12月だった
もう12月。2010年も終わりだ。
そろそろ振り返りネタもイケんだろ、と。
今年のマイベストは、宮部みゆき「孤宿の人」、次点に古処誠二「アンフィニッシュト」。翻訳物部門では、ポール・アンダースン「折れた魔剣」。再読にも泣けてしまったで賞には、ボブ・ショウ「去りにし日々の光」。
花村萬月の王国記や、フリッツ・ライバーのファファード&グレイマウザー、上橋菜穂子の守り人など、去年に引き続き読んでるシリーズものもハズレはなかった。夢枕獏の魔獣狩りシリーズも33年かけてようやく完結(ちょっと急ぎ足でキャラが死んじゃったけど)
そりゃないだろ、と思ったのは5冊もなかったんで、まずまずの読書年間だった…じゃなく、今年はtwitterなんぞにうつつを抜かしてたり、ダウンロード販売サイトを作ってたりで、今日時点でまだ63冊しか読めていない。読んだ本の数だけ(フィクションのことを「本」という)人間てのは上の階梯に昇れるのだ。精進しなきゃいけない。
年末も土壇場、12月になって、yahooがgoogleと同じ検索結果を返すようになって、あれこれ右往左往。てなあ、しょせん一企業の腹づもりサジ加減ひとつのところで、これが正しいなんてことはないのに、なんで断定断言口調なのか理解に苦しむ。正解が見えない(誤解のないようつけ足すけど、わたしも素人なりにSEO、WEBの知識は仕入れてるつもり)ところを基盤に手探り状態でいくしかないんだけど。計画の立てようもない。
検索エンジン頼みで右往左往して負荷がかかるぐらいなら、リピーターを大事にするとか、一見さんに必ず2ページ目3ページ目を見たくなるようなサイト作りを考えるとか、たぶん、そちらに注力するほうが効果が上がるような気がする。
年内最後のイベントはコミケだな。楽しみ。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
はじめてのjQueryで小ネタ、流れる本屋
twitterで、回転寿司のように本が流れるのも面白いかも、とか言ってみたら面白がってくれるひとがいたので、ちょっとソレっぽいのが作れるかな、と。
amazonからランダムに本をピックアップして、表紙・タイトル・著者を右から左に移動させて消える、それだけ。
たぶん、探せばこんなブログパーツはどこかに転がってるだろうけど、いまウチで自作してあるモジュールを使い回せばそんなに手間もかからないので、作ってみた。
一期一会本屋
ただの一発芸なので、それなりのエフェクトでごまかす必要がある。てことで今回初めてjQueryを使ってみた。
prototypeと比べていいのかどうかわからないけど、jQueryの方が扱いが簡単。プログラムチックじゃない、というか。cssの指定と同じような感覚でjavascriptが組み込める。
エフェクトもそろっていて、javascriptがflashに置き換わるんじゃないか、これ。
で、まだフェードインとか移動の速度とか調整した方がいいけど、ぼーっと本が流れるを見てるのも、2分ぐらいは飽きない、かな。
…とはいえ、一発芸で2分もてば十分面白いぞ、と例によって自画自賛芸だ。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
スポ根だ
「弱虫ペダル」渡辺航が熱くて滾ってこんちくしょう、だ。秋葉原大好きのオタク少年が、高校で自転車部に入ることになって、今、ちょうどインターハイ。仲間とともに・仲間のために、がんばっちゃう王道のスポ根。いちいち泣けていかんのだ。出たばかりの13巻、おいおい田所っちどうしちゃったんだよおぉ、そりゃないっショ、というところで以下次号。すまんチャンピオンは買ってない、読んでない。次の14巻が出るまで待つしかないのか。
わたしがはじめて買った漫画雑誌がチャンピオン。ブラックジャックとかこまわりくんとかドカベンとか750ライダーとか。内容もキャラもバラバラで各自個性的。ジャンプがどれを見ても似たような印象なのとは好対照。
ジャンプとチャンピオンじゃ文化が180度違うんだろうなぁ。
ぐだぐだの「ブリーチ」、相変わらず読ませる「ワンピース」も新刊ゲット。ほかに、「蒼路の旅人」上橋菜穂子、「虐殺器官」伊藤計劃、「アンフィニッシュト」古処誠二。
出版社別ではなくて、作者五十音順で並ぶTUTAYAは探しやすい。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
花見とかTeXとか
もう4月だったか。
PENTAX SPF と M42マウントの Super-TAKUMAR 35mm F3.5がしっくり。
靖国神社~神保町、水元公園と、花見に町並みに野良猫に、とパチパチ撮ったら、へぼな写真なのに、パキっとした質感にこってり艶っぽく色が乗って、なにやらおもしろい仕上がりになってご満悦、だ。CarlZeissTessar50mmも細部になにかが宿るような写りだし、M42マウントのレンズはいいなあ。100mm前後の中望遠?なレンズも一本欲しいかも。安いの探すかな。
ASAHI PENTAX SPF Super-TAKUMAR 35mm F3.5
LaTeXをインストールしてみた。
青空kindleという、青空文庫をPDFにしてkindleで読むのがひそかに(?)ブームらしい。どうやってるんだろうと検索してみたらTeXだった。エロ本編集時代にマークアップで書いて組版する、というのにひかれて、当時アスキーからでていたパッケージをインストールしたことがあった。けど、仕事で使う状況でもなかったし、ってことで、ちょっと触っただけで終了。
