激動の2011年だった
文字通り。
5年ほど勤めたECサイトのベンチャーを退職。50歳で就職活動。とりあえず地元の小売チェーンに拾われる。
大学を卒業して東京三世社で雑誌コミックスの編集を20年、その後、デイサービスのベンチャーのIT部門に潜り込んだら、1年ちょっとで部門そのものがなくなり、ECサイトのベンチャーに転職。そして今回、ということに。
ひらたくわかりやすくすると。
パラダイスだとプロパガンダに乗って北に渡って、20年後脱北。ヨーロッパ、アジアの新興国を転々と美味しいところをいただいてたけど、気づいたらソマリア。
というところか。
311の東日本震災に被災されたかたにはこころよりお見舞いを申し上げます。
自宅もパソコンが吹っ飛んで落ちたり、いつまた次がくるかわかない状況で、自宅のパソコンをサーバーとして公開していたのを中止した。自分ひとりが使ってるだけならともかく。「趣味は読書」というWEBサービスを公開していて他ユーザーさんのデータを預かってる。いつダウンするかわからないようなシロモノを公開して使ってもらうわけにはいけない。(Apache Perl FreeBSD Postgresql)
いちから設計しなおして、スクリプトも書き直しlolipopに移住。4月にWEBサービスを再開した。
lolipopのmysqlがさくさく軽ければ、ほとんどそのまま移植できたはず、なんだけど、とてもひとに使ってもらえるようなパフォーマンスじゃないんで、sqliteというデータベースに変更。時間がかかってしまった。
ちなみに。調べるとsqliteはiPhoneやandroidのアプリのDBとして使われていて、ひとりで使うには重宝されてる、っぽい。SQL文が使えるブラックボックスは確かに便利。ただ、複数同時アクセスに対する不安はぬぐえないんだけどね。
てことで、Apache Perl Linux SQLiteというなんか変な構成に…WEBは早さが絶対正義。早けりゃ構成なんてなんでもいいのだ。
いい歳こいて、いろいろあったなあ、と遠い目。
仕事がらみは来年どうなるかわかったもんじゃないし、個人的にいろいろアウトプットをしかけていかないと。
人生の秋、収穫の秋…甲斐性なしのゴクツブシ50男にはそんなもの訪れてくれないよなあ。
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今年2011年公開のWEBサービス
311の震災があって、今まで自宅サーバーで公開していた読書SNS「趣味は読書」を、lolipopに移行。スクリプトをイチから作り直してWEB本棚サービス「趣味は読書2」として2011年4月、全面リニューアルオープン。
https://doncha.net/
掲示板などあれこれてんこ盛りにしていた前サイトと違って、シンプルで使いやすくなったというレスポンスをもらって、運営中・公開中。
ぶっちゃけ。震災で、自宅でサービスを公開することの限界を痛感した。いつダウンするかわからないようなシロモノを公開して使ってもらうわけにはいかない。
文学フリマ界隈での議論を見ていてでっち上げ。
https://books.doncha.net/happy-reading
創作文芸同人誌応援サイト、「創作文芸見本誌会場HappyReading」2011年12月14日公開。好評のようで登録も順調。って、twitterのDMを使って登録のお願いをしていった、のもスタートとして正解だった、かも。
このまま登録が増えてくれると、サイトを作った甲斐があった、というもの。
というふたつのWEBサービスを今年2011年公開できた。
どちらも少しずつとはいえ、使ってくれているひとがいて、うれしい。
で。この「うれしい」気持ちを大切にして、いろんなサービスを考えていきたいなあ、と改めて。
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待っててもひとは集まらないのだ
「創作文芸 見本誌会場 HappyReading」に登録を募るため、twitterのダイレクトメールを利用してみた。
サイトはそれなりにできた、と自画自賛したところで、しょせん器を作っただけ。
肝腎なのは中身。
ぼーっと待ってても登録が増えるわけではないので、知り合いにお願いすることから始めて、現時点で8サークル18冊の登録をもらった。少しずつだけど、数が集まり始めると、見ていて楽しい。
ITだWEBだ、とサービスがいくつも立ち上がってるけど、どれもこれもしょせんただの器。よくできた器を作ったところで、中身がなければしょうがないし、中身が揃ったからといって器がエライと勘違いしちゃいけない。
中身を揃えるためには器のクオリティなどあまり重要ではない。たぶん。
選挙というか議員さまたち、地元のイベントに顔を出し、冠婚葬祭も欠かさない。たとえとしていいのか微妙だけど、結局こういった地道な「人づきあい」が大切なんだよなあ。きっと。
てことで、 創作文芸 見本誌会場 HappyReading では、絶賛見本誌募集中!小説同人誌の最初の関門。まず手にとってもらって中身を見てもらうために、立ち読みのテキストを用意してサイトに掲載しませんか!?
