kindle KDPで電子書籍出版
10月25日、amazon の kindleストア日本版がオープン。
それと同時に公開された KDP(Kindle Direct Publishing)で電子書籍をkindleストアに並べた時のメモ。
必要なもの。
・EPUB3の本文データ
・カバー画像(長辺が1000px以上のjpgなど。縦横比1.6 1920x1200)
・振込のための銀行口座
あとは、KDPの登録ページで必要事項を入力するだけ。びっくりするぐらい簡単。登録したら公開、販売されるまでのレビュー期間(審査期間)は、現状ほぼ24時間。あっという間にkindleストアに並ぶ。
わざわざ説明するようなことはなにもなく、拍子抜けするほど・これ大丈夫かと思うほど簡単。同じ単語を何度重複して使っても足りないぐらい簡単だった。
amazon kindleの著者印税については35%で設定した。
35%にするのか70%にするのか選べることになってるけど、今回登録した時点だと、日本のストアは35%以外選択できなかった。わたしの勘違いかもしれない。でも、70%にすると配信コストを計算したりいろいろ面倒な感じなので35%で十分かな、と。
そもそも、紙印刷の著者印税は10%が相場。電子書籍は5%~20%と幅があり、いちいち条件がついてたり。また、自分でサーバーを構築して全部取り分、なんてのは個人ではありえない。
それを考えるとamazonの巨大な販売網、販売力に乗っかることができて35%の取り分というのは悪くない。amazonブランドと(いい悪いはおいといて)DRMもついてくる。
[2013/01/26 09:09:19]追記。
2012年12月14日から、KDPでもロイヤリティ=著者印税70%が選べるようになっている。→ KDPセレクトで無料キャンペーンや70%著者印税 また、70%にした場合の配信手数料は1Mあたり1円
登録で地味にひっかかったのが、銀行口座登録。わたしの場合、口座名義人の名前を「半角カタカナ」で入力するんだけど、半角カタカナなんて入力できん。ネットで全角カタカナを半角カタカナに変換してくれるサイトを見つけてコピペしてどうにか解決。
[11/06 15:34:19] 追記。
アマゾンはアメリカの会社。著者印税から30%、アメリカに源泉徴収されることになる。これを避けるには EIN アメリカの雇用者番号を取得して、税金の減免申請をする必要がある(アップルも同じ)また、振込手数料がバカ高いという話もある。後日わかったら別記事にて。
↓ [01/08 12:34:19] 追記。EIN取得について続報
KDPのためにEIN取得手続き
登録する項目について悩みどころ。
本の登録で、入力項目で「オプション」となっている項目は入力する必要はないけど、amazonの検索に使われそうなところや本を特定してリストアップに使えそうなものは入れておいた方が良い。
「出版者」には doncha.net を入れておいた。他にも電子書籍にする予定があるので、doncha.net をレーベル名ぐらいに使えればなあ、と。
「検索キーワード」は、カテゴリと重なっても意味がないし、検索されそうもない単語を入れてしょうがなくて、悩んだ結果、「同人誌」「文芸」は必須にした。あとは、カテゴリになくてもしかすると検索されそうな単語を選んだつもり。けど、納得できるものはないなぁ。いろいろ検索してみてどんな作品と並ぶのかを実際に眺めてみて、決めた方がいい。
「値段」は、いくらぐらいが適当なのか、正直わからない。最低100円から、となっている。今回は実際に同人誌として販売した金額をもとに決めた。
amazon.comに値段を設定して、あとの国は amazon.comに準じるチェックボックスにチェックを入れる(最安値1ドルは、為替レートではなく日本の最安値100円にとなる)
EPUB3のデータ作りについては、今、並べている本はすべて
https://books.doncha.net/epub/
↑このページで作ったもの。
レイアウトに凝った作品ならともかく、小説で縦書き一段組み棒打ち。小見出しさえあれば問題ない。
作ったEPUBファイルは、dropboxに入れて、iPhone の iBooks と Kinoppy で表示を確認。KDPでアップロードしてエラーにならないことを確認。できたファイルをダウンロードしてプレビューワーで確認。
現状、プレビューワーで確認すると目次がない、と叱られて、実際目次が使われない。薄い本なので問題なしとしてるけど、要調査。それ以外はプレビューワーよりも iBooks と Kinoppy で確認できればOK。
というか、プレビューワーは本番とも違うことがあるっぽいし、コンバートされたファイルをダウンロードといっても、それがイコール本番に反映ということでもなさそうなので「ダメ元」。販売されたものを購入して表示がおかしかったら修正すればいい。販売が開始されたからといっても新刊のイイ場所に並ぶわけじゃないので閲覧すらしてもらえないだろうから気にしない。
[11/04 09:17:34] 追記。
kindleで目次を利用するにはちょっと面倒で、EPUB3の仕様とはちょっと違うっぽい。
opfファイルで。
manifestにhtmlの目次ファイルをを設定。guideに type=toc で設定。spine で先頭(実際はカバーの後ろ)に並べたところkindleで目次が使えるようになった。
[12/12/19 10:11:05] 追記。整理して記事にしてみた → Kindleで目次を使えるようにする
とまあ、愛想のない説明。専用ページをでっち上げるほどでもないし、後でなにか考えようか。スクショも撮ってあることだしなあ。
くどいけど、本当に簡単。あれこれ考える前にまずKDPのページ( https://kdp.amazon.com/self-publishing/signin )に行って試してみるのが早い。
draft(下書き)でいろいろ入力して試せるし、販売した後も、作品管理機能で、販売停止もできるし、版を変えて修正訂正もできる。まずは電子書籍を作ってkindleストアに並べてみませんか。
検索キーワードなんかを何人もで合わせて登録して、一緒に作品一覧で並ぶようにすれば、相乗効果も期待できるんじゃないかと。
