Kindle Unlimitedが始まる
Kindle Unlimited、amazonの読み放題サービスが、月額980円で8月からスタートする、らしい。
ネットに流れていたアマゾンのバナー広告によるとスタート時点で読み放題は55000タイトルとのこと。日本はとにかくマンガだろうな。自宅が漫画喫茶状態になる…と思ったけど、出版社が全部放流するはずもなく、
朝日新聞「電子書籍、アマゾンが定額読み放題に 月1千円前後」/塩原賢/2016年6月28日07時07分
複数の出版社によると、一昨年以降、アマゾンジャパンから読み放題サービスの開始を打診され、条件付きで応じたという。漫画の場合は各シリーズの第1巻のみとした出版社が多く、提供を見合わせるとする社もある。文芸書は、刊行後2~3年たった作品を中心に提供する社が多いとみられる。
ということらしい。そりゃそうだ…残念。
本が無料で気楽に読める状況というのは読者の裾野を広げるにはいいことだろうと思う。
ただまあ、アマゾンのアカウントを持ってることが条件となるので、たとえば小学生や中学生に届くかというと難しいかもしれない。
自分のことでいうと、本との出逢いは小学生低学年で、毎月やってくる移動図書館(図書館が車に本を積んでやってくる)で、ジュール・ベルヌや南洋一郎のルパンを読んでたのが最初の頃。中学になって小遣いをためて街の本屋さんで星新一や遠藤周作を買って読むようになった。
本と接触する機会は若けりゃ若いほどいいような気がするので、小中学生の会員(アカウント)登録とかできれば面白いのに。この場合、家族(お父さん・お母さん)の管理下ではないことが大事だ。
米アマゾンのUnlimitedってどうなんだろうと、たとえばスティーブン・キングの著作は読み放題サービスに登録されてるのか検索したところ、
Kindleオリジナル
『Guns』(Kindle Single) https://www.amazon.com/dp/B00B53IW9W/
競作アンソロジー
『Rage Against the Night』https://www.amazon.com/dp/B006P18LM2/
などは読み放題サービスに登録があるけど、シャイニングやIT、ミザリーあたりは読み放題になっていない。→ Stephen kingの著者ページ
読み放題サービスが会員を増やすにはタイトル次第だろうなあ。
キングを検索していて呆れたのが
https://www.amazon.com/Awaken-Stephen-King-ebook/dp/B01ACLW2KW/
え??2016年1月って新刊出たのか!新刊を読み放題に登録してるわけ!?と思ったら、
JUST A FAKE WANNA-BE WHO'S CAPITALIZING ON THE KING NAME AND REPUTATION.
キングの偽物だった。
同じ名前を使って、似たようなテイストの表紙を作って…って、こりゃ詐欺だなあ。レビューで「ワナビー」とか言われてるし、いったい何がしたいんだか。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
近況雑記。
2016年も半分過ぎるっちゅーのに、ここんとこネタもなく、日々ぼーっと過している。
さすがに惚けそうなので、近況雑記でもつける。
□かんたんEPUB3作成easy_epubが作る電子書籍はFUSEe準拠。
でも、請負仕事で要求されるのは電書協準拠。この電書協のEPUB、スタイルシートが冗長長大肥大で読む気になれないシロモノ。理由はいろいろあるにせよ、あまり感心できなかった。
しかし、背に腹は変えられないので、電書協準拠のEPUB3ファイルを作るようにした。といってもフォルダ構造やファイル名称を合わせて、スタイルシートをそのまま突っ込んだだけ。epubcheckでエラーも出ないのでこれでOKだろう。
□稀見理都、伊駒一平と飲んできた。
エロマンガのゲンバの稀見さんとはコミティアなどのイベント会場でお会いして話をちらっとしてたりしたんだけど、エロマンガ家、伊駒さんとはもう15年ぶりぐらいだ。コットンコミックなどの漫画雑誌でずっと原稿をお願いしていた頃と見た目ほとんど変わらず、若いよなあ。びっくりした。昔話もひたすら懐しかった。いまも現役第一線だからすごい。当時から細かいところのこだわりがしっかりあったし、売れるためのリサーチなども怠らなかったから、その姿勢はいまでも変わらず、だろう。楽しかった。
□javascriptでフォームの入力チェック。
