みけさん(22歳)の獣医通い。その2
膿胸、肺に水・膿が溜るのがとりあえず治まって、自宅で様子見期間してたら、今度は急性膵炎からの腹水でふたたび瀕死となった。
吐き戻して文字通りのたうち回って家人のところにやってきて目の前でぱたりと倒れた、と。
慌てて獣医さんに連れていって診てもらったら急性膵炎から、腹膜に水・膿が溜っていて、腹膜炎を起こしかけていて、多臓器不全状態一歩手前の重篤状態だった。その前日、というか朝まではまったく元気、膿胸から回復したように見えていて朝からひとを起こしてまわってたというのに、だ。
ほんとうに吃驚した。
膵臓の検査値が正常値の10倍もあった。つい先日の検査ではまったく問題がなかったのにいきなり10倍だ。年始の1/6ごろの膿胸から始まって、みけさんの中でいったい何が起こっているのか。胸の水を抜くのに剃られたところもまだ生え揃ってないのに、今度は溜った腹水を抜くためにお腹の毛が剃られて、点滴のためのリストバンドも再び。こんな小さいのに、満身創痍じゃないかよ、と思ったら見てるのもつらい状態だった。
ただ、今回の腹水は、膿胸と違って当人的には少しはラクらしい。
もちろん、膵炎から来る吐き気が治まらないと食欲も戻らないので、ただただ衰弱していくんだけど、獣医さんでの吐き気止め、炎症止めの抗生剤のおかげで、少しずつ回復している。
食欲がまったくなかった時は、朝、獣医さんに預けて夕方18時ごろにお迎え。獣医さんで点滴・薬剤注入と鼻からの強制給餌をしてもらっていた。
今は、毎朝連れていって点滴・薬剤注入してもらってウチに連れ帰る日々。
で、昨日は、コロナウイルスとリンパ癌の検査結果が出て、両方とも陰性。今すぐ致命的な病気が原因じゃないことがわかった。
膿胸から続いて今回の腹水、これはかなり珍しい症例だと。
猫エイズの症状に似てるんだけど、検査結果では猫エイズは陰性。免疫力が落ちてきていることからきてるだろう。それはおそらく22歳という年齢的なところかも知れない。
今回で、年始から家人もわたしも、2回覚悟することとなった。
毎日まだ獣医さんのお世話になってる状態で、食欲も元気な時と比べるとまだ戻りきってないとはいえ、行動はすっかり通常営業。
早朝にはひとを起こしてまわるし、何かするたびに通りがかりでひとの顔をみてビャアと鳴く、というか吠える。
獣医さんの待合室、診察台でも大騒ぎするようになってきて、これはこれでかなり嬉しいんだけど、困った状態になってきた。
今のところ、おそらく着々と回復に向かっている…まだまだしっかりしてもらわんとなあ。
[2018/02/08 14:20:36]
そして今日、腹水の精密検査結果も出た。こちらもやはり、ただちに致命的な病変や原因は見つからず。
結局、猫エイズ、コロナウイルス、リンパ癌、心臓、各種血液検査の結果、どこも悪くない・原因がない。これでまた膿胸や腹水が出るようだと、免疫力を低下させている腫瘍がどこかにある可能性が高い。それにはCTで腫瘍検査や開腹して検査となる…けど、22歳で麻酔のリスクは高いから難しいところだ。
また、膵炎は一度やってしまうと慢性化、数値が高い状態で推移することになるので、膵炎の吐き気から食欲が落ちることがあるし、炎症を起こして腹水の原因になることもあるということだった。
昨日は、モンプチのパウチとポリポリをひと袋完食。
元気な時は、さらにもう一回おやつを要求してうるさいんだけど、いきなりそこまでの回復はさすがのみけさんでも無理だな。でも、これだけ食欲が回復したのは朗報、良い知らせだ。早朝、ひとを起こしてまわる通常業務も復活していてイイ迷惑なんだよなあ。
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