ひまつぶし雑記帖

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ネットの原稿料

2012/9/13 [14:55:56] (木) 天気

いやもう安すぎてびっくり。前にも書いたけど、ほんと、安すぎてびっくり。
「ネット記事の原稿料」 http://t2aki.doncha.net/?id=1339236601 ←以前の記事はライター、文章の原稿料について。

イラストの原稿料もまた格安。わたしが編集でやってた10年前の相場。漫画のモノクロ1ページはレギュラーで7000円〜(もう少し安いひともいたか)。売れっ子で10000円〜。カラーは1ページ最低15000円〜。表紙イラストは50000円。零細出版社のエロ漫画雑誌=底辺でもこの程度。(もちろん、漫画とイラストでは違うんだけど、比較対象に知ってる範囲)

ところがネットのイラスト原稿料は相場もなく、伝聞によるとカラー1点3000円とか、タダでやってくれとか。呆れた話が転がっている。企業が、創作物・成果物にろくな対価を支払わない、ってどういうこと。

ちょっと考えてもわかりそうなもんで。1点3000円で、例えば1日かかったとしたら、日給3000円だ。行政の定める最低賃金どころじゃない。そこには技術料も含まれるというのに。

プログラマとかエンジニアには日給計算すると20000円以上は払ってるはず(前職のおれだ)偏見むき出しで言ってしまうけど、プログラマ・エンジニアは何も創造していない。サービスだなんだとウツワを作ってるだけ。肝心の中身を創るのは作家、漫画家。コンテンツを創っている人間に対してもっと評価しないといけないんじゃないのかね。

今の請負仕事はカラー1点10000円で回してもらってる。それでも印刷物に比べると安くて、なかなかお願いできない。旧知、または知り合いづてに何とか受けてもらってる状態。印刷出版と違って、ネットは金にならないので厳しいのはわからないでもない。でも、企業もユーザーも、ネットはタダという意識ばかりでマズイよなあ。


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