kindle本のレンタル・無料キャンペーン

AmazonのkindleストアにKDP(Kindle Direct Publishing)で作品を登録するときに、KDPセレクトというオプションプログラムがある。
ざっくり以下のふたつのことができる。
・kindleのOwnersLendingLibrary経由で無料貸し出しの対象となる。
・90日間のプログラム期間のうち、5日ほど?無料キャンペーンがうてる。
この90日の間は、デジタルデータを他のサイト(自分のサイトも含めて)に並べてはいけない。独占販売ね、ということ。
ちなみに。KDP登録ページのボタンをぽちっとやればいいだけかと思ったら、ぽちった後は本の登録「レビュー」「出版中」「オンライン」のプロセス=48時間ほど必要。いきなり明日からKDPセレクトでお願いね、は無理。
ウチの場合、iPhone電子書籍アプリでも販売してるので( http://books.doncha.net/apps/dojinnovels.pl )見送っていた (もちろん、この90日間だけiPhoneアプリの方を販売停止・公開停止にすればいいのだけど、app storeの手続きはかなり煩雑でアプリの作り直し→審査申請1週間待ちとなって、意図通りにコントロールするのが難しい)
今回、iPhoneアプリの審査にひっかかったり手続きに時間がかかっていることもあって、まだiPhone用には作ってないけど、kindleには登録して公開されている作品が一本。怪我の功名。
この『陽だまりうたた寝若桜』(日野裕太郎・みさわりょう)をKDPセレクト90日間に参加させてみた。
例によって身内ボメの自画自賛手前味噌。浅田次郎や朱川湊人を思わせるファンタジーで癒しのストーリー。ラストは落涙必至。ハンカチを用意してお読みくださいレベル。オススメです!
販売価格490円は絶版となっている同人誌よりちょっとお得。
ということで、今なら、貸し出しで無料で読めます。また、年末年始や時期をみて無料キャンペーンをやります。
[12/04 18:37:44] 追記。すみません。どうも貸し出しに関してはっきりしてないです。嘘書いたようです。調べてまた書きます。
[12/06 16:27:15] 追記。やはり貸し出しは、現時点では、できない。著作権がらみらしい。ということで、KDPセレクトのメリットは無料キャンペーンができる、ということだけのようだ。90日拘束されて5日というのはなんかビミョーなところ。だけど、試しにやるだけやってみよう。
[12/15 15:53:59] 追記。ちなみに。無料キャンペーンを指定する日付は太平洋標準時。なので、日本時間とは17時間のズレがある。たとえば、一日(24時間)の指定。日曜の0時〜24時を指定したつもりが、17時間の時差で、実際は日曜の17時〜月曜の17時までとなる。
[更新]2026-02-02 07:58:10
iTunes connect でリジェクト

またアプリがリジェクトくらってしまった。
今まではSakuttoBook のプログラム対応(iCloudの扱いや、In-App Purchaseの扱い方)だったんだけど、今度は小説のエロ描写でひっかかった。ここであまり多く書くと、今度はまた別のガイドラインにひっかかってアカウント抹消ということになりかねないのですこしだけ。
ガイドラインには、子供の目に触れても大丈夫なもの、というのがあって、たぶんこれが大前提。
今、すでにかなりの本数の官能小説、エロ小説の電子書籍アプリがapp storeに並んでる。もちろん、ひと目でわかる画像に関しては、わたしが見た限り慎重というか昔々昭和40年代ごろのロマンポルノで使われていたような、イメージカット。
なので、画像でぎりぎりかなと思ってた。ところが、指摘されたのは文章。17才以上の年齢制限つけてるんだけど、アップル自身がペアレンタルコントロールを信用してないってことか。
審査基準について、こちらがあれこれ言ってもしょうがない。通る時は通るし、通らない時は通らない。あっちがOKなのにどうしてこっちはNGなのか、あっちはあっち、こっちはこっちということ。
エロ漫画の編集時代、都条例にひっかかったり、警視庁に呼ばれた時の、担当者とのやりとりの記憶が蘇る。相手のテーブル・土俵でやることだ。文句があるなら絶対権力者にでもなるしかない。
[11/29 14:36:51] 追記。 ただ、日本のやりとりは「わかってるよな」「うーん、でもそこいわれると食えなくなっちゃうんすよ」「だめだめ」といいつつ配慮というか、続くうちに(続けたくはないけど)妙な信頼関係というか信用みたいなものが微妙に。ハゲの毛髪、フケ程度には生じる、かも。このあたり、文書で明確にしろ!というのだけが正しいとは言えない、お互いの腹芸運用。その点、アメリカの会社はどもならず泣きっ面に蜂の目に合うだけなのでアレだ。
ということで、指摘された官能小説を外して再申請。せっかく原稿をお預かりしたのに、形にできず、本当に申し訳ありません。会社規模でアプリをリリースしているなら、たぶん、ごそごそいろいろやりようもあるんだろうけど、個人じゃ歯が立たない。(イラストには買い取り原稿料も支払ったので実害も)
噂レベルの話。
年内には appleの iBooksストアも日本でオープンされるという。アメリカではすでにその傾向があって、単純な電子書籍アプリは審査に通りにくくなっている、らしい。当然といえば当然で、電子書籍を出すなら iBooks ストアで出せよ、ということ。アプリで出したいなら、アプリならではのコンテンツにしろよな、と。
ロイヤリティがどうなるのかわからないけど、iBooksストアがオープンしたらそっちにも出すことを考えておくか。あっちが駄目ならこっちで、転んでもタダでは起きない(なんのこっちゃ)
電子書籍書店。KindleストアとiBooksストアの一騎打ちに日本のストアは食い込めるんだろうか。
iPhone電子書籍アプリ
コミティアや文学フリマで同人小説を頒布している日野裕太郎さんやくまっこさんの小説を収録。
くまっこさんの朗読音源や、日野裕太郎さんのPC同人ゲーム体験版などもあります。
Kindleストアにて販売中!
著者:日野裕太郎
イラスト:ハルノブ、おおぬまひろし、にくきうー、みさわりょう、てぃるよし
・梅の選択
上記Kindle本・縦書き小説を作成したページ
kindleストアにKDPで登録したときの記事
EPUB3の作成についての記事
[更新]2026-02-02 07:58:30
ImageMagickで画像に文字を埋め込み

