『グリーンブック』と『石の血脈』

ここんとこアマプラで『グリーンブック』を流してたり。ふたりのロードムービーというテンプレは鉄板。何度見ても、見るたびにぶるぶるしてる(語彙
ハリウッドの悪きコンテキスト、都合の良い黒人ガー、という批判もあるみたいだけど、さすがにそれって、的外れ。この映画は黒人代表と白人代表の映画じゃない。
繊細な天才ピアニストのドン・シャーリーと、がさつで乱暴なトニー・リップ、ふたりの個人の話だ。
道中、ふたりで重ねる時間がそのまま相手を思いやる時間に質的変化していって、というのを握り拳をかためてぶるぶる震えながら観るのが正しいと思う。
シャーリーに言われるまま手紙を書くトニー、トニーに強要されるままフライドチキンを食べるシャーリー。このあたり、ほんとたまらないシークエンスなんだよなあ。
んで、本エントリのタイトルだけど。
『グリーンブック』でシャーリーについてメンバーが語るセリフ。
「Being genius is not enough, it takes courage to change people's hearts.」
(なぜなら、天才だけでは十分ではないからだ。人々の心を変えるには勇気が必要だ)
というセリフで半村良を思い出したんだよね。
『石の血脈』(半村良)で隅田について友人の伊丹が語るセリフ。
「才能というのは周囲の圧迫に耐え抜いてそれを認めさせることまで含まれているのさ」
奇しくも(?)同じようなことを言っていて、やたら説得力があって感心してしまったんで、エントリにしてメモっておこうと。

『グリーンブック』も『石の血脈も』傑作なのでオススメっす
たて開きノートを自作することにした

ここんとこ #手書きノート にハマってるんだけど、やっぱどうしてもタテ開き(天綴じ/短辺綴じ)のノートが欲しい。市販のノートはヨコ開き(長辺綴じ)がほとんど。しかたないんで、タテ開きのリングノートを自分で作ることにした。というのが今回のエントリ。
といっても大変でもなんでもなくて、市販のツールやパーツがあれば、すぐにオリジナルのノートを作ることができる。
必要なものは
- ルーズリーフ用の穴をあけるためのツール
- ルーズリーフを綴じるためのパーツ
このふたつ。
穴あけ用パンチ
Loftで見つけて購入したのが、カール事務機という「紙の民」御用達メーカーの
「ゲージパンチ・ライトGP-LA」(自分だけのルーズリーフを作れるパンチ)
https://www.carl.co.jp/products/category/gauge-punch-gpla/
ぶっちゃけ、これさえあれば、どんなサイズのどんな紙でも自分オリジナルのノート(ルーズリーフ)を作ることができる。スグレモノ。

穴をあけてルーズリーフにした紙を束ねるパーツは、100均のセリアで買った「中央にリングがなくて書きやすいルーズリーフ用バインダーB5」をバラして、そのパーツを流用。

カールの穴あけパンチは6穴で、セリアのパーツは5箇所。穴がひとつ余るけど気にしない方向で。
やっぱりタテ開きは快適でストレスフリー。
ノートというと、どうしてヨコ開きばかりで、タテ開きが主流じゃないのか不思議。
ヨコ開きのノートって、縦書きだろうと横書きだろうと、書いてるとノートのノドに手が当たって、これはストレスになるよなあ。
あとはこれに、表紙裏表紙として厚めの紙をあてがえばいいかな。白無地のボール紙は売ってたけどさすがに可愛げがないし、汚れも目立つだろうから、ちょっとほかを探してみよう。
今回ちょっと調べてわかったハマりどころ。
ルーズリーフの穴の規格にはJIS規格とISO規格があって、両者に互換性はない。
- ルーズリーフとして売られているものは基本的にJIS規格
- リングノートとして売られているものはだいたいISO規格
リングノートを買って、紙だけをルーズリーフとして使おうと思ってもISOとJISで違うので流用はできない。リングノートは探せばたて開きがあるんだけど、ルーズリーフのバインダーに使うことはできない、ということだった。
んで、さらにややこしかったのが
「リヒトラブ」のルーズリーフはルーズリーフなのに、リングノートで主流のISO規格
「ロルバーン」のリングノートはリングノートなのに、ルーズリーフで主流のJIS規格
一部メーカーで対応が違ってたこと。
あと、やっぱりというか。サイズの問題もある。
A版ならどこでも扱いがあるけど、B版を揃えてる店は少ない。
- A版=ISO、国際標準
- B版=JIS、日本標準
だからしょうがないっちゃしょうがない。
サイズ感がちょうどいいB6(青年コミックサイズ)はほぼ取り扱いがない。
ノートを自作するにしてもB6を選択するのはなかなか厳しい。
サイズとしてはA5と、かろうじてB5ならなんとか揃えられる感じだった。
手書きノート1冊めのふり返り

