固定レイアウト型EPUBで消耗してるヒマがあったらPDFだろ

ほんとたまたま重なっただけなんだろうけど。先月末ぐらいから今月に入って「固定レイアウトのEPUB3について」という話が飛んでる。
EPUBにパッケージすることで電子書籍市場が広がるので、売ることを考えるならガタガタ言わずにEUPBにするべき。でも、企業のパンフレットやカタログなんかは売る必要もない。ただし、品質的に、レイアウト・デザインは絶対に譲れない。リフローで見た目が違ってくるなんて論外である、という類のものだ。
イラストレーターやインデザインで組まれてPDFに書き出されて印刷されたもの。それを、そのまんま電子書籍で再現してくれ、ということになる。
それって、そもそもEPUBの電子書籍にする必要はあるんだろか。
オーサリングとしてめちゃくちゃ頑張ってテキスト込みで組んだ固定レイアウトのEPUB3ファイルにするにしろ、PDFを画像にして安直な固定レイアウトのEPUB3ファイルにするにしろ、固定レイアウトのEPUB3のメリットが見えないんだよなあ。
印刷に使ったPDFがあるんならそのままWEBに上げてPDFリーダーで読んでもらえば、印刷物そのまんまだし、検索もできるし、それこそ「ふりだしに戻る」だけどプリントアウトもできる。
WEBでPDFを開くのは「PDF注意」などと書かれてるところがあるように、面倒くさいのは確かだ。でも、WEBで固定レイアウトのEPUBを開いて読むのは、おそらくリフローなどとはケタ違いのサイズのファイルを開くことになるだろうから、やっぱり重苦しい。
コーポレートサイトにアクセスしてパンフなんか、その場で見るならともかく、ダウンロードして電子書籍端末やアプリで読むというのも考えにくいだろう。
てことで、固定レイアウト型EPUBファイルのPDFに対する優位性がまるで見えてこない。というかそれ以前に固定レイアウト型EPUBファイルの存在意義すら疑問に思えてきた今日この頃だ。
生徒全員にipad支給というところもあって、教育の現場でibooks、電子書籍に注目が集ってきてるだろうし、実際、教育現場へのICT導入を推進する超党派の議連もあって金が流れ込みそうでもある。教科書なんかは固定レイアウトEPUBの出番なんだけど、無理矢理の電子書籍じゃないかなあ。PDFで何がいけないのかがわからない。
ひとつ利点があるとすると、電子書籍にすれば音声を付けられる。視覚に障害のある子やディスクレイシアの子にとって有用…でも、スクリーンリーダーもあって、そこに読み上げ部分をハイライトさせる機能をつけるのと、音声つき電子書籍の普及とどっちがどっちなんだろか。技術的なことはわたしは素人なのでわからない。
文字を、テキストを読むパッケージとしてリフロー型EPUB電子書籍はこれからの読書環境だと思うし、そうなるだろう。
でもなあ、固定レイアウト型EPUB電子書籍はどうなんだろう、これから頑張れるんだろうか。もっとも、PDFにはもう伸び代もなさそうだし、どっちもどっちなんかなあ。
ちなみに、最近ついったで流れたきた固定レイアウトのネタ
5/13
インデザの固定レイアウトEPUBはそもそもiBooksでの販売しか保障してません
5/17
でんでんコンバーターから固定レイアウトをつくってみた
5/18
5社全部に配信できる単一の固定型EPUBは作れない
いやもう固定レイアウト型EPUBファイル制作は「茨の道」である。
(とはいえ、macport経由でImagemagickも無事macにインストールしたので、画像書き出しでOKなら、PDFからの固定レイアウトもどんとこいですよっ/セールストーク)
ちなみに、神保町というか白山通り脇の天ぷら「いもや」だけは間違いがないなあ、と数年ぶりに食って実感。ここの春菊の天ぷらとしじみの味噌汁は鉄板だ。
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これからはgoogle plusらしい

