英語わからんよぉ
アメリカのエージェントが、雪見野ユキオ指名で、出版したいと来社。
北米大陸および英語圏がマーケットっていうから規模はデカイ。けど、それがそのままアダルトコミックに当てはまるかどうかはまた別の話だな。そもそも、アメリカのコミック市場ってどのぐらいなんだろう。
やたらと「街角フェロモン」(1Pイラストエッセイ)を気に入ってて、をををっブラザー!と抱きしめたくなったりして(笑)男の心情っつーのは万国共通だ。
マンガのネット配信もしていて、ノートパソコンを持参してきてのプレゼンテーションも。PHSでネットに繋いで、その場でWebページのEBookやフラッシュのデモ。Ebookてのはアドビのソフト。PDFだとダウンロードしたらそっくりそのまま印刷物にすることが可能で、著作権や版権はどーなる、てのが問題だけど、このEBookてのは、ファイルをダウンロードしても(サーバー側にデータがあるので)複製が作れない…らしい。今後、ネット配信にはコレ、かな。
んで、ズラっと3台ならんだノートパソコンはすべてSonyのVaio(笑)
サクサク動くのでビックリ。うーむ。Vaio恐るべし。ソニー恐るべし。
マイクロソフトとアップルをまとめて負かすのはソニーだったりして。今でこそWINDOWSマシンだけど、ソニーは自前でUNIXワークステーション作ってたハズだし、OS市場にいつ乗り出してきても不思議はないぞ。
にしても、英語がわからんと困ったちゃんだなぁ、勉強しとくんだった。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
雨の日は暗いのだ
不景気が続く。
エロ業界は不景気に強い、などと聞くがとんでもない。不景気は不景気なのだ。雑誌が軒並み赤字なのはともかく(…って、「ともかく」などと言ってていいのかどーかはまた別の話)コミックスの売上までが落ちてきている。
初刷り部数が取れない。5年ぐらい前までだったらあっさり2万近く確保できていた部数が今や1万を死守するのに四苦八苦。当時と違って、月に150点前後出ている現状を考えると、しかたないかもしれんが。
こうなると、部数が確保できて・計算のたつ、売れてる作家に注文が殺到するだけで、それ以外は、出すに出せない、という業界ぐるみで既存資産の食いつぶし状況。売れてる、といわれる作家も最初は「売れなかった」のが大半だ。それをきちんと店頭に並べてきたからこそ、「売れてる」となったことを忘れてやしないか。今「売れてる」作家ばかりに集中してたんじゃ、「次」が出てこれないだろうが。
景気が良ければ、「次」を見る余裕がどの出版社にもあって(さらに、中間搾取業者/ひらたく言うとダニみたいな存在の「取次ぎ」にも)なんとかなったんだろうけど、この不景気じゃその余裕もないんだろうなぁ。
マンガ、エロマンガの世界だけの話じゃなく、小説の世界では、こーいった状況がもっと前から起こってるみたいで、「いきのイイ新人の書き下ろし作品がハードカバーで」、なんてのを書店のレジ前平台に並ぶ光景を見ない。
自分のことでいっぱいになってしまうと、他人に・フィクションに感情移入してるヒマなんざ、どこにもない、てコトかなぁ。
今を食いつぶして、将来に借金を押しつける、自民党のやりかたにそっくり(苦笑)
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
大阪語とならバイリンガルだけど
またもや台湾から表敬訪問。以前にOKしておいた本がもう出来たみたいで、献本も兼ねて来日らしい。コミックスから直接スキャニングしてデュープ、なので、スクリーントーンつぶれてたり裏うつりしてたりするのはご愛嬌。
その後、食事となり、付き合わされて会社の近所の洋食屋へ。うーむ。
仲介者の通訳で話してたんだけど、もどかしいわな。んで、向こうのひとりが英語ペラペラなんで、こっちは中学生以下の単語投げで(苦笑)まあ、UOでガイジンさんと話すこともあって、単語投げでなんとかなるもんだ。
アル・パチーノの映画ばかり見てるせいで、思わず「ファッキンなんちゃら」といいかけて焦る(笑)
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
台湾から使者がやってきた
うちのコミックスを台湾でも出したいと、その契約話&表敬訪問。
・向こうで3000社ぐらいある出版社の中で売り上げはベスト5ぐらいの会社、らしい。
・間に入るのがトーハンタイワン。トーハンてのは台湾でもやってたんだなぁ。
・去年まであった出版法がなくなり規制緩和…というか規制がなくなって、アダルトものもOKになった、らしい。
・とはいえ、児童福祉法があるので、18禁のパッケージングが必要、らしい。
・購買層は大学生/独身サラリーマンを想定している、らしい。
・中心になるのは貸し本屋、らしい。
以前にも、SFものとか耽美系で、この手の話があって、向こうで出た、らしいが、金をとりっぱぐれる・見本誌もこない・向こうの会社が倒産してた、とまあけっこう大雑把(だいたい物価や通貨の違いもあって、ハッキリ言って金にはならないんだよねぇ)今回は間にトーハンタイワンが入ってるんで、金のとりっぱぐれはなさそう。まあ額が額だから、2〜3回贅沢にメシ食ったら終わっちゃうけど(苦笑)
去年まで、アダルト系の本が税関も通らなかったことを考えると、極端な規制緩和だなぁ>台湾
しかし、今日来た人たちみんな、英語ペラペラだったってのは、向こうではかなりのエリートなんだろうなぁ。最初のうちは通訳通して話してたんだけど、メシの席ではそうもいかず、アホ丸出しの英単語連発だった>おれ(笑)
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」