21世紀に50年代のSFを

2001/1/3 [20:59:10] (水) 天気

さて。21世紀(笑)


帰省するのに本を持たずに出てしまい、あわててキヨスクで漁って『漂流街』(馳星周)不夜城ともう一冊その続編は読んだんだけど、どうにも好きになれん。

漂流街も、キヨスクで売ってた目くそ鼻くその中からしかたなく、てなところ。

ページをめくるのがもどかしいぐらい話は面白い。中国マフィアにブラジル人ネットワーク、日本のやくざ、とまあ派手なシーンの連続。だけど、それだけなんだよなぁ。主人公以下、登場人物がどいつもこいつも薄い。あいのこの主人公がこっちの女の子にブラジルを感じてこっちの娼婦に日本を感じて、とかいわれてもとってつけたようにしか聞こえない。

出てくる連中みんなキャラかぶってるのが致命的。バリエーションないなら、キャラにそれなりの背景渡せないなら、どかどかいっぱい出さなきゃいいのに。


んで、21世紀だし、『夏への扉』(ハインライン)を再読。


こりゃ何度読んでも傑作!眠れる森の美女だし、寝てる間に大金持ちだし、確実にこの世は進歩して良くなるし、源氏物語だし。

「誰がなんといおうと、世界は日に日に良くなりまさりつつあるのだ。人間精神が、その環境に順応して徐々に環境に働きかけ、両手で、器械で、かんで、科学と技術で、新しい、よりよい世界を築いてゆくのだ」

と、言いきるのが今読んでも凄い。


夏への扉

『夏への扉』

ロバート・A. ハインライン

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