出家で人生ロンダリング
Twitterで見かけて、へえええと感心したというか驚いたのでメモしておく。
NHKのクローズアップ現代でやっていたらしい。出家させて戸籍を書き換えて逃げ切る、んだそうだ。
これはもう
「現代の坊主丸儲け」
「これが本当の駆け込み需要」
というネタでひとつよろしくお願いしたい。
みんなの党の渡辺元代表の「熊手」も同じか…。
杉良太郎が遠い目をして、そっから先は寺社奉行だからよ、おいらたちには手が出せないのさ、と。…んで、深々と涙ながらに頭を下げる娘が走り去るんだなあ【涙で滲んでテレビが見えない】
[05/19 18:01:29] 追記。
https://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3496_all.html
↑クローズアップ現代の該当回ページ。なるほどなあ。
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究極の表現・天才芸
桂枝雀という天才落語家がいた、という話をよく聞く。
わたしは落語マニアというワケではなく、大阪にいた頃や大学時代にTVで落語がかかってたら見る程度で落語について何か蘊蓄を語るようなこともできない。
Wikipediaには
「枝雀の顔を見ただけであー、おもろかったと満足していただけるような芸人になりたい。」
という発言が載っている。
わたしがTVのバラエティ番組だかで見た記憶はちょっと違っていて。もう少し具体的。
「舞台の袖から出て行ってですね、座りますでしょ、お客さんが見てるわけで、わたしがそこで「にかーっ」と笑うんです、そうするとお客さんもなんや面白くて「にかーっ」と笑うんです、それが究極の落語といいましょうか」
という話だったかな。
天才で理論派の枝雀がこんな内容のことを嬉しそうにしゃべっていた。
いやだからどうしたということじゃないんだけど。
ネットは本性が丸出しになる『ネットは丸裸メディア』 やその周辺の記事を読んでなんか違和感あるなあと思ったんだけどうまく言葉にならないので、思い出したことをそのまんま。
人格とか本性って言語化できることがすべてなのかとか、テキストからよみとれることだけじゃないよなあとか…うーん、でも、たぶん関係のない話か。
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レビューや感想の書き方
読む前の小説のレビューはあまり見ないかなあ。
家電などはバッテリの保ちや画面の見やすさなど買う前におおいに参考にさせてもらってるけど、趣味志向で満足度が違う小説で読む前・買う前に(それを買うかどうかの)参考にすることはほとんどない。
読んだ後にほかのひとのレビューや感想をみてニヤニヤすることの方が多い(気持ち悪いひとになる)
わたしが本を買う基準は。
まず立ち読みありき。面白かったらそれを起点に、著者で芋づる。版元、レーベルで芋づるの地引き網式。次に家人などよく知っている本読みの評価、レビューや感想がこれに近い。
コミティアや文学フリマが終わって、ついったなどでは読み終わった同人誌の感想が流れてくる。
電子書籍の個人出版のレビューも同じ(小説系)で、眺めてると
・あらすじや設定に触れて○×だから好きだというラブレターパターン
・あらすじや設定に触れてレビュワー自身のことを語り出すパターン
当然ながら前者の方が小説に興味惹かれる…んだけど、それでもぴんとこないことの方が多い。
レビュワーの趣味志向がよくわからないから。
家人などよく知っている本読みやプロの書評家の場合、それまでどんな本を読んでいてそれらに対してどのような評価をしているのかが見える。自分も読んでいるこの小説について、このような評価をしている人が、今度の小説についてこんな評価をしてるのか、とわかりやすくて手っ取り早い。
SNSで同じ趣味志向のひとをフォローしてみましょうとはまた別。同じ趣味志向のひとを探してるわけじゃない。レビュワーの趣味志向、評価軸がわかれば、ということで自分と真逆のひとでもかまわない。
わたしのような面倒くさがりで横着ワガママな人間のために、レビューや感想には他にどんな本をオススメしているのかわかるようにしてくれるとありがたい。
そしてそれは同人誌や電子書籍の個人出版の本だと困る。
よく言われるように、本は超多品種小ロット。わたしが読んだことのある作品作家など「小数点以下何桁かパーセント」のほんの一部。
共通の作品・作家として個人出版の本を挙げられても、聞いたことがない・何それ?誰それ?で、意味のない単語が並んでるだけになる。
教科書に名前が出てくる古典でもいいしベストセラーでもいい。挙げられている本・作家を自分が直接読んでなくても、それについての評価を聞いたことがあれば、そこからなんとなく想像がつく・評価の見当がつくということもある。
カテゴリ(SFやファンタジーなど)だと、そのカテゴリに対する想像が受け取る側で違いすぎて、無用な先入観を与えてしまう危険(ミスマッチングの可能性)が高いと思う。
