小説同人誌電子書籍アプリに作品追加その1
今回、「小説同人誌Select」に追加した作品は、日野裕太郎さん(イラスト おおぬまひろしさん)の「いつもの夕餉」「梅の選択」「おかえりください」の短編3本。以前、同人誌「帰り道がわからない」として頒布していたホラー短編集を校正・修正し、表紙イラストを新たに描き下ろしてもらったものです。おのおの趣向の違う恐怖をお楽しみください。無料サンプルに少しだけですが収録してますので、アプリを気軽にダウンロードしてご覧ください。
https://books.doncha.net/apps/dojinnovels.pl
現在進行中の原稿も随時追加していきますので、よろしくお願いします!
ちなみに「おかえりください」はノベルゲームとしても公開してるので、そちらもよろしければゼヒ(WINDOWS版)
「おかえりください」本編に分岐を追加したものです。
DLSite https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ086894.html
体験版はこちら https://t2aki.doncha.net/event/plz_return.html
作品を3本追加して9月8日(土)にステータスがIn Reviewとなっていた「小説同人誌Select」が、今日9月11日(月)明け方公開となっていた。アメリカだ。こっちの9月8日は7日金曜日午後。週末直前で In Review にする?もしかして審査は週末もやってる?と思ったけど、んなことはなかった。しっかり休んで週明けの今日午後の公開。当然っちゃ当然か。てことは審査期間は土日祝を除いた営業日で考えることになる。って言っても、期間が一定しないことに変わりはない。公開日を決めることもできるんで、期間が読めるなら最短の週末に設定したいんだけど。平日火曜に公開されてもなぁ。
審査期間が読めなくて、ちょっと思い通りにならないとはいえ、運用は前職のダウンロード配信サイト、ECサイトと同じ。
「作品制作・作品登録・公開販売・売り上げ確認報告」
難しいことはないんだけど、面倒・手間が多いところは同じ。この手のは慣れて身体で覚えるのが基本。今のところ、まだ一度しか新規公開してないし、作品追加も今回が初めて、売り上げ報告も8月分一回だけ。作業で、まだいちいち戸惑ってるのが現状。ドキュメント書くとかログを残すとか苦手なのが困る。
・ 小説同人誌Select 公開中
・iTunes Store はこちら→ https://itunes.apple.com/jp/app/id546230414?mt=8
- 『おかえりください』サウンドノベルWINDOWS版
- 『おかえりください』本編を加筆修正、6つのバッドエンド分岐シナリオを追加してサウンドノベル化!
音と映像が、血まみれのこっくりさんの惨劇を蘇らせる。 - 【無料体験版】はこちら
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
iTunes Storeから初の売り上げ報告など
8月15日に公開となった「小説同人誌Select」の初の売り上げ報告が、昨日9月7日にきた。無料DLの数は(「売り上げ」にはならないので)入っていない。無料ものに関しては日々のDL数をsales and trendsのレポートから自分でチェックする必要があるのか。隠してもしょうがないんでぶっちゃけると。8月の売り上げは4本。250円x0.7 x 4 ということで700円でありました。そのうち3本は誰が買ったか知ってるというお友達購入。しょぼっ!…って、最初はこんなものだろう。
そもそも作品数が足りない・ぜんぜん露出が足りないので、先日も書いたように、作品を地道に増やしていって、アドワーズも含めて広告・告知戦略を考える。創作文芸のジャンルは確かに売るのが難しいマニアックな世界なんだけど、面白い小説があるのでそれを伝えることさえできれば、イケんじゃないかと。
「創作文芸見本誌会場 HappyReading」なんて場所を提供している立ち位置にいて、実際に読んでこれが面白かった、と具体的に挙げるのはまずいと思うんで、タイトル・作者を言えないのがもどかしい、かなあ。この夏の収穫(コミケ、コミティア)でスゲーのがあるんだけど(語彙貧困)
ちなみに、先週8月31日(金)に作品追加してWaiting For Review の待機状態だったのが、今朝 In Reviewになっていた。問題がなければ、明日か週明けあたりに公開、か。前回、前々回と Waiting For Review から In Review になるのに2週間かかったのが、今回は1週間。早くなるのはありがたい。けど、期間が読めないと、作業の段取りとか立てにくいなあ。
てことで、なんとか頑張ろう。
あれ?何円以上で振込まれるのか・振込手数料はどのぐらい取られるのか、よくわかってないぞ、おれ。
そういや、twitterが2013年3月で仕様変更とか。
https://blog.jp.twitter.com/2012/08/twitter-api-v11aip.html
・APIすべてで認証が必要となる。
・APIの使用回数制限が1時間60回となる。
というのが大きいのかな。ウチはユーザー認証に使ってるだけなので関係ないなあ、と思ってたら。
・RSS ATOMが廃止となる。
というのが引っかかった。 「創作文芸見本誌会場HappyReading」 の詳細ページで、登録したひとのtwitterの名前(screen_name)を表示してリンクしているんだけど、安直にrssを読みにいって名前を取得していた。これが使えなくなる。認証が必要なAPIで、users/lookup.json というAPIが一回100人分のデータを取得できるので、こっちに変更。でも、アクセスのたびに、APIにリクエストしてたんじゃ、1時間60回なんてスグ。twitterの名前を取得するためだけに、リクエスト回数を消費するのももったいないので、週一回cronで走らせてDBに登録することにした。
