久しぶりにとっぷり雨降る都内だ
亀有のブックオフが昨日オープンだったんで、昼前、覗きに行った…んだけどまだ品揃え中っぽくて、収穫なし。古本市みたいに初日に並べば掘り出し物、というのはブックオフオープンに関してはなさそうだったなあ。
しっかり雨降りなので、昼飯食ったらとっとと帰宅。部屋でごろごろしつつヤフオクとかカメラ・写真関係をネットで徘徊。
スナップが撮りたいなあ、てのが始まり。手持ちのレンズだと50mmがいいのか28mmがいいのか、悩み中で、28mmと50mmの間の35mmなんてのも欲しいかな、と思ったりして。
ミーハーなもんで、アンリ・ブレッソンがライカで50mmしか使わなかったとか、土門拳は135mmだったとか、見たり聞いたり読んだりするとますます迷走。マイオークションのウォッチリストが増える一方で、どうしたもんかと。キリがなく、そもそもレンズの問題か、と考え出すから雨で部屋でごろごろしてるとロクなことはない。
一眼レフでファインダーを覗いては絞りとシャッタースピードをモタモタいじるようじゃスナップにはならない。あ!と思ってカメラを構えてファインダーを覗くのと同時にシャッターを押すのがスナップだろう、と。
それにはコンパクトカメラがちょうどよくて、手持ちでは、OLYMPUS PEN EE3が最適。んで、実際に撮った写真を見ると躊躇遠慮がなくて面白いものがちらほらあることはある。これはこれでいい感じかな、と思って自分納得しかけたんだけど、今日は雨で部屋でごろごろ、だ。
OLYMPUS PEN EE3はハーフカメラでシャッター速度、絞りはオート。ピントもパンフォーカス(3m前後に合う)で、ちょっと眠いところがある。フルサイズで絞りもシャッター速度もマニュアルでコントロールできてピント合わせもできるのがスナップに欲しいよなあ、ときたもんだ。セコニックの単体露出計を持ってるし、昔から言われる基本露出でやればいいだろうから、露出計はなしでOKにしよう。
ローライ35?露出計はあるけど、ピントが目測式なのは自信がない。そもそも中古で3万前後が相場ってのは高い。最近のコンパクトカメラのプラスチックのボディはどう見ても所有欲がそそられない。デジタルは興味がない。あーだこーだ外は雨。浅い知識で考えるに。欲しいものは、「ピントを合わせることができる」「露出、シャッター速度をマニュアルで決められる」「レンズの交換ができる」…アンリ・ブレッソンのライカがいいってことか、と論理飛躍現実乖離、てのはともかく。レンズ交換のできるレンジファインダーカメラがベターかな、と。ライカは金持ちオヤジの道楽で、ただのおっさんのわたしにはとても手が出ない。「貧者のライカ」ロシアカメラをターゲットにヤフオクを眺めて、FED2というのを見つけてついポチっと10000円弱。使いものになるのかどうか、結局金を落としたことになるのでは、と思いつつ。
なんか、腕とセンスがないのを、機材のせいにして散財してるだけ、のような気がするのは、なんでだ。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
エルリック
ストームブリンガーまで読了。まさかのラストに驚く。って、まだ続くんだけど。
映画版「指輪物語」2~3に、少年ジャンプ勇気友情(だけど勝利なし)風味と耽美ゴスロリ腐女子風味をまぶして、BGMにキングクリムゾンとかELPとかイエスあたりを流して仕上がった感じ、というとわけわかめかな。
キャラが濃いし、設定だけで妄想膨らむ。
トールキンの「指輪物語」もたぎるけど、清濁あわせ飲んで正しい「指輪物語」よりも、後ろめたい・後ろ暗いエルリックの方が、わたし好みだった。
とりあえず、原型エルリックは終わったので、小休止。ヨメおすすめの米澤穂信「氷菓」あたりに手をつける。比喩や形容がちょっと上滑りするところがあるような気がするけど、これも面白い。派手な事件やひと死にもないミステリ(?)なのに、読まされてしまった。恩田陸にも似たキャラ同士のおしゃべりの雰囲気が、「いるいる」「あるある」と思わせる。
ここんとこ読む本、ハズレなし、だな。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
今年はちぐはぐな花見だ
3月29日、墨田公園。風こそ強かったけど快晴青空。だけど桜はせいぜい3分咲き。4月4日、5日、千鳥が淵も墨田公園も水元公園も、桜は満開、だというのに、あいにく曇天で桜の「さくら色」がくすんでいた。
とはいえ。花見の「楽しいぞ面白いぞ」オーラ溢れる場をうろつくのはいいものだなあ。どこを見ても笑ってる顔がある、てのはいいことです。
COSINA CT1 SUPER Kitstar 28mm F2.8
