電子書籍の個人出版から商業誌出版へ

2014/7/16 [08:40:19] (水) 天気

わたしのtwitterでの観測範囲だけど。

今年になってから電子書籍の個人出版から取次流通の商業出版紙書籍へ続々と。小説、文芸系の商業誌デビューというのは各版元が主催している「〜賞」「〜コンテスト」への応募、受賞というのが最短で太いルートで、たぶん今のところまだそこは変わらないと思う。「〜賞受賞!」は効果的なプロモーション。


ただ、電子書籍の個人出版で版元・編集や営業にピックアップされて商業出版というルートは今後さらに太く大きくなるだろう。


漫画だとコミケやコミティアなど大きなイベントに版元編集者が新人発掘のために名刺配り(わたしも晴海の頃に同人誌を買って声かけして名刺を配っていた)はどこもやっていたはず。小説の場合に電子書籍、ネットが新人発掘のための場(コミケなど同人誌即売会イベント)の代替となったということ。


ということであれば、今後も電子書籍の個人出版からのルートは太くなっていく。

作家はどの版元も常に欲しい。有望な新人ならなおさらのこと。新人賞に応募してくる作品と違って個人出版の電子書籍作品は


・すでにひと目に晒されている=ある程度の完成度は見込める。

・すでに読者をつけている可能性もある=なんらかの評価がある。


と(言葉がアレだけど)美味しいところが見えている。

そして、これだけならありがちな青田刈りというか、田んぼが枯れたら終了なんだけど、ネットでの小説コンテストに版元が絡んで紙の商業出版へのルートを開拓開墾しようという動きが出ている。ネットで電子書籍で、小説を・作家を調達育成しようという意思の現れ。やっと本腰かな。


今後が楽しみ!


◆2013年

『Gene Mapper -full build-』藤井太洋(ハヤカワ文庫)

Gene Mapper -full build-

『Gene Mapper -full build-』

太洋

『お前たちの中に鬼がいる』梅原涼(主婦の友社)

お前たちの中に鬼がいる

『お前たちの中に鬼がいる』

梅原 涼


◆2014年

『ゴースト≠ノイズ』十市社(東京創元社)

ゴースト≠ノイズ(リダクション) (ミステリ・フロンティア)

『ゴースト≠ノイズ(リダクション) (ミステリ・フロンティア)』

十市 社

『黎明の笛』数多久遠(祥伝社)

黎明の笛

『黎明の笛』

数多久遠

『めざせ!東大お笑い学部』針とら(角川つばさ文庫)

めざせ!東大お笑い学部(1) 天才ツッコミ少女、登場!?

『めざせ!東大お笑い学部(1) 天才ツッコミ少女、登場!?』

針 とら

『キミ、色、トウメイ』じんたね(ぽにきゃんBOOKS)

キミ、色、トウメイ

『キミ、色、トウメイ』

じんたね

「藤元杏はご機嫌ななめ シリーズ」吉野茉莉(MF文庫J)

藤元杏はご機嫌ななめ ―彼女のための幽霊―

『藤元杏はご機嫌ななめ ―彼女のための幽霊―』

吉野 茉莉

「アニウッド大通り」記伊孝(星海社COMICS)

アニウッド大通り(1)

『アニウッド大通り(1)』

記伊 孝


ちなみに

『夜に誘うもの』日野裕太郎(徳間文庫)も電子書籍から取次流通の商業誌(2014年)

夜に誘うもの

『夜に誘うもの』

日野裕太郎




[07/16 22:03:15] 追記

2014年発行のものが2013年のところに入っていたのを訂正…改めて見ると今年になって加速してるのがわかる。

2014年半年経過

2014/7/14 [10:23:25] (月) 天気
image

50代の仕事探し。

今のところ、業務委託(月額固定)と契約パート社員仕事(時給)の2本がライスワーク…なんだけど、この2本をベースに案件単位や請負の制作仕事(電子書籍やWEB制作など)を増やしてどうにかしなきゃ、というところ。

