モリサワMCBookからEPUBに

2013/8/20 [10:02:21] (火) 天気

モリサワのMCBookという電子書籍ソリューションパック

http://www.morisawa.co.jp/biz/products/mcbook/


大雑把に、InDesignなどメジャーな組版ソフトで作ったデータを変換、編集してapp storeなどの電子書籍アプリにするもの。

モリサワのフォントが使える、印刷現場・DTPではメジャーなモリサワということで発表当時話題になったのを覚えている。使ってみたい!と思ったら法人契約限定だったのでがっかりした記憶。


ところが iBookstoreオープンでAppStoreのブックカテゴリは、単純な電子書籍アプリは審査が通らなくなってしまった。 『AppStoreの電子書籍アプリは終了』 (2013/3/31)


AppStoreでアプリとして販売していた電子書籍をEPUB3にしてkindleやiBookstore、googleで販売、という流れに。(AppStoreで電子書籍アプリを販売している版元、制作会社はもちろん、電子書籍を作るためのアプリを制作販売しているところもダメージが大きいよなあ)



モリサワのMCBookはEPUBも出力できる。

…んだけど、わたしが預かったデータはEPUBチェックであっさりエラー。バージョンによるかもしれない。こいつをEPUBチェックを通るようにして、目次などナビゲーション文書をつける。


バラして中を見ると、構成は約束通りのEPUBパッケージ。問題が以下の3点。

・toc.ncxがあって、プロパティのnavを指定されているnav.xhtmlがある。ところが、このナビゲーション文書、本文の最初のページが記述されているだけで目次の役に立っていない。

・本文中にエラーになるタグがある。

・スタイルシートでモリサワのフォントが指定されいている。


ナビゲーション文書の作り直し。

content.opfはxmlなので、Data::Dumperで確認して、XML::Simpleで解析。フォルダ構成を見直して、再構築する。(「理解・分解・再構築」(c)鋼の錬金術師) 改めてcontent.opfを作り直して、nav.xhtmlは新規に作成。

XMLの長所・利点というか、こういう標準化された記述方式は、アクセス、理解が早くて助かった。


本文中のエラータグは適当にストリップ。ルビ関係のタグ程度だった。


モリサワのフォント指定は、明朝・ゴチックに太字をまじえてそれっぽく指定しなおし(ビミョーな感じ、というかやっぱり違和感。こればかりはしょうがない)


上記3点を直して、EPUBチェックもValidで通るようにした。


落とし穴だったのがkindlegenで警告。

max-width max-height

column-width -webkit-column-width

の4つのCSSプロパティは対応してないから削除した、と。


なんか見た目、変だよなあと思ってた扉ページや小見出し、画像表示などの部分かな。kindlegenが削除したのはレイアウトがらみのプロパティ。目視チェックで確認しながら、それっぽく指定しなおした。



別の話。AppStoreの件はかなり深刻らしく、廃業・事業変更なんて話まであるらしい…て、それだけAppStoreでの売り上げがよかったってことだなあ


<<2026/1>>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
検索:

【最近の20件】