いや。google I/O は見てないしよく分かってないんで無関係なところで。たまたまなんだろうけど、ここんとこ「googleが〜」という話をよく聞くなあ。
Appleは今後どうなる?追い出されたジョブズがNextやってた頃のAppleのことを考えると?
→iTunesのパイを食うのはgoogle playだろう。
先日セミナーに行ったんだけど、アメリカのSNSの状況の話を聞いてたら。
→Facebook離れは実際に起こっていてユーザーはgoogle plusに流れてるらしい。
てな雑談レベル、わたしの耳にする話がFacebook一色だったことを考えるとなんか微妙に動きがあるのかな。
動画配信サイト(ECサイト)の運用をやっていた頃、連日SEOでうんざりしまくっていて「ふぁっく!google!」とか思ってたこともあって、googleに対する印象もあまりよくない。ちなみに40年ほど阪神ファンでアンチ巨人。
でも、好き嫌いはおいといて、たぶんやっぱりgoogleなんだろう。
google plusも見るようにした。
以前、初めてログインした時、いきなりAKB48とかのねえちゃんたちがゾロゾロでてきて吃驚というか呆れて、5分も見ないで終了。
設定をいじればいいだけの話だったようで、今回は少しだけわかる範囲で設定した。
相変わらずグーグルはユーザー本位というか(ユーザーの好みのわかれるところは、ユーザーに委ねる)デフォルトだとわかりにくい・使いにくいUIだ。カスタマイズして自分好みにするのは楽しいんだけど、ユーザーの8割はデフォルトで使うんだから(会員6万弱のECサイトで実際に解析した結果)AKB48をファーストビューに出さないための方法をtwitterで聞いたり、ググらなきゃわからないのは勘弁してくれ…検索を利用させるための深慮遠謀、なワケない。
この雑記帖にgoogle plusボタンも設置。SEOに効く、らしい(って、こんな日常雑記を検索結果で上位表示する意味はない)
https://developers.google.com/+/web/+1button/?hl=ja
さすがというか、callbackなどAPIが揃っていて使い勝手がいいかも。
すでにgoogle plusの会員数は4億人という記事もあって、話題になってもよさそうなもんだけど、わたしの周りではFacebookに比べると利用者は少ない。
Facebookは好かんし、mixiは右往左往だし、google plusを「活用する」か(某市長のおかげで流行語大賞候補だ)
google plusのユーザーホームページの固定リンク(URL)がないからひとに話しにくい・伝えにくいという記事を読んだ記憶が。確かに固定リンクがないとネット上で誘導しにくいわな。
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今さらphpのお勉強

WEB関連で募集のかかる案件の大半がPHPで、フレームワーク前提。
次が、スマートフォン案件で、サーバーサイドにPHPかJAVA、クライアントアプリにObjective-CかJAVA。また、facebookやwordpressのアプリやプラグインの案件も数多くあり、APIとのつなぎこみやWEBアプリ側はPHP。
ということで、仕事を拾うならPHPが必要か、と。フレームワークが必要か、と。perl に馴染んだ体に、今さらPHPなんてどうなのよ、と思いつつ、windows XP に
PHP5.2.17
MySQL5.2.39
CakePHP2.1.2
を急遽インストール。前職でPHPも少し触ってたとはいえ、付け焼刃とか泥縄とか。
PHPはインストーラ。プログラムファイル以下にすると面倒そうなので、C直下に、perlやapacheと同じくphp5というディレクトリにインストール。その後、付属のgo-pear.batを走らせてpearもインストール。あれこれ聞かれたけどわからんので全部エンターキー。
MySQL workbenchというのがついてきて、これでスキーマとかユーザーを新規作成、テーブル作成。PHPMyAdminとか、いっそコマンドラインなら解説書も持ってるんだけど、このworkbenchというのは初めてで、手こずる。まあ、なんとかなんだろ、とあたりをつけながら、データベース作成。
cakephpは、アーカイブを持ってきて、解凍。apacheのドキュメントルートになる htdocsにcakeというディレクトリをほってそこにすべてコピー。
https://book.cakephp.org/2.0/ja/index.html
↑買ってきた解説本が1.3対応でコピペで試すこともできず、CakePHP2.0の和訳ページを探した。
apache の httpd.conf
LoadModule php5_module "c:/php5/php5apache2_2.dll"
<IfModule dir_module>
DirectoryIndex index.html index.pl index.php
</IfModule>
<IfModule mod_php5.c>
AddType application/x-httpd-php .php
PHPIniDir "C:/php5"
</IfModule>
<Directory "C:/Apache2.2/htdocs/cake">
AllowOverride All
ほかいろいろ
</Directory>
php の php.ini
extension=php_mbstring.dll
extension=php_pdo.dll
extension_dir = "C:/php5/ext/"
extension=php_pdo_mysql.dll
CakePHP の core.php
Security.salt と Security.cipherSeed
を、適当に設定(桁数合わせてキーボードをでたらめに叩いた)
CakePHP の database.php
データベースのログイン設定。
PHPがインストールされて動いてるかどうかの確認
<?php phpinfo(); ?>
というのを書いた、たとえば test.php というファイルをドキュメントルートにでも置いて、
ttp://localhost/test.php
とやってphpの情報が表示されればOK。このとき、PDOのモジュールも読み込まれてるかどうかの確認。
CakePHPが動いてるかどうかの確認
ドキュメントルートの cake/ にコピーしていれたので
ttp://localhost/cake/index.php ではなくて、
ttp://localhost/cake/
でアクセスする。
このとき、rewriteモジュールが使えない、とか、パスの区切りに / が使えないシステムじゃないか、というエラーが出ていたら、
cake/app/webroot/css/
をディレクトリごと、
cake/
にコピーすればOK。(スタイルシートが見つからないだけで変なエラーメッセージはやめてくれ)
[05/19 08:20:17]
追記
上記、のエラー。rewriteがうまく設定されてなかったのが原因。
httpd.conf の Directory 設定に
AllowOverride All
が、必要だった。
今のところ、ここまでで2時間弱もかかってやがる。ち。
データベースでユーザーを追加できてないし、php.iniで言語関連の設定をきちんと見てないので、設定がまだきちんと終わっていない。とりあえず、動かせるようになったんで、あとは、スクリプトを試しながら設定も修正追加していく、か。
しかし。
何か作りたいものがあって、そのために、新しい言語と格闘するのは楽しいんだけど、何だかわからないけど役に立つから覚えなきゃいけないというので、新しい言語に取り組むのは苦痛でしかない。
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本棚のバックアップと一括登録

