『和猫』のkindle月替わりセール終了しました

2014/5/1 [08:09:21] (木) 天気

猫写真集『和猫』の4月の月替わりセールが終了しました。

ご購入いただいた皆さん、手にとっていただいた皆さんありがとうございました。


路地や駐車場の車の下、公園やマンションの植え込み、飲食店の裏、お稲荷さんなどなど、ヤツらはあちこちにいます。写真よりもやはり本物。不審者扱いされない程度に覗き込んでみませんか。


また何かの機会がありましたら、よろしくお願いします。




*****


Amazon、kindleストアの公式セールに取り上げられたらどうなの?というところだけど。


1ヶ月で『和猫』の有料ダウンロードは200本を超えた。


以下2つのカテゴリでランキング1位。

「暮らし・健康・子育て > ペット」

「アート・建築・デザイン > 写真」


Kindleストア 有料タイトルのランキングはたしか270位ぐらいが最高ランク。


kindleセールの売場直結の威力はさすが。

書店で言えば入口近くに企画の平台を作ってそこに面陳で並べてもらったようなものだ。写真集でファイル容量が大きくて、3Gではダウンロードができないというハンデもあったと思うのに、ありがたい話だった。


『和猫』に関しては2013年10月に公開。5日間無料キャンペーン分をいれて10月は800本以上のダウンロードがあって、2014年3月までダウンロード数は900本を超えていた。有料ダウンロードだけのことをいうと総数の30%弱。

それを考えると今回のセールで1ヶ月200本超の有料ダウンロードは実感できる売上本数。


まさに、告知して知ってもらうことが大切、という昨日の雑記帖ネタのとおり。



ベストセラー1位バッジもついたおかげか、レンタルも80本弱ダウンロードされていた。

image

有料ダウンロードとレンタルを合わせると約300本が今回の月替わりセールの「成果」。セール選定基準がわからないんだけど、取り上げられると確実に売上はあがる。


日々の動きとしては、やはりというか初動。月替わりセールが始まった日が30本弱のダウンロードで後はなだらかに、でも途切れることなく売れていた。

image



ただ、さらに欲張りなことを言ってしまうと。

この『和猫』が売れることで他の doncha.net作品も売れてくれるんじゃないかと、波及・相乗効果を期待したんだけど、これに関しては捕らぬ狸だった、かな。関係するとおぼしき本が数冊出たぐらいだった。

『和猫』は固定レイアウトでクリッカブルマップが使えない。リフローの本は巻末に既刊本として他の作品紹介とリンクをつけていて、それが多少効果はあるっぽいので、固定レイアウトの巻末で既刊紹介&リンクがつけられなかったのは残念。



↓亡くなった猫が戻って来る!?ほんのり暖かいファンタジー猫短編集

[更新]2026-02-01 12:50:35

売れる・売れない電子書籍

2014/4/30 [16:19:59] (水) 天気

立ち位置もあることを承知しつつ。「売れない」「売れる」の対極が面白い記事・レポート。


「陽平ドットコム~試みの水平線~」

2014/4/30

「出版業界で食うというロックな生き方②先に「食えない」を経験した音楽業界から学べ」

http://www.yo-hey.com/archives/54813045.html

「常見さんの本は、ウチの新書レーベルのKindle本で売上1位です!」と言われて、「お、これでなんとか来月も食べられるかも」と思ったが、何冊売れたのかと言えば、1ヶ月で40冊だったそうで。

これが現実だ。


「もりぞお海外研究所」

2014/4/6

「Amazon様のkindle月替わりセールに選ばれて半額になると、電子書籍はどれくらい売れるのか?」

http://morizo.asia/?p=4024

これは、「なんかの間違いでキャンペーンに選ばれれば売れる!」というKindleドリームを指し示すと共に、「たくさんの人に見られるところにおいた者が勝つ」という身も蓋もない結論でもあります。

