日テレ、あなどるべからず

2002/10/7 [20:00:08] (月) 天気

先週に続いて、昨日というか今日未明というか、日TVのドキュメント。ニューヨークのぶっこわれたビルの話だったんだけど、これがもう大傑作だった。


見習消防士が一人前になるまでをカメラにおさめようと、兄弟ふたりのカメラマンがたまたま消防署に張り付いてたところに、例の事件。消防士とともに行動をし、崩壊直前のタワー1に入り込み…というドキュメント。


ビル中の緊迫した様子、今死ぬかも知れないという緊張感、にもかかわらず職務をまっとうしようと上層階に向かう消防士たち。混乱を極める現場の様子、その空気が伝わってくる。ときおり聞こえるドズンという音は「耐えかねて窓から飛び降りる人間の音」


んで、アメリカ人てのはみんなネタをいつも仕込んでるのか、と思ったのが。


粉塵まみれで署に帰ってきた大男の消防士たち。カメラマンの兄の方が弟のことを心配しながらも先にそこについていて、涙ぐむ男たちの輪の中に。「おまえは今までは兄弟はひとりだったかも知れないが、今日からお前は50人の兄弟に囲まれることになるんだ」


弟を見かけなかったか、とたずねて回る兄。何人目かに尋ねたら「お前の後ろにいるじゃないか」と。カメラがパンしてそこには疲れきった弟が。


ちょっと待てよ。映画の見過ぎじゃ、お前ら。


これはこれで血のたぎる話なんだよなぁ。だけど、個々人の彼らではなく、国としてアメリカがしてきたことはそれとはまた別の話だろう。

アメリカでこんな異常で悲惨なできごとがあったんだよぉ、というのと同じことが、パレスチナやボスニアで起こってるのだ。


このドキュメントはそういうことを伝えて初めて「正しい」と思うんだけど、実際はどうなんだろうか。「アメリカのヒロイズム」だけしか伝わらないのではないのか。…うーん、低劣俗悪日テレだけど、日曜深夜のコレをあなどっちゃいかんなぁ。


平和ボケとはよくいったもんで、わたしはこういう極限状況になった時に、どういう行動をとることができるのか、それが自分にとって最善の行動なのか、まったく自信はない(苦笑)



[2016/02/10 08:03:23]

DVDが出てたのか!

「0911 カメラはビルの中にいた」

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