HappyReadingやほかのページでもすでにjavascriptで入力チェックをしてるんだけど、id決め打ちでなんだかダサイ。DOM操作する今風のやりかたじゃないんで、ちょっと調べて今風にしてみた。
ただ、これはこれでどうなんだ、というのがparentNodeの取得というか、親を遡って取得するのがあまりスマートにできなかった。
parentNodeで得られるのはひとつ上の親だけなので、無限ループ。
オブジェクトの判定でコケたらあぶないよなあ…。
□アマゾンプライムにハマりっきり。
トム・クルーズのMIシリーズ、マット・デイモンのボーンシリーズ、ドニー・イェンのイップマンとどれも血の滾る傑作。
ほかにもどっさり名作が揃っていて観だすとキリがない。
中でもピーター・オトゥールのアラビアのロレンスは今だからこそ観るべき映画。オトゥールの名演技というかキ印演技に惹きこまれる。絵面的にもモブが全部エキストラで人がいて、地平線まで広がる砂漠の時間とともに変わる日ざしと影が息をのむ。画面から目が離せず「映画って素晴しい」と呆けたような感想しか出てこない傑作。映画について語るのであれば「アラビアのロレンス」は観ておかなきゃ嘘。
□50代初老フリーター生活。
ありがたいことにWEB仕事が増えそうだ。ハローワークのくくり方では、今年からわたしは「シニア」。運転免許もない初老には仕事などなかなかないんだけど、ほんとうにありがたい話であります。
どうでもいいけど。20代までは年齢は実年齢表示、30代から40代は年齢は四捨五入表示、50代から60代は1のくらいは切り捨て、70代以上は数字ではなく、おじいちゃん・おばあちゃん。
て、近況なんてtwitterで十分だったかなぁ。
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55歳シニアになっての仕事探し
この雑記帖は電子書籍の作りかたやwebについての技術的なネタへのアクセスが多い。でも、目立たないけどよく読まれてるのが中高年の就職転職、仕事探しネタ。アクセスログを見ると、ほかのページがほとんど単発アクセスなのと比べて、中高年の仕事探しネタのページはリンクを辿ってしっかり関連ページまで読まれていることがわかる。
若者の失業率が・自殺が、と言われるけど、中高年の方が深刻だろうと思う。
最後にそのネタで書いたのが2014年なので、もう2年ほど放置。この間今日まで特に変わりはなく、相変わらずWEB運用の業務委託と神保町のパート仕事と電子書籍制作の請負仕事で食っている。でもやっぱり貧困初老フリーター一直線なので、さらに仕事を増やしておきたい。
てことで、5月、久しぶりに飯田橋の 東京しごとセンター に行った。
今年の2月で55歳となってハローワーク的にはシニア枠だ。ハロワ的に状況が変わって何か新しいもので見つかればなあ、と。
54歳まではミドル枠で、担当コンサルタントがついて仕事探しの手助けなんかもやってくれた(らしい)んだけど、シニアとなると「あとはお前ががんばれ」ということで、担当もなし。ただのハローワークだ。自分で求人票を漁ってイケそうなところを探して窓口に提出。とりあえずシニアもOKな求人票ばかりを集めて置いてあるのがシニア向けというだけのこと。ミドルまでだとウチでパソコンで求人検索ができたのにシニアだとそれがない。どうなんだ、この扱い。東京しごとセンターでも無職の中高年になどかまってられないということか。
50歳を過ぎると。
以前にも書いたように、車の運転免許もない初老に仕事などない。
リクルートやイーキャリアを始めとした人材屋からは50歳を過ぎた初老に商品価値もないと相手にもされない。アルバイトなどに絞ってフロムエーに登録して応募してみても返信すら来ない。
55歳を過ぎると(歳相応と言われる)ビルメンテナンスなどの職業訓練もあるにはあるけど、それに通うためには今の仕事を休む、あるいは辞めなければならない。それで資格を取ったからといって仕事があるとは限らない。リスクが大きすぎる。また、ぶっちゃけ体力勝負の仕事は厳しい。贅沢は言ってられないけど、イイ歳こいて無理はしたくない。
ヘルパー2級の資格(?)を持ってるけど、運転免許もないんで送迎要員にもならないし、若い子ですら腰をやってしまう体力勝負の現場だ。腰痛持ちの初老にはとても無理。
結局のところ、今までやってきたスキルを使った仕事を探すことになる。
(ちなみに、WEB仕事を探して、さぶみっとやランサーズといったクラウドソーシングなんかを見ると、ありえない単価でとてもやっていけない。ひとを舐めてる金額としか)
以前、東京しごとセンターで、年齢に応じた仕事しかない、今までのスキルうんぬんでマッチングするような仕事はない、と言われてがっかりした。