その点、レビュワーの趣味志向と自分の趣味志向を比べてみる時に「具体的な作品名作家名」は有効だと思うんだよね。
「立ち読みありき」
『創作文芸見本誌会場HappyReading』
↑などというサイトを作ってみたり
「他人の本棚」を見ることでレビュワー発見
『趣味は読書2』
↑などというサイトを作ってみたり
やってること言ってることは、小学生の頃から半世紀近く変わってないのはエライなおれ。自画自賛芸。
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ネタ:祭りの後
Amazon、Kindleストアの月替りにピックアップしてもらってバブルに沸いた4月。5月も連休があけて10日が過ぎてどんなもんかと売上を見てみたら…こんな感じでセールから外れたら途端に動きがなくなった。いい夢見せてもらったゼ。とほほ。
( 5月1日の雑記にもレポート したように公式のセールは売り場の現場、レジの目の前にあるわけで販売に直結したなあ)
とはいえ、残尿感というかセール前と比べると多少は動いているように見えなくもない、かなぁ。これがセールの残り香なのか、文学フリマの影響なのか、時期が微妙で因果関係は不明。
制作はなんとかするとしても、告知広報露出は頭の痛いところだなぁ。
購入経路が分かればどこを重点的にする・しないということも考えられるんだろうけど、電子書籍のストアにとってそれは貴重なデータ・財産なのできっと出てこない。
このプロモーションをするとこんな効果が見込めます!ぜひひとついかがでしょう。
彼らのメシの種のひとつだろうし(しつこく検索するとプロモーション資料なんかがWEB上で見つかる)
自分でどこかにURLを貼ったアフィリエイトならデータは取れてもたかが知れてるし、アドワーズは使いどころが…(どんなワードがいいのか判断材料がなさ過ぎで、現状ではたぶん金の無駄遣い)
販売チャンネルを増やしてストアでの露出を図り、ストア以外でもコミケやコミティア、文学フリマといったイベントでチラシなどでリピーターにお知らせして少しずつ広げていく、という今までどおりの傾向と対策。地道にやります、はい。
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コミティア108・第18回文学フリマ
昨日5月5日は、ビッグサイトでコミティア108、東京流通センターで第18回文学フリマが開催された。だらだらと当日の日記雑記。
どちらも「ゆりかもめ」「東京モノレール」と、わたしなど普段あまり乗ることのない乗り物で辿り着く日常とは隔離された場所。
「ゆりかもめ」はゆったり大きく広がる湾岸の景色を眺めながら、「東京モノレール」は異様な速度と震動でビルの間を縫って走る花屋敷的スリルを味わいながら。
ウチは第18回文学フリマにサークル参加。
なんだけど、旧知の漫画家さんからコミティアにいるので久しぶりに会いませんかとついったでDMが飛んできていたので、文学フリマは搬入を手伝って(荷物運びして)その後はスグにビッグサイトのコミティアに出かけた。
「流通センター駅」からモノレールで「天王洲アイル駅」下車、りんかい線「天王洲アイル駅」から「国際展示場駅」へ(今日時点、片道534円。所要時間は30分弱)
ねぐらなおさん(https://twitter.com/neguranao)のところに久しぶりに。
たしか3〜4年前のやっぱりティアで、ちらっとだけご挨拶したぐらいでべちゃくちゃしゃべったのはほんと久しぶり。彼には東京三世社時代にずいぶんお世話になった(漫画部門立ち上げ時のレギュラーラインナップ)
いろいろもろもろ厳しいエロ漫画の話や、Jコミでの配信や電子書籍の話などなど。
簡単じゃないという認識だけど、基本的にポジティブなひとで、次の展開もなんとかしなきゃという相変わらずのバイタリティ(体型はすっかり丸くなってたけど、わたしも髪も歯も抜けてるのでお互いさま、だな)
永山薫さん(https://twitter.com/Kaworu911)のところにも。
やっぱり3〜4年前のティア以来。
筑摩書房から『増補 エロマンガ・スタディーズ』が出たばかりで、もし置いてたら買おうと。
やはり相変わらずのエネルギッシュ。この世代は元気なひとが多いような気がする。
その後はいわゆる文芸島(創作文芸、小説同人誌のサークルが集まっている一画のこと)をうろついて、見知った顔を見かけてはひやかしたり、目当ての同人誌を購入したり。
文学フリマとバッティングしてるので双方気にしてるひとたちがいたけど、実際のところはどうだったんだろう。コミティアを歩いてみた限りひとも多くてかなり活気づいていたように見えたなあ。
kindleが始まった2012年暮れのコミケや13年早々のティアなどで「かんたんだからスグやりましょう!」などと煽って回ってたんだけど、その後いろいろ話を聞いたりすると。
その1。
「青空記法でEPUB3ファイルを作れる」〜「パソコンが苦手」まで幅がかなり広く
その2。
税金の手続き?なにそれ?
