19世紀のオマイラ

2015/3/21 [19:37:33] (土) 天気

米川正夫訳の「地下生活者の手記」(河出書房ドストエーフスキイ全集5)を写経してるんだけど、こりゃとんでもないしろもの。びっくり。


わたしは単に意地悪な人間ばかりでなく、結局なにものにもなれなかった。悪人にも、善人にも、卑劣漢にも、正直者にも、英雄にも、虫けらにもなれなかった。

いやもう世の中に対する呪詛にこじらせてくどい自意識に…おもしろくってしょうがない。

まだ「第一 地下の世界」で、このわくわく感。


見栄をはってもしょうがないのでぶっちゃけると。

ドストエフスキーは北垣訳の『罪と罰』を電子書籍で読んでぶっとんだんだけど、『白痴』『賭博者』が途中放棄で、『悪霊』も『カラマーゾフの兄弟』も未読。


「地下生活者の手記」がこれほどとは。

ディックも平井和正も、ネットのこじらせたひとたちも、これに全部出てきてるような気がする。


ところで、諸君、わたしはいま諸君が聞くことを望むにしろ、望まないにしろ、なぜわたしが虫けらにさえなれなかったかというわけを、話して聞かせたいとおもう。堂々といってのけるが、わたしは今までなんど虫けらになりたいと思ったかしれない。けれども、わたしはそれにさえ値しない人間だったのだ。諸君、誓っていうが、あまり意識しすぎるということは、それは病気なのである。間違いのない本ものの病気なのである。

文中にかなりの頻度で「諸君」という呼びかけがはいってるんだけど、これって般若心経でいう「舎利子」だよなあ。



まずは写経をして、それから音声合成をする。

こんなブラックホールのような小説に音声をつけて聞きながら読むのはどんな体験になるのであろうか。

(図書館の返却期限が4/1なので、それまでには写経を終える予定…は未定)




[2016/01/01 09:24:05]

2016年1月1日。米川正夫訳の著作権が切れたので、ドストエーフスキイ『地下生活者の手記』を公開。


EPUB3電子書籍とテキストデータ

http://t2aki.doncha.net/release/chikaseikatsusya-no-syuki.zip

image


結局、音声合成作業は中断・断念。


作業してたんだけど、音声のクオリティを考えた時に、無料で使える音声としてはOtoya(Mac)やHaruka(WINDOWS)などのシステム音声の方が聞きとりやすいというのを実感。

ただ、システム音声をつけた電子書籍を公開することは権利的にできないので、そのかわりと言うのも変だけど「音声付きEPUB3電子書籍の作り方」についての説明ページを作った。


音声付きEPUB3電子書籍の作り方

http://t2aki.doncha.net/?id=1449791838


↓江川卓訳・新潮社版はこちら

地下室の手記

『地下室の手記』

ドストエフスキー

[更新]2016-02-08 16:02:03

かんたん電子書籍作成の小ネタ

2013/3/21 [12:48:36] (木) 天気

「EPUB3::かんたん電子書籍作成」(http://books.doncha.net/epub/)に限った話ではなくて、EPUB3のHTMLにスタイルシートを直接書き込んで調整。


かんたん電子書籍作成は、面倒くさそうなものは極力見せない方針で、今日時点で用意しているオプションも小見出し・扉・挿絵・縦中横・ルビ程度(中は単純なHTMLなので、ここで作ったファイルをひな形として、高度なレイアウトデザインは直接HTMLやCSSをいじり倒して編集してもらおうということで)


要望の多そうな3つの編集例

・小見出しだけを横書きにする

・章立て以外のところで改ページする

・字下げする


OEBPS/text/contents001.xhtml をエディタで編集。

image

【赤の部分 小見出しだけ横書き】

小見出しの h2 にスタイルを直接記入する(styleの「”」でくくられてる中は改行しても大丈夫)