でも、今の時点で金になってるのはスキル(野良IT)があってこそのところばかりだ。
電子書籍制作の請負、小規模WEB制作・構築や、IT軽作業のデータベースへの登録や、WEBの記事ページ作成など。
50代初老のフリーターがどうやって仕事を探すのか。今やってる仕事はどうやって見つけたのか。
『評決』というポール・ニューマン主演の映画がある。
ポール・ニューマンは落ち目の弁護士。新聞の死亡欄をチェックして葬式に行って、故人とは知り合いでしたとデタラメ、何かお困りでしたらと、遺族に名刺を渡しての営業活動。
いやもう真っ当に、正攻法でやっても仕事は取れない。
ハローワーク。
ITがらみWEBがらみの仕事に応募したところで年齢でお断りされることがほとんど。
でも、年齢不問で書類を受けつけてくれたら、その場合は求人票の条件、雇用形態に拘らないと明記して応募。
ハローワークに求人を出すようなところ、求人(ヒト)に金をかけたくないところは求人票の雇用形態でなくても、というととりあえず面接までは辿りつけることがある。そして行ってみると、求人票では正社員フルタイムだけど、ひと一人をフルで雇う固定費を捻出するのは実は難しい、本音を言うと、スポットで期間限定とかパートとか、業務委託だったらとか、というところがけっこうあった。
といったハローワーク経由で縁のあった会社から仕事をもらってるケース。
会社のWEBサイト検索。
採用について、仕事について直接メールで問い合わせ。WEBでの「飛び込み営業」みたいなもんだ。
これは返信をもらえればラッキーぐらいな感じで気が向いた時にやっていた。手当たり次第ということではなく、リクルートなどの人材屋やハローワークに求人を出している会社から探していった。求人を出してるぐらいだから、組織として人手が足りてないんだろうから、仕事になる可能性があるかもしれない。
ここでは、この雑記帖を続けていて良かったことのひとつ。プロフィール、職務経歴書代わりに見てもらえることがあって、そうなると話が早かった。
また、この雑記帖を見て問い合わせをもらって仕事に結びつくこともある。
といったWEB経由で縁のあった会社・ひとから仕事をもらってるケース。
わたし自身、働きかたとして、会社のため・会社の発展のために…てなことは1mmも考えてない。今は高度成長期、バブルの時代じゃない。中途で入っていつ切られてもしかたがないのに、フルタイムの正社員で忠誠心を求められたり拘束されたりするのは困る、というか迷惑なだけだ。以前にも書いたように少額でもいいので収入源は複数確保したい。パートやアルバイト、業務委託など、掛け持ちで繋がるのが理想形だ。
この歳でフリーターとなるとライスワークとライフワークは違うものだ。
繰り返しになるけど。
歳をとってからの働き方なんて若い頃は想像もできなかった。人脈や人生設計というやつをきちんと考えてないからこの歳になって右往左往…て、もう遅い。
にしても、ウチは夫婦ふたりと猫一匹。子供がいたら人生詰んでるなあ。
アベノミクスで景気快復雇用促進というはどこの世界の話だろう。
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MacにOpenJTalkをインストール
OpenJTalkというのはフリーの音声合成エンジン…てことでいいのかな。
・名古屋工業大学の研究チームが作っている
・パラメータ次第で音声の感情表現など調整できる
ということをついさっき知ったばかりで、どんなものかMacでビルド&コンパイル、インストールしてみた。
忘れないうちのとりあえずメモ。
インストールしたのはMac OS X El Captain 10.11.5
必要なものは。
https://sourceforge.net/projects/hts-engine/
↑こちらから最新(今日時点)の
・hts_engine_API-1.10.tar.gz(APIライブラリ)
https://sourceforge.net/projects/open-jtalk/
↑こちらから
・open_jtalk-1.09.tar.gz(本体)
・open_jtalk_dic_utf8-1.09.tar.gz(辞書ファイル)
https://sourceforge.net/projects/open-jtalk/files/HTS%20voice/hts_voice_nitech_jp_atr503_m001-1.05/
↑こちらから最新(今日時点)の音響ファイル
・hts_voice_nitech_jp_atr503_m001-1.05.tar.gz
