音声付き電子書籍の作り方【5】【番外編】コマンドウインドウやターミナルの使いかた
【番外編】コマンドウインドウやターミナル.appの使いかた
say_easy_epubを使った電子書籍の作成は、すべて「easy_epub」フォルダでコマンドウインドウ(WINDOWS)やターミナル.app(Mac)を開いて作業することになります。
コマンドウインドウやターミナル.appでは、コマンドプロンプトにキーボードでコマンドを入力して操作します。
ワードやエクセルなどでキーボードを使って作業するのと同じことで、難しいことではありません。
ターミナル、コマンドウインドウをeasy_epubフォルダで開く方は2種類あります。
※以下はeasy_epubをデスクトップに解凍展開した場合です。
Mac(1)
デスクトップにあるeasy_epubフォルダを右クリックして「サービス」の「フォルダに新規ターミナル」をクリックすると
easy_epubフォルダでターミナルが開きます。
プロンプト(赤で囲んだ部分)に「easy_epub」とフォルダ名が入っているのが確認できます。
WINDOWS(1)
デスクトップにあるeasy_epubフォルダの中のeasy_epubフォルダの空いているところで「シフトキーを押しながら右クリック」して「コマンドウインドウをここで開く」をクリックすると
easy_epubフォルダでコマンドウインドウ(コマンドプロンプト)が開きます。
プロンプト(赤で囲んだ部分)に「easy_epub」とフォルダ名が入っているのが確認できます。
Mac(2)
1)「アクセサリ」の中の「ユーティリティ」にあるターミナル.appを開きます。
2)キーボードで「cd」「半角空白(Space)」と入力します。
3)ファインダーでデスクトップを開きます。
4)デスクトップにあるeasy_epubフォルダをターミナル.appにドラッグ&ドロップしてEnterキーを入力します。
5)プロンプトが「easy_epub」とフォルダ名が入って、ターミナルがeasy_epubフォルダで開いてることが確認できます。
WINDOWS(2)
1)「アクセサリ」の中のにあるコマンドプロンプトを開きます。
2)キーボードで「cd」「半角空白(Space)」と入力します。
3)エクスプローラーでデスクトップにあるeasy_epubフォルダの中のeasy_epubフォルダを開きます。
4)左上のアドレスバーをクリックすると、PATHが反転して表示されるのでコピーします。
4)コマンドプロンプトにPATHをペーストしてEnterキーを入力します。
5)プロンプトが「easy_epub」とフォルダ名が入って、コマンドプロンプトがeasy_epubフォルダで開いてることが確認できます。
以上で、ターミナルやコマンドプロンプトがeasy_epubフォルダで開きます。
あとはここにキーボードでコマンドを入力して作業します。
以下の例はMacのターミナルですが、WINDOWSのコマンドプロンプトでもほとんど同じです。
サンプルで電子書籍を作成するのは以下のコマンド(キーボード入力)です。
perl[半角空白(Space)]easy_epub.pl[半角空白(Space)]text-file[Enter]
このコマンドは
実行ファイル名:perl
ファイル名1:easy_epub.pl
ファイル名2:text-file
という命令文で、各々の間は半角の空白で区切り、これを実行するにはEnterキーを入力します。
(ターミナル、コマンドプロンプトの基本的な操作方法です)
キーボードでいちいちアルファベットを入力するのは面倒ですが、補完機能を利用すると少し手間が省けます。
perl[半角空白(Space)]の後、「ea」と最初のふた文字程をキーボードで入力して「Tabキー」(キーボードの左上あたりにあります)を叩くと「ea」から始まるファイル名を補完してくれます。
「ea」で始まるファイルは「easy_epub.pl」と「easy_epub.bat」のふたつあります。
Macの場合は「easy_epub.」まで補完してくれるので続けて「pl」と入力します。
WINDWOWSの場合は「easy_epub.bat」(アルファベットの早い方)を補完するのでBSキーで「bat」を削除して「pl」を入力します。
また、カーソルキーの上矢印を押すと以前に入力したものがコマンドプロンプトに出てきますので、同じコマンドを入力するような時に便利です。
say_easy_epubではコマンドを使っての作業・操作となります。
音声付き電子書籍の作り方【6】「【制作編】読み上げる文章を抽出する」に続く。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
Kindleコンテンツ・クォリティのガイドがシビア
Kindleのクオリティチェックが厳しくなっているらしい。
https://p.booklog.jp/book/385/page/1997555 パブーで10月末に配信停止のお知らせが出ていて気づいたのが最初。あれ?と思ってたんだけど、直接やりとりのある某版元もkindleで12月頭あたりから配信停止となるコンテンツが出てきて頭を抱えていた。