[10/28 21:47:25]
上記EPUB3作成ページで作ったものを、KDPで登録してKindleストアに並べたもの4冊
・ アロイのやさしい神さま
・ 梅の選択
・ おかえりください
・ いつもの夕餉
[10/29 13:37:03]
・ あかるいほうへ
[11/04 17:08:11]
・ 陽だまりうたた寝若桜
[12/12 09:31:14]
・ 猫神リスペクト
[2013/02/12 12:25:33]
・ 星待ち花の揺れる庭
[2013/03/05 15:32:32]
Kindleストアで販売中の作品。スクリーンショット(iPhone4S iOS6)
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
WEBは乞食ばかり、か
他人のフンドシ、安易なパクリばかりだ。まあ、集英社だって2番煎じのパクリでやってきたからいいんだろうけど、いちいち居直ったコメントを出してるところが、ひらたくいうとムカつく。あほかお前ら、と。ビジネスだなんだという以前、朝起きたらおはようございます、ご飯を食べる前にはいただきます、そんなこともわかってねえだろ、と思わせる品性の下劣さ。
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091009_320745.html
https://ameblo.jp/shibuya/entry-10370861041.html
https://www.asahi.com/digital/cnet/CNT200910260029.html
こんなだからWEBはなにも生み出せないんだよ。ヘドが出る。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
ダウン…
いきなり台風で驚いてたら、朝から吐き気と頭痛で起き上がれず困ってしまった。風邪とゆうべの黒ホッピー、かなぁ。
陽が落ちてからようやく起き上がれる感じになったんで、出かけていたヨメと待ち合わせて毎度の四川屋バーで軽く遅めの食事。
しかし、どうもバテてるというか、ここんとこいけません。
ページ作りが終わらないので、今日あたりはウチでちょっとやっておかないと、と思ってたのにこのテイタラクだもんなぁ。
横幅を可変にして、ユーザーの画面幅をフルにいかして少しでも多くの情報をスクロールなしに見せる、というのは大賛成。なんだけど、これがかなりやっかいだった。
べろーんと伸びるだけじゃ情報が多くなるわけじゃない。伸びた分を新たな情報を送り込んで使う、というか。
結局、JavaScriptで画面の横幅の変化を監視しておいて、それに合わせてもうひとつボックス(div要素の囲み)を入れるか、ボックス間のマージンを取って見栄えを整えるか、という選択が常に発生する。
見栄えを気にしなくていいなららくちんなんだけど、そうもいかないところが面倒。そこには常にIEとFireFoxの違いがあって、それをごまかすのに悶絶することになるし。
そんなこんなだから、JavaScriptを書いてるのかcssを書いてるのかこんがらがって薄い髪がますます薄くなってしまうのだ。ううううむ。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
ティグレ初戦はだめっぽい
風邪のせいか久しぶりに頭痛を伴う激烈な歯痛。鼓動と同期して痛みがうねる。さすがに耐え切れず近くの薬局でバファリンを購入。家にはしこたまあるので、もったいないけど、今日の痛みは久々にド級だ。
午後から晴れるということで、ティグレを持っていった。何枚か撮ったので明日には現像に出してみたいなぁ、と思うんだけどアクシデント。
東京駅で丸の内口の方を撮ろうと行ってみた。夜になって日も落ちたし、露光時間を長くとらないと写りそうもない。手振れしちゃしょうがないので固定できそうな手摺りに苦心して押しつけてたら「撮りましょうか?」とヒップホップなお兄さんが親切な目でわたしをみて手を差し出してくれてる。
えーっと。セルフタイマーで右往左往してるわけじゃなく、ただカメラを固定してるだけ。おまけにシャッターをあげて10秒ほど経っている。ここで動かすわけにはいかん。
「あ、いえ、違うんです。ありがとう。えっとこれピンホールカメラで時間がかかるんで…」
しどろもどろになってたら、親切な目からあわれむような目に変わってお兄さんは去っていった。
動揺したせいで、フィルムを逆送り。確実に何枚かはアウト。ただでさえまともに写るかどうかわからんしろものなのに、今回はだめかもなぁ。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
いきなり風邪っぽいなぁ
仕事で使ってた自腹私物パソコンを梱包。クロネコで発送の、手続き。パソコンの梱包セットが、ディスプレイ用、本体用各々1200円の計2400円。もう一箱小物類と合わせて3箱の運送代が4110円、計6510円。うーむ。思ったより高くついたなぁ。
机でパソコンもないと、ウルティマもできず、ネット回りも、こうして32Kのエアエッジ・ザウルスでちんたら。明日はうちで使ってるCFタイプの有線LANカードを持ってくるかしらん。
…さすがに、メモり32Mのリブレット50でXを立ち上げてモジラなんて無理無茶。lynxはテキストベースなんで軽いんだけど、操作がおぼつかない。らくちんなGUIに身体がなれちゃってるんで、ザウルスのネットフロントか、と。
今日、明日とレンチャンで飲み。急に冷えたせいか、鼻がズルってて露骨に風邪っぽい。無茶な飲み方はしませんように…。
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風邪が蔓延…
着々と製版入稿をこなしながらも、今日は打ち合わせがぞろぞろ入ってしゃべくりまくりの数時間。
寒いし雨も降ってるので、とっとと帰ろうと思ってたら、わたしが最後になってしまった。フロア内で風邪が蔓延していて、みんな早めの帰宅。うーん、気をつけよう。
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