kindle本の扉ページがなかなかうまくいかなかった。
調べると、EPUB3でリフローのページ、縦書きの文字がページ中央に配置されている「扉ページ」は、現状では無理だということだった。divなどのブロック要素で横幅指定してさらに中に重ねて横幅をごまかして、などやってみたものの、ブロック要素の横幅指定100%や50%が効かない。text-align centerは、上下で中央揃え…ってこんなの意味ない。
[11/30 09:32:30] 追記。リフローとフィックスが混在できないのは、この時点でのkindleの仕様。EPUB3は混在可能。http://densho.hatenablog.com/entry/fixed-layout-metadata こちらのページが詳しい。
[04/01 11:41:03] 追記。リフローレイアウトでも扉ページを実現する方法がある。
詳しくはこちら → EPUB3リフローレイアウトで扉ページ
しかたなく、扉ページを画像にすることにした。
画像であれば、imgタグをひとつ書いただけのhtmlで表示させれば、扉ページとして意図通りのものになる(って、たぶん、そのうち扉ページを文字だけで表現できるようになる、と思うので画像を使うのは徒労感で脱力)
600x800(4:3)の白画像jpgを用意して、扉に使うタイトル文字を縦に埋め込む。ImageMagickだと、すんなり縦書きにできなくて、結局ひと文字ずつバラして並べた。
以下が、ImageMagickのAnnotateで画像に文字を埋め込んでる部分
my $p = Image::Magick->new;
my $r = $p->Read($blank_image);
my $pos = 28;
my @strings = split(//, $text);
foreach my $c (@strings){
$p->Annotate(
encoding=>UTF-8,
fill => black,
font => $font,
gravity => North,
pointsize => 28,
text => Encode::encode(utf8, $c),
undercolor => white,
y =>$pos,
);
$pos += 28;
}
$r = $p->Write($out_image);
・fontにはIPA明朝を使わせてもらった。
・文字サイズは28pt
・上を起点に28ptのところから埋め込み。
・白地に黒文字
・x位置は何も指定していないけどセンターにきたので結果オーライ

リフロー。ページで組版するわけじゃないのが、原因。リフローされるとページという考え方が難しくなる。
ということで。扉ページに対応しました。
[更新]2013-04-01 11:41:49
kindleのシェアは同人誌読書会になるか!?

