高くついた
2001/11/29 [15:25:03] (木) 

本当にびっくりしたんで、こんな時間でも書き込んでしまおう。
なんとなくただの思いつきで、ツルゲーネフの「猟人日記」が読みたくなった。中学だか高校だか、昔読んで途中で投げた記憶があるんだけど。
ハイペリオンシリーズがかなり強烈だったんで、その後読む本はどれもなんかピンとこない。「終わりなき平和」も決してつまらないモノじゃないんだけど、途中まで読んでそのまま。で、なんとなく思いついたのが「猟人日記」
まあ、岩波文庫にあるだろ、と本屋を探してもない。目録を見ると絶版っぽい。しかたないんで、神保町交差点の岩波の古本を扱ってる山陽堂支店にはじめて入ってみた。狭い店内に古紙の匂いが立ち込め、並んでる本はみんな日に焼けて黄ばんでいる。岩波文庫もずらーっと。いろんな版が揃っていて、同じ本でも旧字体のものから最近のものまである。…とはいえ、並びがバラバラで探すのにひと苦労。「猟人日記」も2種類あった。
なんだ、あるじゃん、とか思って最近の版(パラフィン包みじゃないほう)をレジに持っていって…
「3500円になります」
定価500円上下2巻。黄ばんだ小汚い文庫の古本だぜ、おい。一瞬、レジのババアがナニを言ったのかまったく理解できず、固まってしまった。こんなもん店頭のワゴンセールで各100円がせいぜいじゃねえのかっ。とはクチに出せず消費税分の5円を先に渡してすごすごと買って帰る。
ちょっと思いついただけなのにえらい出費じゃ。昔、途中で投げたってことは、やっぱつまらないんだろうしなぁ。…とほほ。
仕事するか。

