それでもibookstoreとkoboには頑張ってもらおう

現状雑感。
有料無料あわせて本数ベースでibookstoreはkindleの12%
金額ベースだとibookstoreはkindleの5%
koboは後発で始まったばかりなので比べるのは可哀想とはいえ、kindle、ibookstoreの初期4ヶ月と比べると残念すぎる感じ。去年一昨年の某社(ビジネス書や自己啓発本、雑学本)の話だとkoboが意外に健闘してるはずなんだけどなあ。
ジャンルによるのかもしれん。
そもそも本のベストセラーにはそっち系がずらっと並ぶわけだし、koboもまずは自己啓発やビジネス書から、ということなんだろう。
タイトルや著者名で検索すると。
…って、無名の個人作家がタイトルや著者名で検索されるかっちゅー話もあるけど、同人誌で言うと 「創作文芸見本誌会場HappyReading」 のアクセスログを見る限り、SNSからの流入と各作家さんのペンネームでの検索流入なので、著者名は少ないとはいえ検索ボリュームはあるはず。
googleで「プライベート」でも「すべて」でも、検索結果はAmazonが上位。
…ていうか、検索上位を占めるのは何も本に限ったことじゃない。アフィリエイトの被リンク数もだろうし、ECサイトとしての信頼度評価もあるだろうし、ネット上での存在感は圧倒的。
「創作文芸見本誌会場HappyReading」の電子書籍版を作ろうかと思ったこともあったんだけど、アマゾンでいいじゃん、ということで止めたんだった。そういえば。
現状ウチで出してるのは15タイトル。
先日、KDPセレクト(kindle専売)期間が外れたものをkoboやibookstoreに出すついでに、古いレギュレーションのままだったkindle本も表紙や奥付の差し替え作業(2012年ぐらいに作った画像は長辺1000px程度。今回、それを長辺2500pxで作り直し)
この程度のタイトル数でもそれなりに面倒くさかった。
販売や告知じゃkindle圧勝。
タイトルが増えてくると「面倒だから」kindleだけでいいや、てなことになってくるのも人情ってやつだ。
でも(DL数が少なくて参考にならないとは思うけど)ibookstoreやkoboでの有料販売は「あれ?これが?」とkindleと違う意外な初動もあって客層が違うかもしれん。
ibookstoreとkoboが膨らんでくれることを祈りつつ今までどおり順繰り並べて動きをチェック。ibookstoreとkoboに関しては、表紙やキャッチ、カテゴリなどチューンナップ(最適化というのか)の検討が必要、だなあ(たぶん、koboは表紙イラスト、ibookstoreはタイトルとキャッチが初動に繋っている)
「kindleでいいじゃん」はその通り。でも、ネットは「とにかく露出」することが大事・最優先。釣りで言うところの「棚が違えば」そこに読者がいる、ということもある。自ら蛇口を締める必要はない。
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縦書き横スクロール

電子書籍のサンプル表示を縦書きで表示させた時に横スクロールとなる。これをせめてページ送りっぽく移動するようにしたのでjQueryというかjavascriptの今さらメモ。
細工なしの横スクロールは、マウスでスクロールバーを摘まんでスクロールさせるんだけど、ふにゃふにゃと今どこを読んでいるのかわかりにくいし、使いにくいだけでありえないUI。まいったなあ、と思ってあちこち見て回って検索。
あちこちに実例があった。
そりゃそうだよなあ。横スクロールの使いにくさは大昔から感じてたことで、ならば先人がすでに解決済みのはず。サイトまわってソースを表示させてjavascriptやcssを覗いて、jQueryのページを見てウチも(やっと)解決。感謝。
クリックで一画面ずつ横スクロールさせてページ送りっぽくなった。こっちの方が断然わかりやすくて使いやすい。
(以下は都合でidの「#」を漢字表記。ほんとはシャープ記号)
・表示しているコンテナの幅を取得
・コンテナの中でクリックされたX位置を取得
・コンテナの半分の長さを取得
・サンプルの横幅を取得
・右半分で押された戻る
・左半分で押されたら進む
↓たとえばサンプルが本編の50〜60%と長いものもページ送りならストレスは少ない
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電子書籍は版元には厳しいらしい

