紙にも電子にも使える元データ

InDesignのデータを預かってみて、現状まだInDesignが吐き出すEPUB3はそのまま使えないなあとしみじみ。
・position absolute
リフローで位置指定を入れてもなあ。いや気持ちはわかるけど(あれ?これってそもそもエラーになるような気がする)
・font-size:1.115em
小数点以下3桁指定してもなあ。見た目かわらんだろ。
・color:#000000
本来これは問題じゃないんだけど、kindleのクオリティチェックに引っかかる。
などなど微妙というか意味不明の指定が、CharOverrideやidGenPageitemといったInDesignがつけるクラスで指定されている。この手のスタイルを殺してまわって、Epubcheckでエラーのないことを確認、ibooksやkindle previewerで表示させてみて、原本と見比べてみて、見た目の違いすぎるところをそれっぽく見えるように新たにスタイルを指定していく。
また、fontも埋め込まれる。リーダーすべてが対応してればいいんだろうけど(権利関係も含めて)危険な匂いがするので外しておく。
今年の4月に『電子書籍で紙の再現は無理』http://t2aki.doncha.net/?id=1397210480
「InDesignの組版データをもらえばそのままEPUB3ができるんですよね」とふられて腰が抜ける。
なんてことを書いたばかり。
ひとつのタイトルを出版する形は、紙印刷だけではなく電子書籍もある。
以前、某セミナーで小学館の社長・相賀氏が話していたけど。
印刷用のデータはそのまま使えなくて電子書籍で出すにはそれようのデータを各々作る必要があってそこのコストが馬鹿にならない。印刷にも電子書籍にも回せる元のデータ管理が必要。
てのはまさにその通り(その一元管理を出版デジタル機構でやるという話の流れだったかな)
底辺エロ本出版社の頃。
発行した雑誌や本を会社でまとめて保存しているわけでもなく。編集部単位で保存、または担当が自宅で保存ぐらいなものだった。増刊などで合本(複数雑誌のグラビアの寄せ集めなど)を作る時は印刷会社に連絡して版、フィルムを手配…本の管理は外部、印刷会社まかせだった。
版元の認識として、本の元データは印刷データ(データというかフィルムだもんなあ)
時代がDTPになっても同じく、InDesignやクォークが元データでそれは印刷直結データ。
元データ=テキストデータということで管理されるようになればいろいろありがたいんだけどねえ。
バリカン導入

昔から散髪はあまり好きじゃない。ただただ面倒くさいだけだった。
で、中学時代は丸坊主だったし、高校時代は刈り上げ検査があるようなところだったし、自分自身はバリカンにも坊主頭にも抵抗はない。
んでもって、さすがに禿げてきた・薄毛になってきた。
遺伝的にもこれは定められた道なので、いよいよきたか、親族一同の仲間入りだ、おじいちゃんおとうさんおじさんわたしも仲間に入ります、という感慨。
だったら、散髪屋にいちいち行くのも馬鹿らしい。
てことで、セルフバリカン熱が高まり、アマゾンポチ。

ほんとだったら坊主頭(禿げの坊主頭というアンビバレンツな響きも美しい)のつもりだったんだけど、わたしは致命的に坊主が似合わない。
人相があまりよくない、というか悪い。
坊主頭が似合うのは目がくっきり大きくて眉毛もしっかり濃くて、鼻も口もしっかりしたタイプ。残念ながらわたしはたぶん真逆。目が細くて眉が薄い。昔の雑記に書いたように坊主頭にすると犯罪者顔になるだけ。100歩ぐらい前向きに眺めてもニューギニア戦線の日本兵のようになってしまう。
てことで、購入初日はもみ上げと耳周りをそぉーっと6mmで刈ってみた。
後ろをどうするのかわからないけど、もみ上げや耳周りはざくざくやっても大丈夫だった。
いや、いざとなったら虎刈りでも丸坊主にして大き目の安全ピンを耳とか鼻、唇にテキトー刺しておけばそっちのひとに見える、かもしれない。
いまのところ、虎坊主頭になって切られるような仕事先はない…と思う。
「バリカン」を動画で検索するとたくさん出てくるので参考にさせてもらった。
(プロ、美容師さんの動画がたくさんあったけど、素人のわたしにはハードル高すぎ。同じような素人の動画を見て参考に)
[08/24 11:06:04]
セルフバリカン3回め+リカバリー1回
なんとなくうまくいったのでメモ。
・まずは12mmで後頭部や側頭部をならす感じ
・後ろのすその生え際と耳まわり生え際は3mmで整える感じで少しだけ
・もみ上げは3mm
・もみ上げ上から耳まわりは6mm。生え際を刈りそこなうことが多いのでジョリっという音を聞きながらしっかり刈る
・後頭部も6mmで耳まわりに合わせる(特に耳の後ろ側)
・6mmで刈った上の部分を9mmでならすように少しずつチェックしながら刈り上げ。こめかみのあたりから側頭部を特にしっかりと
・もさっと段差が目立つところをスキカット
ざっくり。12mmでならしてから襟足の3mm部分や耳まわり6mm部分を刈って、中間の9mmで整えて最後に梳くという流れでいけそう。
耳まわりと利き手じゃない左側が難しいので、ちょっと刈っては鏡でチェック。少しずつ段差、色の濃淡を解消していく。
セルフバリカン、おもしれー。
久しぶりの自炊飲み

