ひまつぶし雑記帖

doncha.net制作・発行:KindleやiBooks、楽天kobo、BOOK☆WALKERで読む電子書籍

音声付き電子書籍の作り方【5】【番外編】コマンドウインドウやターミナルの使いかた

2015/12/16 [07:36:19] (水) 天気

【番外編】コマンドウインドウやターミナル.appの使いかた

say_easy_epubを使った電子書籍の作成は、すべて「easy_epub」フォルダでコマンドウインドウ(WINDOWS)やターミナル.app(Mac)を開いて作業することになります。
コマンドウインドウやターミナル.appでは、コマンドプロンプトにキーボードでコマンドを入力して操作します。

ワードやエクセルなどでキーボードを使って作業するのと同じことで、難しいことではありません。

ターミナル、コマンドウインドウをeasy_epubフォルダで開く方は2種類あります。
※以下はeasy_epubをデスクトップに解凍展開した場合です。

Mac(1)
image
デスクトップにあるeasy_epubフォルダを右クリックして「サービス」の「フォルダに新規ターミナル」をクリックすると
image
easy_epubフォルダでターミナルが開きます。
プロンプト(赤で囲んだ部分)に「easy_epub」とフォルダ名が入っているのが確認できます。

WINDOWS(1)
image
デスクトップにあるeasy_epubフォルダの中のeasy_epubフォルダの空いているところで「シフトキーを押しながら右クリック」して「コマンドウインドウをここで開く」をクリックすると
image
easy_epubフォルダでコマンドウインドウ(コマンドプロンプト)が開きます。
プロンプト(赤で囲んだ部分)に「easy_epub」とフォルダ名が入っているのが確認できます。

Mac(2)
image
1)「アクセサリ」の中の「ユーティリティ」にあるターミナル.appを開きます。
2)キーボードで「cd」「半角空白(Space)」と入力します。
3)ファインダーでデスクトップを開きます。
4)デスクトップにあるeasy_epubフォルダをターミナル.appにドラッグ&ドロップしてEnterキーを入力します。
5)プロンプトが「easy_epub」とフォルダ名が入って、ターミナルがeasy_epubフォルダで開いてることが確認できます。

WINDOWS(2)
image
1)「アクセサリ」の中のにあるコマンドプロンプトを開きます。
2)キーボードで「cd」「半角空白(Space)」と入力します。
3)エクスプローラーでデスクトップにあるeasy_epubフォルダの中のeasy_epubフォルダを開きます。
4)左上のアドレスバーをクリックすると、PATHが反転して表示されるのでコピーします。
4)コマンドプロンプトにPATHをペーストしてEnterキーを入力します。
5)プロンプトが「easy_epub」とフォルダ名が入って、コマンドプロンプトがeasy_epubフォルダで開いてることが確認できます。


以上で、ターミナルやコマンドプロンプトがeasy_epubフォルダで開きます。
あとはここにキーボードでコマンドを入力して作業します。


以下の例はMacのターミナルですが、WINDOWSのコマンドプロンプトでもほとんど同じです。

サンプルで電子書籍を作成するのは以下のコマンド(キーボード入力)です。
image
perl[半角空白(Space)]easy_epub.pl[半角空白(Space)]text-file[Enter]

このコマンドは
実行ファイル名:perl
ファイル名1:easy_epub.pl
ファイル名2:text-file
という命令文で、各々の間は半角の空白で区切り、これを実行するにはEnterキーを入力します。
(ターミナル、コマンドプロンプトの基本的な操作方法です)


キーボードでいちいちアルファベットを入力するのは面倒ですが、補完機能を利用すると少し手間が省けます。
perl[半角空白(Space)]の後、「ea」と最初のふた文字程をキーボードで入力して「Tabキー」(キーボードの左上あたりにあります)を叩くと「ea」から始まるファイル名を補完してくれます。

「ea」で始まるファイルは「easy_epub.pl」と「easy_epub.bat」のふたつあります。
Macの場合は「easy_epub.」まで補完してくれるので続けて「pl」と入力します。
WINDWOWSの場合は「easy_epub.bat」(アルファベットの早い方)を補完するのでBSキーで「bat」を削除して「pl」を入力します。

また、カーソルキーの上矢印を押すと以前に入力したものがコマンドプロンプトに出てきますので、同じコマンドを入力するような時に便利です。


say_easy_epubではコマンドを使っての作業・操作となります。
音声付き電子書籍の作り方【6】「【制作編】読み上げる文章を抽出する」に続く。 【音声付き電子書籍の作り方】
動画で見る音声付き電子書籍の作り方 (2015/2/22)
音声付き電子書籍の作り方【0】音声付き電子書籍のサンプル動画 (2015/12/11)
音声付き電子書籍の作り方【1】【準備編】Macの合成音声 (2015/12/12)
音声付き電子書籍の作り方【2】【準備編】WINDOWSの合成音声 (2015/12/13)
音声付き電子書籍の作り方【3】【準備編】WINDOWSで音声付き電子書籍を作るために (2015/12/14)
音声付き電子書籍の作り方【4】【準備編】easy_epubとsay_easy_epubの設定 (2015/12/15)
音声付き電子書籍の作り方【5】【番外編】コマンドウインドウやターミナルの使いかた (2015/12/16)
音声付き電子書籍の作り方【6】【制作編】読み上げる文章を抽出する (2015/12/17)
音声付き電子書籍の作り方【7】【制作編】音声ファイルを作る (2015/12/18)
音声付き電子書籍の作り方【8】【制作編】音声付きEPUB3電子書籍の完成 (2015/12/19)
音声付き電子書籍の作り方【9】【番外編】青空文庫に音声をつける (2015/12/20)

»電子書籍制作代行についてはこちら

profile

profile

 
doncha.net
contact:
»運営者
@t2aki@tokoroten.doncha.net

ところてんx5

2024/4/25 00:49

だめだ。PDFをWordで開いたらレイアウトが微妙にくずれて行数が正しくない。かえって間違いのもとだ。

2024/4/24 13:43

pdfをWordで開いてみる手もあるか。空行、1ページの行数とか、pdfのまんまだったら行数表示で問題解決。だけど、実際どうだろ。帰ったら試す

2024/4/24 12:58

空行は目視しか確認方法がない…
windowsで半透明にするフリーソフトを見つけたので、各ページの幅で検知する。
全ページの行数を数えてたんじゃ絶対漏らす。そんな集中力はないわ

検索
<<2024/4>>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

リンク

WINDOWS版サウンドノベル
おかえりください PC WINDOWS版サウンドノベル
『おかえりください』体験版