電子書籍にDRMは不要じゃないか

2010/10/10 [10:28:34] (日) 天気

ていうか、DRM(デジタル著作権管理)ってどうなんだろ。


自分で買って、自分のものとなった作品をどう使おうが、ユーザーの勝手じゃないか。こっちのパソコンで見ることができるけど、そっちじゃ見られない、とか。パソコンを買い換えたらまたインストールしなきゃいけない、とか。

自分の所有物の管理を他人がするような状況っておかしくないのか。

と、DRMなんてのはいらんだろ、と思う今日この頃、だ。(モノを売るのではなく、権利を売るから当てはまらない、と言われるんだろうけど、「感覚的に」そぐわないよね)

もちろん違法コピーの問題がある。創作者に対価が渡らないと絶滅してしまう。だから著作権を管理しなきゃいけない、てのもよくわかる。


ちょうど良い塩梅の落としどころ、というなんだか、おばあちゃんの知恵、みたいなものはないんだろうか、と思ってたところtwitterで見つけたのが


@hkawa33: オライリー社は、EPUBを含む各種フォーマットで電子書籍をDRMなしで発売。海賊行為が行われた時に立証に使える電子透かし(watermarking)は使うが、正規に購入した利用者の利便は損なわない姿勢は、当然とは言え立派。


↑これ。確かにこれはいいかも。DRMで縛ってユーザーに不便を強いることなく、でも、電子透かしでその本が正当なものか判定できる。


電子透かしではないけど、電書部が文学フリマで売っていた電子書籍。購入者のメールアドレスがページに埋め込まれている。購入した電子書籍をコピーしてばらまいたら、イコール、自分のメールアドレスがばらまかれることになる。メールアドレスを外すことはできるけど、面倒だし、これは面白い仕組みだなあ、と感心したことがあった。


下町飲酒会駄文支部のダウンロード販売はPDF。PDFに購入したひとのメールアドレスを埋め込めればいいなあ、と検索してみたら、PDF::API2 という便利なモジュールがすでにあった。CPANスゲー、perlスゲー


image

やりたいことは。PDFの特定のページに文字列を埋め込む。


use strict;
use PDF::API2;

my $file = ’orig.pdf’;
my $pdf = PDF::API2->new;
$pdf->mediabox(’A6’);
$pdf = PDF::API2->open($file);
my $page = $pdf->openpage(1);
my $gfx = $page->gfx;

my $cf = $pdf->corefont(’Times-Roman’,-encode=>’latin1’);
my $text = ’owned by  ’;
$text .= ’mailaddr’;
$gfx->textlabel(25,40,$cf,9,$text);
$pdf->saveas("_new.pdf");

textlabelのパラメータがよくわからなかったんだけど、試行錯誤

textlabel(x,y,fontobj,font-size,text)

のようだ。


思ったより簡単でびっくり。


[10/11 09:54:20]

lolipopにはPDF::API2がインストールされていなかったので、そっくりそのままFTPでコピ-。いろいろ使い道がありそうだな。


[10/11 11:37:14]

ダウンロード販売PDFに、購入したひとのメールアドレス表記を実装。

サイズ限定、署名箇所限定の現物あわせなので、TeXでPDFを作るときにページやサイズを変更したら、こいつも忘れず修正しないといけない、ということを忘れずにな、おれ。


電子書籍のつくり方・売り方

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小島 孝治

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