今日はヨメが友達と飲みというか隅田川花火鑑賞会で出かけていて久しぶりに自宅・自炊飲み。
毎日料理を作ったり、それ以上に献立を考えるのは大変だと思うのでそこは敬意を表しつつ。わたし自身は、料理するのは昔から結構好きだったりする。諸般のというか家庭の事情もあってわたしは小学生の頃家族の夕飯を作っていたし、大学で一人暮らしを始めた頃も自炊派。
んで、巷間いわれるように面倒とか思ったことはあまりなくて、自炊するということは自分の好きなものでご飯を作ることができるので、むしろ歓迎。
自分のために自分の好きな材料で好きな料理を作るんだから文句はない。
一品め。ジャガイモ炒め。ピラーで薄切りにしたジャガイモをごま油で炒める。油に染み出させる花山椒が口に含んだときのポイント。ほか塩胡椒。

二品め。もずくのスクランブルエッグ。もずくに塩気があるので味付けは胡椒だけ。もずくがうめー。海がうめー。

三品め。ピーマン炒め。こいつはピーマンをチンジャオロースーと同じく細切りにするのがポイント。味付けは醤油だけで最後におかか。

四品め。オニオンスライス。タマネギはがんばって薄く切る。塩でしっかり揉み込んで水で流す。粗挽き胡椒とライムがタマネギ臭さを爽やかにするポイント。タマネギが甘くなる。

五品め。カレー炒飯。タマネギのみじん切りをスパイスもろもろで炒めたタネを作る。具材は冷蔵庫にあったピーマンとじゃこ、レタス。ご飯はレンチンして卵を解いて混ぜて卵かけ御飯にしておく。ひたすら炒めて必死で炒めてパラパラにする。

美味いは正義。
自分の好きなものばかりで作るわけで、不味いワケがない。自炊は美味い。
ちなみに「男の料理」ということで大雑把テキトーが豪快で、なんて文脈になってることがあるけどそれは論外。
逆に、たまにしか料理をしないんだから、ちゃんとこだわれと思う。具材の大きさを揃えて切ったり面倒なこときちんとやろうず。
kindle販売実績これまでのあらすじ

常にこれから始めるひとがいて、いつも繰り返される話題のひとつ。
「ところで、売れるの?」
というやつ。
電子書籍を始めよういうひとたちと話す機会があるので、自分の整理のためにもメモ。
(ウチは2012年10月からkindleで販売を始めていて3年弱ぐらいになる)
ウヒョー売れてるぜ!…てなことはない。
でもありがたいことに1本も売れない月はなくて、毎月売上はある。どこで見つけてくれるのか管理画面で経路までわからないけど、AmazonのアフィリエイトやWEBサービスはインターネット上を広くあまねく覆っているのでタイトルの露出は見込める。販売力は強力強欲強烈で信用できる。

