電子書籍は版元には厳しいらしい

複数の版元(といっても既存出版社ではなくて電子書籍に軸足をおいた零細版元)や制作から聞いた話。
現状、立ち上がったと言っても電子書籍は厳しい、と。
電子書籍は実売、売れた分が(基本)月ごとに締められて支払われる。支払いがあって初めて売上がわかる…って当然なんだけど。
従来、どこの版元も発行発売の計画を立てて、この月は売上がナンボ、と計算を元に増刊や新創刊に金をまわす。
取次ぎ営業の結果、この雑誌の部数は(たとえば)10万部と決まる・取次ぎからは売れようが売れまいが、まずその部数分が支払われる。返本は後から処理される。
なので、先々の計画が立てられる。事前に売上が足りない月などわかるので急遽増刊などを「出すことで埋めればいい」自転車操業しながら次のヒット商品を模索する・できる。
ところが、電子書籍はこんな計画は立たない。立てられない。蓋を開けてみてあらびっくり、というか、びっくりで済めばいいけど人件費などの固定費も出せずに首筋の寒い話になりかねない、と。
その分、数出せばそれだけでいいわけでもなくて、出したら出したタイトル数分だけプロモーションにWEBだソーシャルだと常に動く必要があり、そこにリソースが割かれて「本当に疲れます」と、実際深夜の連絡や休日出勤を見る。蓋を開けてみないとわからない売上のために新たにリソースを投入するのは怖いので、すでにあるリソースに負荷がかかる。
何もしないでも売れる強いコンテンツなど限られている・ほとんどない。
app storeも去年の夏だか秋頃にランキングのアルゴリズムが変わり、またストアでの表出が変わったらしく。以前だとランキング1位を取れば一日のダウンロード数が、ン1000あったのに、全然落ちているとデータをみてはため息という話を去年暮れに聞いている。
WEBはロングテイル。長いものには巻かれろ、寄らば大樹の陰。お金をジャブジャブつぎ込める企業か、一発狙いでもやっていける個人レベルかの両極端な二択の世界。
その中間ぐらいの位置の中小版元は苦しいかなあ。そもそも出版社って規模的にはほとんどが中小零細だし。
とはいえ。アベノミクスだ。アナウンス効果というのは実際にある、だろうから、実態・実体が着いてくるまではネガティブな話はしない!(その割に釣りタイトルでごめん!)
[04/28 13:25:47] 追記。
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1304/25/news086.html
角川の電子書籍。ラノベがいいらしい。
カドカワブランドか、ラノベのシリーズ名認知か。web側だけではなくて、リアル側での権威・認知が欲しいところだ。
[更新]2026-02-02 07:41:17
かんたんEPUB3作成easy_epub

easy_epubはローカル環境でEPUB3電子書籍ファイルを作るスクリプトの一式です(本文のテキストデータとカバー用の画像が一枚あればそれっぽい電子書籍にします)
WINDOWSのかたは別途 Perl (ActivePerl)のインストールが必要となります。記事最後にperlの入手先など記載しました。
これで作ったEPUB3ファイルはエラーのないシンプルなものでこのまま、kindle KDP、iBookstore、google play、楽天kobo KWL、角川BOOK☆WALKERでの販売に使っています。
こちらをダウンロードしてください → https://t2aki.doncha.net/release/easy_epub.zip
※フリー(無料)ですのでご自由にどうぞ。
[2016/10/29 09:00:01]最新版(ちょくちょくバグ修正してますので最新版をご利用ください)
(※直リンクできないフォルダにあるので、このリンクを直接クリックしてください)
以下の本ページの内容に説明や画像を追加したeasy_epubのマニュアルを販売中です
【easy_epubマニュアル(PDF版)】(300円)
ダウンロードしたら適当なところ、たとえばデスクトップに解凍(ダブルクリック)
「easy_epub」というフォルダが出来て、作業はこのフォルダで行います。