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創作文芸見本誌会場HappyReading
必要だろうと思った機能を最低限つけて、バグをひとつずつ潰して、まず最初の完成形となった。
とりあえずのメモ。
データベースは、mysqlではなくてsqlite。
どうして?lolipopのmysqlは重いので、ページ表示がもっさりしてしまう。レスポンスが早い、というのがwebの絶対正義。
sqliteは複数の同時アクセスに弱いという評判だけど?確かにその通りらしいけど、ウチぐらいのアクセスなら十分。むしろファイルひとつがそのままDBなので、バックアップなどのメンテがらくちん。そっちのメリットのほうが大きい。
mysqlとかpostgresqlのようなRDBが必要になったら、そのときそのままSQLなどは移せる。
データ構成は。
基本的に、一意に決まる本の情報以外の付属情報はすべてタグとして処理。著者やカテゴリなど。でも、イベント情報関係は別テーブルで管理(同人誌の場合、イベント参加情報は重要なので)
詳細ページを閲覧された回数や立ち読みされた回数はまた別管理で。モチベーションのため。
ページ表示に使うためのマスターテーブルは特になくて、idではなくて、ユーザー入力によるテキストのタイトル部分をキーにしている、というのが後々禍根を残しそうな予感。でもたぶん、そのおかげでおそらく内部SEO対策となる、はず。urlとページタイトルとコンテンツのh1の関連が強くなるし、そこで使われるキーワードがアンカーテキストとしてページ上部に出現する、いわゆるSEOとしては理想的な構造。
サイトの目的とか。
立ち読みをしてもらう。
面白かったら作者やサークル、カテゴリで芋づる式に次の立ち読みをしてもらう。
動線はそのために作る。それによって結果として内部SEO対策となる。
表示側。
一覧ページと詳細ページだけ。あとは、利用規約など。
サイトのトップページは必要ない?意図を持ってなにかをおすすめするとか企画するようなサイトではない。なので、単純にひらたく、なんらかの一覧ページをトップにすればいい。
ページの目的は立ち読みのテキストを読んでもらうことなので、一覧も詳細もワンクリックで立ち読みが開くように。
サークル名や著者名など本に付属するデータはすべてリンクとする。面白かったら芋づる式に次を読んでもらいたいから。
登録側。
テーブル構造のまんま。必須項目などはjavascriptでUIを作る。必須入力項目が多いので、少しでも便利にしておきたいところだけど、まだまだ検討材料が多い。
同人誌に限った話ではなくて。デザフェスなんかを見て感じることで。
世間とか時代とかに、もし閉塞感があるとすれば、これからは組織に頼らない個人こそが勝負できるんじゃないかと思う。
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創作文芸同人誌は売れない、のか?
同人誌の話ではむかしむかしからやってる議論というか通過儀礼というか。コミケあたりではすでに出尽くしてもう何周目か、というような話も、文学フリマというまだまだこれからの場所では火事場も初々しく新鮮。
https://togetter.com/li/220662
https://togetter.com/li/222185
儲けることを目的とするゲームと、出すことを目的とするゲームじゃルールが違うのに、この両者は毎度毎度不毛なスレ違いというか平行線で、口角泡を飛ばし、怒髪天をを撞く。
そんな微妙なところに、客観的に面白い、とかいうありえない単語を基準に持ち込んだら、そりゃあんた火事場に油ですよ。と。ね。
面白いもんだから、ついクチ挟んだらまとめに入れられて、ちょっと困った。いつもなら言いっぱなし投げっぱなしなんだけど、このまとめってアーカイブで、なにかあると参照されやすい。
ということで、しぶしぶ有言実行してみたのが、今回作った 「創作文芸 見本誌会場 Happy Reading」
めもを見ると12月3日から作り始めて、ほぼ出来たのが12月11日。データ登録をしてバグ修正しながら、twitterの一部のひとにお知らせしたのが昨日12月14日。ほぼ10日、というか週末しか使えないようなもんだから実質4~5日で作ったにしては、よく出来ましたの自画自賛。
もっとも。自分として新しいことはなにもしてない。今までやってきているサイトのモジュールの使いまわし、ブロック組み立て作業っぽい、なあ。ちょっと面白みに欠ける。
今回新しかったのは、jquery の bind を使えば copy に return false する=コピー禁止にするのが簡単に実装できたこと。ぐらいなものか。
ロリポなので、例によって、やたら重い mysql を使わず、 sqlite にしたので、同時アクセスがどうなんだ、と思うけど、ぶっちゃけそんなにアクセスがあるとは思えないんで、大丈夫だろう。
てことで、こちらでまずフライング気味に告知。
バグの様子を今週末ぐらいまでみて、問題なさそうなら、twitterの方でもハッシュタグをつけてURLを広く流してみる。
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もう12月。年末じゃないか。
今年はいろいろあった。と、回想モードに入るにはちと早いんで、またそのうち。7月末から働いている事務所がひとの出入りが激しくて、というのは愚痴にしかならないので、そのうちガス抜きしたくなったら。
文学フリマとかコミティアとかコミケなどの同人誌即売会で、創作文芸、一次創作の小説誌は売れない、手にとってもらえない、というモゾモゾする話題があって、紹介する雑誌を作るとかサイトを作るとか。そこでさらにモゾモゾするのが、「面白いものを紹介する」ということで、ひと悶着・火事場騒動に発展。火事場は面白くていいんだけど。
そもそも、わたしは書評とかレビューを信用しない。読む前に他人のつけた評価なんて邪魔なだけ。
本は、立ち読みができればいいのだ。むかしは、本屋はオヤジやおばちゃんの不機嫌な顔を無視して、立ち読みし放題だった。そこで立ち読みして面白ければ買うし、つまらなければ買わない(話がズレるけど、シュリンクして読めなくしたりするからますます本が売れなくなるのだ、中身がわからない商品なんて誰が買うんだ)
てことで、創作文芸小説誌のための立ち読みテキストを用意できるサイトをでっち上げてみた。
「創作文芸 見本誌会場 Happy Reading」
まだ、データ登録のデバッグ中で、その確認ができたら正式公開。きっと近日公開。今週中にはベータ版公開予定。
数さえ揃えばきっと面白いサイトになる。自画自賛。
会員管理をするのがアレなので、twitterの oauth を使ったログイン認証にして、会員さんかどうかはもう twitter まかせにした。…こりゃラクちん。
それはともかく、体調不良気味。気がつきゃ、もう半世紀使ってる体だしねえ。
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