はじめてのロシアカメラ

今日届いたロシアカメラFED2.、9440円也。本体はライカコピーで、ついてる標準レンズインダスター26Mはテッサーコピー、という盛大なパチモンカメラだ。まともに写るかどうか、明日は休みだしお試し。…って、それ以前にフィルムの入れかたとか、そっちからみてみないとよくわからんぞ。取扱説明書なんて当然ないし。
ヤフオクではType-Dとして表記されていたけど、届いたブツを見ると、シャッタースピードが25~だし、セルフタイマーもなく、巻き上げは素っ気ない方なんで、Type-B。たいした違いはないんだけど、巻き上げはいろいろチープな絵のあるC以降の方がかわいいよなあ。
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久しぶりにとっぷり雨降る都内だ

亀有のブックオフが昨日オープンだったんで、昼前、覗きに行った…んだけどまだ品揃え中っぽくて、収穫なし。古本市みたいに初日に並べば掘り出し物、というのはブックオフオープンに関してはなさそうだったなあ。
しっかり雨降りなので、昼飯食ったらとっとと帰宅。部屋でごろごろしつつヤフオクとかカメラ・写真関係をネットで徘徊。
スナップが撮りたいなあ、てのが始まり。手持ちのレンズだと50mmがいいのか28mmがいいのか、悩み中で、28mmと50mmの間の35mmなんてのも欲しいかな、と思ったりして。
ミーハーなもんで、アンリ・ブレッソンがライカで50mmしか使わなかったとか、土門拳は135mmだったとか、見たり聞いたり読んだりするとますます迷走。マイオークションのウォッチリストが増える一方で、どうしたもんかと。キリがなく、そもそもレンズの問題か、と考え出すから雨で部屋でごろごろしてるとロクなことはない。
一眼レフでファインダーを覗いては絞りとシャッタースピードをモタモタいじるようじゃスナップにはならない。あ!と思ってカメラを構えてファインダーを覗くのと同時にシャッターを押すのがスナップだろう、と。
それにはコンパクトカメラがちょうどよくて、手持ちでは、OLYMPUS PEN EE3が最適。んで、実際に撮った写真を見ると躊躇遠慮がなくて面白いものがちらほらあることはある。これはこれでいい感じかな、と思って自分納得しかけたんだけど、今日は雨で部屋でごろごろ、だ。
OLYMPUS PEN EE3はハーフカメラでシャッター速度、絞りはオート。ピントもパンフォーカス(3m前後に合う)で、ちょっと眠いところがある。フルサイズで絞りもシャッター速度もマニュアルでコントロールできてピント合わせもできるのがスナップに欲しいよなあ、ときたもんだ。セコニックの単体露出計を持ってるし、昔から言われる基本露出でやればいいだろうから、露出計はなしでOKにしよう。
ローライ35?露出計はあるけど、ピントが目測式なのは自信がない。そもそも中古で3万前後が相場ってのは高い。最近のコンパクトカメラのプラスチックのボディはどう見ても所有欲がそそられない。デジタルは興味がない。あーだこーだ外は雨。浅い知識で考えるに。欲しいものは、「ピントを合わせることができる」「露出、シャッター速度をマニュアルで決められる」「レンズの交換ができる」…アンリ・ブレッソンのライカがいいってことか、と論理飛躍現実乖離、てのはともかく。レンズ交換のできるレンジファインダーカメラがベターかな、と。ライカは金持ちオヤジの道楽で、ただのおっさんのわたしにはとても手が出ない。「貧者のライカ」ロシアカメラをターゲットにヤフオクを眺めて、FED2というのを見つけてついポチっと10000円弱。使いものになるのかどうか、結局金を落としたことになるのでは、と思いつつ。
なんか、腕とセンスがないのを、機材のせいにして散財してるだけ、のような気がするのは、なんでだ。
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久しぶりに御茶ノ水神保町