※ 以下のファイルはサンプルやオプション用です
[サンプル]text-file text-file-noruby ruby.txt word_sample.docx
[ドラッグ&ドロップ用]easy_epub.bat(WINDOWS) EasyEpub.app(Mac)
[epubcheck用]epub_check.pl epub_check.bat(WINDOWS)
[EPUB3梱包圧縮]epub_pack.bat(WINDOWS)
用意するものは、最低限以下の2つだけです。
・小説原稿のテキストファイル
・カバー用の画像 cover.jpg (名前は固定)
※ cover.jpg は easy_epub フォルダの中の、「original_images」フォルダに入れます。
小説原稿は冒頭部分に本の情報を書き込みます。
((小説タイトル))タイトル
((小説著者))著者名
カッコカッコ 小説タイトル カッコカッコ タイトル
と書きます。
「小説タイトル」「小説著者」「小説イラストレーター」「小説デザイン」「小説編集」「小説発行者」「小説発行日」の計7つが使えます(「小説発行日」は複数指定可)
タイトルと著者名は必須です。
発行日を記入しない場合、ファイルを作った月の末日を自動で入れます。
※ 書誌情報にタイトル、著者名を入れるほか、奥付に名前等を載せます。
小説本文には
(小見出し)本文
(小見出し)第一章
(小見出し)◆
または
((扉タイトル))第一章 猫神の時間
など「カッコ小見出しカッコ 小見出しに表示する文」または「カッコカッコ扉タイトルカッコカッコ 扉に表示する文」が最低限本文先頭にひとつ必要です。
カッコの後ろ、表示する文章・文字にルビなどHTMLのタグは使えません。
(※・扉ページなど、その他オプションの、表示用目次作成オプションをつけると小見出しにルビなどを使うことができます)
目次に使いますのでわかりやすものをおすすめします。
「(小見出し)」はページの先頭に、「((扉タイトル))」は扉ページになります。
※ 小見出しや扉タイトルを目次として登録します。
挿絵(1ページ全画面表示)や本文中の画像をつけることができます。
※ HTMLのタグを素通ししますので、本文テキストにルビや縦中横のタグを埋め込むことが可能です。
・小説原稿

準備ができたら「アプリケーション」→「ユーティリティ」→ターミナル.appを立ち上げます。

※ デスクトップに easy_epub を解凍した場合、以下のコマンドをタイプします。

・cd ~/Desktop/easy_epub/
↑ easy_epubフォルダに移動する
・ls
↑フォルダ内の確認
・perl ./easy_epub.pl text-file
↑EPUB3電子書籍を作成する
(text-file は小説原稿のテキストファイル名)
上記のコマンドをタイプするとeasy_epubフォルダに「yyyymmddhhmmss.epub」(年月日時分秒.epub)という名前でEPUB3電子書籍ファイルができあがっています。
コマンドラインはちょっと面倒くさいので、ドラッグ&ドロップするだけのアプリ版も同梱しました。こちらをご覧ください → ・Macアプリ版
↑サンプル(text-file)を電子書籍にする動画。【Mac】
・EasyEpub.appを開く
・text-fileをEasyEpub.appにドラッグ&ドロップ
↑サンプル(text-file)を電子書籍にする動画。【WINDOWS】
・text-fileをeasy_epub.batにドラッグ&ドロップ
・フォルダ構成

・カバーページ(画像は解像度300dpi程度、縦横比は4:3か16:10で用意しましょう)

・タイトルページ(縦書きの場合はスクリーンショットのように左右中央配置となります)

・目次ページ

・本文ページ


・奥付ページ(縦書きの場合でも奥付は横書きとなります)

今のところ設定できる本の情報

奥付ページ

((小説横書き))
と一行追加すると横書きになります。





・本文で使う挿絵など画像は easy_epub フォルダの中の「original_images」に入れます。ファイル名は半角英数字。
・本文中の挿絵を入れたいところに画像ファイル名だけを一行で書きます。
・本文中に使う画像を入れたいところに「画像ファイル名 サイズ(数字)」を書き込みます。