以上4つのファイルをダウンロード。
1)
OpenJTalkをインストールする適当なフォルダを作る
/usr/local/OpenJTalk
2)
まずAPIのビルド&コンパイル
./configure --prefix=/usr/local/OpenJTalk
make && make install
プレフィックスは最初に作ったフォルダpath
この時、エラーが出るけど気にしなくても大丈夫っぽい。
3)
Open JTalkのコンパイル前に
https://www.techscore.com/blog/2015/06/29/open-jtalk-japanese-text/
を参考に、jpcommon/jpcommon_label.cにパッチを適用する。
4)
Open JTalkのビルド&コンパイル
./configure
--prefix=/usr/local/OpenJTalk
--with-hts-engine-header-path=/usr/local/OpenJTalk/include
--with-hts-engine-library-path=/usr/local/OpenJTalk/lib
make && make install
プレフィックスは最初に作ったフォルダpath
ヘッダーとライブラリのpathを指定(※API作成時にインストールされている)
(--with-charset=UTF-8 が必要という記事もあったけど、このバージョンだとなくてもUTF8の日本語を読みあげてくれる)
5)
辞書ファイル
open_jtalk_dic_utf8-1.09.tar.gz
↑を解凍して*.binと*.dicを/usr/local/OpenJTalk/dic/にコピーする
音響モデルファイル
/usr/local/OpenJTalk/フォルダにvoice/(名前はなんでも)というフォルダを作って
hts_voice_nitech_jp_atr503_m001-1.05.tar.gz
↑を解凍してフォルダごとコピーする
0)
その他の音声ファイルとしては
MMDAgent_Example-1.6.zip
の中にあるmeiという女性の声も使える。
テキストファイルを読み込ませて音声ファイルを作る
./open_jtalk
-x /usr/local/OpenJTalk/dic
-m /usr/local/OpenJTalk/voice/hts_voice_nitech_jp_atr503_m001/nitech_jp_atr503_m001.htsvoice
-ow test.wav
sample.txt
x は辞書のフォルダ
m は音響モデルファイル
ow はアウトプットwavファイル test.wav
ひとつ利点があるとすると、電子書籍にすれば音声を付けられる。視覚に障害のある子やディスクレイシアの子にとって有用…でも、スクリーンリーダーもあって、そこに読み上げ部分をハイライトさせる機能をつけるのと、音声つき電子書籍の普及とどっちがどっちなんだろか。技術的なことはわたしは素人なのでわからない。
こんなテキストを読みこませたんだけど、読み間違いがひとつもなくて吃驚した。イントネーションや区切りかたもいいなあ。
にしても、こういうのがフリーで(BSDライセンス)で作られてるんだなあ。
かたや、日立や東芝といった私企業が研究開発費をかけて作ってる音声合成エンジンあって、実用・利用されつつある。
障害者差別解消法が施行されたこともあって、音声サービスの需要が高まってるところだろう。
今年はこのあたりの動向が面白いかも。
障害者差別解消法うんぬんということだけではなくて、ページをめくる手がない・文字を目で追えない子育てママ・パパさんやドライバーのかたにとっても音声での読書サービスは有用だしねえ。
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WINDOWS10にアップデートしたった
Inspiron 530Sという2007年発売のXPのデスクトップ。XPのサポートが切れるんで去年WINDOWS7にしたばかり。そして一昨日の晩にWINDOWS10への無償アップデートをしてみた。こいつはセカンドマシンなので割と気楽。
ネットの情報を見ると、動かなくなったアプリが!ドライバが!!周辺機器が!!!という悲鳴もあがっているんで心配だった。
でも、結論からいうと特に問題はなかった。
なんといっても、10年ほど前に買ったフォトショも、5年ぐらい前のインデザCS5も、イラレCS5も無事起動。このアドベ神様たちが動かなかったらまたナンボの出血になったことやら…ていうか、出血多量で死ねるんで、動かなかったらWIN7に戻した。
