結論はないまま現時点の整理

2013/7/21 [18:13:39] (日) 天気

スクリプト記事、ノウハウ系の記事や市場についての記事と同じぐらいアクセスされるのが電子書籍のプロモーションというか売り方系の記事。そこには、無料キャンペーンどうなの?バーゲン価格にするとどうなの?という記事なども。


今、わたしがウチの電子書籍の値段を決めているのは、基本的に今年冒頭に書いた記事どおり。

『KDPの価格設定、バーゲン?』 2013/1/31


この時と状況が変わったのはiBookstoreやgoogle play books がオープンして「無料で本を公開できる場所が開かれた」ということ。kindleの場合、有料販売しかできなくて、キャンペーンとして「有料販売している本」を期間限定で無料にできるだけ。


ある時期有料のものが、別の時期にキャンペーンで無料というは、わたしは読者に対して(すでに買ってくれた読者に対して)説明するのが難しいと感じている。


なので、作者や作風、作品傾向などを知ってもらう目的のための作品は最初からそのために用意する。無料本は最初から最後まで無料のまま。という方がスッキリ分かりやすいと思う。


例えばこれが該当→ 『日野裕太郎掌編をEPUB3で無料配布』


集客力としてkindleが断トツだからkindleで無料本をやりたいと思うけど、上記したようにうまく説明ができない。iBookstoreやgoogle play booksはストアとして集客できてない。でも、場所は確保できるんだから、後はお前が・おれがガンバレ、だ。kindleの集客力は欲しい、だからといって、自分ではうまく説明できないことをやるのは(大げさだけど)自分ルール破りな感じがして「イヤ」だ。


電子書籍中心の版元は、AppStoreのやり口をそのまま電子書籍でやっているところもある。

最初、意図的に高い定価をつけておいて段階的に下げている。定価がさがるたびに、バーゲン情報を漁っているサイトのアンテナにひっかかって露出が増える。

これはこれでひとつの戦術だろうし、こういうやりかたもあっていいんだろう。


でも。本でこれはどうもしっくりこない、というか、やっぱり読者に対してうまく説明ができない。


ハードカバーがあって文庫があって、古本があって値段が全部違うじゃないかという話もあるけど、本は実体のあるモノだ。形態が違う・劣化度から値段の違いは説明ができる。図書館は別。モノとしての本を所有することにはならないので値段うんぬんじゃないということで説明できるはず。


電子書籍はデータだ。いつまでたっても同じシロモノ。何を根拠に値段を変動させるのか、わたしには説明できない。


それって売り手の都合だけじゃん。と思ってしまう。


ゲームやビデオは新作から始まって、値段が下がって行くよね、という話もある。たしかにその通りで、もしかすると今後電子書籍もそうなっていく、かもしれない。新刊から時間がたったので=鮮度も落ちたので、値段を下げて並べるかというパターン。


ベストセラー本なら鮮度も重要で、もう届く人には届いたし、次のレイヤーに届ける為に値段を下げるかという戦術も重要だろう。そのために、新刊の時に広告宣伝、大々的にプロモーションをかけるマスな世界。

でも、わたしの出しているような同人即売会レベルの露出、部数の個人出版本。はたして鮮度はそんなに重要なことか?それよりもウチの本を買って、後で安くなったり高くなってるのをみてモヤモヤと不信感を持たれるよりは、たとえやせ我慢でも一度つけた値段は動かさない方がその後に繋がるように思う。


売る側の都合で読者に不信感をもたれたら終了だと思っていて、そのために値段はいじらない。


というのが現時点での整理。正しいかどうか・売れるかどうかは別の話(念のため)



[07/21 18:35:25] 追記

上記は、イベントなどで展開されているほかの方々を否定するものではないです。わたしのところの考え方ということで。


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