スクリプトでEPUB3電子書籍ファイルを作ると以下のフォルダ構成になります。
(original_imagesフォルダにある画像ファイルが OEBPS/images フォルダにコピーされます)

・挿絵はひとつのXHTMLファイルで強制改ページとなります。
・本文中画像は「test.jpg(ファイル名) 50(数字)」と記入すると
(数字は表示サイズ(=表示画面に対する%指定)となります。ファイル名と数字の間は半角空白が必要です)
以下のHTMLに展開します。
縦書き
<div class="image-wrap" style="height:50%; height:50vh;"><img src="../images/test.jpg" alt="-" /></div>
横書き
<div class="image-wrap" style="width:50%; width:50vw;"><img src="../images/test.jpg" alt="-" /></div>
この状態ではいわゆる「回り込み」はしません。
bookstyle.css の .image-wrap というクラスの clear:both を削除して、float:left rightを指定すると回り込みとなります(が、回り込みは、あまりおすすめできません)
・挿絵

・本文中画像(横書きと縦書きの例)


(小見出し)と書くことで改ページしますが、小見出しでいちいち改ページしたくない場合は
(小見出し2)を使えるようにしました。

・HTML目次と論理目次(toc.ncx)


・小見出しはh2タグを使ってます。

※ これは適当な実装なので補助程度に考えてください。
文章を書くときは文章に集中したいし、書いた原稿はできるだけ(タグなどの)余計なものは入れたくない…ということでルビを別ファイルで指定することもできます。
ルビは2種類の指定方法があります。
・ルビ用ファイルを別に用意する
((小説ルビ))ruby.txt
ルビのファイル(ruby.txt)は一行にひとつずつ。ルビファイル名は任意のもので大丈夫です。原稿データと関連づけた名前にしておくと管理がラクかもしれません。
「漢字」[tab]「ルビ」
と、タブで区切って並べていきます(文字コードは、BOM無しのUTF8でお願いします)タブの左側の文字に、タブの右側の文字をルビにします。
(最初の一回だけルビを振ります。登場人物の名前や特殊な読み、難読漢字あたりが使いどころでしょうか)



・perl easy_epub.pl text-file-noruby
↑「text-file-noruby」がサンプルファイルです。
ふりそこなったルビは「年月日時分秒_ruby.log」というファイルに出力しますのでテキストエディタなどで開いてご確認ください。
・本文中に「文字(もじ)」と、「漢字 半角カッコ るび 半角カッコ」と指定します。
(半角の「|」(縦棒)をつけることで、ルビの開始位置を指定することもできます)



