電子書籍の企画がイケるかな
電子書籍の企画がとりあえずイケそうになった。
ぶっちゃけ先週時点だと、条件が厳しくて、作家さんにひたすら申し訳のない話だったけど、他社の著者印税の話なんかを持ち出して、オプションもつけてもらって上乗せ。わかりやすくするために、直で契約してもらうことに。その分、わたしの取り分はなくなり、編集作業費として一回一冊ナンボに。数こなさないと食えないので、ぎょうさん働く。たくさんのひとに声かけていく。
具体的な数字は内緒。
もちろん、売れてくれないと、立ち消えになる。出たら宣伝しよう。そうしよう。
にしても、くそ蒸し暑くて電車と徒歩だけでへとへとのぐったり。
今週末はビッグサイトで東京国際ブックフェアとか健康診断が控えている。ブックフェアでは電子書籍の勢いみたいものを見てこよう。kindleをはじめ電子書籍専用端末がすでに何種類かあるし楽天が参入だし。でも。専用端末はkindleの一人勝ちだと睨んでる。本を読むのに、複数のデバイスが必要なんてありえない。たぶん、電子書籍を読むのはスマートフォンがまず使われて、その後にkindleがくる勢力図じゃないかな。ちなみにkindleはスマートフォンアプリもあってマルチデバイス対応、kindleで買ってればデバイスは選ばない。アマゾンのブランド力は他では追いつかない、だろう。
ブックフェアはけっこう混み合うので、体調崩さないようにしたいところだぜ
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InDesignメモ
素人メモ
【整列ツール】
shift+F7
【文字の左右センタリング】
テキストフレームの文字を範囲選択して、コントロールパネルの中央揃え
【テキスト流し込み】
グリッドツールで流し込み範囲を指定
ペーストして溢れたら表示される赤い+印をクリック
ページパネルでページを挿入
新たに作られたドキュメントページに、shift+クリックすると流し込みしてページも自動生成
【ノンブル】
マスターでテキストフレームに a とか適当に入れて範囲指定
書式→特殊文字の挿入→マーカー→現在のページ番号
iphoneの設定 ファイル→新規作成
左右49.86mm 天地74.8mm
ヒラギノ等幅 天地/小口ノド中央 レイアウトグリッド
級数 12Q 行間 8H 22W x 10L
級数 11Q 行間 7.5H 23W x 11L
見開きチェックを外す
本文基本のAマスターに、タイトル用柱とノンブル
本文基本のAマスターをひな形にしたドキュメントページに縦グリッドツールで流し込み範囲を指定して、テキストデータをコピペで流し込んでいく
PDF書き出しで画像が劣化する!?
ファイル→PDF書き出しプリセット→PDF X1a など、PDFを指定すれば大丈夫
【縦組みの時の基本設定】
文字組みアキ量設定
約物全角・段落一字下げ(起こし全角)
段落字下げ_段落字下げをなしに、段落先頭始め括弧類を始め括弧全角に。
【2つ続く全角ダッシュを1つに】
全角ダッシュが二つ続くと、ダッシュの間に空白ができてみっともない。
ダッシュをひとつにして、そのダッシュの長さを2倍にする。
「検索と置換」→「テキスト」
→検索文字列「ーー」置換文字列「ー」
→置換形式:+文字垂直比率200%
[08/30 05:05:08]
小説同人誌Select 公開!
