山際淳司はスローカーブをもう一球

2000/6/18 [23:35:06] (日) 天気

飽きるまでは一日ひとつ書きこんでみよう。って明日は飲み会で、あさってからは社員旅行なんで、とぎれちゃうんだけどね。


ゆうべ、会社で紳助・和田アキコの番組を見ててふと。。。って会社でワイドショーもどきの無脳番組を見てるのもいかがなものかと思うが(笑)


赤井秀和の話。で、沢木耕太郎、山際淳司といったスポーツノンフィクションが好きで読んでたことがあったな、と思い出させてくれただけでも、無脳ワイドショーに感謝。


わたしの山際淳司は「江夏の21球」よりも「スローカーブをもう1球」。手元に本がないんで、あいまいなことしか言えないんだけど。高校野球地区予選の話で、弱小野球部のエースが、といってもしょせん弱小のピッチャーが、60キロ程度、ヘロヘロのスローカーブを要所要所で投げるようになって準決勝まで進む。で、フルベース。アウトコースいっぱいにスローカーブが決まればいいけど、これがまたボールにきいてくれ、の球。どーしよーと悶絶したんだけど、ヤバかったら逃げればいいんだよ、てのが浮かんで、ストレートではなく、スローカーブを投げる。


暑苦しい体育会系スポ根じゃなく、軽ーく、逃げちゃえ、ってのがイイ。山際淳司ってこの軽さが、好きみたいで、沢木耕太郎の対極だな。

「梟の城」の黒阿弥がどーして好きかというと、このノンフィクションと同じく、怖かったら震えるし/逃げる、それは生きぬくためにいつか身についた性質、と。


どっちも「前向きに」逃げてるんで、背筋がゾワゾワするほどカンドーしたりする。


元気に逃げちゃいましょう(笑)


スローカーブを、もう一球

『スローカーブを、もう一球』

山際 淳司

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