2026年3月28日から手書きのノートをつけ始めて6月8日(明日)で一冊が終わる。今回のエントリは、その2ヶ月ちょっとの記録のふり返りと感想。
PCに入力した記録の場合、ふり返りは検索やフィルタを駆使して目的のものを探しだすのも簡単でスグ。あとで整理してまとめるには便利だ。
それに比べると手書きのノートはめっちゃ不便。
最初のページから最終ページまで、1ページずつ記入する。どこに何を書いたかなんて覚えてない。保証されているのは、唯一
「最初のページから最後のページまで順番に並んでいる」
ということだけ。
もちろん、付箋やタブなんかを使って、リニアに書かれてるものを効率よく利用することもできなくはない、と思う。けど、それならPCの出番。
手書きのノートを、ざっくり頭っからページをめくっていくと、雑多な記録の羅列が現われる。
駅ネットで新幹線の予約に悶絶してたり、ポケモンGOの対人戦で右往左往してたり、WEB本棚のローカル版についての問い合わせ対応してたり、ActivityPub実装のバグ修正してたり、ミニ五徳を探して買ってたり、ワクチン打ってたり、ブログのCMSの修正してたり、DELLのノパソがバッテリまわりでいよいよ終了しそうだったり、メバチマグロでハンバーグを作ってたり、電子書籍制作がらみでツールを作ってたりetc.etc.
仕事、生活、ゲーム、健康、料理などなど、思いついたまま書かれていて、なんじゃこれ、というものがたくさんある…というか「なんじゃこれ」がほとんど。
ただ、それぞれが微妙に繋っていて
「マグロのあらを買ってたら/後日にレシピがあって/何回めの食事になって」ということがバラで書かれていてもページ順に並んで繋がってくる。
そんなひとつずつで、いちいち「あ、そうだった、この時スクリプトのサブルーチンに修正いれたんだった」とか思い出して、それと関連してユーザーさんの他のリクエストを思い出して、その頃そういえば…とノートに書かれていないこともだらだら思い出すのは老人特有の現象かもしれない。
先日もちらっと紹介した
「ノートはタブレットよりテスト得点が2割増!立命館大学と「ノートとタブレットへの筆記における記憶効果の比較」の共同研究を実施」
https://www.kokuyo.com/news/release/20240731st/
という記事もあって、覚えてる、思い出せることが増えたような気がする。脳ミソに定着してくれるんだろうか。
フラシーボかもしれないけど、これならボケ防止になると思う。
そんなごたくはともかく、手書きで埋めた手帳をあとから眺めるのが楽しい。