この某版元はEPUBチェックでエラーはもちろん警告もないファイルを取次ぎに納品しているにも関わらず。…どこがいけないのか確認したら誤字脱字、行間の指定、右寄せ、フォント指定などがひっかかったと。
誤字脱字や書式の設定など、ひとが目視チェックしないとわからないことで、kindleに人員増員して本格的にやる体勢を整えたのか。無料で校正してくれるんだからありがたいじゃないですかと、のんきなことを言ったら、ウチのをまるごと扱わなくなったら大変です!と。
てのはともかく。
今日はじめて気づいた、kindle KDPヘルプに 「Kindleコンテンツ・クォリティのガイド」 というページがあった。
ここに書かれているNG例に某版元の担当と雑談していたことがほぼそのまんま含まれていた。
でも(文面が矛盾してる・意味不明なのはさておき)厳格に守ると何もできない。30年前のテキストだけのwebになってしまう。ネットスケープ以前、モザイクの世界だ(それでもモザイクには驚いたけど)
そのうち文面も改訂されると思うので、今日時点のネタ。
タイプミス(誤字脱字)やサポート外の文字コード、コピペミスなどは当然の話。問題は「書式設定」のNG例。気になったところをあげると。
・本文のテキストが太字、斜体、下線付き、ハイパーリンクのテキストとして表示される
学術書などは出典のタイトルを斜体にするのが基本。強調の太字も下線も使えないということなのか。
・本文テキストの余白が画面幅の4分の1以上を占める設定になっている
いわゆる扉ページは本文は短い縦書きの文章で左右が大きく空いている。4分の1どころじゃない。
・本文のテキストが強制的に揃えられている
著者名など下揃え、右寄せだったりするし、字下げしてインデントを揃えることもある。
そもそも、扉ページ以外の2点はガイドラインのPDFにサンプルコードが載っているし、扉ページにしてもEPUB3ではエラーじゃない(koboが版元に配ったガイドラインに扉ページのサンプルコードが載っていた)
現状、わたしが作ったEPUB3ファイルも上記使いまくり。今のところ配信停止などの連絡はきていない。
コンテンツ数の多いところからチェックしているという話も聞いてるので、KDPの個人出版などは後回しかもしれないけど動向はチェックしておきたいところだ。
とりあえずは、現状のまま制作してみて様子見。
ページの日本語がなんだか怪しい感じなので、わたしの読み違いということもある。
EPUB3でエラーのないファイルを作ればすべてのストアに使えてみんなシアワセ、のハズがストアごとのレギュレーションを合わせなきゃいけない。
[12/17 18:10:38] 追記。
google+で教えていただきました。
https://plus.google.com/118348892883229855796/posts/4wDyoDKM2cU
日本語版ガイドの「本文」は英語版では"body text"となっていますが、body textは一般的に扉ページや見出し・注釈・著者名・出典等を含みません
とのことなので、上記のあれ?これどうなの?というのは、わたしの誤読。お騒がせしてすみません。
本文全体を太字にすることもないし、本文全部を右寄せにすることもない。…でも、こういう指摘があるってことはそんなことをしている本が登録されてる、ってコトか。意図的なのか、制作したアプリのせいなのか。
しっかりチェックを始めているということだけは確か。
ガイドラインを読んで、絶対値指定やフォント指定、色などは使わないのが吉。
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jquery でform の項目を追加・削除
縦書き小説のEPUB3作成ページ https://books.doncha.net/epub/ を使ってkindleストアに登録してるんだけど。作品が増えてくるといわゆる作品一覧、既刊一覧が欲しくなったので仕込んでみた。
紙印刷の本の場合、既刊一覧は、売れ筋が入ったらとか、時間やページがあったら作る、のんきなところがあった。そもそも、版を作ったり紙印刷代もかかる。でも、kindleの場合、外部リンクで既刊にアクセスがすぐにできるので、今までの既刊一覧とは性格が違う販促直結ページ。できるだけ簡単にメンテしていきたい。
エディタでhtmlを書けば済むんだけど、公開ページだし、フォームに記入すればhtmlが生成されて、それを登録すればEPUB3の巻末にページ追加される、ということにした。
「作品数がわからないので、作品の数だけフォームが追加できるようにする」
jQueryでいくつかライブラリがあったけど、なんだかオーバースペックだったので、簡単・シンプルなものを自作。
form の html
formlist_1のワンセットを追加・削除。
javascript add_list delete_list
formlist_ の最後のワンセットをコピーして、最後尾に追加する。グローバル変数でインクリメント。削除されることもあるので、最後のワンセットが存在するとは限らないので、
while( ! $(orig).length ){
最後のワンセットをループで判定している。ここでちょっとハマったのが。
$(orig)
が常に真になるのに気づかなかった。$(orig).length などとオブジェクトの中身があるかどうかで判定する必要があった。
