音声付き電子書籍の作り方【8】【制作編】音声付きEPUB3電子書籍の完成

2015/12/19 [07:40:32] (土) 天気

【制作編】音声付きEPUB3電子書籍の完成


音声ファイルができたら、EPUB3電子書籍ファイルに音声を組込んで完成となります。

・音声の同期ファイルを作成

・EPUB3のopfファイルを編集

・音声関連のファイルをEPUB3フォルダにコピー

・EPUB3ファイルに梱包圧縮

上記の作業が必要ですが、say_easy_epubの2つのスクリプトを使うだけです。

※ 前回、音声を校正・修正した「_span_split.txt」はバックアップしておきましょう。何かのミスで全部やり直しとなっても、本文原稿を変更していないのであれば、時間のかかる音声の校正・修正(_span_split.txtの修正)をイチからやり直さずに済みます。


コマンドプロンプト、ターミナルをeasy_epubフォルダで開いてキーボードでコマンドを入力します。


1)同期ファイルの作成とopfファイルの編集


image

コマンド:

perl say_setting.pl

perl[半角空白(Space)]say_setting.pl[Enter]


image

「_voice」フォルダの中、「multimedia」フォルダに音声と読み上げ部分を同期させるための.smilファイル、音声付きに対応した「content.opf」を作成します。



2)音声関連のファイルをEPUB3フォルダにコピーとEPUB3ファイルに梱包圧縮


「_voice」フォルダに作った音声用のファイルを、電子書籍ファイルが入っている「OEBPS」フォルダに上書きコピーして、EPUB3ファイルを再圧縮します。

image

コマンド:

perl say_packing.pl 20151213142012.epub

perl[半角空白(Space)]say_packing.pl[半角空白(Space)]20151213142012.epub[Enter]

※「20151213142012.epub」は作成した電子書籍ファイル名です。


「voice-20151213142012.epub」が音声付きEPUB3電子書籍ファイルになります。



EPUB3電子書籍ファイルを作ったらepubcheckでエラーのチェックをしましょう。

image

コマンド:

perl epub_check.pl voice-20151213142012.epub

perl[半角空白(Space)]epub_eheck.pl[半角空白(Space)]voice-20151213142012.epub[Enter]


エラーがなければ音声付きEPUB3電子書籍の完成です。

読み上げている部分がハイライトで表示される、目で追い、耳で聞く「視角と聴覚」から同時に飛び込んでくる読書を体験してみてください。



肝心の本文ですが、青空文庫を利用すれば『宮本武蔵』や『山月記』、宮沢賢治、夏目漱石などの名作に音声を付けることができます。


音声付き電子書籍の作り方【9】「【番外編】青空文庫に音声をつける」に続く。

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