2014/4/30

「Amazon様のキャンペーン選ばれてわかった!Kindelの売上&ランキングの関係」

http://morizo.asia/?p=4081

ただ、継続していると、私みたいに、こうやってAmazon様のセールに選ばれてどかっと4桁売れちゃうこともありますし、地味に売上を重ねていくことで5桁の売上を上げることも可能です



わたしは、後出しジャンケンで言うと、「陽平ドットコム」さんほど悲観的ではないし、「もりぞお海外研究所」さんほど楽観的でもないかなあ。


・CDから、ネットでダウンロードに食われる。写真、画像も同じ。


本はコンテンツをそのままデータ化できてないのが現状。手探り状態でデバイスやアプリ、フォーマット形式、ストアが乱立。このあたりが収斂?収束する=カタチが決まるまではなんとも言えないような気がする。現状に悲観する・結論づけるにはまだ早いかな。



・4桁売れちゃうし5桁も可能。


現状、個人出版ではレアなケースでこんな幸運はほとんどない(無料ダウンロードはカウントしない)もしかしたら、ネタ次第で行くかもしれないけど、文芸書は厳しい。

Amazon=書店の店頭での面陳、平台は効果がある。そこに取り上げられればものは動く。ひとに知ってもらうために告知宣伝が大切というのは確か。




わたし自身、新刊が思うように出せなくなって=部数が確保できなくなって、仕事がなくなり底辺エロ出版社を辞めた経緯の中で、退職前から電子書籍に対する期待は大きかった。

…なもんで、あれ?まだまだ思ったほどじゃない、難しいなぁ、というのが今のところの実感(電子書籍市場の全体のデータは知らないのでいい加減な印象。売上データを見せていただいたり聞いたことがある程度のことでしかないけど)


商業誌、取次ぎ流通のように新刊をドバっと刷って街の書店にドカっと並べるわけでもなく。

同人誌、同人誌即売会のように買うために参加してくれるひとたちが具体的に見えるわけでもなく。


さらに、どちらも「本を買う」という動機で読者がやってくる特定の箱に並べるのに対して、ネットだと他の本に埋もれる以前に、米や味噌、靴やバッグ、パソコンやゲーム、交流系もろもろとひらたく同じ場所なので、本そのものの埋もれかたは書店とは別次元。

(POSで見られて初速が悪いと部数の減らされかたはハンパじゃない、相手はおにぎり、ペットボトルだからなと昔々会議でコンビニ売り雑誌について袋だたきにあって言われて憮然としたことがあった)

何と言っても、刷り部数と違って実売の数字はケタが違っていてびっくりするんだけど、それもしかたがないと思う。


ただ、ここで同じことばかり言うけど。

底辺にいた頃、部数が取れずに本を出すことすらできなかったことを思うと、電子書籍は出せるだけありがたい。Amazon、apple、楽天などなど一般書店に作った本を並べることができる。その一点かなあ。

あほみたいに電子書籍が出版されて、ジュンク堂や紀伊國屋書店など大型店の在庫ぐらいタイトル数が並んでくれると面白くなるような気がしてるんだけど。まだ日常じゃないもんねえ。


https://twitter.com/dokusyo2/status/434517741463040000



「売れない本に社会的意義なんてあんの?」というネタも最近みかけたけど、そんなこと知らんがな。


[更新]2026-02-01 12:51:00

釣られた:個人出版の販売チャンネル

2014/4/27 [20:16:04] (日) 天気

ついったの観測範囲の話題で、わたしもこれは釣られたら負けだと思ってたんだけど、妙な飛び火を見かけたので、斜め方向で釣られてみよう。


もう何度もこの雑記帖に書いたことの繰り返しとなる。


電子書籍の個人出版に関して、kindle以外で売る意味あんの?という釣りタイトル(とりあえず「あんの」という語尾はおいておこう)が発端、かな。

以下、好きじゃない「べき」をいくつか使ってみる。


その1

本を並べる場所


電子書籍は在庫リスクがない。

各電子書店に登録するのにコストはかからない。

登録したところでランニングコストはない。


だったら登録しない理由が思いつかない。

タイトル数が多くなると販売管理についてコスト(いちいちどこのストアで何部売れて、マージンはいくらでなどなど計算することになる)がかかってくるけど、個人出版で1000もタイトルがあればともかく、たかだか100ぐらいなら月に一度エクセルでちょっと計算すればいいことで日常を圧迫するようなコストにならない。