今のところ、引っかかったのは。
DELLの液晶ディスプレイS2240Lの解像度。
モニタなのか、ビデオボードのドライバなのか、最初起動したら画面が1024x768という昔懐しの解像度。
ディスプレイの詳細設定を開いて解像度を見ても設定可能な解像度は「1024x768」「1280x1024」の2択。少しでも広い方がと1280x1024にしたら横長の画面に引っ張られて、正方形のものも平たい長方形に引き伸ばされてしまった。
検索してみるとビデオ回りの不具合(?)WIN10未対応(?)の問題で起こっているようでQ&A系の記事やブログなどが多数上がっている。
デバイスマネージャーを見ると、ディスプレイアダプターのところに黄色三角のビックリマーク。
「Intel(R) G33/G31 Express Chipset Family(Microsoft Corporation - WDDM 1.0」
これはよくわからないまま解決した。
アップデートだなんだで、何度か再起動しているうちに問題なく表示可能解像度の選択肢が並び、今は、最大の「1920x1080」を選択できるようになった。
ディスプレイアダプターもビックリマークがついていた時と同じものなので、いったい何だったんだろう。WINDOWS10側でハードウエアを正しく認識できてなかったのかなぁ。
無線LANがブチブチ頻繁に切れる。
デスクトップで使ってる無線LANアダプタ、PLANEXのGW-USNanoはWIN7までの対応でWIN10は対応外。
そのせいなのか頻繁に接続が切れるし、なんだかネットが重い、遅い。5分ももたずに接続を切られたんじゃ今どきは何もできない。切れるたびにルーターの電源を抜いて再起動したり、ipconfigでIPを取得し直したり、キリがない。DHCPじゃなく手動でIPを決め打ちにしたら少し改善されたけど切れる間隔が5分から15分に伸びた程度。
ルーターのせいかとも思ったんだけど、他のPCやスマホやタブレットでは問題なくWiFiを掴んでいる。
なもんで、これは無線LANを諦めた。
LANケーブルと壁にくっつけるフックを買ってきて有線LANにした。
(ノ*マに行ったらWIN10対応の無線LANアダプタが見当たらなかった…)
んでWINDOWS10だけど。
新しい環境はそれだけで今は面白いので、そのバイアスのかかった状態だけど、かなりイイんじゃないか。
まずこのフラットデザインがいいし、EdgeがシームレスにOneDriveだのと繋がって面白いし、やっとMacのようにUIが統一されて使いやすくなってきたのかなあ、という印象。
WINDOWS7と比べて動作が重くなったという感じはしない、むしろサクサク感がある。
cmd.exe(コマンドプロンプト)は、当然Gow(ls や cpなどunixのコマンドラインツールのパッケージ)もperlも動いて今までどおりだし、xyzzy(エディタ)もImagemagickも問題なし。AltIME(CtrlキーとAltキーを入れかえるユーティリティ)もSKKFEP(かな漢字変換)も使える。
こうした細々とした日常生活に問題もなく、アドベ神様たちもそのまま使えるのでWINDOWS10へのアップグレードは大正解だったなぁ。
outlook.comのアカウントを取得してWINDOWS10にログインすると、他のPCやタブレットと同期がとれるのも面白そうだ。
…とはいえ、仕事で主に使ってるDELLのInspiron mini 1012をWIN10にするのはまださすがに様子見か。IE推奨というWEBの管理ページがあるんだよなあ。WIN10でもInternet explorer11が動くけどちょっと心配なので先方で確認とれてからにしよう。
[05/24 11:32:43]
IE推奨のWEB管理ページ、ちょっと作業したら問題なかったし、Firefoxでも問題なしだったんで、メインで使ってるネットブックのInspiron mini 1012もWIN10にアップデートした。
アドベ神さまたちは無事起動するし、各種ユーティリティも大丈夫。
apache(WEBサーバー)が起動しなかった。
WIN10ではデフォルトでIISが立ち上がってportを取っているのでapacheが弾かれていた。なので、IISを起動しないように設定したら無事apacheが起動。
コントロールパネル→プログラム→WINDOWSの機能の有効化または無効化→インターネットインフォメーションサービスのチェックを外す
