kindle版と印刷版のリンク
ほんと今さらなんだけど、kindle版と印刷版のリンクを依頼した。
ウチの場合、基本的に電子書籍オリジナルはなくて、まず最初に同人誌、紙印刷本がある。印刷本で、手元在庫がほとんどなく、品切れが近い本を電子書籍として制作して販売している。以前から同人誌版とkindle版をリンクしているかたがいるのも知っていたけど、印刷本が在庫切れを起こすケースを考えてちょっと躊躇していた。
…てなこと思ってたんだけど、ここはWEBだ。在庫が切れていても本の詳細ページは存在する。
であれば、検索でたまたまそっちのページがヒットして見にきてくれたユーザーを、品切れを起こさないkindle版へ誘導するのが定石だろう。
KDPヘルプの問い合わせから依頼して5時間ほどで反映されていて、吃驚の速さだった。
「お問い合わせ」→「商品詳細ページ」→「印刷版とkindle版のリンク」
(印刷版のISBN-10と書かれてるのはAmazonのASINのこと)
ちなみに。
コミケやコミティア、文学フリマなどの同人イベントで出した本、同人誌をAmazonで売るには、わたしの観測範囲では 「密林社」 さん経由が多い。
ウチも密林社さんに委託してAmazonのe託で同人誌を販売している。
e託はAmazonに登録すれば個人で物品の販売ができる、とはいえ、これが面倒くさい上に割に合わない。
密林社さんのサイトにも書かれているように、Amazonのe託は
・初期費用として、年会費が必要(9000円ほど)
・本一冊につき、JANコードが必要(3年1万円+税)、バーコード貼付。
・Amazonから指示された数をそのつど納品する(1冊単位で指示がくる上、送料負担がある)
・Amazonの取り分は40%(出品者に60%)
だいたい、1冊単位で注文がきて、いちいち梱包(それも箱にいれて丁寧にするように、という話だし)して送料負担して納品してたんじゃとてもやってけん。
密林社さんの取り分は10%(Amazonの取り分を差っ引いて出品者に50%)。それでこの面倒な作業代行をお願いできる。対応も丁寧でウチは信頼しておまかせしている。
(※JANコードは一冊単位ではないけど、手間はかかる)
Amazonのe託がらみでは、こちらのサイトがとても参考になる。
【「稀人舎」の軌跡】ことの起こり
https://kijinsha.blog40.fc2.com/blog-entry-3.html
カテゴリ:「稀人舎」の軌跡
https://kijinsha.blog40.fc2.com/blog-category-1.html
同人誌とは少し文脈が違って、ISBNを取得「ひとり出版社」を立ち上げよう、というブログ。
249万円で自費出版を持ちかけられたり、地方小出版流通センターに電凸して応対にキレたり、lSBN取得したり「ひとり出版社」を立ち上げるネタ・情報が満載。これは貴重な体験談&情報なので、紙で出版をしたいと思われたら絶賛オススメ!
【参考リンク】
密林社
https://www.mitsurin.com/
Amazonのe託サービス
https://advantage.amazon.co.jp/gp/vendor/public/join
Amazon e託サービスに関する説明及び規則
https://www.amazon.co.jp/gp/seller-account/mm-product-page.html?topic=201463320
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
論理目次と視覚目次を別にする
先日「目次にルビをつけてください」というリクエストにのけ反った。
『電子書籍の目次が難しい』https://t2aki.doncha.net/?id=1366594374
この時、教えてもらって、論理目次と視覚目次を別に作って対応。忘れないうちにメモしておこうと、すっかり忘れてたので改めてメモ。
EPUB3の目次は2種類。
・デバイスやアプリで使うための「論理目次」
・画面に表示するための「視覚目次」
たぶん、ひとつの目次ファイルを両方に使うことが多いと思う(って、 『EPUB3::かんたん電子書籍作成』 が、ひとつの目次ファイルを論理目次と視覚目次に使っている)
でも、論理目次は使えるタグが限られていて、ルビタグなどはエラーになる。
そこで、論理目次とは別ファイルで視覚目次用のファイルを作る。こっちは本文のページと同じくxhtmlファイルとして使われるので、ルビタグも使える。
・パッケージファイル content.opf
manifestで視覚目次も指定しておいて、spineでは視覚目次を入れて、論理目次を外してしまう。
・ナビゲーション文書 nav.xhtml
ナビゲーション文書の目次部分(toc)には、視覚目次を入れておく(目次に「目次」という項目があるのはイヤなので display:none として、ここでは表示させないようにした)
landmarks 部分に視覚目次を指定しておく。
・視覚目次 display.xhtml
視覚目次はナビゲーション文書のtoc部分(olタグ)だけのファイルで、ルビなどのタグが使える。
クライアントからのリクエストはこれで解決だった。
こうすることで、レイアウト・デザインが自由にできる目次が可能だけど、目次をふたつ持つことで間違いの元がひとつ増える。本当はひとつで済ませたいところだったなあ。
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ちょっと勉強すれば誰でも作れる
WEBサービスの話だ。