上記のルビ用ファイルを用意する・ルビの指定を使うで大雑把に指定して、細かいところは直接HTMLのルビタグで指定してください。
((縦中横))
と一行入れることで、2桁以上の半角数字と半角の「!?」「!!」「?!」を正立させます(※縦組の場合)
※ 2桁以上の半角数字がすべて対象になるので、意図しないところが正立することもあります。ご確認ください(半角で1桁の数字は正立しません)
・本文中の「(了)(完)(終)」だけの行は文字の位置を最下部にします。
・本文中の「◆●」だけの行は3文字分字下げします。
・本文中の「(改ページ)」だけの行はそこで改ページをします。
・additional_page という名前のフォルダに bookslist.xhtmlという名前のファイルがあったらそれを末尾に追加します(既刊紹介などに)
・additional_page という名前のフォルダに option0.xhtml option1.xhtml option.xhtmlという名前のファイルがあったらそれを奥付の前に追加します(参考文献や著者紹介、初出に)
・overrideという名前のフォルダに入れたファイルと同じ名前のファイルがOEBPS/text/フォルダに入っていたら、overrideフォルダのファイルで OEBPS/text/のファイルを上書きします。1度EPUBファイルを作った後、OEBPS/text/のファイルを別に編集して使いたい場合などorverrideフォルダに同じ名前で保存するという使い方を想定します。
・字下げなどブロック、段落ごとの指定をしたい。
原稿冒頭のタイトルなどの書誌情報のところに「((ブロックスタイルあり))」と一行追加します。
本文の「<」で始まる行をそのまま素通ししますので、タグを記入してクラス名を指定して、bookstyle.cssに字下げ用のスタイルを入れておけば字下げされた段落が作れます。
本文原稿に入れる。
<div class="jisage2">
ブロック要素のdivタグを記述して、jisage2というクラス名を指定する。
</div>
閉じるタグも一行の先頭にする。
bookstyle.cssに2文字分字下げのスタイルを入れておく
.jisage2{padding-top:2em;}
easy_epubでは行をPタグで囲みますが、「((ブロックスタイルあり))」を指定すると、先頭が「<」で始まる行はPタグで囲まずにそのまま使うことになります。
・目次にGuide/表紙/タイトル/目次/本文など表示させない
原稿冒頭のタイトルなどの書誌情報のところに「((表示用目次作成))」と一行追加します。
デフォルトではEPUB3のNavigation文書をそのまま目次として使っているので、本文の目次のほかにlandmark部の「Guide/表紙/タイトル/目次/本文」を表示することになります。このlandmark部が不要でしたら、このオプションを指定してください。
表示用目次(display_index.xhtml)はタグを素通ししますので、本文原稿の「小見出し」に、ルビや縦中横、傍点圏点などが利用できるようになります。
・扉タイトルページにサブタイトル指定
((扉タイトル))タイトル[tab]サブタイトル
とタブで区切ってサブタイトルをつけます。サブタイトルはスタイルシートのsubtitleクラスでちょっと小さ目の文字にしてあります(縦書きの扉ページの場合、文章が長いとうまく表示できない場合があります。事前に実機で確認してください)


easy_epubでの指定だけだとシンプルなものになります。凝ったレイアウトやデザインにする場合は直接XHTMLやCSSを編集してください。
easy_epubで作成後
・OEBPS/text/ フォルダにあるXHTMLファイル
・OEBPS/style/ フォルダにあるCSSファイル
を編集してください。文字コードUTF8を扱えるテキストエディタやDreamweaverのようなHTMLエディタが便利です。
編集後、ふたたびEPUB3ファイルに梱包します。
EPUB3はZIPファイルですが、梱包する時に少し制約があって、ただzipで圧縮するだけではエラーになります。そこで、easy_epubでは
・perl easy_epub.pl pack
↑コマンドラインで、テキストファイル名の代わりに「pack」とタイプするとEPUB3のお約束通りに梱包圧縮することができるようにしました。
※ WINDOWS用に epub_pack.bat というバッチファイルを同梱しました。編集後このバッチファイルをダブルクリックで再梱包します。
easy_epubフォルダの中に「EasyEpub.app」というMacアプリがありますのでダブルクリックしてください(または、右クリックして、メニューを出してシフトキーを押しながら「開く」でお願いします)

ダブルクリックするとウィンドウが開きます。ここに原稿のテキストファイルをドラッグ&ドロップすると

EPUB3電子書籍ができます。

・perl のインストールが必要となります。
http://www.activestate.com/activeperl/downloads
↑ここから、WINDOWS版(32bit or 64bit)をダウンロードしてインストールしてください(インストールではYESで次に進むの連続で特に問題はありません)
easy_epub.zipをダウンロードして適当なところに解凍、その後easy_epubフォルダで作業します。上記の手順と同じです。
WINDOWSではコマンドウィンドウを使います。
デスクトップにダウンロードして解凍(右クリック→「すべて展開」)すると、easy_epubというフォルダができていて、そこにスクリプトやサンプルテキストがあります。

