精霊の守り人
おもしろくてびっくりした。話題になってたことも、アニメになってたことも知ってたけど、こんなに面白いとは。ディテールから見せる全体と、俯瞰で語る世界観にまるで齟齬がなく、きっちり構築された物語。それだけだと退屈になってしまうところ、キャラが生き生きとエンタテイメントしてくれるんで一気に読まされてしまった。こりゃちっと追いかけなきゃいかんなぁ。
20日に送ったZorki-4が、今日22日に帰ってきて、これも驚いた。ロシアカメラ・ソビエトカメラで定評のあるKing-2なだけのことはあるなあ、と。超迅速で丁寧な対応に感心してしまった。
king-2
昨日今日、けっこう蒸し暑くなってきたなあ。
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スローカーブを、もう一球
昼休み休憩中。
いや、連休中は酒浸りカメラ散歩ばかりで、本を読んでいなかった。なもんで、ちょっとリハビリが必要かな、と再読に走る。本棚を眺めて掴んだのが山際淳司「スローカーブを、もう一球」。いつかの引越しのドサクサでなくなってたんだけど、ブックオフでゲットしておいたのだ。
いけません。ぞわぞわ泣ける。時代がもろかぶる。
大上段に振りかぶり、正しいことを大声出していう、ようなヤツは低脳品性下劣にしか思えない。そんなおっさんのわたしに、山際淳司の目線と対象との距離感がしっくり腑に落ちるのだ。今回で何度目かわからない。いいものはいつ読んでもいいものです。
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もう1年も1/4か
気がついたらもう3月も終わりじゃねいか。
IT便利屋雑務係の方は相変わらず落ち目のしょぼしょぼだが、今年になって本は読めてるなあ。今のところ月に8冊程度。往復2時間弱の電車がちょうどいい感じで、2日で1冊のペースだ。年初に立てた今年の目標を2倍に上方修正するか。
1月は古処誠二にレズニック、宮部みゆきとか藤沢周平、2月はムアコックとキング、3月はムアコックと恩田陸。まっとうなフィクションをちゃんと読めてるのは、読福、ですなあ。
ここ数年、仕事もフィクションから離れて、人間まで落ち目になりつつある気がするので、せめてこのペースで小説を読んで、感情移入力(ぢから)と妄想脳を鍛えなおそう。
百万遍同じことを言うけど、ひととしての階梯は、読んだ小説の冊数で決まるのだ。
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今日の収穫
ブックオフ
マイケル・ムアコックのエルリック3~5
恩田陸「恐怖の報酬」日記
紀伊国屋
恩田陸「ネクロポリス」下
今日は文庫を計5冊収穫。
ネクロポリスは上巻を図書館から借りて読んでいて、下巻がないことに気づいて新刊を購入。
秋葉原ブックオフ。前回、というか、エルリックの1,2巻は秋葉原ブックオフで買ったので、当然今日は3~5巻しかないんだろうな、と思ってたら、エルリックが1~5まで揃っていて驚く。人気シリーズなんで在庫してるんだろうか。
ムアコックのおかげで、ヒロイックファンタジーが面白く読めるんで、こうして揃えておいてくれるのはありがたい話だ。秋葉原ならでは、の品揃え、かしらん。以下続刊も品揃えよろしく頼む。
昨日は久しぶりに劇烈な二日酔いで(金曜の夜、気づいたらジンをボトル半分ほどあけていた)一日死んでたので、今日は午前中から活動開始。
秋葉原のブックオフに行って、浅草に行って墨田公園を初体験。桜はまだまだだった。たぶん今週末、かな。それでも、花見の団体さんが陽気に出来上がっていて、楽しいオーラがあふれていた。これだよなあ、ニッポンの花見は。その場に居合わせるだけで、こっちも楽しくなってくる。
その後、仲見世の大枡によって酒タイム。予約しておいたどぶろくを買って帰宅。いつも正しい週末を過ごす(飲んでだらだら)
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久しぶりに御茶ノ水神保町
漫画屋塩山さんの新著「出版奈落の断末魔 エロ漫画の黄金時代」(アストラ 1600円)が御茶ノ水神保町の東京堂という本屋には並んでいるということなので、久しぶりに御茶ノ水に出かけてみた。罵倒芸、啖呵が健在。自爆風味も混じって切れ味も鋭い。
山田正紀が山田風太郎の「甲賀忍法帖」を書いたという「神君幻法帖」(徳間書店)それだけでも買いなんだけど、なんと表紙が佐伯俊男さん。これも慌てて買わなければならない本だったので、レジに。
と、昼ごろから出かけたのはいいけど、なんだか体調が悪い。風邪っぽいのか熱っぽいのか。体のふしぶしが痛だるい。
調子が出なくて、早々に地元に引き上げる。亀有ラーゾでカレーを食って、駅前でフィルムを引き取って帰宅。ウチでボンベイサファイアを飲みながらこうしてだらだらへたる。
COSINA CT1 SUPER Kitstar 28mm F2.8
Kitstarという出自も不明なレンズで、寝ぼけた写りなんだけど。28mmという画角はやっぱりいいなぁ。視野と似てるというか、スナップにはちょうどいい画角だ。
…今日は早めに転がるか。
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モノクロ写真とかエルリックとか
OLYMPUS PEN EE3にT-MAXというモノクロフィルム。安かったから買ったんだけど、こいつがクセもの。現像がどうやら特殊らしくて、現像代が高い。で、上がったものをみると、全部潰れ気味。こりゃ割りにあわんので、使えないなあ。
OLYMPUS PEN EE3
そもそもモノクロは難しい。どんな被写体を拾えばいいのかイメージできん。以前いた出版社の撮影現場では、ストロボをしっかり使って、絞り込んで手前から奥までピント、麻縄の毛羽にまでピントが合うような撮影だった。モノクロも押さえに撮っていて、ハイコントラストの絵面がモノクロに合っていた。
で、OLYMPUS PEN EE3で何度かモノクロを撮ってるんだけど、どうも寝ぼけてるんだよなあ。
「ルーンの杖秘録」に続いて、ムアコックのエルリックに手を出したら、これがまた面白いんでハマり気味。体の弱い白子の皇子、という設定がもういかんだろ。お約束のご都合主義も心地よい。復刻していてくれてありがとう、だ。
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