動作に関しても、CPUはAtomだしメモリも2Gで非力なネットブックだけど、サクサク動くなあ。これもアップデートして大正解だった。
[05/24 20:20:51]
Inspiron miniが熱くなっていてCPU温度を見ると70度前後。特にアプリも立ち上げてないのに。
タスクマネージャーを見るとCPUの使用率が100%近くをうろちょろしてる。CPUを占拠しているプロセスを見ると「Windows Search Indexer」とその仲間というSearchFilterHost SearchProtocolHost。
ファンのないネットブックでこの発熱はまずい。
ということで検索してみたら、どうやらこのSearch Indexerが暴走しているとのこと。
「SearchFilterHost.exeの暴走原因はXml爆弾」エンジニア徒然草
https://mitaka1954.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/searchindexhost.html
↑こちらが参考になりました。
xmlファイルのコンテンツ(中身・内容)をインデックスし損ねて暴走することがあるらしい…てバグやん。
まずは、xmlファイルが原因だということが判明した切っ掛けがiTunesのxmlファイルとのことで(最新のiTunesでは大丈夫らしいけど)もう使っていないiTunesをアンインストール。
次に
「コントロールパネル」の検索窓で「インデックス」を検索→「インデックスのオプション」「オプションの詳細」→「プロパティのみインデックスを作成する」(コンテンツをインデックスから外す)
これで無用な暴走は避けられるはずなので、インデックス作成完了後のCPU使用率を確認。
(↑indexerのCPU利用率激減ていうか、インデックスを再構築したらほとんど動きがなくなった)
[05/27 09:59:46]
WINDOWS10不具合メモ
Inspiron mini 1020で
「ファイルを右クリックするとエクスプローラーが落ちる」
「exeファイル」を右クリックしてコンテキストメニューを出そうとするとexplorerが落ちる(開いているフォルダが閉じて終了する)
exeファイルに限らず、exeファイルへのショートカットでも同じ。また、シングルクリックして、フォルダメニューの「アプリケーションツール 管理」で「管理者として実行」などをクリックしても同じ症状。
つまり、実行ファイル(exeファイル)はダブルクリックして実行することしかできない。
・ファイルのプロパティを見ることができない。
・管理者、別ユーザーで実行できない。
イベントビューアーを見ると
障害が発生しているアプリケーション名:exeplorer.exe、バージョン10.0.10585.306
障害が発生しているモジュール名:dtdll.dll、バージョン10.0.10586.306
ということらしい。
右クリックのコンテキストメニューの不要っぽいものを削除したんだけど解決しないなぁ。
…うーん、これは不便。
でもこの問題は、デスクトップInspiron503SのWIN10では起こっていない。
問題を起こすのは実行ファイル(exeファイル)だけ。フォルダメニューから管理者・別ユーザーとして実行しようとexplorerが落ちるので、実行権限、ユーザー設定で問題があるのかもしれない。
未解決
https://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_10-update/windwos10%E3%81%AB%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97/48d8245a-34aa-45ab-8a56-30224714aed0
[06/01 10:41:28]
解決。
コンテキストメニューに入れていた「コマンドウインドウをここで開く」を殺したらエクスプローラーが右クリックで落ちることはなくなった。
具体的には。
https://gigazine.net/news/20070309_shellexview/
↑このツールで「CmdLineContextMenu Class」を「Disabled」にした。
Gow
https://github.com/bmatzelle/gow/wiki
ActivePerl
https://www.activestate.com/activeperl
xyzzy
https://github.com/xyzzy-022/xyzzy
ImageMagick