エクスプローラーで開いて、easy_epubフォルダ内で「シフトキーを押しながら右クリック」して「コマンドウィンドウをここで開く」

コマンドウィンドウで
・perl easy_epub.pl text-flie
↑EPUB3電子書籍を作成する
(text-file は小説原稿のテキストファイル名)
上記のコマンドをタイプするとeasy_epubフォルダに「yyyymmddhhmmss.epub」(年月日時分秒.epub)という名前でEPUB3電子書籍ファイルができあがっています。

または、easy_epub.bat に原稿のテキストファイルをドラッグ&ドロップしてください。

※ これは適当な実装なので補助程度に考えてください。
※ ワードでのレイアウトやデザインは引き継ぎません。テキスト同様シンプルな文書になります。
WORD 2010以降、拡張子が.docxのワード文書をEPUB3にコンバートします。
原稿の書き方はテキストと同じです。本の情報や(小見出し)などを入れてください。
縦書きor横書きはワード文書どおり。また、縦中横、ルビは、ワードに書かれているものをそのまま生かします
(テキストの場合に指定する((小説横書き))、((小説ルビ))と((縦中横))は不要です)
・冒頭には本の情報、小見出し。ルビもワードで指定。

・縦中横をワードで指定

・perl easy_epub.pl word_sample.docx
↑コマンドラインにタイプしてください。サンプルにワード文書(word_sample.docx)をつけました。
または、easy_epub.bat(WINDOWS) にドラッグアンドドロップ、EasyEpub.app(Mac) で作成してみてください。
もう少し詳細説明→「かんたんEPUB3作成でWORDからEPUB3を作る」
EPUB3ファイルを作ったら必ずEPUBチェックで確認しましょう。
epub_check.pl というスクリプトで、自動でepubcheckをダウンロードして使えるようになります。
(javaがインストールされているかの確認もします。WINDOWSの場合、JAVAのインストールが別途必要になることがあります)
・perl epub_check.pl yymmddhhmmss.epub(EPUBファイル名)

↑このように「No errors or warnings detected.」(エラーや警告は見つかりませんでした)と表示されればOKです。
※ 初めて実行する時はepubcheckをダウンロードしてますので、ちょっと時間がかかります。気長にお待ちください。
Macはターミナル.appでコマンドラインを使います。