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電子書籍市場 kindleとapp store
kindleも app storeも、販売価格の3:7。
70%がこちらの取り分となる(kindleは登録無料、app storeは、developer program に販売者として登録するには年間9000円弱必要)
印象で言っちゃうと。
kindleの場合はデータになった「書籍を売っている」。製本された紙の本が値段の基準っぽい。
app storeのbookカテゴリは、コンテンツの「データを売っている」。値段はピンキリだけど、ランキング上位は85円、ケータイ小説あたりが値段付けの基準になってる印象。
70%の中の分配てことで、製本された紙の本のことを考えると。
紙代印刷代などの製造コストはデータ作成などのコストになり、倉庫代輸送費などの流通コストはもしかするとゼロか課金用配信用のサーバーコスト。
会社で、組織で電子書籍を送り出すとなると、デザイナー、データ化作業者がいるし登録運用にひとがいるし金の管理にひとがいるし、一冊出すのに多くの人間がかかわる、イコール人件費、金がかかる。
刷り部数で精算して資金繰りして転がしてたのが、実売部数だけになると、制作コストすら出せない、本が出せない状況になりかねない。なので、70%のうち次の制作に回す金をプールする必要ある。
なので、巷間いわれるように、中抜きで著者印税もっと出せるはず、というのはどうなんだろう、と。わたしは内情知らない部外者。でも、意外に版元はしんどいんじゃないかな。
本当に中抜き、上記ゼニカネをすっ飛ばせるのが家内制手工業的、というか個人で全部やっちゃえばいいんじゃね。いや、決して強引でもないような気がする。
少なくとも、我が家は、小説を書く家人がいるし、わたしはヘボでも編集デザインやってたし、プログラムも多少は書けるのでデータ化作業や登録はできる。イラストは知り合いに漫画家さんがいるので、そこはお金がかかるけど、お願いできる。かかわる人間が3人で済む。70%を3人で山分けだ。
電子書籍市場って、企業は大変だけど、個人はそこそこそれなりにやるのにちょうどいいかもしれない。
もっとも。
企業がかりの場合は宣伝費用もしっかり確保、告知周知にブランディングまでやれるので、それとタメを張るのは無理。どうやって知ってもらうのかが大変。とはいえ、企業だとたとえば100人養わなきゃいけないけど、個人でやる分には、家族だけでいいから気楽に考えていいかも。自分たちと、自分たちの消費でなにがしか潤う周囲のひとたち。
あれ?そういや、kindle、というかamazonに出すときは取次経由だったけど、正味65%ぐらいでおろしてるのかなあ。
[06/27 18:21:54]
目標。広言。
先日から、企画の打ち合わせをしている電子書籍の外注をきちんとこなして、日々の食い扶持の足しにする。app store の市場やアプリ作成、動向などなどチェック、インプットする。
app store と kindle に、個人で本を作って並べる。小説、イラストなど、ギャラを払ってでも依頼して集める。
あまり美味しくない話と、美味しくなるかもしれない話と、両方やってくぜ。老後のためにガンバルんだぜ。ぜ。ぜ。
[06/27 20:53:52]
てことで mac mini をポチってしまった。うーん。
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kindleもいよいよ!電子書籍が盛り上がる?
amazonのトップページに、kindle近日発売!というバナーが。いよいよkindle=アマゾンの電子書籍端末が発売で、それってイコール、日本語の書籍が電子書籍となってamazonで販売、kindleで読むことができるようになる。
amazonと各版元の話し合いに決着がついて、伊坂幸太郎とか宮部みゆきとかベストセラー作家の作品がkindleで読めることになった、のかな。
たまたま昨日、app storeでの電子書籍の企画の話をしたところ。シンクロニシティってやつなのか、電子書籍の機運が盛り上がってきたということなのか。
kindleもapp storeも、電子書籍は、個人がアマゾンやアップルストアといった販売網販売力を手に入れることになる。そこから先、知名度やブランディングなどの販売努力はまた別の話だけど、とりあえず土俵は用意された、ということ。
電子書籍は、紙代印刷代運送費などがないので、作って並べるだけなら、コストもかからない。ハードルがぐんと下がる。
なら早いもの勝ちだろ、作って並べてしまえ!と2010年にkindleのセルフパブリッシングで作ってアマゾンで並べようとしたときの記事
「寒い週末は上野公園とkindle遊び」https://t2aki.doncha.net/?id=1269767129
この時は日本語はまだダメだよ、ちょっと待ってろ、と却下されたけど、kindleが日本で発売となると、
https://kdp.amazon.com/self-publishing/signin
↑セルフパブリッシングも対応してくれるに違いない。期待大。情報収集しような、おれ。
ついでに、app storeにも個人で電子書籍をなんとかできないかな、と思って、iOS Dev Centerの登録もしてみた(既存のapple idの日本語部分(名前とか住所とか)が文字化けして dev center で登録できなかったので、apple idは新規に取得しなおした)
モリサワのmcbookなどは法人でしか契約できないし、それなりのお値段。調べてみると
SakuttoBook
というのがあって、本文にPDFを用意すれば、iOS用の電子書籍アプリになる、らしい。電子書籍アプリの器があって、中身を入れ替え差し替えする、という理解であってるかな。
リジェクトのところ、アプリ内課金のあたりがよくわかってないのでまだ調べる必要はある。とはいえ、調べさえすれば入り込めそうな気がする。がんばる。
ウチのmac miniはまだ寅さんなので、やるとなったら、雪豹か獅子にしないといけない。
電子書籍と紙の製本された書籍は別ジャンル別モノ。
紙の本が好きだけど、個人でも出版できる・発信できる手軽さは魅力。すげー魅力。なんだよなぁ。
今後のことを考えても、いろんなチャンネルを確保しておかないとなあ。
[10/30 13:11:54]
追記。2012年10月25日にKindleストアオープン!