水元公園の後、今日は地元の古本屋を回って「ONE PIECE」1~11巻(うち、8巻と11巻は新刊で)を購入。50巻ちょっとあるんで躊躇してたんだけど。やっぱり面白いっす。ほかの看板、NARUTOやブリーチは、まずストーリーや設定(バトルものとか)ありきで、そこにキャラを当てはめてる感じがするのに、ワンピースはまずキャラとキャラのストーリーがあって、それが全体の大きなストーリーになっていく。絵も抜群にうまいし、こりゃしばらく楽しめるぞ。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
もう1年も1/4か
気がついたらもう3月も終わりじゃねいか。
IT便利屋雑務係の方は相変わらず落ち目のしょぼしょぼだが、今年になって本は読めてるなあ。今のところ月に8冊程度。往復2時間弱の電車がちょうどいい感じで、2日で1冊のペースだ。年初に立てた今年の目標を2倍に上方修正するか。
1月は古処誠二にレズニック、宮部みゆきとか藤沢周平、2月はムアコックとキング、3月はムアコックと恩田陸。まっとうなフィクションをちゃんと読めてるのは、読福、ですなあ。
ここ数年、仕事もフィクションから離れて、人間まで落ち目になりつつある気がするので、せめてこのペースで小説を読んで、感情移入力(ぢから)と妄想脳を鍛えなおそう。
百万遍同じことを言うけど、ひととしての階梯は、読んだ小説の冊数で決まるのだ。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
今日の収穫
ブックオフ
マイケル・ムアコックのエルリック3~5
恩田陸「恐怖の報酬」日記
紀伊国屋
恩田陸「ネクロポリス」下
今日は文庫を計5冊収穫。
ネクロポリスは上巻を図書館から借りて読んでいて、下巻がないことに気づいて新刊を購入。
秋葉原ブックオフ。前回、というか、エルリックの1,2巻は秋葉原ブックオフで買ったので、当然今日は3~5巻しかないんだろうな、と思ってたら、エルリックが1~5まで揃っていて驚く。人気シリーズなんで在庫してるんだろうか。
ムアコックのおかげで、ヒロイックファンタジーが面白く読めるんで、こうして揃えておいてくれるのはありがたい話だ。秋葉原ならでは、の品揃え、かしらん。以下続刊も品揃えよろしく頼む。
昨日は久しぶりに劇烈な二日酔いで(金曜の夜、気づいたらジンをボトル半分ほどあけていた)一日死んでたので、今日は午前中から活動開始。
秋葉原のブックオフに行って、浅草に行って墨田公園を初体験。桜はまだまだだった。たぶん今週末、かな。それでも、花見の団体さんが陽気に出来上がっていて、楽しいオーラがあふれていた。これだよなあ、ニッポンの花見は。その場に居合わせるだけで、こっちも楽しくなってくる。
その後、仲見世の大枡によって酒タイム。予約しておいたどぶろくを買って帰宅。いつも正しい週末を過ごす(飲んでだらだら)
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
春の嵐
台風じゃんと思うほどの強風吹き荒れる東京だ。こんな日は表にも出ず、ひきこもる。
ウチのサーバーが落ちた場合、それを告知する場所が必要だ、とふと思って、はてな、ウエブリログ、エキサイトブログに新規登録してみた。はてなは、以前からアカウントがあるんでそのまま。ウエブリログは、20世紀のPC-VANからわたしはずっとbiglobeなので今回もそこでひとつ取得しただけ。exciteが今回初。ブログサービスで利用者数が多くて安定してそうなのはどれだろう、と。ぐーぐる様で調べてみてもよくわからず。Livedoor、FC2、ameba、exciteあたりかなぁ、と。
慣れの問題だろうけど、biglobeのウエブリログは使いにくい分かりにくい。今、自分がどこにいて、そこではナニができるのか、という基本的なところが見えにくい。ブログが書ければいいだけなのに、記入画面にたどり着くのが面倒。いろいろ多機能なんだとは思うけど。その点、はてなもエキサイトもブログってことだけ考えればシンプル。さらに、エキサイトは管理画面も充実していて驚いた、かも。
うちのポンコツ読書SNSも退会処理やタイトルの重複チェックのために管理画面を作ってあるんだけど、それはいまだにリニューアル前のもの。今のサイトに合わせなきゃいけないところが多々ある。でも、ひとに使ってもらうところじゃなくて、自分で使えればいいもの、ってなかなかもちべえさんがいらっしゃらず、放置状態。…てのと商売で作る管理画面は違うとはいえ、管理画面=裏方仕事なので、「それなり」で投げて終わりそうなもの。エキサイトはその管理画面もしっかり作りこんであって、感心した。
自分の書いたモノの扱いがどうなるのか微妙にわからないブログサービスだけど、こんだけ「いたせりつくせりしゅはきませり」(死語?)だと、ちょっと使ってみよう、という気にさせられる。
せっかくだし(なにがだ)うちのカメラページに上げてある写真の中から厳選したものを少しずつエキサイトの方にあげていこう。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」