相変わらず厳しい。


ここで同じことばかり言うようだけど。

50代初老の雇われ仕事は「手に職があるか・資格を持っているか」の2点。

それも、年齢相応のものが求められる。若い頃に資格のひとつも取ってけば良かったと、この歳になってしみじみ。

さらに、個人事業主なら人脈・営業力。


…歳を取ってからの働き方、なんて当時は想像できなかったなあ。



最近の自作料理。

image

鳥もも肉グリル。

キュウリ、ピーマン、しめじを粗みじん。酒・醤油・砂糖・花山椒・胡椒。ごま油で炒めて水解き片栗粉であんかけ風味。

ごま油と花山椒が食欲増進。


image

長芋とじゃこの炒め物。

長芋をざっくり切ってジャコと炒める。ジャコをまずごま油でじっくり炒めて油にジャコの旨味を移す。味付けというか風味づけの黒胡椒と塩だけで十分美味だった。

無料で電子書籍を制作販売できるサイト

2014/7/8 [12:43:25] (火) 天気

先月あれこれ雑談していた創作文芸同人サークルの知人と。

「PC初心者でも電子書籍というものを作って販売できる一番簡単なところを教えて」

「PC初心者?ワード使って書いてるじゃないですか」

「ワード、エクセル、パワポはフツーだよ」


彼は普段ワードで小説を書いてる。観測範囲でよく聞くパターンだ。

・ワードで書いて印刷屋のテンプレをサイトからダウンロード、PDFにして流し込んで入稿。


これって、わたしの想像するPC初心者以上のスキルなんだけど、ネット・電子書籍となるとまた別らしいのが不思議だった。


てことで、5分検索しただけ、自分用の雑なメモ。


「ブクログのパブー|電子書籍作成・販売プラットフォーム」

http://p.booklog.jp

※ kindleやkoboへの配信可(料金別途=有料)


「BCCKS / ブックス | 紙と電子書籍の作成・販売が無料!」

http://bccks.jp

※ kindleやkoboへの配信可(料金別途=有料)


「WOODY あなたの日常を作品に | WOODY」

http://www.thewoody.jp

※ kindleやkoboへの配信可


「電子書籍出版wook(ウック)ー 出版社、作家の電子ブックストア開設」

http://wook.jp


「Romancer | Romancer (ロマンサー)はあなたの電子出版ツールです」

https://romancer.voyager.co.jp



実態を知らない・調べてないのでなんとも言えないけど、やはり観測範囲でよく使われている=実績のある「パブー」をオススメ。

知人の条件としては「電子書籍を作成販売(配信)できる」で、ゆくゆくはkindleやkoboに並べたいけど今は外部ストア配信にはこだわらない、ということなので妥当なとこかなあ。


またこんな半年先にはどうなってるのわからないネタ…どこが生き残ってるだろか。ぶひぶひ


[07/12 09:32:49] 追記

電子書籍市場規模

http://www.impressbm.co.jp/news/140624/ebook2014

ストア利用率

http://www.impressrd.jp/news/131219/NP

『電子書籍ビジネス調査報告書2014』7月17日発行

http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000407.000005875.html


twitterでテキストを立ち読みしてもらう方法

2014/7/5 [18:47:15] (土) 天気

twitterで電子書籍ファイルが立ち読みできる!

KADOKAWAの http://tw-epub.com がTwitter(日本)と仕掛けたということらしい。電子書籍を手軽に読む方法というのはまだあまりないので、いつものツイッタでパラパラ立ち読みできるのはかなり魅力的。

・わざわざ別の何かを必要としない

・いつもの行動範囲内で目に入る

・立ち読みのツイートがRTされたりFavされたり広がりが見込める


もっとも、フローコンテンツの中に(立ち読み程度とはいえ)読ませるコンテンツが紛れ込んでどうなのかという問題もあるとは思うけど、これから検証されていくことだろう。


JavascriptでEPUB電子書籍ファイルを読み込んで表示(WEBやローカルのブラウザで表示)ということでは、去年「BiB/i」http://sarasa.la/bib/i/ が話題になっていて、今回のKADOKAWAの仕組みもBiB/iを参考にしたという話。で、どうやら今回のtwitterの立ち読み表示は単なるIFRAMEを使った表示なので電子書籍ファイルに限らずWEBページが流し込める。もっともセキュリティ的なことは考えられているらしく、IFRAMEで読み込めるのは、SSL同士でなおかつTwitterの審査があるらしい。


このSSLと審査の条件を、dropboxがクリアしている。

ということで立ち読みができるのはKADOKAWAだけのことではなくて、EPUB電子書籍ファイルがあればBiB/iとdropboxを使えば個人レベルでも立ち読みをTwitterのタイムラインに流せる。

「BiB/i + Dropbox で EPUB を Twitter のタイムラインに埋め込む」

http://keage.roon.io/bib-i-dropbox-epub-twitter

↑詳細はこの記事。丁寧でわかりやすいので、ぜひ一読。



そこで、ウチでも何かやれることはないかと考えてみた。


・インラインフレームなので表示させることは簡単。

・SSL絡みでdropboxが必要。

「創作文芸見本誌会場HappyReading」には現状540冊ほど登録があってすべて「立ち読みテキスト」がついている。


dropboxを使わなきゃいけないので自動化は難しいけど、HappyReadingに登録しているサークルさんはすでに「立ち読みのためのテキストファイル」を持っている。EPUB電子書籍ファイルを作ることはそれほど大変なことではないけど、テキストファイルをそのまま立ち読みに使えればラクだ。