ということでちまちまメンテしつつ売り上げなどもちまちまチェック。
ありがたいことに毎日ぽつぽつ売れてくれている。iTunesストアなど比べ物にならない。アマゾン、Kindleストアの販売力は大きいなあ、という感想でいいのかな。
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サーバーとデータベース知識も必須か
ばたばたしながら合間を見ながら開発検証用というPCにFreeBSD-5.4をFTP経由でインストール。パッケージ類はまた後、時間があったら、というところか。それよりなんかataのslaveがどーたらエラーも出てるのでそっちを潰すのが先。ハードウエアをうまく認識していないとしたらやばい。念のために買っておいたFedoraCoreLinuxにするかもだ(を。
Libretto50を晒すぞ計画。昨日並べたハードル以外に。
メールサーバーをどうするか。いい気になってへぼな運用してると踏み台にされるだろうし、そもそもmxレコード?なにそれ、なレベルだし。
cgiはがっつりデータベース絡みにしようと思ってるのに、postgresqlは selectの触り程度しか知らないレベルだし。
いろいろ謎なことが多いなぁ。各種サーバーに関する解説本、SQLの解説本も手元に必要か。
自宅サーバーって、100年前に流行った草の根BBSのようなもんだろうか。せっかくだからあちこち声かけて使ってもらえるようなモノができればいいけどなあ、と夢見がちなオッサンの図。
ソーシャルネットワークキングサイトが雨後のタケノコ。みんな口を揃えて「次はにくるのは」SNSだと。総務省まで後押しするかの数字を出してるし。
招待制でクローズドなところが売りのミクシィなんて会員数が200万人突破。…こら、どこがクローズドやねん、レーゾンデートルに関わる自己矛盾起こしとるやんけ、と。そのうちぱぁあんと破裂分裂するのでは。
それ以外のSNSはぱっとしないようだ。わたしの浅い知識情報で唯一おもしろそうなのが「ごろっとやっちろ」オープンソースなのも凄いけど、地域密着で他の地域のSNSと連携する・しようという発想がいい。
草の根BBSじゃないけど、草の根SNS・せいぜい1000〜3000人規模のSNSが乱立して繋がっていくと面白そうだよね。
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出歩いておりますです。
快晴の今日もまた臨時窓口業務で外出。ここんとこの移動距離は会社に行って頃には考えられないぐらいだ。こうやって電車を乗り継ぎ馴染みのない街を見るのは新しくておもしろいものだなぁ、と。
路線が違えば乗ってるひとたちの雰囲気も違うし、駅前の作りもだだっ広い広場があるところや細かくファストフードなどがひしめくところなどなどで、音や匂いも違ってるんだよねぇ。
すっかりネットウォッチャーと化してる某センセからPSP、ソニーの陰気な話を聞く…PSPってディスクを飛ばして遊ぶゲーム機だったのか!ちなみに任天堂は流通支配に関しては知らんが、ユーザーというか子供を大事にする企業としての姿勢はすばらしい。DSの液晶でドット欠けが1箇所でもあれば返品に応じるように、と販売店にお知らせしてあるらしい。液晶ってのはドット欠けがあっても泣き寝入りのシナモノだと洗脳されつづけてきたパソコンユーザーには信じられない対応だ。それに比べてソニーに関しては、話半分にしても、お粗末な話ばかりが出てる。
ビックカメラでぼーっと見てたメモリ各種。いまどきはSDもCFも1Gクラスが出てるんだなぁ(CFで16000円ほど、SDで20000前後)と改めて驚いてみる。HDDの20Mに感心していたMSDOSの頃がつい最近のように思うけど、平成生まれの高校生がいる時代だ。昭和はどんどん遠くなっていくのであります。
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ラテン系大阪人の威嚇行動なのか
体調不良で今日も電車通勤…ちっ。
昨日放りこんだ原稿9本のうち校正が上がってきたのは4本。ううむ、毎年この時期は上がりが遅くなる。
さらに原稿の上がりがひとり、ネームがひとり、打ち合わせが少々。コミックス一冊分の青焼き校正に雑誌とアンソロのラインナップを作成。
合間にスタイルシートを少しだけいじってみたり、CGI本体を少しいじってみたりしてるぐらいだから、まだ大丈夫、おれ。
自分ではあまり意識してないんだけど、割りと身振り手振りが大きいらしい。ラテン系とか威嚇行動とか言われてびっくりというかなんでやねんというか。
人との会話対話で、実際に相手に伝わる言葉は7割もないらしい。「ニュアンス」というもので対面でのコミュニケーションは成り立っている、とのこと(声の調子、表情、身振り手振り)
もともと、わたしは頭で考えてしゃべる方じゃないので、身体がフォローに走ってるのかも知れないなぁ、と。
じっくり頭で考えてしゃべるタイプって、身体のフォローが必要ないから動作もどっしり落ちつきがあるんだろう。
新年を迎えるたびに「今年こそおれは寡黙な男になるぞ」と誓ってたのは小学生の頃までだったなぁ。
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