時間なら、いま、売るほどあるので、WEB本棚「趣味は読書2」の積み残した機能をコーディング、実装。
その1。
バックアップは必須。今まで「趣味は読書。」では、csvでバックアップできるようにしていた。今回からはxml出力にした。まだ、(くそ)エクセルなんかでもxmlはオプションっぽいし、XMLは一般的じゃないとは思いつつ。
タイトルなどはともかく、著者の数やメモの数がいくつになるのか決まっていない。csvのように一行でリニアに記述するには無理がある。ほかにテキトーな形式も思いつかず、たぶん、XMLで書いておけば、きっと便利で簡単なコンバーターがあるに違いない、と。
自宅・ウチのパソコンを公開してサービスに提供してた時は、バックアップのことが気になってしかたなかったけど、今度の「趣味は読書2」は https://doncha.net/ で、 lolipop だ。利用者も多いし、WEBの出納係と異名を持つ GMO傘下だ。会社が倒産したり、サーバが飛んでデータが消える、なんて滅多なことはないだろう。それなりに安心してもいいハズ。てことでバックアップは必須とはいえ、優先順位は後回しになっていた機能だ。
その2。
本の一括登録はあったほうが良さそう。今までの「趣味は読書。」でもつけてた機能なので。初めて登録してくれたユーザーさんとか、一冊ずつポチポチやって登録するのは面倒だろうし、てことでつけたんだけど、実際は初めてのユーザーさんだけじゃなくて、既存のユーザーさんでアクセス頻度の低いひとが、まとめて登録するのに使われていた。
ほんとは、一冊ずつ登録して、一冊ずつにメモやカテゴリをつけてあげてほしいんだけどね。
機能追加とか、SQLiteは気楽。ユーザー単位でDBを使う=ユーザーひとりにひとつのファイル、という構成にしたので、なにか意図しないことが起こっても、データベースへの被害は小さい。ユーザー間のリレーション機能を削った分、意図せず、災害に強い構成になった、ような気がする。
ちなみに、現状。
300人いた会員のうち、乗り換えてくれたのが、17人ほど。…って、もともとアクティブなひとたちで、本棚も充実していて楽しい。
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行き詰まった

今日は飯田橋職安。順番待ちすることもなく以前どおり普通に求人検索端末に。てことは、錦糸町の職安で求人検索端末が順番待ちというのは、地域的なできごとなのか。城東城北地域に失業者が多いということなのかも知れない。んでもってやっぱり新着でめぼしいものはなく空振り。さらに、嫁からメールが来て先日の応募先からお祈りの宅急便が届いたとのこと。今日はこっち方面は散々だ。
その後水道橋神保町。いつぞやの「大きなお友達系ライター」さんと待ち合わせて、ネット書店窓口担当の元へ打ち合せにいく。
いや、もうわたしはネタ切れで新たにお願いできそうなセンセもいないし仕入れるメドもないので、ライターさんに引き継いでもらおうということだ。前にも言ったように、新作を発表する場所があってそれとネット販売を同時に、というのであれば面白い展開なんだけど、今のネット販売は市販流通の絶版本(死に本)をそのまま流すだけのブローカー商売。当然限界がある。
・オトナの事情により中身はほぼそのままカバーだけ変更、というやりくちもやむをえない状況で、「死に本」になってないものが増えてきた。
・コンテンツ商売が増えてきて権利関係で、テキトーな「なぁなぁ商売」が難しくなってきた。
・ネット環境に積極的なら、間に人や企業を挟まず個人でやった方が利幅も大きい。
などなどもろもろの要因もあったりするかも。
あれこれ窓口担当を交えて世間話などなどしながら今後の展開についても。引継ぎについていっただけのつもりなんだけど、編プロ展開がどうしたネットでの他の割りの良い窓口がどうしただの、あーだこーだ予想外のロングランとなった。名ばかりの有限会社にしてもなぁ…いったいナニができるというのかしらん。マンガの編集ってのはほんとツブシがきかないんだよねぇ。
明日は某社の登録会というのに予約したので再び神保町。用事は効率的に一日でまとめてしまえば良かった。
それはさておき、だ。真・メガテン2はやっぱり行き詰まっている、ようだ。ケルベロスと再び合流してからナニをやればいいのかまったくわからん。行けるところは全部行きなおしたつもりだし、街で話を聞いても目新しいことはない。攻略サイトを漁ると、当然この先のことが書いてあって、そんなものを今の段階で見てしまうわけにはいかないし。明日も神保町だし攻略本でも探してみるかな…ってずいぶん前のソフトだから無理だよねぇ。
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冷たい雨の一日

今日の弁当。きゅうり・ピーマン・油揚げの炒め物、じゃこオム、おにぎり。
うー。
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