映画『海街diary』
アマプラでなんとなく観始めた『海街diary』がびっくり。目が離せず、じんわり染み込んできて涙腺がいたるところで決壊してしまった。
派手な事件、出来事は何もないのに画面に釘付け。丁寧な人と人の距離感がめちゃくちゃ優しくてじわじわ涙腺に迫ってくる。役者も全員キャラ立ち。綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずの目の高さが揃ってる。どの目線も、とにかく優しい、のひと言。
画面の絵面も優しさに溢れている。
伏線も細かい。
事件らしい事件も起こらない、家族の日常。少しずつ重なるキャラたちの背景。それだけ。家族は物語になるんだなあ。ていうかどんな出来事も事件てことか。
半村良の葛飾物語も同じく。法要の度に集まる親族のエピソード。これも事件らしい事件も起こらない。親族、各家族の近況報告。
これもしみじみ泣ける。
もちろん。家族だけど、血の繋がりは関係ない。海街diaryは異母妹を引き取って家族になる話だ。
共同体というのともビミョーに言葉のニュアンスが違うと思っていて。だからといって父母がいて血の繋がりのあることが前提とも違う。
一緒に過ごした時間だけじゃなくて、一緒に過ごさなかった時間も共有できるひとたち。
家族、疑似家族ものには、わたしの涙腺は抵抗力がないんだ。
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スランもあるのか
ここんとこの恩田陸なんだけど。
「劫尽童女」
あとがきにある作者の目論見どおり、70年代SFがここにあった。
道具立て設定などは「スラン」だし、ラストのカタルシスは山田正紀「弥勒戦争」のラストとキングを混ぜたような雰囲気だし。
いまんとこ、このひと、汲めど尽きせぬです。
とはいえ、ちょっと続きすぎた感もあるので手元にある「光の帝国」はおいといて、福井晴敏にいくかしらん。ブックオフで「川の深さは」と「TwelveY.O.」は収穫済み。「亡国のイージス」は如月と仙石の熱い話がなかったら、空飛ぶ美少女を計画の根幹にすえた無謀で説得力のない話だったりするんで、ちょっと要注意作家さんかも。
でも、その前に、FLASHの解説書を仕入れて目先の宿題をなんとかしないとヤヴァイ今日この頃で、けっこう焦り気味。動画には興味なかったんでFLASHなんてほとんどまともにいじったこともない。アクションスクリプトってなに?の世界だ。…その後にはスタイルシートとJAVASCRIPTでAJAXもどきも控えてそうだし、なんだか苦手、というか、まるでわかってないものをいじらなきゃダメっぽい。
アルコールと加齢で腐りつつあるオッサンの脳ミソじゃついてけんですよ。弱音。
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いろんな仕事があるもので。
今日は朝いちでスーパーの卵祭りに参加してから最寄りの職安へ。Lサイズ12ケ入りが100円しないんだから逃すわけにいくまい。
現在進行中の就職活動が6つで、ぼちぼち次を仕入れないと心配だ。この程度では、バタバタとお祈りが始まるとあっと言う間に何も残らないだろう。検索は45分程度で終わってくれというメッセージも無視して、たっぷり気合を入れて検索した…んだけど。お盆休み直前もしくは突入の影響か目ぼしいものがなにもなかった。
人間ドックの営業。受診者の獲得。
高齢者(101歳)の世話。個人宅に住み込み。週3日3時間はヘルパーがくるので休める。
うなぎ調理。
泉岳寺。受付事務、要は寺男。
庭師(見習い可)
霊園の接客…霊園「で」の接客だろ。埋葬の手伝いも。
エステシャン募集。有限会社チャクラワールド…チャクラときたか。
テレビで話題のリフォーム営業も募集が盛んだ。
就職活動だなんだで、出歩いて背景も違う初めてのひとと話す機会が多い。この10ヶ月ほどで、以前の編集部にいた時の数年分相当の、距離を歩いて・初めての街を見て・初めてのひとと話してるのだ。これがけっこう面白い、というと叱られそうだが、興味深くて刺激になる。まだまだ先は見えないけど、こういったことが無駄な時間になるとは思えない、のはお気楽すぎるかなぁ。
なことをぼーっとスタバってzaurusでぱちぱち。地元のスタバは常連客がしっかり根付いてるようで、各自新聞や雑誌、本をゆっくり読んでたり、書き物をしてたり。気兼ねすることなく自分の空間に長居できる(さすがに混んでる時は無理だけど)昔の喫茶店の雰囲気を少しだけ感じさせるかも。
あとはごろごろ過ごすかな
[17:34:49]
出崎統、杉野昭夫という濃ゆいコンビのOVA版ブラックジャックなんてのを観る。ジョォオオオッ!とつい叫んでしまいそうなシーンもあるにはあったけど、違和感がないんでびっくり。手塚治虫の絵はエロいさっぱり系なんだけど、キャラ自体は濃いので、絵が濃くなっても違和感がないのかもしれない。とはいえ、OVAでの予算の少なさが見える止め絵多用はちょっとアレでしたが。テレビのあしたのジョー2でゲロがキラキラ輝きながらスローで流れたシーンを、こっちの手術シーンの出血シーンで欲しかったっす。
[20:48:38]
明日の面接も入れると、8人の社長もしくは本部長と言われる立場の人間をみてきたことになる。普通に生活していてシャチョー様なんて合う機会もないから、やはり今は貴重な体験してるんだなあ、と思うぞ。
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ねぎみじん、の不思議
うううむ。知ったこっちゃない、あとは勝手にやってればいいだろ、処遇は好きにしてくれ、と何度か口から出かかったのを押さえたのはえらかったぞ、おれ。
というような会議の後は、やはり今日も、昨日に続いて打ち合わせの連続。
むかつく、という言葉は実際に胃がむかつくことを表す言葉でもあるんだ、と実感。食欲もなかったんだけど、3時過ぎにふらんす亭でねぎ塩ハンバーグ&グラスビール。あれ?これは、臭いんだけど美味かったぞ。期待してなかっただけに、ちょっとシアワセ感。牛角のねぎミジンが美味いのと同じかなぁ。みじん切りにするだけで、長ねぎが長ねぎじゃなくなる感じだ。塩コショウ以外になんか使ってるのかしらん。
写真は、これじゃわからんけど会社近くの黒猫一味のうちのトラ。もっと近寄ろうと追いかけてみたら、やっぱり逃げやがる。クロの方はそろそろ平気になってんだけどね。
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予定もなにも天気しだいだよなぁ
じたばたどたばたと。休み前にやることやってしまう。とはいえ、休み明けがいきなり激務になりそうで鬱。
おまけにせっかく休みだというのに明日から雨模様らしい。いったいどーしろっていうんだ。
今の体調だと飲みまくり、というワケにはいかないしなぁ。
お店データベース の充実を目指して、デジカメ片手にゆっくり都内をうろついてみるかしらん。
うーむ。
写真は「今日のカレー」、こないだ行った 「櫓」 の店内。これで本格的なインド風カレーなんだからすげーでしょ。今日は改めてデジカメを持って行ってみた。けっこう好きな味でクセになりそう。
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