kindleでは読んでいる小説など、文章の一部をハイライトしてシェア=ネットで共有することができる。たとえばある一冊。複数のひとがそれに対して傍線をひいたりコメントをつけられる、ようなイメージ。kindleで読んでいて「あれ?なんかここハイライト表示されてるぞ」と思ったらそこは同じ本を読んだほかの誰かがチェック入れた、ということかな。
この機能自体あまり宣伝喧伝されてないようで、まだ試行錯誤中かも知れない。ネタバレも含めてよけいなお世話だと感じるひともいるだろうし、このフレーズが人気なのかへええと共有することに面白みを感じるひともいるだろうし。
https://kindle.amazon.co.jp/profile/t2akii/14771871
↑kindleで共有するとこんなページができる。
個人作家、同人誌が商業出版にまるで歯が立たないところが部数。
読んだ本に関して、共通する・共有することが難しいので、継続や広がりが見込めないことだと思う。
「これ面白かったよ」「ああ、おれも読んだよ、確かに!」「でも、ちょっとここが物足りなかったかなあ」「いや、でもその分キャラがさ」などなど。
読んでない本が面白そうに話されていたら、本屋さんで見かけたら手に取るだろうし購入するかもしれない。でも個人作家の本や同人誌は売ってない手に入らない。イベントでせっかく買ってもらって、面白いと思ってもらっても、その次がなかなか難しい。
いわゆる読書会。わたしの学生時代の読書会は、特定の作家について、あるジャンルについて「事前に」本を読んでいって、主宰の用意したレジュメに沿ってみんなでその共通する本についてわいわいがやがや。読んでない本があったらその場で読む・借りる。というもので、それなりに面白かった記憶がある。
コミティアが主催する読書会。これはイベントで読み切れなかった探しきれなかったひとのための、同人誌の回し読み会。それはわたしが経験した読書会とは性格が違うもので、発見するための読書会。部数も出会う機会も少ない同人誌にとってはとても有意義なものだ。
こんなところで、電子書籍の出番となる、のかな。
もちろん、紙印刷の本がいいというのはあるけど、それはおいといて。電子書籍にしておけば「一冊の本、ひとりの作家について『事前に同じ本を読んで』わいわいがやがや読書会」を開くことができる。このシェアされたページが、読書会がわりになる、かも。
このあたりの強みを生かして、広がりに繋がればいいんじゃないかと思う。
[11/25 10:29:50]追記。
Kindleパーソナルドキュメントサービスというのもあるのか。
これを使えば仲間内で「来週の読書会の課題図書はこれなー」というのができる。
↓パーソナルドキュメントサービスのわかりやすい解説ブログ
Kindleパーソナル・ドキュメントサービスとは 代助のブログ
[2013/12/05 16:08:42] 追記。
準備
kindleのページを作る(Amazonのアカウントと同じメールアドレス、パスワード)
・配布されるパーソナルドキュメントを受信する
読書会
・kindle端末orアプリでパーソナルドキュメントを読む
メモをつけたりハイライトをつけたりする
・kindleのページを見ると

↑こんな感じ。
読んだ本のページがあって、そこには他の人のメモ(note)やハイライトされた箇所が一覧される。
パーソナルドキュメントで仲間内だけ回し読みっぽく遊べる。
[2013/12/07 15:01:48]追記
嘘ついてました。
パーソナルドキュメントは読んだ本の一覧ページには出てきません。
てことは、パーソナルドキュメントで読書会にするには、twitterにシェアで投稿する時にハッシュタグを利用するしかなさそう。いまいち使い勝手が悪い、か。
[更新]2026-02-02 07:58:51
Kindleで買える創作文芸 同人小説

togetterのまとめ。「kindleで買える創作文芸 同人小説」http://togetter.com/li/402696 というのを作ってみた。
当然ながら、電子書籍にしてKindleストアに並べたから売れる、なんてことはない。しっかり告知広報しないと、そんな本が売ってる・存在していることすら知られない。効果があるかどうか、なんてことをごちゃごちゃ考えてるヒマがあるなら、まず発信。ネットは発信するためのコストなんて安いのだ。無駄かどうかの検証は、タスクが積み上がって大変になってからすればいいこと。
twitterで自分の観測範囲と「#kindle」「#kindlejp」をからめて検索して、コミケやコミティア、文学フリマといったイベントにサークル参加しているひとがKindleストアで同人小説誌を販売していたら、それをまとめに随時追加していく。
バーチャル同人誌即売会みたいになって、本を読むひとたち・読者・イベントでいうところの一般参加者がついてくれれば面白い。
今に始まったことじゃなく。書き手・送り手側は声が大きいのでいいけど、読み手・受け手側は静かでどこにいるのかすらわかりにくい。わたしが見る範囲、ネットの創作文芸界隈というのは書き手の集まりであって、読者不在。限られたイベントでしか手に入らない本は、共通の話題にならないので、変な言い方だけど、読者が育たない、のかもしれない。一般参加者を増やさないと。
その点、AmazonというかKindleで買えるなら、「あれ面白かったよ」「あ、それ読んだよ」ということに繋がる。
togetter の使い方がよく分からなくて、なんかちょっとビミョーな感じだけど、#kindlejp をつけてもらえると探せるので助かります。
KDPの登録に使ったEPUB3→ EPUB3::かんたん電子書籍作成
・iPhone電子書籍アプリ「小説同人誌Select」もありマス
[更新]2026-02-02 07:59:47