WINDOWSはコマンドプロンプトか、epub_check.batにEPUBファイルをドラッグ&ドロップします。


epub_check.pl では現状最新のepubcheck 4.0.1 をダウンロードしてeasy_epubフォルダに解凍して使えるようにしています。
最新のEPUBチェックはこちら→ https://github.com/IDPF/epubcheck/releases
・長所
原稿テキストがシンプルなこと。
電子書籍ファイルを作るために原稿テキストに入れるのは、冒頭に本の情報(タイトル、著者名など)と、本文に最低ひとつの小見出しだけです。
ほぼ「原稿本文」だけのテキストファイルなので、書くこと・原稿の中身に集中できます。
また、テキストファイルひとつなので、データの管理も簡単です。
・短所
デフォルト状態だとシンプルなこと。
できることが限られてるので、小説など文章中心のものならともかく、実用書やビジネス書のようにレイアウトやデザインに凝りたい場合、HTMLやCSSを直接編集してふたたびEPUB3ファイルに梱包圧縮する必要があります。
デフォルト以外のことをするためにはHTMLやCSSに関する知識が必要です。
easy_epubには青空文庫から、ドストエフスキーの『キリストのヨルカに召された少年』をサンプルテキストとして同梱させていただいてます。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000363/card47042.html
青空文庫の成果に感謝!
ちなみに本作品、問答無用の傑作です。この機会にぜひ!
・漫画(コミックス)や写真集のための固定レイアウト(フィックス型EPUB3)の電子書籍を作るためのスクリプトも公開しています。
こちらに→ 「コミックスなど固定レイアウトEPUBを作る」
・EPUB3ファイルに購入者・所有者のメールアドレスを埋め込めるようにしました。無料配布や献本などにご利用ください。DRMほどではありませんが、いわゆるソーシャルDRMという仕組みのようなもので、コピー流出の抑止効果があります。
こちらに→ 「メールアドレス埋め込みを機能追加」
・ターミナル(mac)やコマンドプロンプト(windows)での操作、アプリの準備などが必要ですが、音声付き電子書籍も作成できます。media overlaysに対応したアプリで読むと読み上げ部分をハイライト表示します。
こちらに→ 「動画で見る音声付き電子書籍の作り方」
これで作った音声付き電子書籍→「「眼聴耳視」音声付き電子書籍公開リスト」
・リフローレイアウトとフィックスレイアウトが混在したハイブリッド型のEPUB3ファイルを作成します(文章はリフロー型、画像はフィックス型)
挿絵や写真など画像をディスプレイに余白なくフィットさせるために、画像のページをフィックス型のページで表示します。リフロー型のように中途半端な余白がないので一枚絵のイラストや写真が意図通りに表示されます。
角川のBWインディーズにはこちらをおすめします。
こちらに→「かんたんEPUB3作成ハイブリッド型EPUB3対応版」
・同梱されているサンプルテキスト(text-fileという名前のファイル)でEPUB3ファイルが作成できれば、WindowsでもMacでも動作環境的には大丈夫です。
・不具合やご要望など、問い合わせフォームやtwitterで連絡いただければできるだけ対応します(無理でしたらすみません)
・利用規約などはありません。ご自由にお使いください(制約の緩いMITのライセンスとします)
・奥付に「epub3: doncha.net」とURLが入りますが不要でしたら okuduke.xhtml から削除、編集してください。
・このスクリプトを利用したことによる損害などについては免責とさせていただきます。
・なお、スクリプトのカスタマイズ(業務利用)をご希望のかたは問い合わせフォームよりご連絡ください。別途お見積もりのうえ、ご相談させてください。
・また、制作代行も承っておりますので、気軽にご連絡ください。
こちらからどうぞ→ 「kindle EPUB3の電子書籍制作します」
かんたんEPUB3で制作した電子書籍→doncha.net制作発行の電子書籍一覧
おすすめのEPUB3解説本。
電子書籍の目次が難しい

無職50代の請負仕事に、電子書籍EPUB3ファイル制作もやってる(年金まで食っていかないと)
以前も書いたように元になるデータはHTMLだったりワードだったり。
電子「書籍」ということで、目次も凝ったデザインレイアウトを求められることがある。でも、いわゆる書籍の目次と違って電子書籍の目次は「ナビゲーション」で、アプリやデバイスなどのリーディングシステムと密接密着。
使えるタグが限られている。
http://www.idpf.org/epub/30/spec/epub30-contentdocs.htmlec-xhtml-nav
使えるのは、hタグ、リストタグ(ol li)、ハイパーリンク aタグに、spanタグぐらい。
WEBのHTMLのようにdivタグ使ってコンテナごとにデザインレイアウトはできないっぽい。また、リストタグの中はaタグかspanタグで装飾されている必要があって、テキストをナマで置いたり改行のbrもエラーとなる。
クライアント、デザイナーさんに説明してもらえるとありがたいんだけど、それが難しい場合もあるようで…となると、本来やっちゃいけないと思いつつ、下請けに「No」はない。
ナビゲーション文書(nav.xhtml)とは別に「目次」を作って並べてしまう。その時、ナビゲーション文書がspineに入っていると(kindleの場合?)「linear=no」にしても表示されてしまうので、spineから外しておく。
epubcheckでエラーにこそならないものの、しっかり警告されるし、mobi化してプレビューワーでチェックすると、ナビゲーションは未定義になってしまう。
内容が変更になった場合など、目次をふたつ書き換えることになり、ミスの元となる。
電子書籍の特性を認知してもらうにはまだまだ時間がかかりそうで。そうこうしているうちにいろんなEPUB3ファイルが出回ることになるなぁ。
…うーむ。こりゃ石を投げられてもしょうがない、おれ。
twitterで情報をいただきました。ありがとうございます!
https://twitter.com/lost_and_found/status/326161673155121153
ナビゲーション(nav.xhtml)のlandmarksでHTML目次を指定すればイケる、とのこと。
(でも、変更時のメンテが面倒なので、ナビゲーション文書ひとつでやりたいなあ)
日野裕太郎作品立ち読みサンプル増量

