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doncha.net制作・発行:KindleやiBooks、楽天kobo、BOOK☆WALKERで読む電子書籍
かんたんEPUB3作成でWORDからEPUB3を作る
公開している「かんたんEPUB3作成easy_epub」について、たまたまなんだろうけど、WORDからEPUB3電子書籍を作るときにうまくいかない、という問い合わせが連休明けから続いて3件。
1)挿絵・画像が入ってくれないというのが2件。
2)難読漢字でルビが振られず、なおかつ、エラーになるというのが1件。
1)
easy_epubでは挿絵や画像は、original_imagesというフォルダに入れておいて、本文中の画像が入るところに画像ファイル名を書く。画像ファイル名は半角のアルファベットと数字。
https://t2aki.doncha.net/easy_epub#sashie
WORDはアルファベットの先頭の文字を勝手に大文字にしたりする…2件とも画像が入らなかった原因はコレ。
画像のファイル名と本文中に書かれているファイル名が一致しなくなっていた。
2)
「難読漢字」というか、第二水準(?)の漢字のルビの扱いが、ほかの漢字とは違っていて、それに気づかなかった。スクリプトを修正して対応。
<ruby>難読<rt>なんどく</rt></ruby>
↑のパターンだけだと思ってたら
↓のパターンでルビを振るケースがあった。
<ruby>難<rt>なん</rt></ruby> <ruby>読<rt>どく</rt></ruby>
WORDをEPUB3電子書籍ファイルに変換する説明が手抜き過ぎなので補足。
https://t2aki.doncha.net/easy_epub#worddocx
・赤で囲ったところが書誌情報で奥付にも使われる。また目次の設定なども指定できる。
・青で囲ったところが小見出しとなって目次に登録される
・ルビはそのまま
・縦中横もそのまま
↑目次と小見出し、ルビはこんな感じ
↑縦中横と小見出し、奥付はこんな感じ
easy_epubはテキストデータ(.txt)前提のスクリプトで、WORDも読みこめるけど。
WORDで作ったレイアウト・デザイン(字下げや罫線など)は無視します。WORDの文中にeasy_epubで使うキーワード(「小見出し」など)を記入してください。
WORDから引き継ぐのは、「縦書きor横書き」「ルビ」「縦中横」「太字」です。
「使い慣れたWORDで書いた原稿が電子書籍作成に使える」のがメリットだと思います。
ただ、wordに関しては、わたし自身、ほとんど使ってないので検証が甘くてバグが取れてないかもしれません。epubファイルを作ったらepubcheckでエラーの確認をお願いします。
↓かんたんEPUB3作成easy_epubはこちら
https://t2aki.doncha.net/easy_epub
連休だし、電子書籍でも作ってみよう、ということだったのかもなぁ。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」