てことで、Twitterカードを使って、テキストファイルを立ち読みしてもらうための手順や制作のページを作ってみた。



「テキストファイル」を立ち読みに使う

http://books.doncha.net/happy-reading/tachiyomi-twitter/



このページで作ったファイル、立ち読みファイルのURLをツイート。

https://twitter.com/dokusyo2/status/485783020058599426

image

これは面白い、かも。



EPUB電子書籍ファイルを作れる環境なら電子書籍ファイルを、電子書籍はちょっと難しいなあということでもテキストファイルさえあれば大丈夫。即売会イベント前後などにいかがでしょう。



[07/05 21:07:19] 追記。

dropboxですが。最近のアカウントだと公開フォルダ(Publicフォルダ)はプロかビジネスからしか使えないようです(=有料アカウント)


わたしは無料のアカウントなんだけどPublicフォルダが使えるのはなんでだろう…(謎)


https://twitter.com/Mitsune_Noma/status/485397899316981760

twitterでこんな情報も教えていただきました。



[07/07 00:05:51] 追記。

twitter card(player)かdropbox公開フォルダ、どちらかの制限で。

クエリやハッシュは渡されないのでURLによって動的にコンテンツを切り替えるのは無理っぽい。


ex)

example.com/sample.html?target=hohoho

example.com/sample.html#menu=hehehe


などが意図通りに伝わらない。


神保町から水道橋のメシ事情

2014/7/3 [21:26:09] (木) 天気

最近50代ライスワークのパート仕事で神保町に週に2〜3回行くことに。

…んで、昼メシ事情だ。

あの界隈、昼時はメシ屋はどこもほぼ行列。パート仕事は時間が自由に取れなくて、昼はもろその時間で昼食難民となる。


てことで立ち食い蕎麦。

神保町の交差点を挟んで2つ。「梅本」と「いわもとQ」というのがある。


「梅本」はわたしがエロ本出版社にいた頃からあるので30年はやってる、はず。当時は入ったことがなくて、今になって初めて入った店だ。

image

麺はぶよっと小麦粉。そば粉はどこにあるのか不明なんだけど、この店のメニューには春菊天が常備っぽい。わたしは立ち食い蕎麦屋でまず探すのが春菊天なのでこれはちょっと嬉しい。

http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13042287/


「いわもとQ」は以前は別の立ち食い蕎麦屋だったところ。検索してみると美味いと評判の立ち食い蕎麦チェーン店。

image

評判にたがわず、実際かなり美味いと思う。麺はしっかり蕎麦蕎麦してるし、天ぷらはからっと揚げたて(二度揚げ?)ぽくて食感は抜群。店内のセルフサービスのそば湯もポイントが高い。アルコール類もあって天ぷらをつまみに立ち飲みというのも素敵な感じなので、一度はここで軽く飲んでみようと思う。

http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13164967/


せっかく久しぶりに神保町界隈に来てるんだから、ということで。

本当に久しぶりに水道橋のスタンドカレーの店「ハングリー味川」に行った。

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たぶんこの店30年以上続いている。エロ本出版社時代は頻繁にここで食ってた。

びっくりしたのが当時と味が変わってない。小麦粉を使った日本の洋食カレーライス。特徴もあるんだかないんだか、懐かしい味のするカレーという言葉ぐらいしか思いつかない。でも美味くて、何を食うか迷った時には足を運んでいた。値段も当時と100円も変わってないはずで、カウンターの中の顔も当時とまったく同じ。歳くって痩せたかな、ぐらいの変化。

http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13006399/


これまたちょお久しぶりに天ぷらの「いもや」に行った。

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ここはそれなりに知られた店。やっぱり30年以上は同じところでやっている。白木のカウンターがいつも清潔感。ここの天ぷら定食は海老・キス・イカ・かぼちゃ・春菊で昔と変わらず。しじみのみそ汁も同じ、漬け物も同じ。この春菊天がまた美味いんだ。天ぷら=揚げ物なのに飽きずに食える店。で、カウンターの中、揚げてる大将はやっぱり20年以上前と同じで、客さばき・提供の順番に間違いがないのも当時と同じ。

http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13131365/


「ハングリー味川」と「いもや」は昭和で時間が止まってるなあ。また食いに行こう。


他の昭和懐古なターゲットとしては「キッチン南海」「共栄堂」あたり。そのうち食いに行きます、はい。


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