「Part1 Beginning」だと長いので「Part1
Beginning」として改行している。


・横書きの指定2行

-webkit-writing-mode:horizontal-tb
 -epub-writing-mode:horizontal-tb

・h2の横幅を指定する(文字数で指定して確認)

width:6em

・4文字分字下げ

margin-top:4em

・フォントのサイズを1em

font-size:1em

・アンダーラインをひく

border-bottom:1px #666 solid

【青の部分 強制的に改ページ】

「かんたん電子書籍作成」は目次への登録もかねて、章立て(小見出し・扉)単位でファイルを分割して改ページとなる。章の中で改ページするにはスタイルシートをHTMLに直接記入する。


「翌朝は〜」の前で改ページする。

page-break-<span style="color:#dd3300">before</span>:always <span class="note">(後ろで改ページなら page-break-after:always)</span>

【緑の部分 3文字分字下げする】

margin-top:3em
で、この段落(pタグ)全体が3文字分字下げされる。


以下、Kindle Previewer でのスクリーンショット

image
image
image

[更新]2013-04-25 18:08:43

冷たい雨の春分

2011/3/21 [10:44:25] (月) 天気

朝から冷たい雨。

東日本巨大地震の影響で、東京電力が計画停電。となると、ウチのポンコツサーバーを稼働させておくのがヤバイ。そもそも停電するのかしないのか分からないし。UPS程度じゃ持たない。稼働中に、バチンと停電して電源が落ちて、ハードがいかれてデータを飛ばしたり、復旧不能修復不能になると怖い。


ということで、ウチのサーバーは電力事情が落ち着くまで、休止することにした。読書SNSを利用してくださっているかたにはほんとに申し訳ありません。


この雑記帖と自作twitterクライアントはlolipopに避難。ケータイ投稿はフォト蔵を使うことにした。読書SNSも避難を考えたんだけど、DBとperlのモジュールがlolipopじゃ無理で、そもそもlolipopのmysqlは、いったいナニやってんだ、と呆れるぐらい重い。


聞きかじり。

原子力発電がまるっと全部なくなったとしても、1985年水準の電力供給能力があるらしい。経済とか技術とかひたすら右肩上がりじゃなきゃいけないから原子力発電に頼らざるを得ないとすれば、なんか変だよなあ。1985年って充分じゃん。

[更新]2013-02-18 22:20:31

久しぶりに御茶ノ水神保町

2009/3/21 [21:02:54] (土) 天気

漫画屋塩山さんの新著「出版奈落の断末魔 エロ漫画の黄金時代」(アストラ 1600円)が御茶ノ水神保町の東京堂という本屋には並んでいるということなので、久しぶりに御茶ノ水に出かけてみた。罵倒芸、啖呵が健在。自爆風味も混じって切れ味も鋭い。

山田正紀が山田風太郎の「甲賀忍法帖」を書いたという「神君幻法帖」(徳間書店)それだけでも買いなんだけど、なんと表紙が佐伯俊男さん。これも慌てて買わなければならない本だったので、レジに。


と、昼ごろから出かけたのはいいけど、なんだか体調が悪い。風邪っぽいのか熱っぽいのか。体のふしぶしが痛だるい。

調子が出なくて、早々に地元に引き上げる。亀有ラーゾでカレーを食って、駅前でフィルムを引き取って帰宅。ウチでボンベイサファイアを飲みながらこうしてだらだらへたる。


image
COSINA CT1 SUPER Kitstar 28mm F2.8

Kitstarという出自も不明なレンズで、寝ぼけた写りなんだけど。28mmという画角はやっぱりいいなぁ。視野と似てるというか、スナップにはちょうどいい画角だ。


…今日は早めに転がるか。


神君幻法帖

『神君幻法帖』

山田 正紀

[更新]2012-06-18 18:04:05

今日はなんもなし、だ

2006/3/21 [18:32:07] (火) 天気

休日。電車はガラガラで山手線でも座れる。いやあ、htmlとcssがちゃんと分かれてるのはすっきりさわやかだ。画像を分割してテーブルでくっつけて一部を背景にしてHnタグ貼り付けたり、strongタグをblock指定して罫囲みにしてみたり、面白いもんだわ。

これを積み重ねていってフラッシュなどにたどり着くならいいけど、世間はまずフラッシュありき。動いたほうが面白いのは確かだけどねぇ。


コーディングと打ち合わせだけ。ネタもないいちんちだ。

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