本数ベースだとこんな感じ
(KOLLというのはレンタル/標準というのが有料販売)
無料キャンペーンが60%ほどを占める(※今は無料キャンペーンをやっていない)
無料キャンペーンは、kindleでの販売を始めた最初の頃3タイトルでやったものと、猫写真集(無料キャンペーンの本数のほとんどは猫写真集)
無料で出せばそれなりにダウンロードされるのは確か。
ただ、先日の小説同人誌のひとたちとの電子書籍雑談会でも話題のひとつなったように、有料のものを無料にするのは変だし無料なら無料配布のものを出す、のがスッキリしていてわかりやすい(有料だったものを無料で配るのは有料で買ってくれたひとに失礼です、というお話も)
ちなみに、無料キャンペーンをやればその後そのタイトルは売れるという話も見るけど、ウチの場合無料キャンペーンと有料販売の有意な関連は見られない。

タイトル別(金額ベース)はこんな感じ
今のところは猫写真集が67%ほど占める。Amazonの月替わり公式キャンペーンに取り上げられたのが大きい。
ただ、それだけではなくて、平常時も猫写真集は確実に売れている。仕事で関わっている版元も同じくというか文芸は難しく実用書や啓発本の方が出るという話を聞く。
これは書籍のランキングなどでもやっぱり同じで、
http://www.tohan.jp/cat2/year/2013_1/ (トーハン)
http://www.nippan.co.jp/ranking/annual/ (日販)
トーハン、日販のベストセラーを眺めても小説文芸系は村上春樹など一部。
狙ってジャンルを選べばベストセラーランキングに出ることも可能だと思う。個人出版の電子書籍だからとか版元商業誌だからとか、関係ないところだろう。
作るためのネタ、小ネタは持ってるけど、売るためのネタは持ってなくて申し訳なく思います。はい。
小説同人誌の電子書籍化

昨日の雑談の続きを大雑把にメモ。
コミケ、コミティアなどの同人誌即売会を軸に同人誌を作って頒布しているひとたち。
なぜ電子書籍?
・在庫切れしたものに関して、増刷してまた在庫を抱えるのはちょっと厳しい、それなら電子書籍。
・次の作品への繋ぎの短編やスピンオフ作品など、本を作るにはちょっと薄い、それなら電子書籍。
在庫リスクがない、流通コストがないという電子書籍のメリットがこれ。
同人誌を作ってるひとたちは、原稿を書く以外に、自分で組版、紙・印刷・製本の手配、価格設定、在庫の管理をやっていることもあって、このあたりに敏感。たぶん毎度苦労しているところだ。
まさに電子書籍を有効に活用すべきシチュエーション。
モノとしての紙印刷本が好きなひとたちなので、軸足は同人誌、同人誌即売会での頒布だけど、そのサポート・フォロー的な位置づけで電子書籍というイメージ。
なぜkindle?
・Amazonというブランドが必要。「一般のひと」に同人誌即売会にぜひ来てねと言ってもハードルが高すぎる。その点、Amazonでポチはハードルが低い。
・ひとつのストアで出したら他まで手が回らない。
「一般のひと」に作品を届けるためにAmazonのブランドは確かに有効だと思う。
そのぶん当然ながら「一般のひと」に向けて「一般の書店であるAmazon」に並べるのは同人誌即売会でサークル参加して本を並べるのとは違うという認識・自覚は必要。
同人誌即売会は同人誌に理解のある一般参加者が同人誌を買いにくる場。もともと熱量が高いし買って読んだ本に対しても積極的でポジティブ。でも、Amazonで買う本は他の本と同じ。星の数やレビューで辛辣な評価が飛んでくる可能性もある。
(小説じゃないけどミケさんの写真集なども星1つで金を返せ的なレビューも…でもこれもある意味正しい評価なのでOK、と思ってる)
てな話をしたら、そりゃ当然ですね、というリアクション。
だったら尚更Amazon以外も、と思ったんだけどそこはやっぱり難しい・手間が増えるのは無理ということだった。ひとりで同人誌を作ってさらに電子書籍の管理までとなると確かに面倒かもしれん。
税金など事務手続きは?
・がんばって手続きする。
・二重に税金を払うことになってもかまわない。
実際手続きしていないまま販売してるひともいる。税金とかわたしは無知なのでわかってないんだけど二重に税金を払うことで何か問題になったりしないのかな。確定申告とかどうするんだろう…謎。
昨日の雑談会では電子書籍化に積極的だったなあ。スゲー楽しみ!
小説書きにとってゴールって?とか、アウトプットし続けるモチベーションとかディープな話なども。そのへんは電子書籍ネタではないので割愛(面白い話だった、ウヒヒ)

