ひまつぶし雑記帖

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termux環境でXML::Simpleのインストール

2018/6/12 [17:54:03] (火) 天気

Androidタブレットのlinux環境、termuxにperlをインストールして普段の仕事環境を構築していくネタ。

XML::Parserのコンパイルでハマったのでメモ。
結論からいうと、expat.h expat_external.hというふたつのファイルをexpatの本家サイトからいただいてきて/usr/include/に配置して解決。
expat本家→https://github.com/libexpat/

perlのXML::SimpleというXMLを解析するためのモジュールは必需品。
WEBで提供されるもろもろのデータのほとんどはXMLかjson形式なので、なくてはならないシロモノだ。
また、ワード(.docx)やエクセル(.xlsx)も、その本体はXMLファイルなので、ワードファイルの解析にもXML::Simpleは必須。というか、XML形式のデータは日常のあちこちに広く深く潜んでいる。

このXML::Simpleというモジュールは、MacOSXでも、WINDOWSのActivePerlでもデフォルトで入っている標準のモジュール(…って記憶が曖昧)
ところが、termuxのperlのパッケージには入っていないので、CPAN(perlのモジュールならなんでも揃う巨大なアーカイブ)から持ってくることにした。

CPANのインストール
pkg install cpan

makeのインストール
pkg install make

XML::Simpleをインストールするために必要なXML::Parserは(ていうか、XML::Simpleは被せもの・ガワでその実体はSAXとかParser)「.xs」ファイルを生成する必要がある、Cコンパイラが必要なので。
Cコンパイラのインストール
pkg install llvm
pkg install clang

これで準備完了。cpanのコマンドラインで
install XML::Simple
とやればインストールできるはずなんだけど、XML::Parserのインストールでエラーとなって止まってしまう。面倒くさいけどインストールのログを見ると
image 
コンパイルに必要な「expat.h」が見つからない、というエラーで終了している。

「XML::Parser cpan expat.h」などとぐーぐる様に訊ねてみたらさくっと解答が出てきたので、expat本家サイトから「expat-2.2.5.tar.bz2」をいただいてきて解凍、その中に入っていたexpat.h(と、expat_external.h)を「/usr/include/」にコピーしたら無事インストールできた。

とりあえず今日はここまで。
というのも、termuxのlinux環境はファイルのpathが独特、というか閉じた中でやってるみたいで、スクリプトの中でファイルのコピー操作が意図どおりにいかない。これは調べなきゃ、だなあ。

termuxというAndroidのlinux環境。こりゃ久しぶりに面白いもの見つけたなあ。

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ところてんx5

2024/4/25 00:49

だめだ。PDFをWordで開いたらレイアウトが微妙にくずれて行数が正しくない。かえって間違いのもとだ。

2024/4/24 13:43

pdfをWordで開いてみる手もあるか。空行、1ページの行数とか、pdfのまんまだったら行数表示で問題解決。だけど、実際どうだろ。帰ったら試す

2024/4/24 12:58

空行は目視しか確認方法がない…
windowsで半透明にするフリーソフトを見つけたので、各ページの幅で検知する。
全ページの行数を数えてたんじゃ絶対漏らす。そんな集中力はないわ

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