ということで、今は誰彼かまわず無責任に勧めることはやめた。
制作は誰かに頼むことも可能だけど、税金の手続きについては(代行業者に頼むにしても)自分でやるしかない(appleのアプリは日本で税金処理するのでこんな面倒はない。日本で商売するんだから、Amazonもgoogleも税金処理についてはappleを見ならってほしいもんだ。今回のコミティアでKDPについての講座に出くわしてビックリしたけど、制作の話じゃなくて、税金の手続きについては説明があったんだろうか)
声かけしたサークルさんには。
電子書籍のダウンロード数に期待はしないほうがいい。今はまだ、たぶんイベントでの瞬発力には敵わない。
とはいえ。
イベントで購入してくれたひとが、ほかのも読みたいと思ったときにスグに手に入れられるのは電子書籍の最大の強み。その機会を逃さないし、次のイベント売りにも繋がる(現に電子書籍でも読んでいて同人誌も読みたくて、というかたが前回の文学フリマでは何人かいらっしゃった)
広くいろんなチャンネルを使って地道に継続、ということ。効果はすぐに見えないだろうけど、やってさえいれば何かに繋がる。…と毎度のお話&布教活動。やるなら無償でお手伝いします!と。
コミケもティアも文学フリマも、目の前にこれだけのコンテンツがある。これらが電子書籍となって電子書籍のストアに並ぶようになると全体のボリュームが膨らむ。電子書籍が日常になる。
そうなればウチで並べてる本もどこかで見つけてもらえる可能性が1mmぐらいは増えるはず。
コミティアは漫画や小説、評論などばかりじゃなくて、アクセサリーやコミティアが主催のイベントや展示もあって、歩いていて目に飛び込んで来るものにいちいち驚きや発見があって楽しいイベント。飽きずに歩き回って気がついたら足がへろへろ。
その後、仲間内の文学フリマの打ち上げに合流。
文学フリマの方は3タイトルが完売と、こちらも活気があったようでやはりバッティングの影響はあまり感じられなかった、かも。
イベントまみれの楽しい一日でありました。
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画面を動画でキャプチャ
間違いなく、なにを今さらな話。
Youtubeやニコ動には画面を動画でキャプチャして、ゲーム実況やアプリの使い方などのコンテンツがたくさんあって、どうやってるんだろうと思いつつ、パソコンでの動画や音の方にはほとんど興味がないもんだから調べもせず、ただ、へえぇと遠巻き。
(DVDなんかもパソコンのディスプレイじゃなくて、寝転がってテレビのブラウン管で見る)
ただ、やはり百聞は一見に如かず。
とりあえず試しに 「かんたん電子書籍作成easy_epub」 で、添付のサンプル原稿ファイルで電子書籍を作るまでを動画でキャプチャしてみた。
↑1分30秒ほどです。
キャプチャに利用させてもらったのは
「AG-デスクトップレコーダー」
https://t-ishii.la.coocan.jp/download/AGDRec.html
というソフト。ダウンロードして解凍して実行ファイルをクリック。設定をWMVにしてバッファモード(記録が終わってからエンコードして動画ファイルを出力する)に。それ以外はデフォルト状態で使える。
便利なので驚いた。
と同時に。エンコードってパソコンのCPU使いまくりで、ファンがぶんぶん回りだすんだと驚いた…6世代ぐらい前のパソコンでCPUコアは2つだし。
パソコンの負荷はともかく。
こういうことができるなら、いま、ちょっとだけかかわってるサイトの更新作業なんかを動画にしておけば(動画でマニュアルにしておけば)急なときに誰でもできるようになるなぁ。
ほんと、ぷぷぷ、なにをいまさら。というネタですまんかった。
[05/03 02:49:29] 追記。
もしやと思って検索してみたら、MacはデフォルトのQuickTime Playerでいとも簡単に画面を動画でキャプチャできる。
Macすげー。
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