AppStoreの電子書籍アプリは終了
iBookstoreがオープンして以降、iOSアプリ・App Storeでブックアプリがリジェクト(審査却下)されていて、ブックカテゴリに新しいものが見当たらない、と。
アップルのアプリに関するレビューガイドライン
2.21 シンプルな歌や動画はiTunes storeに申請してください。シンプルな本はiBookstoreに申請してください。
アプリは本や歌とは別のものである、ということがレビューガイドラインの冒頭に書かれていて、宗教や性について書きたいなら、アプリではなく本や歌にしてくれ、と。
私たちはアプリを本や歌とは違うものと理解しています。
宗教を批評したい場合は、本を書いてください。sexについて記述したい場合は、本または歌を書くか、あるいは医学のアプリを作成してください。これらは複雑な問題を孕んでいます。そのためApp Storeではある種類のコンテンツは許可しないことに決めました。
(アプリでポルノグラフィックっぽいと審査却下されたまったく同じものが、ibookstoreでは審査を通過したのもこのあたりだろう。審査基準が違う)
アメリカでは2010年にibookstoreが始まっていて、やはり単純な「本」はガイドラインの2.21にひっかかって審査が通らなくなっているらしい。動画を埋め込んでインタラクティブな仕掛けがあったり、EPUB3では実現できないようなプラスアルファが必要となっている。
…って、もうそれ、本じゃないよなあ。
話はズレるけど。電子書籍に動画やインタラクティブなものを求めるのはどうなんだ。それ、動画でいいじゃん、アプリでいいじゃん、本ってナニ?
ということで、去年夏に購入してお世話になった電子書籍アプリ作成のSakuttoBookでもリジェクトされてるらしく、今後、電子書籍アプリの審査は厳しくなる一方。
審査に費やす労力や、iOSデベロッパープログラムに登録するための費用などもろもろ考えると、AppStoreに電子書籍アプリを無理矢理並べるメリット・必要性がどこにもない。iBookstoreだけで十分(まるで売れないAppStoreに比べると1mmぐらいはiBookstoreの方が売れそうだし)
今、公開中のものは(当面は)そのまま継続するにしても、新規は審査が通らないな。
[04/03 10:40:53] 追記。twitterのツイートでも
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