読書・蔵書記録のための本のデータ
「何を今さら」で「大昔からあちらこちらで語られてる」ネタなんだけど、本のデータについて自分備忘録。
図書分類は知らなくても、ECで5年やってたことがあるので、商品のデータ構造やその表示について、という側面から。
本が好きな人は、読書・蔵書記録をつけるのも好きであろうと思う。たとえばWEBサービスを利用したり、パソコンでソフトを使ったり、手書きでノートにつけたり。
本の最低限のデータをエクセルにすると、ありがちなのはたぶんこんな感じ。
タイトル | 著者名 |
---|---|
サイボーグブルース | 平井和正 |
復活の日 | 小松左京 |
襲撃のメロディ | 山田正紀 |
おかえりください | 日野裕太郎 |
タイトルと著者名があれば、それでOKだと思う。
でも、これはあっと言う間に破綻する。
著者が複数の場合があるし、その人数もわからない。
タイトル | 著者名1 | 著者名2 | 著者名3 | イラスト |
---|---|---|---|---|
サイボーグブルース | 平井和正 | 桑田次郎 | 生頼範義 | |
復活の日 | 小松左京 | |||
襲撃のメロディ | 山田正紀 | |||
おかえりください | 日野裕太郎 | おおぬまひろし |
著者欄をある程度人数が入るように作っておくのは無駄だしキリがない。
ここにさらにイラストレーターやカメラマンなどの欄が欲しくなるだろうし、自分なりのカテゴリ欄や感想・メモ欄も欲しくなるのが人情というものだ。そのどれもがいくつの欄が必要になるのかわからない。
1タイトルを1行に納めるのは無理だというのがわかると思う。
なもんで、じゃあ「本ってなぁに」ということから始まるんだけど、別にメタな話ではなくて、具体的な話。
とりあえず「本というのはタイトルにいろいろくっついたデータの集り」ということにしておく。
(本に限った話じゃないとか、タイトル改題とかどうすんのとかは無視)
タイトル | サイボーグブルース |
---|
これさえあれば、付随するデータはバラで用意しておくといろいろ捗る。
タイトル | サイボーグブルース | いろいろ | 平井和正 | これは何? | 著者名 |
---|
とか
タイトル | サイボーグブルース | いろいろ | 桑田次郎 | これは何? | 著者名 |
---|
とか
タイトル | サイボーグブルース | いろいろ | 生頼範義 | これは何? | イラスト |
---|
とか
タイトル | サイボーグブルース | いろいろ | SF | これは何? | カテゴリ |
---|
とか
タイトル | サイボーグブルース | いろいろ | ハードボイルド | これは何? | カテゴリ |
---|
「サイボーグブルース」というタイトルを持つデータを集めれば「サイボーグブルース」という本ができあがる。著者の人数の制約もなく、イラストの他に「いろいろ」に出版社や定価なんてのを追加するのもスグ。
今度は逆に「いろいろ」の中から「平井和正」を集めれば、「サイボーグブルース」や「死霊狩り」「狼男だよ」などの「タイトル」をリストアップできる。
さらにそのリストアップされた「タイトル」にくっついている「いろいろ」の「カテゴリ」を集計して「平井和正」の傾向を見ることもできる。
…なんだ、リレーショナルデータベースの話かよ、というのはその通りで、本のデータをゴソゴソいじるのにリレーショナルデータベースはちょお便利。ウチのサイトのデータベースはまだあれこれあるんだけど、基本はこの程度。
ただ、気楽に使えるリレーショナルデータベースというのが検索しても見当らなかった。
わたし自身はWEBで定番のデータベースを使ってるけどちょっとハードルが高いかなぁ。パソコンで使えるものとなると、ACCESSやファイルメーカーらしいんだけどお値段がちっとアレ。
エクセルで表にする時、上記したような形式ではなくてこんな感じにするといいかもしれない。
タイトル | いろいろ | これは何? |
---|---|---|
サイボーグブルース | 平井和正 | 著者 |
サイボーグブルース | 桑田次郎 | 著者 |
サイボーグブルース | 生頼範義 | イラスト |
ぱっと見、わかりにくいけど「データ」→「フィルタ」をいじるとデータをいろいろな切り口で眺められるので面白いですよ。
…て、SQLの和集合、積集合や内部結合についてメモしようと思ってたのに、なんでこんなこと書いてんだか。SQLパズルについてはまたそのうちメモしよう。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
epubチェックを手軽に実行
EPUB3電子書籍ファイルを作ったらEPUBチェックを使ってエラーや警告の確認は必須。
とはいえ、やり方がわからなかったり、なんだか面倒くさいし、kindleはAmazon側でファイルを変換してくれて登録できるのでそれでいいや、というのが現状かも。
iBookstoreやgoogle playはエラーのないEPUB3を要求する。他の販路・ストアを使うためにもエラーのないきれいなEPUB3にしておくに越したことはない。
EPUBチェックについては丁寧な解説やアプリがあって、以前ここの 「epubcheck が githubに引っ越ししていた」 で紹介した。同じようなスクリプトを作るのも無駄かなあと思いつつ、ウチのローカル版EPUB3作成ツールの中に入れておけばちょっと便利かも、と同梱(epub_check.pl)してみた。
Mac版はターミナル.appを使ってコマンドライン、WINDOWS版はコマンドラインでもOKで、バッチファイルも入れたのでドラッグ&ドロップで手軽にEPUBチェックが使えるようにした。
こちら → 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
そもそもEPUBチェックってどこにあるの?というところから周知されていない…って、制作者なんて限られてるだろうから、周知する必要もないということかも知れない。でも、今やkindleやibookstoreなどメジャーなストア・プラットフォームが個人出版を受け入れて、多くのひとが電子書籍を作って参入している。
エラーをチェックしないまま登録されると悲鳴をあげるのはプラットフォーム側だろう(kindleのコンテンツチェックが厳しくなったのはナゼ?とか)
https://github.com/IDPF/epubcheck/releases
↑EPUBチェックの最新版はここにあります。
エラーがなければ、「No errors or warnings detected.」(エラーや警告は見つかりませんでした)と表示される。
スクリプトでは、最新版の3.0.1がフォルダになければ勝手にダウンロードしてきて解凍・展開するので、EPUBチェックを探して検索したりダウンロードして解凍したりする手間(ひと手間程度だけど)がない。
WINDOWS版はバッチファイルを用意したので、面倒くさいコマンドラインは不要。
(JAVAがインストールされていることが前提で、PATHにjavaが含まれていない場合は、JAVAをインストールしてください、とメッセージを出して終了する)
てな感じ。
作るだけじゃなくて、エラーのチェックもしましょう!