ユーザーが使っている・使いやすいところでリーチできるように置いておくべきだと思う。


街の本屋さんに並べる商業誌、取次流通はぶらっと立ち寄って見つけてもらうこともある。

けど、電子書籍は目当ての本として探してもらうことが最初のステップ。

電子書店は会員登録、クレジットカードの登録が必要。何かのタイミングで検索ボリュームがあがったとして、その時にユーザーが登録している電子書店に並んでいないと「え?新規登録かよ、じゃあ、いいや」となることが多い。

(ユーザー行動を連日延々と解析していた頃があって、クリックのハードル、会員登録のハードルがいかに高いか把握しているつもり)



その2

読者が読む・見るコンテンツって?


EPUB3の電子書籍は本ではなくてWEB。

同じ電子書籍ファイルでもリーダーによって表示は違う。

ユーザーにとって快適な読み方見方ができるのがその特性・メリット。


電子書籍というかWEBは見る側に主導権を渡すもので、作者・出版側が意図したものをそのまま読ませる・見せるものではない。

電子書店のEPUB3ファイルの解釈、リーダーの環境すべてで同じものを見せたいというこだわりは理解するけど、現状は無理だし、作者・出版側の意図したものを「押しつける」(←あえて)のはWEBとは相容れない。


マスプロダクトの紙印刷本であれば送り出したもの、イコール、受け取った側が見るもの、作者・読者が同じものを見る、ということになる(もっとも、印刷や製本の具合で100%じゃないけどね)

作者・出版側のこだわりを最優先するのであれば、紙印刷で本を作って書店に並べる・即売会や自家通販で届ける、という方法を取るべき。


電子書籍はWEBよりパッケージされてる印象があるけど、紙印刷と同じようなことを求めるのは可哀想。



てなことを。

某所、というかgoogle+の「日本独立作家同盟」の書き込みを見て

https://plus.google.com/103352532224110271800/posts/HT8iStauLJ4

ああ、こりゃかみ合ってないと思ってついでに釣られてみました。


いろんなところに並べようというのと、いろんなところに同じものを並べなきゃというのと。レイヤーが違うなあ。



ということが話題になるのが現状で、ここで1024回言ってるように、まだまだ市場規模、パイは小さい。Amazonとkoboのおかげで始まって2年め、それでもまだまだこれから。好き嫌いは別にしてたぶん未来は電子書籍にあるんだろうと思う。



[04/28 12:31:35] 追記。以下いろいろあり〼(←マス)


・商業誌(紙印刷本)

夜に誘うもの

『夜に誘うもの』

日野裕太郎

・同人誌(紙印刷本)

・電子書籍Kindle専売

・電子書籍kindle ibooks

・電子書籍google play

『衝撃はショウを動かす』

【無料頒布】幼児がハードボイルド!?迷子はどっちだ。5分で読める掌編。


・電子書籍kobo

『酒を片手に庭に出る〜日野裕太郎短編集』

【無料頒布】家賃格安の訳あり物件。そのワケが夜に現れる〜すこし不思議な怪異譚など3編収録。

[更新]2026-02-01 12:51:44

一発芸:WORDのルビ・太字・縦中横をタグに変換

2014/4/26 [15:30:52] (土) 天気

この雑記帖でも何度かとりあげていて、「かんたんEPUB3作成easy_epub」https://t2aki.doncha.net/easy_epub では実装済みのワードの .docx ファイルを直接読み込んでEPUB3ファイルにするというネタ。