日野裕太郎の作品の一部ですが、立ち読みサンプルを増量しました(PC版のSafari、chrome限定)
各々リンク先で、小説の50%〜70%ほど読めます。
『あかるいほうへ』(表紙:にくきうー)
『水に咲く花』(表紙:ハルノブ)
日野裕太郎って誰?聞いたことないけどどうなの?
けっこう面白いかもしれません。ぜひ立ち読みしてやってください。
本編は kindleストア と ibookstore にて絶賛発売中です〜!
ほか、日野裕太郎作品のレビューはこちら→ http://t2aki.doncha.net/?id=1360323148
しかし。今日時点で、cssのwriting-modeでの縦書き表示ができるのはSafariとChromeだけということに愕然…なんかなあ。
[更新]2026-02-02 07:42:48
電子書籍無料キャンペーンの効能

電子書籍の価格設定は悩ましい、というネタで以前書いた。無料キャンペーンをするのは「作者作品を知ってもらうため」
『KDPの価格設定、バーゲン?』http://t2aki.doncha.net/?id=1359633724
「本を売るために」なにがしか無料キャンペーンの効能はきっとあるんだろう。データを見ればきっと有料購入に繋がることもあるんだろうとは思う(実際ウチの場合も、無料を読んで面白かったからと、有料本も買ってくれたかたがいらっしゃる)
それでもあまり積極的になれない。
ネットを見ると(自分の観測範囲)
相変わらず「ネットはタダ」と思ってるユーザーが大半のように見える。
目先の客(UUだのPVだの)が欲しくてタダでコンテンツをバラまくWEBベンチャーが多いように見える。
曰く。収益は広告モデルなので、ユーザーさんには課金しません。
きっと当初は理想もあったんだろう。でも実際のところはどうなんだろう。
広告収入のためにエサとしてコンテンツを集める。広告収入がいくらになるかわからないし、エサに金などかけたくない。ましてやエサ=コンテンツに対する敬意などどこにもない。
広告収入のためにエサとしてユーザーを集める。タダのコンテンツで集まってくるんだからテキトーなものを放り込んでおけばいい。集めさえすれば広告収入となる。
広告に金を出す企業側。まだまだ不景気だ、実際に金を掴んでこない広告費なんて少しでも削って営業部隊に金を回そう。
かくして、ネットは金にならない・金にするのが難しい(最近のカタカナ言葉でいうと「マネタイズが難しい」)となる。収益は広告モデルです、なんて言ってるうちにモノがどんどん劣化していく。
気がつけば、夢のWIN・WINがLOSE・LOSEみんな負け状態になりかねない。
ようやく立ち上がってきた電子書籍は、読者が本を直接買う(買うと書くとDRMうんぬんとツッコミが入るけど、いちいち面倒なのでここでは「買う」)
ビジネスモデルなどと小難しい言葉の入る余地なく、気に入ったものに・好きなものに、お金を払う。昭和の昔から変わりなく当たり前にあるシンプルな世界。
電子書籍というパッケージの登場で、やっとネットでコンテンツに対価を支払う、という空気が醸成されつつある。なので、無料本・無料キャンペーンは慎重に様子をみながらやろうと思う。
前方に広がる焼け野原を繰り返したくないよなあ。
[12/08 21:25:07]追記。
当面、無料キャンペーンはやらない。
iBookstore、 google playで無料頒布が可能。有料のタイトルを無料キャンペーンにするのではなくて、告知用に最初から無料本を用意して、iBookstore、google playを利用する。
↓こちら
[更新]2026-02-02 07:43:14
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