音声付きのEPUB電子書籍

2014/10/2 [20:34:00] (木) 天気

詳しくないのでテキトーなことを言っちゃうんだけど。

誰もが情報にアクセスできる、「本を読める」ことが大切。


電子書籍の音声読み上げ機能はたぶん必須となる。

文字サイズやフォント、コントラストや白黒反転などが調整できて読みやすい環境が手に入る電子書籍で、さらにもう一歩進むべきところが音声読み上げだろうという話。


iPad(iOS)あたりはTTS(テキストツースピーチというらしい)、端末に表示しているテキストを読み上げる機能がすでにあって、DRMがかかってなければEPUB電子書籍も読み上げてくれる。


実際に某社で雑談の中で見せてもらった…けど、ぶっちゃけ今日時点、とても使ってもらえるようなシロモノじゃなかった。

「ほら、ハードウェアでもうできるんですよ」と読み上げさせてた本人すら、ページをどうやって送るのかどこを読ませるのか右往左往で満足に操作できない。見てるこちらはもっと意味不明で、これを「できてる」と言っちゃいかんだろと内心思ってた。


たとえば視力・視覚に障害のあるひとにこれを使えば読めますよ、と言ったところでたぶん無理。


某社の音声合成ソフトを見せてもらった。

EPUBを読み込んで、音声をつけたEPUBを作成するというソフト。EPUBの本文であるHTMLを解析して、段落単位(たぶんPタグなどブロック単位)やフレーズ単位(たぶん、句読点や単語を見てる)で、読み上げ音声をつけて、なおかつ、読み上げている部分をハイライト表示する。

(EPUB専用ということではなく、EPUBモードがあるということで、テキストなら何でも読み上げる)


音声をつけて書き出されたEPUB電子書籍は担当者が清々しく臆面もなく自慢してたように、読み上げのイントネーションがかなりまとも。辞書機能もしっかりしてるようで読み間違いはほとんどなかった、かな(固有名詞はさすがに難しいけど辞書登録や編集機能があるので手をかければ問題はない)自慢するだけのことはある。


ハードウエアによる(OSレベルでの)音声読み上げと違って、電子書籍の中だけのことなので、ページめくりやページジャンプなど音声なしのEPUBを読むのとまったく同じ操作で違和感がなくスムーズ。


これなら十分使ってもらえるレベルだなあと素直に脱帽、というか感心した。


EPUBファイルの中がどうなってるのか興味津々。

ファイルをもらってないので中を見ることはできなかったけど、音声を同期させるため(読んでいるところと音をあわせるため)のSMILファイルを自動生成しているらしい。今までこれを手作業なりでやるしかなかったらしく、その作業を知ってるひとに言わせると、これだけでもぜひ欲しいということだった。


商売的に。

端末による読み上げのためにはEPUBファイルにDRMがかけられないけど、音声を組み込んだEPUBならDRMがかけられる、かな(憶測)

対応している端末次第だけど、DRMがかけることができれば著者・権利者の理解も得やすい、ていうかDRM前提の契約になってることが多いらしいし。


このあたり、まるで不勉強だし、ちょっと調べものしてみるかなあ。



[2015/03/05 10:57:00]

というわけで、EPUB3のmedia overlaysを利用した音声付き電子書籍を実際に作成した。


音声合成は

mac

システムの音声Otoyaくん Kyokoさんを使用

windows

SofTalkや棒読みちゃんでAquest社の音声を使用


作成手順や、作った音声付き電子書籍については以下のページ。


『動画で見る音声付き電子書籍の作り方』

『Windowsで縦書き総ルビの般若心経を読み上げ』


上記で作った音声付き電子書籍一覧

『「眼聴耳視」音声付き電子書籍公開リスト』

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