漫画屋塩山さんの新著「出版奈落の断末魔 エロ漫画の黄金時代」(アストラ 1600円)が御茶ノ水神保町の東京堂という本屋には並んでいるということなので、久しぶりに御茶ノ水に出かけてみた。罵倒芸、啖呵が健在。自爆風味も混じって切れ味も鋭い。
山田正紀が山田風太郎の「甲賀忍法帖」を書いたという「神君幻法帖」(徳間書店)それだけでも買いなんだけど、なんと表紙が佐伯俊男さん。これも慌てて買わなければならない本だったので、レジに。
と、昼ごろから出かけたのはいいけど、なんだか体調が悪い。風邪っぽいのか熱っぽいのか。体のふしぶしが痛だるい。
調子が出なくて、早々に地元に引き上げる。亀有ラーゾでカレーを食って、駅前でフィルムを引き取って帰宅。ウチでボンベイサファイアを飲みながらこうしてだらだらへたる。 COSINA CT1 SUPER Kitstar 28mm F2.8
Kitstarという出自も不明なレンズで、寝ぼけた写りなんだけど。28mmという画角はやっぱりいいなぁ。視野と似てるというか、スナップにはちょうどいい画角だ。
…今日は早めに転がるか。
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モノクロ写真とかエルリックとか

OLYMPUS PEN EE3にT-MAXというモノクロフィルム。安かったから買ったんだけど、こいつがクセもの。現像がどうやら特殊らしくて、現像代が高い。で、上がったものをみると、全部潰れ気味。こりゃ割りにあわんので、使えないなあ。 OLYMPUS PEN EE3
そもそもモノクロは難しい。どんな被写体を拾えばいいのかイメージできん。以前いた出版社の撮影現場では、ストロボをしっかり使って、絞り込んで手前から奥までピント、麻縄の毛羽にまでピントが合うような撮影だった。モノクロも押さえに撮っていて、ハイコントラストの絵面がモノクロに合っていた。
で、OLYMPUS PEN EE3で何度かモノクロを撮ってるんだけど、どうも寝ぼけてるんだよなあ。
「ルーンの杖秘録」に続いて、ムアコックのエルリックに手を出したら、これがまた面白いんでハマり気味。体の弱い白子の皇子、という設定がもういかんだろ。お約束のご都合主義も心地よい。復刻していてくれてありがとう、だ。
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鷹の目スゲー

ヨメが夕べから頭痛と発熱でダウン。今日はあいにくの曇天だし部屋でごろごろ「何もしない」を満喫堪能しつつも、ちらっと近所に買い出し。で、ついでに、カメラも持ち出す。Carl Zeissが予想以上に面白いんだ。ファインダーを覗いていてもピントがわかりやすく、とてもクリア。ヨーカドーとか八百屋に行く前に、ちょっと葛西神社までチャリ寄り道。ちゃっちゃと24枚撮りきってみた。
上がってきた写真は質感が手にとるようじゃありませんか。ひしゃくの凹み加減とか、青竹のすじまでピシっと。 RICOH XR500 Carl Zeiss JENA DDR Tessar 50mm F2.8
「静謐」…なんてタイトルをつけたくなるような絵面に仕上がる。
今日と同じロケーション、同じ天候で撮ったのがこれ。
ttp://www.holeinthewall.jp/~butch/zakki/camera.pl?id=59
このときのレンズ、kitstarは28mmで、そもそも画角が違うので比較にならないけど、それでも、この質感の違いには驚かされる。
広角系もCarlZeissが欲しくなる…けど、キリがないので当分自粛。
レンズは泥沼ですなぁ。
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噂どおりのこってり感

今日は朝から内科。特になにがあるわけでもなく、コレステロールを下げるメバロチンを処方してもらうだけ、だ。
その後、せっかくの青空だ。Carl Zeiss JENA DDR Tessar 50mm 1:2.8(ゼブラ模様)をCOSINA CT1 SUPERにつけて、今日は浅草。純正のマウントアダプタ(M42→Kマウント)で、絞りレバーを押し込んで、露出を決めて、開放でピントを合わせて、絞りレバーを押し込んでシャッターを切る、という手順。
面倒かな、と思ったんだけど、今のところ、そうでもない。むしろ段取り・手順の過程が面白い、かも。
さっそく現像に出して、上がったものがこれ COSINA CT1 SUPER Carl Zeiss JENA DDR Tessar 50mm F2.8
噂どおり、色のりがこってりしていて濃厚な風味。2枚目を見るとボケ味はやわらかい円形で優しい。写真が、濃くて饒舌な印象に思える(浅草がいいのかもしれないけど)
ヘボな腕とかセンスを、レンズの威力でごまかせる、かな。…でも、M42レンズ沼は底なしの泥沼と言われている。気をつけなきゃなぁ。
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