[01/31 10:49:53] 追記
kindle previewerで、キンドルでのエラーというかファイルの不備をチェックできる。
「表示」→「本に関する情報」を開いて、すべての項目が埋まっていること。「指定の」と妙な日本語だけどこれでOK。未設定の項目があれば、それはファイル不備。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
徘徊の週末
ワイン酒場という店でアウトレットワインなので安く美味いワインが飲めるとか、亀有ブックオフが1000円以上購入で30%オフとか。ふらふら出かけてみる。
ワイン酒場はチェーン店でウチからの最寄りは神田店。つまみもかなり美味かった。んだけど、ワインの種類がちょっと少なかったかなぁ。もっとバリエーションがないとキビシイ。
ブックオフは坂口尚の石の花をふたたびみたび。漫画奇想天外のたつまきを売る老人、だっけか、のあたりから大好きで、コミックスを買ってはいたんだけど、引っ越しのたびに本を捨てるという悪癖があって、手元に残ってなかったので、この機会に。
lolipopのmysqlが重くて、ページによっては、表示されるまで10秒~20秒もかかっていた。そりゃ論外だろ、ということでcronで静的ページを生成する、という苦肉の策を弄してたんだけど。SQLiteが使えるということで、一部を乗り換え。10秒かかっていたページ表示が6秒弱にまで短縮された。…て、それでもページ表示に6秒弱なんてヘボすぎ。amazonに問い合わせに行くので、これ以上の短縮は難しい、のかなあ。
とはいえ。速いのは確かなので、とりあえず、静的ページ生成は残したまま、データベースはMySQLからSQLiteに乗り換え。それなりにいろいろできてありがたいlolipopだけど、このあたりはちとツライな。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
月曜はしんどいっす
ネットやサーバーに関する、まともな解説本のないWINDOWSなんざ、うんざりぢゃ。と思ってたというのに、ポート番号も知らない地方のプログラマがWINDOWSのままで、というので腰が抜けた。postgresに置き換えて作り直したというURLを見に行くとナマでフォームにSQL文丸出しのVBスクリプト。…素人かよ。んなわけで昼前にはもうやる気ゼロの無気力状態に。この程度でプログラマを名乗っていいのか。ほかでも、ネットワークがらみではその程度で管理かよ、とか。WEB製作でもそれでデザインうんぬんかい、とか。ずいぶんなインチキがまかりとおる世界だ。
まっとうにやってる技術者、エンジニアから底辺のちんぴらまで裾野が広いというのか…。
てことで、わたしもプログラマでサーバー管理者でWEBデザイナー、を名乗っても許されるかもしれん。ゼネラルウエッブオプチマイズトータライザーとか、戦隊ものに出てきそうな肩書の名刺でも作るか。
ついでに、LAN内部のFreeBSDでSMTPをどうしたもんか悩む。うちと同じくしょせんDHCPで割り当てられるアドレスだ。ルーターのリセットでアドレスが変わる。うちのもうまくいってるとは言えない状態なんで、qmailを入れたとしても七転八倒は目に見えてるし。あきらめるというのも選択のひとつだけど、ここは苦労しておいた方がスキルアップになりそうな気もするし。
WEB屋さんとも打ち合わせ。マキシムバリューライズアナライザーのわたしもいくつかご提案を申し上げてみる。
うううむ。歯と歯茎がぐちゃぐちゃなので食後は口腔ケアを欠かせない。ぼとぼと落ちる血におびえつつ、これからの介護予防に歯科衛生士は必須だっけか、と反芻してみる。
てないちんちだ。さすがのアルティメットトルネードインフォームドグラデーションであるわたしも、どっとちかれたび、でおじゃります。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
浅草寺でおみくじ
今日は浅草までぶらぶらと。あげまんじゅうを食ってみたり、おみくじをひいてみたり…
69番「凶」ぢゃん。
なんでやねん。
[01/31 10:34:47]
ケータイメモに写真は撮ったけど、こっちにも転送しておこう。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
現実逃避させてくれよ(笑)
いや、実は先週後半から、仕事が忙しくてやってらんね、状態なんだよなぁ(笑)
目先が忙しくて、3月発売のコミックス/コットンのページがふたたび若干変更になる、などなどの下準備に手がつけられていない、おまけに2月は日が少ないというプレッシャーで気持ち的にまったく落ち着かない。
ので、最近のココはチャリの話ばかりになってたり(苦笑)くそっ。
今日はそれでも朝8時前に起きて、さあ、行くぞ、と思ったんだけど、あまりの寒さに布団から出ることができず(苦笑)あっさり断念。うーん、こんなへなちょこでええんか。防寒対策をなんとかしないとなぁ。。。。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」