状態」のものはバックアップをとっておくべきだった。
ワードプレスはたしかに良く出来てると思う。けど、パッケージなので、何かあった時が面倒くさい、てかクソだった。
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罵倒芸の傑作
キース・ピータースンという作家のハードボイルドが大好き。ご立派な箴言名言ではなく、罵倒啖呵に毎度毎度読み返す度に痺れる。
中でもキース・ピータースンがアンドリュー・クラヴァン名義で書いた『真夜中の死線』は傑作中の傑作(クリント・イーストウッドで映画化もされている「true crime」)
たとえばこのあたりがキース・ピータースンの真骨頂。罵倒芸の神髄。
「ビーチャムさん」わたしはしゃがれ声で言った「イエス・キリストのことには、鼠のくそほどの関心もない。あなたの気持ちにも興味はない。正しい裁きとやらが行われようと行われまいと、それがこの世でだろうとあの世でだろうと、そんなことにも興味はない。正直に言わせてもらえば、何が正しくて、何が間違っていようと、個人的にはたいして問題じゃないと思ってます。そんなことはどうでもいい」
わたしは吸いさしの煙草を床に投げ捨て、靴の踵で揉み消した。それに合わせて靴の爪先が右に左に動くのを眺めた。ビーチャムに向かってこんなことを言いだすとは、我ながら信じられなかった。だが、途中で止めることはできなかった。わたしは顔を起こし、改めて鉄格子の向こうに目を遣った。
「ビーチャムさん、こちらが知りたいのは――」と切り出した。「事の真相です。あの場で何が起こったのか、その実際のところ、事実が知りたい。そのためにここに来たんです。
なんだけど、当たり前の話、この言葉遣いは翻訳者を通してだ。冤罪で死刑執行を目前に、毎日神に祈って諦めかけている男に言う言葉じゃない。『真夜中の死線』の翻訳者は「芹澤 恵」。東京創元社のキース・ピータースンはほとんどこの方の翻訳。
元はどうなってんだろうと、原書の該当部分を確認してみた。
"Mr. Beachum," I said hoarsely. "I don't give a rat's ass about Jesus Christ.
And I don't care how you feel either. I don't care about justice, not in this life or in the next.
To be honest, I don't even care very much about what's right and wrong. I never have."
I dropped my cigarette to the floor.
I crushed it under my shoe, watching my shoe turn this way and that.
I could hardly believe what I was saying to him. And I couldn't stop. I raised my eyes again.
"All I care about, Mr. Beachum," I said, "are the things that happen.
The facts, the events. That's my job, that's my only job.
The things that happen. Mr. Beachum -- I have to know --
did you kill that woman or not ?"
ほぼ原文どおりだけど、「神さまだとか正義だとか、んなこた、どうでもいい、おれの知ったこっちゃねえんだ」的ニュアンスが滲み出てるのは翻訳の力技というか芹澤恵さんのセンスの光るところ、だと思う(わたしは英語はよくわからない)
『幻の終わり』
おれは叫んだ、必死で叫んだよ、「レジー・ジャクソン!レジー・ジャクソン」ってな。するとその手がおれを捕まえた。おれのシャツの胸倉をつかんで、門のなかに引きずり込んでくれた。ウェルズ、そのとき見た海兵の顔は一生忘れないよ。真っ白くて真ん丸な中西部の男の顔だった。そいつのピンク色のほっぺたを涙が伝ってた。
そしてそいつが言ったんだ「馬鹿野郎、ピート・ローズがいるだろうが。あのピート・くそ・ローズが」ってな」
翻訳モノの雰囲気というのがあるとしたらこういうところかな。
キース・ピータースン著 芹澤恵訳はどれもこれも。ハズレはない。
東京創元社 アンドリュー・クラヴァン『真夜中の死線』
https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488267056
東京創元社 キース・ピータースン作品一覧
https://www.tsogen.co.jp/np/author/628
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頭の悪い連中が大活躍
13人のチビたち全員頭が悪い。2人の爺は乱暴で頭が回らない。2人の身体能力チートはあまり考えてるように見えない。図体のでかいだけの1頭の短気。そんな中に混じると、相対的に頭が良さそうに見えるチビが主人公。
昨日初日の『ホビット2』(HOBBIT - THE DESOLATION OF SMAUG OST)
いやもう手に汗握りっぱなし、滾りっぱなし。3時間近く、画面から目が離せない。どいつもこいつもキャラが立っていて出てくる誰にでも感情移入できる。ひとりひとりが主人公で別の物語、映画が2〜3本は軽く撮れそう。
原作は読んでいない。なので、トールキンの世界観、物語の世界観とはかけ離れた感想かも知れない。
いやでも、本当に面白かった。
レゴラス、タウリエル無双のシーンは思わず歓声が上がってしまった。ラダガストの愛嬌、ビヨルンのテンプレにニヤニヤ笑ってしまった。白い宝石だからにはビルボじゃなくてもツッコミどころで吹いた。ミミズという安い挑発に簡単にのったスマウグにもツッコミ。
バルドたち、人間がどうするのかどうなるのか知りたいので原作を読んでしまおうか考え中。うーん、もったいないかな。
エンディングの曲、The Hobbit: The Desolation of Smaug - Ed Sheeran "I See Fire” は必聴の名曲。かっちょええんだ。
ひとつ感じたのが。
『ホビット1』はレンタルDVDを自宅のテレビで観た。で、それも面白くて滾ってたんだけど、ホビットは劇場の巨大なスクリーンで観るべきしろもの。
なんせ、出てくるのがチビとクリーチャー。戦闘シーンで質量が感じられないところがあった。ところが劇場のスクリーンサイズと音響だと重量がしっかり見える。3DやIMAXといった劇場で観るとまた違うと思う。
て、こんな駄文読んでないで、劇場に観に行きましょう!ていうか、とっとと観に行くべし!
映画『ホビット 竜に奪われた王国』公式サイト
https://wwws.warnerbros.co.jp/thehobbitdesolationofsmaug/
映画『ホビット 思いがけない冒険』公式サイト
https://wwws.warnerbros.co.jp/thehobbitpart1/
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