ついったなどを眺めてると


1)原稿はワードで書いている。

2)kindleだけならワードをそのままでもいいけど、ほかのストアに並べるにはEPUB3というのにする必要がある。

3)WEBサービスがあるのでそれを利用してみたい。

4)HTMLタグが意味不明で面倒くさい。

5)3に戻る。


というケースが見られるので、上記スクリプトからワードの指定をタグに変換する部分だけを抜き出して公開してみました。


ルビ、太字、縦中横に関して、ワードで指定した部分をHTMLタグに変換してテキストにする。

https://t2aki.doncha.net/tmp/docx2text.pl

(※ 一発芸ネタは直リンクできないようになっておりますので、このリンクからご入場ください)


これで変換したテキストは

「EPUB3::かんたん電子書籍作成」 https://books.doncha.net/epub/

「でんでんコンバーター」 http://conv.denshochan.com/

に使える、はず。(でんでんマークダウン対応、かも)


一発芸で未検証、適当な実装なのでネタ程度にご利用くださいませ。


[更新]2014-04-28 11:28:32

一発芸:KDPセレクトのサンプルチェック

2014/4/19 [20:11:20] (土) 天気

KDPにはKDPセレクトというkindle専売にするオプションがあって、無料販売やマージン、キンドルオーナーライブラリへの登録など、いろいろ恩恵がある。


詳しくはこちら https://kdp.amazon.co.jp/select


これらの恩恵を受けるには、専売のほかにも制約があって、そのうちのひとつに「ネットで公開するサンプルは本文の10%以内にすること」


で、これってどれだけ公開できるの?その10%ってどうやって計算すればいいの?知らずに規定オーバーして販売停止やアカウント停止なんてことになったらおっかないよね。


てことで、amazonが実際に公開しているサンプルをチェックすればいい…んだけど、いちいちサンプルダウンロードするのも面倒くさいし、ブログパーツなんかを導入してみるのも文字の分量を見るためだけにやってらんない。


ので、ざっとamazonが公開しているサンプルを眺めるためだけの使い捨てスクリプトを思いついた。


https://t2aki.doncha.net/tmp/kindle_sample.pl


Amazonの商品コードを入力すると公開されているサンプルを表示するだけ。

複数の作品をだーっと入力してだーっと表示する。


少なくとも公式で表示しているサンプルの分量なら表示させても大丈夫のはず(…んだけど、自己責任で判断してください)


昨日に続いての一発芸スクリプト公開のお知らせでした。



[04/20 14:34:46] 追記。参考にさせていただいたサイトなど

・「灯台杜と緑の少年」Kindleストアにサンプル表示ボタンを追加する方法(とりあえず)

・「つんどく速報」KDP書籍の内容をプレビューできるブックマークレットを用意しました

・「Long Tail World」キンドル電子書籍をサイトに埋め込む方法:How to Embed Kindle eBooks



例によって、perlのLWPを使ってサンプルのあるURLにGETでリクエストするだけ。


http://kindleweb.s3.amazonaws.com/ASIN/gz_sample.html
ASINのところはAmazonの商品コード

ネタとしては。

取得するコンテンツ部分がgzipで圧縮されているので解凍する必要があった(ブラウザは勝手に判定して解凍している)


use Compress::Zlib;
if($r->header(’content-encoding’) =~ m!gzip!){
  my $content = Compress::Zlib::memGunzip($r->content);
}

てことだけど、サンプルの元となるテキストは手元にあるので、いちいちHTTPでリクエストに行くと重くなるのでウチに導入はしなかった(同じサーバーにテキストを上げてそれを引っ張り出した方が早い)



↓Amazonが公開しているサンプルの該当部分をサンプル表示してます。

[更新]2026-02-01 12:52:48

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