phpを久しぶりに触ってみて思ったんだけど、perlにしろphpにしろ、以前少しだけ触ったrubyにしろpythonにしろ、WEBサービスに使われているような言語は、習得・修得のハードルが低い。誰でもちょっと勉強すればWEBサービスは作れる。フレームワークがわからなくても、functionをベタに並べて書いていくだけで、カタチになる。実際、プログラムなんて勉強もしたことのないわたしでもいくつかWEBサービスを作って公開している(ソースコードはぐちゃぐちゃだけどね)
なもんで、いまどき、WEB用のライトウェイトランゲージが使えると言っても、なんのアドバンテージにもならない。開発言語はどうでもいい。
それよりも。
何をしたいのか、何を作りたいのか、どんなユーザーを対象にするのか、そのためにどんな知識が必要で、作りたいものに密着した利便性を考えてどんな機能を作るのか、WEBサイトの使い勝手はどうするのか。
で、さらに、使ってもらうために、集客・そこにひとを集めるのはどうするの。
誰でもWEBサービスを作って公開できるとなると、最先端の技術を投入してスゲーの作ったらから使って、なんてのは的外れなだけ。使う側は技術になんて興味はない。はてなブログの失敗はそこだろう。
自分の興味対象に対して、強い動機があって初めて、使ってみたいものができる。痒いところに手が届く、を、そこきたか、と思わせるものができる。
以前から言ってるように、WEBサービスなんてのはしょせんただのガワ、ウツワ。何を入れるのか、どうすれば思ったように入ってくれるのか、そこを考えられる資質こそ必要。
WEBサービスとして、それで金になるかどうか・社会貢献できるかどうかも含めて、面白いかどうかの判定できるようにしたいもんです。
いや、一言でいうと、なんか面白いことしたいよー、というだけの話。
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「趣味は読書2」など読書記録WEBサービス
WEBのまとめページとか2ちゃんにリンクされてる読書記録、蔵書管理のWEBサービスたちを一覧してみた。
趣味は読書2
https://doncha.net/
ブクログ
https://booklog.jp/
たなぞう
https://review.webdoku.jp/
MediaMarker(メディアマーカー)
https://mediamarker.net/
読んだ4!(twitter)
https://yonda4.com/
Stack Stock Books(スタック・ストック・ブックス)
https://stack.nayutaya.jp/
本棚.org
https://www.hondana.org/
Bookboard.jp
https://bookboard.jp/
今読ミ
https://imayomi.jp/
CROSSREVIEW
https://crossreview.jp/
InBookjp
https://inbook.jp/
読書メーター
https://book.akahoshitakuya.com/
BookScope
https://bookscope.net/
Socialtunes(ソーシャルチューンズ)
https://socialtunes.net/
ほんつな
https://www.hontsuna.com/
Bossa Books
https://www.bossabooks.jp/cafe/
ソーシャルライブラリー
https://www.sociallibrary.jp/
Web本棚
https://webbookshelf.jp/
みんなの本棚
https://www.mindana.jp/
読書の定義
https://dokusho.noteigi.com/
マイルーツ
https://www.myroots.me/
BookScope
https://bookscope.net/
腰帯.com
https://koshiobi.com/
ほんといろいろある。ウチも含めて、どれもこれも一長一短。これで決まり、というのがない。しいてあげると、残念ながらウチ「趣味は読書2」ではなくて、評判を見る限り「メディアマーカー」が、良さそう。
いろいろ試してみませんか?
本を読むひとの数を増やしたい、小説を面白がってくれるひとを増やしたい、たくさん面白い小説を読みたい、というのはどのサービス提供者にも共通することだと思うんで、みんなで盛り上げられればいいなあ、と思うですよ。
ちなみに、リアル本棚もやっぱりひとそれぞれ楽しいものが作れる。うーん。こっちもいいなあ。
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へろへろ
昨日は自治会の毒気に当てられたせいか、部屋でウィスキーを飲み過ぎ。眼痛に頭痛で夕方まで瀕死状態だった。うううむ、自治会費の集金やら防災委員や、どっぷり濃い人間関係に巻き込まれそうだぞ。
んで、ぼーっと起きて息も絶え絶えながら、とりあえず真メガテン2。
ネタもなんもなし、ですよ
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ジジババ
なにもない週末土曜日はひたすらウチでごろごろと。引っ越して無線LANも落ちついたので、自分用にメモの意味でも、ページを作成したみたり。LANを作っていくってのはけっこう面白い作業なんだけど、一度構築してしまうと次にいじることってのは一年先だったりするんで、すっかり忘れてる。なもんで、その時々でメモしておくにこしたことはないんだよねぇ。
夜から団地の班長を含めた寄り合いがあったのだけど…。おめえら、布団の上で無事に死ねると思うなよ、というクソジジイにクソババアの罵詈雑言飛び交う集まりで、心底驚いた。少なくとも、近頃の若いものは、などと批判めいたことをいう資格なんてどこにもない、老醜という言葉を実感できるような連中の集まりだった。
ううう。とりあえずアルコール消毒したですが。
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