PDFを生成してkindleに持ち込むのに、レイアウトやデザインに凝るわけじゃないので、イラストレーターやワードは不要。てことでLaTeXを使ってバッチ処理しようと。マークアップのやりかたとかスタイルの書き方とか調べないといけない。解説本一冊ぐらい用意したほうがいいのかな。
SharpSpaseTownBooksにて、3冊ほどポチる。伊坂幸太郎、横山秀夫、小川洋子。意外に品揃え頑張ってる、ような気がしてきた。
「博士の愛した数式」がハマったので、「余白の愛」も期待したんだけど、ちょっとついていけなかった。
ちなみに、zaurusには山田風太郎「甲賀忍法帖」とかドストエフスキー「罪と罰」なんかも常備。電子書籍も悪くない。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
停滞気味
夕べ、ちょっと歯茎が痛いぞ、と思ってたんだが、朝おきて歯を磨いたら出血。歯槽膿漏、歯周病だ。経験的に、体調が低下するとこっちまでおかしくなる、っぽい。なんだかなあ、ちくそお、だ。
水っパナじゃないんで、花粉症じゃない、と問診で言われて納得したものの、口の中がカスカスしたり、こめかみがずきずき痛かったり、どうも調子が悪い。すっきりしない季節、なのかなぁ。
最近の衝動買い。
ASAHI PENTAX SPF。ヤフオクで3600円也。
1973年ぐらいの発売。もう40年も前のカメラだ。M42マウントのカメラが欲しかった、てのが真相。
以前買った、Carl Zeiss JENA DDR Tessar 50mm F2.8 が、別名「鷹の目」と言われていて、たしかに色もこってり乗って、描写も隅までシャープ。ただ、Kマウント→M42マウントのアダプタだと、シャッターを押すときに、レンズの絞込みレバーを押し込まないといけない。何枚かは、レバーを押すのを忘れて、開放で撮っちゃうんだよなあ。それがちょっと億劫で使わなくなっていた。
昨日、一昨日と SPFをさっそく持ち出してパチパチ撮ってみた。まだ一本撮りきってないんだけど、カメラ本体がM42マウントで、シャッターを押すとレンズのピンを叩いてくれる自動絞り。露出計もついてるけど、絞込み測光で絞りを合わせて開放してピントを合わせて、てのが面倒。セコニックの露出計で絞りを決めて、ピントを合わせてシャッターを切るだけにした。
まだ野良猫しか写ってないだろうけど、上がりが楽しみ。
男組全25巻。ヤフオクで3000円也。
ふと。思いついて。
中学のときのバイブルで、当時も揃えていて、社会人になってもワイド版で揃えて持っていた。高柳が死ぬ回の少年サンデーは、まだ実家のどこかにある、はず。流全次郎と神竜剛次は、その後の少年漫画に元型として現れている、ような気がする。
で、今回ふたたびみたび。
大衆は豚だ、と言い放つ神竜剛次でtwitterのbotを作ってやるゼ、と思ってたら、すでにあってモチベーションがぐっと下がる。ちっ。
[03/22 17:29:17]
kindle で日本語の小説を販売
https://www.earthlight.jp/?date=20100202
https://soryu-sha.jp/bunko/index.html
どちらも、ページを画像化している。
たぶん。kindleの日本語対応は当分先のような感じだし、やるならこうやってページを画像化するしかなさそうだなぁ。
ちなみに、漫画の場合はそもそも画像。
https://blog.chabudai.com/?eid=912037
でも、こうやってamazonで販売できるのはイイよねえ。ちょっと試してみようか。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
XMDF形式って仕様非公開なのか
amazonで、ROWA JAPANというところがzaurusのバッテリーを売っていたので購入。製造終了している機種なので新品のバッテリーがあっさり手にはいるとは思わなかった。ラッキー、なのかな。
kindleのおかげで、電子書籍熱がちょっと出てきて、先日も Sharp Space Town ブックス で、伊坂幸太郎「終末のフール」、横山秀夫「出口のない海」と、再読の山田風太郎「甲賀忍法帖」、山田正紀「たまらなく孤独で熱い街」を購入。
ブンコビューアは、悪くない。
XMDF形式のファイルはコピーガードもかかっていなくてDRMもない。これっていいんだっけ、と思いつつ、遊べるかな、とグーグル詣で。kindleのように、自分でXMDF形式の本を制作できて、たとえばSpaceTownブックスで販売できればなぁ、と。シャープ製のケータイで読めるらしいし。
XMDF形式ってのは元はXML。それを専用のコンバータで変換。てことで、zbfという拡張子のファイルを無理やりエディタで開いても、バイナリなのでなにが書いてあるのか読めない。
どうやらXMDF形式というのは仕様非公開。XMDFビルダーというXMDF形式のファイルにするソフトがあるらしいが、企業向けにしかやってない、ようで、個人で本を作って販売することは現状無理っぽい。うううむ。残念。どうりで検索しても、何もでてこないワケだ。kindleに対抗してやってくれんかな。
[2012/06/18 10:53:47]
上記、嘘です。すみません。調べたらちゃんと公開情報があります。
https://www.bunka.go.jp/chosakuken/digital_network/gijutsu_02/pdf/shiryo2_2.pdf
https://www.sharp.co.jp/corporate/rd/journal-84/pdf/84-04.pdf
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」