今回の仕様変更はtwitterの自由な広がりを奪うことになる。のは確かで、クライアント、アプリ開発者が非難囂々なのはよくわかる。でも、もしかしたら、ユーザーにとっては統一された使い勝手となっていいことかもしれない。macがiOSレベルでtwitterをサポートするのも何か影響があったのかな。
・ 小説同人誌Select 公開中
・iTunes Store はこちら→ https://itunes.apple.com/jp/app/id546230414?mt=8
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ソーシャルなんちゃらとか電子書籍の進行とか
いや、もともと短気で、どっちかというとせっかち。なので、どうも進行が眠いなあ、と。
わたし個人で公開しているiPhone電子書籍アプリ「小説同人誌Select」は、毎度ながら app store の審査に二週間ほど待たされている。請負仕事の方の電子書籍も、わたしの作業はほぼほぼ終了してるんだけど、先方作業がスタックしていて待ち状態になっている。ただ待ってるだけじゃ能がない。種まきしないと干上がってしまうので、手元にある薄い本を読んだり、ネット徘徊して探したり、昔の知り合いにメールしてみたり。
ちらっと聞いたところによると、iPhoneアプリは過当競争もいいところで、無料で広告モデルか、有料でも最低の85円(レートで変わる)が主戦場。でも、アプリじゃなくて、電子書籍というくくりだと、版元や書店が出しているストア型の無料アプリに並ぶ電子書籍は紙と同じ値段。koboもkindleも、たぶん、書店売りとほぼ同じような値段だよなあ。
先日も書いた通り、「小説同人誌Select」はならすと一日30本程度はダウンロードされている。正直、これだと桁が足りない。無料で1000ダウンロードされて、そのうち有料が1本でもダウンロード=1%もダウンロードされれば超ラッキーなぐらいで焦らず地道に増やしていこう。
ネット徘徊していて、ソーシャルなんちゃらについて腑に落ちる記事だった。
https://careerhack.en-japan.com/report/detail/34
> 自分撮り写真をFacebookのプロフィール画像にした人が、Yahoo!のニュースなんかに
> コメントして「いかにもいいこと」を語っているのを目にするようになった。本人たち
> は、自分の友達に向けて書いてるつもりなのかもしれないけど、ニュースのコメント欄
> とかにそれが載ってますよね。かつてのインターネットの雰囲気からするとすごく違和
いやもう、一億全員ワイドショーのコメンテーターみたいなもんで、目にはいるとうんざりすることが多い。
昔々、PC-VANというパソコン通信でネットを初体験。PC-VANは火事場の罵倒芸がステータスという側面もあって飽きずに眺めていた。「わからないなら黙ってろ、このメクラが」「差別用語はいけません!」で、このメクラと罵倒していた側のひとが実際全盲の弁護士さんだと知ったときの驚き。自分がモノしゃべる立ち位置は衆人環視・不特定多数というのを痛感したし、いくらでも専門の知識を持った人間がいることも実感。
上記の記事のように、「いかにもいいこと」や、警句、格言めいたことをいう恥を知った。
「賢くて、偉そうな人に限って、物事を要約したがるんだよ」
「と言うと」
「超能力はこうだ、とか、信じる人はどうだ、とかね。たとえば、映画を観ても、この映画のテーマは煮干しである、とかね、何でも要約しちゃうの。みんな一緒くたにして、本質を見抜こうとしちゃうわけ。実際は本質なんてさ、みんなばらばらで、ケースバイケースだと思うのに、要約して、分類したがる。そうすると自分の賢いことをアピールできるから、かも」
とか
「一般論はやめてくれ。それが、女性全員の問題なのか、ある特定の女の問題であるのか、おれは知らない。ただ、おれにわかっているのは、それが、きみの悩みの種の一つであるかもしれない、ということだ。そうであれば、解決できる。なにかを知っている、ということと、なにかを感じてそのように行動する、つまり、そうと信じることとは、別問題なんだ」
とか、小説をたくさん読むといいと思う。
・ 小説同人誌Select 公開中
・iTunes Store はこちら→ https://itunes.apple.com/jp/app/id546230414?mt=8
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小説同人誌Select作品追加とか不整合とか
今日、「小説同人誌Select」に、作業中の作品3本を追加して再びみたび審査申請。また2週間ほど、Waiting For Review を眺めることになるんだなあ。
SakuttoBookとiTunesで今回わかった不具合・不整合。確認しないでやった自分が悪いんだけど。
SakuttoBookの In-AppPurchase でアイテムを無料に設定した場合、iTunes connectの方ではそのアイテム(productid)は登録してはいけなかった。
アプリ側は無料・app store側は販売。と不整合が起こる。なぜか、最初のバージョンでは問題なかったんだけど、今回、作品追加にあたって、iTunes connect側で設定して、SakuttoBook でビルドして、実機インストールしてテストしたところ購入系が反応しなくなって判明。
対処方法として。