ほんとは、文字とイラストをテキトーに混ぜて記入した方が覚えもいいんだけど、絵の方はもう少し大きく描いておきたいので、文字用とお絵描き用で分けることにした。

↑ 絵も文字もごちゃっと入れると小学生の夏休みの宿題「絵日記」みたいで面白いんだけどねー
次のノートは同じようなリングノートでも、罫線の入ってない無地のものにしてみるかな。
[06/11 08:24:49]
今さら、このブログに「ハッシュタグ」っぽい機能追加。
以前のブログでは、カテゴリだけでやっていて、「思いつき」レベルでテキトーな単語をカテゴリ登録。
当然というかカテゴリがカオス。内部的にはカテゴリの種別を仕込んで状況に応じて表示のON/OFFをしてたんだけど、手軽にカテゴリを追加できるようにしたことがごちゃごちゃする原因、DBにゴミが増える原因。
なので、今のブログではカテゴリ登録はSQLを作って流すという面倒くさいやりかたにした。
ただ、そうすると、今の大雑把なカテゴリだけだと不足する。
そのために「検索」をつけてるんだけど、いちいち検索窓に単語を入れるひと手間が自分でも面倒くさくなったんで、エントリ本文に「 #」と「単語」があったら、それを検索リンクにするようにした。
という「なんちゃってハッシュタグ」
その時々でハマってることをハッシュタグ化して使い勝手をみてみる。
#手書きノート ←いまだとこれ。正規表現でひっかけてリンクにしてるだけでも、クリックだけでフィルタリングできるのはラクチンだなあ。
[更新]2026-06-11 08:28:58
お散歩デジカメ日記2026年5月号

個人ホームページのお散歩デジカメ日記に月刊デジカメ徘徊老人日記5月号追加した。
…というのをこちらに告知するのを忘れてた。
このデジカメ徘徊日記は、個人ホームページ『On Golden Pond』で、唯一毎月更新してるコンテンツ。とはいえ、個人ホームページなんてほとんどアクセスもない辺境限界サイトなので、更新したら、せめてこっちのブログでお知らせしようと思ってたのに忘れてるんじゃしょうがない。
5月は水元公園の新緑が凄かった(語彙)
緑色のバリエーション、グラデーションが空気まで緑に染めるようだった。アドビの色彩テストの課題に採用されても不思議はない。
都内最大の公園なだけはある。

こんな景色が東京都二十三区内に広がってる。
https://www.doncha.net/toydigi/2026/05/0700.html
↑ 新緑の水元公園はこのへんから
水元公園。メタセコイアの森と水辺は、新緑と初冬の時期に色彩爆発して目を奪われることになるんで毎年必ず散歩にでかけてる。
お散歩デジカメ日記::On Golden Pond
https://www.doncha.net/toydigi.html
カメラは単三電池で動く、おもちゃみたいなKODAKのコンデジ PIXPRO FZ45
https://www.doncha.net/favorite/202501-kodak-fz45.html
こんなおもちゃみたいなカメラなのに、色がこってり乗って艶っぽい絵になる。
デジカメといい、手書きの絵といい、金もかからず周りに迷惑をかけることもない。
還暦を過ぎた老人の趣味としては、いい趣味だよなあ。
#お絵描きの練習 5/30

#お絵描きの練習 を始めてほぼ二ヶ月。毎朝30分〜3時間。サボったのは1日。
ふり返ることで確認できることもあるだろうし、このブログに時々まとめて掲載しておこう、というのが今回のエントリ。
最新直近5/30

あちこち手抜きして、手前の手に時間をかけて必死になったのにこのありさま。
実際に見ている線を、ボケ始めてる脳みそが勝手に補正して駄目にしてるような気がする。
以下、最近のものの中から、ちょっとは見られるものを並べると
2026/05/28

2026/05/25

↓ 初めて人物(好きな映画、俳優さん)を描いたのがこれ
2026/04/12

今も相変わらず「ド下手」でがっかりで、崩壊してるのがたくさんある。今回掲載した最近のものはめいっぱいの上澄みを選んだもの。これ以外はなかなか酷いシロモノ。
それでも、SNSには毎日描いたものを投稿して、とにかく「ひと目に晒す」ことにしている。
底辺のエロ出版社で編集をやってた頃の経験則、「文章でも絵でもひと目に晒すことで形になっていく」はマジ本当だから。
…最近やっと顔が「ホモ サピエンス」になってきた、かなあ(似てないのはもう諦めてる)
素人なりに気づいたところ
- 顔の角度は耳の位置(高さ)が一番わかりやすい
- 目尻から耳までの距離は思ってる3倍ぐらい長い
- 目(特に涙袋)、鼻の穴、唇は省略した方がいい
- 目は思ってたより小さくて細い
- 手前にくる手なんかは思いきって大き目にしてもよさそう
模写じゃなくても、何かを描けるようになるのが目標。模写だとトレスと変わらないからなあ。
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