さっそくその日のうちにKDPで電子書籍を出版した。
→「kindle KDPで電子書籍出版」https://t2aki.doncha.net/?id=1351350303
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app storeで電子書籍を
ここんとこ種まきばかりの、フリーランス=無職状態だったんだけど、そのうちのひとつ、app storeで電子書籍の制作販売にいっちょかみできそうな。ていうことで企画持ち込み。
・400字詰め原稿用紙70~80枚(3万字程度)
・ライトノベルでちょいエロ/女がほげほげする実話エッチ系
・印税や、ミニマムギャランティ(見込み印税=初刷り部数印税)などは交渉中
ぶっちゃけ。電子書籍は紙と、いろんなところでケタがひとつ違う。今app storeに並んでる電子書籍を見ると、ほぼ85円。紙の本の10分の1ですな。ただ、売れてる本などは4万部ぐらい出ている。いま時、紙の本だと1万部刷って実売6割だといい方じゃないか。
ラインナップを作って企画を持ち込みたいんで、絶賛原稿募集中、作家・ライター・イラストレーター募集中(企画や交渉などを一緒にやろうという編集のかたも)
メールか、電話をください。もう少し具体的にお話できます。制作販売元はすでにapp storeで実績のあるところなので、販売力は見込めると思います。
よろしくお願いします。
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電子書籍にDRMは不要じゃないか
ていうか、DRM(デジタル著作権管理)ってどうなんだろ。
自分で買って、自分のものとなった作品をどう使おうが、ユーザーの勝手じゃないか。こっちのパソコンで見ることができるけど、そっちじゃ見られない、とか。パソコンを買い換えたらまたインストールしなきゃいけない、とか。
自分の所有物の管理を他人がするような状況っておかしくないのか。
と、DRMなんてのはいらんだろ、と思う今日この頃、だ。(モノを売るのではなく、権利を売るから当てはまらない、と言われるんだろうけど、「感覚的に」そぐわないよね)
もちろん違法コピーの問題がある。創作者に対価が渡らないと絶滅してしまう。だから著作権を管理しなきゃいけない、てのもよくわかる。
ちょうど良い塩梅の落としどころ、というなんだか、おばあちゃんの知恵、みたいなものはないんだろうか、と思ってたところtwitterで見つけたのが
@hkawa33: オライリー社は、EPUBを含む各種フォーマットで電子書籍をDRMなしで発売。海賊行為が行われた時に立証に使える電子透かし(watermarking)は使うが、正規に購入した利用者の利便は損なわない姿勢は、当然とは言え立派。
↑これ。確かにこれはいいかも。DRMで縛ってユーザーに不便を強いることなく、でも、電子透かしでその本が正当なものか判定できる。
電子透かしではないけど、電書部が文学フリマで売っていた電子書籍。購入者のメールアドレスがページに埋め込まれている。購入した電子書籍をコピーしてばらまいたら、イコール、自分のメールアドレスがばらまかれることになる。メールアドレスを外すことはできるけど、面倒だし、これは面白い仕組みだなあ、と感心したことがあった。
下町飲酒会駄文支部 のダウンロード販売はPDF。PDFに購入したひとのメールアドレスを埋め込めればいいなあ、と検索してみたら、PDF::API2 という便利なモジュールがすでにあった。CPANスゲー、perlスゲー
やりたいことは。PDFの特定のページに文字列を埋め込む。
textlabelのパラメータがよくわからなかったんだけど、試行錯誤
textlabel(x,y,fontobj,font-size,text)
のようだ。
思ったより簡単でびっくり。
[10/11 09:54:20]
lolipopにはPDF::API2がインストールされていなかったので、そっくりそのままFTPでコピ-。いろいろ使い道がありそうだな。
[10/11 11:37:14]
ダウンロード販売PDFに、購入したひとのメールアドレス表記を実装。
サイズ限定、署名箇所限定の現物あわせなので、TeXでPDFを作るときにページやサイズを変更したら、こいつも忘れず修正しないといけない、ということを忘れずにな、おれ。
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