iTunes connect の Manage Your Applications で、アプリ側で無料設定したのに、iTunesで有料にして不整合を起こしているアイテムを削除。
In-AppPurchase の中のアイテムを個別に削除するんだけど、分かりにくかった。 Manage In-App Purchases に入って。
・削除したいアイテムを選んで「Edit」
・Cleard for Sale を No にして販売停止する
・販売停止すると、削除したいアイテムに「delete」という赤いボタンが出てくるのでそれをポチっと。
SakuttoBook側では
productidlist.csv にて、不整合を起こしたアイテムのproductid を念のため変更(たとえば999)
何度もくどいけど。
審査に2週間もかかるのはどうにかしてほしい。作品追加して2週間待ち。その間に次の作品を用意して、というサイクルはともかく、不具合があった場合などの修正反映が2週間もかかってたんじゃ問題だよなあ。うーん。
・ 小説同人誌Select 公開中
・iTunes Store はこちら→ https://itunes.apple.com/jp/app/id546230414?mt=8
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小説同人誌電子書籍アプリ公開
8月15日に公開されたんだけど、収録したPDFの文字がにじんでぼけてたんで、おおっぴらにしてなかった「小説同人誌Select」(app store)
16日に作り直したバイナリを iTunes connect でアップロードして1.0.1へアップデート審査申請したものが今日30日の明け方公開となった。とりあえず HappyReading にバナーを張りつけ、twitterで告知を始めた。バナーはともかく、twitterのほうは、この雑記帖のリンクをつけて少しでも有用有益(かもしれない)情報を流そうかと。
小説同人誌Selectのサイト→ https://books.doncha.net/apps/dojinnovels.pl
iTunes のページ→ https://itunes.apple.com/jp/app/id546230414?mt=8
おかげさまで、少しずつページ閲覧が増えていた。
アプリ自体は無料なので、15日に人知れず公開して以来28日までで400ダウンロードほど。購入はまだ4本(自分、知り合いを含めて)今日時点でアプリに入ってる小説は一本。作業中の小説が3本、原稿待ちが2本。
本当はもっと原稿を広く募集したいところ、なんだけど。
現状、わたし自身が、iTunes というか app store の売り上げ報告や振込時期、振込手数料など、まだよくわかってない。なもんで、別件でやりとりのある作家さん、直接知り合いの作家さんに声かけしただけ。お金がらみでポカがあっちゃいけないんで(立て替えるなどの)リカバリできる範囲・安全を優先でスタート。
しばらく様子をみて、運用面の把握ができたら原稿募集も広くしていこう。
(8/31追記:ちなみに、著者印税は販売価格の40%でお願いしてます)
きれいごとをいうと。
創作文芸、同人小説、オリジナル小説、いいかたはいろいろだけど、商業流通に乗っていない小説にも面白いものがたくさんあるし、個人クリエイター(個人の作家)が勝負できる土壌を広げて応援したい。
自分勝手なことをいうと。
大学を出て出版社を志望して20年ほど編集として働いていた。今は離れちゃったけど、やっぱり何らかの形で、フィクション・創作に関わっていたい。
いまのアプリは電子書籍といいつつ、PDF閲覧アプリのようなもの。kindleがきたら、そっちでEPUB3というのが本命、かな。
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停滞中
電子書籍アプリを app storeにとりあえず公開したものの、文字の滲み・ボケがあったので修正して、再度審査申請中。一週間経ってもまだ絶賛放置プレイ中。今の状態でHappyReadingにバナーをつけたり、twitterなどで告知しても「わ、読みにく!」と思われるので、人通りの少ないこの雑記帖で告知してるだけ。次の収録作品も準備中で、文字のボケを直したものが公開されたら、またすぐに作品を追加して審査申請する予定。
にしてもなあ。年会費を取られてるわけで、審査に10日もかかったひにゃ、文字通り無駄に時間が費やされてしまう。OSのバージョンアップや、新iPhoneなどでリソースが割かれて大変なんだろうけど、もう少しスピーディにやってもらいたい、うううむ。
そういや。いつの時代も同じことの繰り返しには違いないだろうけど。
twitterなどを見ていて唖然としたのが。自分たちで本を作れば粗利が!とか個人で本を作って出せばすばらしい!とか、今、まさに今これが新しい!という記事。おいおい、そんなもの、同人誌じゃ30年以上も前からやってることだぜ、と呆れてしまう。ちょっと調べればわかること。従来の同人誌と今その新しいものが、どこが違っていて、ここが新しい、というのなら面白い・参考になる記事、ツィートにもなるだろうけど、ただただ、語彙貧困、凄いとしか言ってない。薄っぺらで、ただの周回遅れをゲームの先頭ランナーとして持ち上げている。それでキュレーターとかアルファブロガーというらしい。恥ずかしくないのかねえ。
んなこんなで、この一週間は請負仕事の打ち合わせをして、そのための資料を漁ったりしただけで、実際に生産的なことをしてないよなあ。どんなことでも、なにかカタチにしていないと焦燥感にかられる小心者だ、おれ。
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