https://www.imagemagick.org/script/index.php
SKK日本語入力FEP
https://coexe.web.fc2.com/skkfep.html
AltIME
https://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se027730.html
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ImageMagickでPDFをJPGに変換
CMYKのPDFをRGBのJPG画像に変換するのはImageMagickの以下のオプションをつければOKだった。
・解像度 -density とその単位 -units
→300ppi
・JPEG品質 -quality
→高画質 90
・4色のカラープロファイル -profile
→「JapanColor2001Coated.icc」を指定すればほぼ問題ない、はず。
・カラーモード -colorspace
→cmyk
・rgbのカラープロファイル -profile
→「sRGB_v4_ICC_preference.icc」と他ので差はなかった、かな。
・カラーモード -colorspace
→srgb
convert
-density 300 -units PixelsPerInch
-quality 90
-profile JapanColor2001Coated.icc
-colorspace cmyk
-profile sRGB_v4_ICC_preference.icc
-colorspace srgb
input.pdf output.jpg
上記をコマンドラインに一行で書いて実行すれば、複数ページあるinput.pdfを、連番がついたRGBのJPEG画像(output-0.jpg output-1.jpg)に変換してくれる。
プロファイルは以下のサイトからダウンロードできる(Macはrgbのプロファイルがシステムに入っている)
「ICCプロファイルダウンロード」
https://japancolor.jp/icc_download.html
「lnternational Color Consortium」
https://www.color.org/srgbprofiles.xalter
↑変換後の画像の一部(100%表示)。このぐらい文字がしっかりしてれば問題はない。
フォトショップでもPDFからJPEGに変換してみたけど、品質的に変わりはなかった。
(アクションを組めばフォトショップでも一括処理ができそう。…あ、フォトショて複数ページのPDFを全ページ一度に読みこめるんだっけか)
ついでにimagemagickのconvertのパラメータを検索したのでメモ。
サイズ変更
-resize と -geometry と -scale の3つ。この中では
-scale 1024x
の精度が高いらしい。同じことをするのになんでまた3つもオプションがあるんだろう。きっと何か意味があるんだろうなあ。
レベル補正
-level 20%,80%
↑山の両端を切り落とし
おまかせレベル補正
-auto-level
アンシャープ、シャープ
-unsharp 4x4+0.5+0
-sharpen 5
↑unsharpのパラメータはよくわからんので実際に数値を変えて、目で見ながらという地味な作業かも。
毎度のことながらimagemagickを使うたびにオプションやパラメータを探しまくり。imagemagickはオプションもパラメータもてんこ盛り。でもって、ネットの二次情報はオプションを間違えたまま掲載ということも…って、これだけどっさりオプションがあったらしかたがないわなあ。
ちなみに、プロファイルは各々どれを使ってもあまり差は感じられなかった…のは元のPDFの作りのせいだろう。
画像処理は負荷が大きいようで、DELLのWINDOWS7ネットブックは、変換のためにコマンドラインでエンターキーを叩いたらひーひー言いながらなかなか戻ってこなかった。EPUBファイルの制作はこのネットブックでやってるんだけど、変換処理だけは別のパソコンでやったほうがいい、か。うーむ。
[2016/06/11 10:15:20] 追記。
PDFをjpg画像に変換すると背景が真っ黒になってしまうファイルがある。
PDFなどの透明部分が黒になってしまうらしい。
オプションを追加することで背景を白にできる。
-alpha Remove
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