複数の版元(といっても既存出版社ではなくて電子書籍に軸足をおいた零細版元)や制作から聞いた話。
現状、立ち上がったと言っても電子書籍は厳しい、と。
電子書籍は実売、売れた分が(基本)月ごとに締められて支払われる。支払いがあって初めて売上がわかる…って当然なんだけど。
従来、どこの版元も発行発売の計画を立てて、この月は売上がナンボ、と計算を元に増刊や新創刊に金をまわす。
取次ぎ営業の結果、この雑誌の部数は(たとえば)10万部と決まる・取次ぎからは売れようが売れまいが、まずその部数分が支払われる。返本は後から処理される。
なので、先々の計画が立てられる。事前に売上が足りない月などわかるので急遽増刊などを「出すことで埋めればいい」自転車操業しながら次のヒット商品を模索する・できる。
ところが、電子書籍はこんな計画は立たない。立てられない。蓋を開けてみてあらびっくり、というか、びっくりで済めばいいけど人件費などの固定費も出せずに首筋の寒い話になりかねない、と。
その分、数出せばそれだけでいいわけでもなくて、出したら出したタイトル数分だけプロモーションにWEBだソーシャルだと常に動く必要があり、そこにリソースが割かれて「本当に疲れます」と、実際深夜の連絡や休日出勤を見る。蓋を開けてみないとわからない売上のために新たにリソースを投入するのは怖いので、すでにあるリソースに負荷がかかる。
何もしないでも売れる強いコンテンツなど限られている・ほとんどない。
app storeも去年の夏だか秋頃にランキングのアルゴリズムが変わり、またストアでの表出が変わったらしく。以前だとランキング1位を取れば一日のダウンロード数が、ン1000あったのに、全然落ちているとデータをみてはため息という話を去年暮れに聞いている。
WEBはロングテイル。長いものには巻かれろ、寄らば大樹の陰。お金をジャブジャブつぎ込める企業か、一発狙いでもやっていける個人レベルかの両極端な二択の世界。
その中間ぐらいの位置の中小版元は苦しいかなあ。そもそも出版社って規模的にはほとんどが中小零細だし。
とはいえ。アベノミクスだ。アナウンス効果というのは実際にある、だろうから、実態・実体が着いてくるまではネガティブな話はしない!(その割に釣りタイトルでごめん!)
[04/28 13:25:47] 追記。
https://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1304/25/news086.html
角川の電子書籍。ラノベがいいらしい。
カドカワブランドか、ラノベのシリーズ名認知か。web側だけではなくて、リアル側での権威・認知が欲しいところだ。
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はじめてのロシアカメラ

今日届いたロシアカメラFED2.、9440円也。本体はライカコピーで、ついてる標準レンズインダスター26Mはテッサーコピー、という盛大なパチモンカメラだ。まともに写るかどうか、明日は休みだしお試し。…って、それ以前にフィルムの入れかたとか、そっちからみてみないとよくわからんぞ。取扱説明書なんて当然ないし。
ヤフオクではType-Dとして表記されていたけど、届いたブツを見ると、シャッタースピードが25~だし、セルフタイマーもなく、巻き上げは素っ気ない方なんで、Type-B。たいした違いはないんだけど、巻き上げはいろいろチープな絵のあるC以降の方がかわいいよなあ。
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通勤電車が読書空間

8割がた明日は出社だなぁ、と思ってたんだけど、あれやこれやが先送りとなり、自分のデスクワーク分を今日終わらせたので、明日出てきてもやることがない。金曜土曜がかなり地獄なので、明日はサクっと休むことに切り替え。
予定もないし、ひとりぼーっと過ごすか。
今日の弁当。キャベツ・ピーマン・きゅうり・シーフードミックスの炒め物、じゃこオム、おにぎり。
今日もまた朝練なし。んで、電車内で「罪と罰」なんだけど、これ、世のヤオイ系ヲタクどものかっこうの題材になりそう。もしかして出まわってるのかなぁ。
美形病弱精神を病む殺人犯
明朗快活の友人
やはり美形で同じく頭脳明晰な妹
やはり美形で信仰だけが支えの淫売
権威主義者のナルシスト
げっぷの出るほどキャラの濃い連中ばかりなのだ。エンターテイメントの傑作だよ、これ。
だけど、部屋でzaurusで読む気にならない。なんでだろ。文庫本を買えば(こんだけ面白い物語なので)読むと思うんだけど、PDAで電子書籍を読む、というのは今までの読書とはまた違う「感触」なんだよなぁ。
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接客態度の悪い店>ねこぶくろ
今日は 紅虎 で初出社。銀シャリ号とまた違う乗り味で面白かった。これから梅雨に入るまで、両方を使い分けて乗っていこうか(紅虎はフレームが鉄なので錆びる。雨とか海とかは、アルミフレームの銀シャリにまかせる)
昨日は池袋をウロウロしてたりして。銀シャリにライトをふたつつけるためのアタッチメントが欲しくて池袋ギャラクシーという巨大な自転車屋にいくのが目的…だったんだけど、在庫がなくてあきらめ。池袋にきたら、「ねこぶくろ」行くでしょ、ということで今日の一枚。無理やり抱かれて固まってやがんの。
お台場のキャッツリビングはまだ元気に走り回る猫が多いのに、こっちは愛想もクソもない大猫だらけ。んで、それがまた、ここのまったり度を増すのよ。そいや、またキャッツリビングにも行きたいなぁ。
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