paypal と 電子書籍のダウンロード販売(その1)

小説や漫画など、電子書籍を作るのは簡単。問題はどうやってそれを売るのか。
「ホームページに並べて・購入してもらって・ダウンロードしてもらう」
というのをどうすんだよ、てことで調べてみたメモ。
(ちなみに、作った電子書籍はDRMなしのPDFファイル)
結論から言うと。
Paypal のプレミア(以上の)アカウントを作れば、個人でも簡単にクレジットカードを使った小額決済ができて、ちょっと仕組みを作ればダウンロード販売までできる。
Paypalのアカウントは固定費不要。クレジットカード決済に審査も不要。一度の決済手数料は40円+3.8%~。驚く手軽さ気軽さだ。
ショップとユーザーの流れ
ショップを訪れたユーザーがページにつけられたPaypalの購入ボタンをクリックすると、Paypalの支払いページに飛ばされて、そこで支払い手続きとなる。クレジットカード番号やメールアドレスなどをPaypalに対して入力することとなる。Paypalの支払い完了ページに、「マーチャントに戻る」というわけのわからないリンクが目立たないようあるけど、これをクリックすると、ユーザーはショップに戻される。戻ってきたユーザーは、ショップが用意した「ご購入ありがとうございました」ページなどを見る。
こちらでユーザーを誘導する。
ショップの裏方(たとえばデータベース)とPaypalの流れ
それとはまた別に、Paypalは支払いが生じたら、ショップにお知らせしてくるので、それを元に、ショップはデータベースに登録したり、ユーザーにお知らせメールを発送したりする。
こちらでショップとして売買の確定をする。
上記のやりとりで、なにか不明点があっても、Paypalの管理ページを開いてみれば全部わかるので、後でチェックして対応することも簡単にできる。
Paypalとのデータのやりとりでは
「誰が何を買ったのか」
だけがわかればOK。というかPaypalの役割はここまで。
ダウンロードURLを作って、そこでダウンロードできるようにするのは、ショップ側で作ることになる。
PDTとかIPNのサンプルコードなどの具体例は、以下次号、かな。
# ページは、あとは、本番でのチェックと原稿の校正だけ、となった。
# 七月にはオープン予定で。
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