ハイブリッド型EPUB3のチェック

角川のBWインディーズが公開されて、BOOK☆WALKERに個人出版で参加ができるようになった。
BOOK☆WALKERはライトノベルが強いところで、「めがイラスト」での独自の表現方法など、挿絵・イラストに対する比重が大きいことがよくわかる。
「KADOKAWA-EPUB PORTAL」(http://kadokawa-epub.bookwalker.co.jp/)で角川のEPUB3の仕様が公開されていてとても参考になる。
仕様を見ると、挿絵・イラストなどはフィックス(固定)型レイアウトページで表示させることができるんで、やっぱそこは力が入ってんなあ、と。
リフロー型ページとフィックス型ページの混在、ハイブリッド型表示については、すでにEPUB3の仕様に入っている。KADOKAWAの資料はかなり具体的・詳細な記述方法が書いてあってわかりやすいので、ほんとオススメ。
イラストや写真など、リフロー型レイアウトじゃなんでダメなのかというと、ディスプレイの天地左右に中途半端なマージン(余白)が出てしまうのが全然ダメ。「一枚絵」として見せたいのが、なんじゃこの余白は、と台無しの脱力感。
リフローで表示するとこんな感じ。画像は600x800。72dpi(bookwalkerアプリ/Sharp SHL23)
しかし、フィックス型レイアウトでは指定した画像はディスプレイ目一杯に表示してくれる。
(もちろん、画像とディスプレイの縦横比の違いから余白が出ることになる。さすがに解像度・縦横比の違うすべてのデバイスで天地左右ぴったりフィットさせるのは無理)
これならば制作者の意図通りに表現された、と言えるだろう。
ということで、ハイブリッド型のEPUB3を作ってアプリで読んでみた。
以下は、ハイブリッドEPUB3ファイルの中の、画像一枚のフィックス型ページの表示例
ハイブリッド対応
BOOK☆WALKER for Android ver.3.9.0
さすがBOOK☆WALKERだな。1ページ大の挿絵はこうじゃなくっちゃだ。
画像が縦横比1.3で、スマホの縦横比が1.7ぐらい。画像の方が縦に短いので天地に余白は出るけど、左右はぴったりフィットで天地の余白も均等。
紀伊国屋書店Kinoppy for Android ver.2.5.0 build 22445
これはちょっとびっくり。ディスプレイにぴったりフィット…って、画像を縦に引っ張ってる。画像を変形したらいかんだろ。
[09/17 19:34:03]
↑すみません。これはまったくわたしのミスです。
画像のサイズとXHTMLで指定したサイズが違っていることが原因で、Kinoppyのせいではありません。
Kinoppyの表示モード「スクロール」では天地いっぱいではみ出た横幅分をスクロールして見せる。その他のモード(ブックやシンプル)では、天地に余白。
スクロールモード
きちんとハイブリッド、リフローの中のフィックスページを意図したとおりに表示してくれます。BOOK☆WALKERアプリと同じ…てことは、純国産(?)のアプリはEPUB3準拠に頑張ってんだなあ。
ハイブリッド非対応
ibooks ver.2
iPhone4Sのディスプレイは小さいからそれっぽく見えるけど、最近の高解像度のデバイスだと余白がかなり大きくなる。現状ままだとibooksでリフローの画像はその時々の上限いっぱいの大きさで作るイタチごっこ。
kobo
左右に余白…はともかく、この画像ページの前に空白ページが入る。viewportを中途半端に解釈してるんだろうか。空白のページが入ってしまうのはまずいなぁ。
ちなみに、kindleはkindlegenでkindle用にコンバートするのでハイブリッドEPUB3は他のリフローと同じになるようだ。
BOOK☆WALKER用に別途、EPUB3ファイルを作ることになるんだろうな。特にイラストや写真にこだわるような本はここ大事だ。
(BWインディーズの「リフローまたはフィックス」という注意書きのリフローって、ハイブリッドも含まれてるのかなぁ)
「KADOKAWA-EPUB PORTAL」 を強くオススメするけど、マニア向けに今回作ってみたハイブリッドのEPUB3ファイルを上げておきます。
https://t2aki.doncha.net/tmp/reflow-fixed-20150912b.epub
(直リンクできないので、ここから取ってください)
opfファイルのspine部、xhtmlのSVGの記述がキモかな。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
BOOK☆WALKERに登録してみた

角川グループのブックウォーカーでも個人出版の窓口が開かれていた。
twitterで知るまで、まったく気づいてなかった、ノーマーク。やるだろうとは思ってたけど、まだまだ先の話じゃないかと思ってた。
「BWインディーズ 著者センター」
https://author.bookwalker.jp/library
ロイヤリティを比較すると。
・BOOK☆WALKERが50%
・kindle:35%か70%(専売でKDPセレクト登録の場合)
・ibookstore:70%
・kobo:販売価格80円〜298円45%、299円〜100,000円70%
売れない70%より売れる35%というか、ロイヤリティ(印税率)はもちろん多いに超したことはないけど、ストアの集客力販売力の方が重要なので、あまりこだわない。出版社版元が宣伝販売してくれるならともかく、個人の場合はそこが問題なのでストアの集客力におんぶにだっこ。
今のところBOOK☆WALKERは振込手数料なしで1円から支払い。
…振込手数料で赤字にならないのか。売れない連中の赤は売れ筋の収益で吸収してくれるのかしらん。
ということで、いざ登録。
【会員情報】
・名前
・住所
・販売登録情報として出版社名とマイナンバー(2016年1月以降)
・受取銀行口座
【電子書籍の登録】
・タイトル
・著者名(イラストなど追加できる)
・コピーライト
・キャッチコピー
・内容紹介
・表紙画像(jpg PGB 長辺最大4500px 短辺最低512px)
・EPUBファイル(EPUB3 リフローあるいはフィックスレイアウト。100MBまで)
・試し読み用EPUBファイル(ない場合は先頭から10%で自動生成)
・カテゴリ(以下の8ジャンルからひとつ選択)
文芸、マンガ、ライトノベル、実用、新書、ゲーム、画集、写真集
・サブカテゴリ
フリーワードで登録。キーワードごとに「/」で区切る。
・シリーズ名
・巻数
・税抜価格(ゼロ円も可能)
登録はあっさり簡単。必要最低限かな。
利用規約があるぐらいで、ヘルプなどのドキュメントページが見つからなかった。内容や画像についてのレギュレーション、販売についてがわからないのはちょっと困るな。
販売停止とかありがちだろうけど、問い合わせから、ということかなあ。
9月8日の20時ごろに1冊登録。翌日9月9日の18時ごろに発売開始となった。
登録から販売までだいたい1日というところか。
ちなみに、あまり深く考えずに、カドカワだしということで「ライトノベル」カテゴリで登録してみた。
『アロイのやさしい神さま』(日野裕太郎・ハルノブ)
http://bookwalker.jp/de2e21624f-184f-45ec-8c77-d3b9d2856ad1/
どんなもんかと思ってたら、ありがたいことに、売れていた。
【販売情報】でわかる販売情報は月単位で、何日に売れたのかがわからないけど、「詳細CSVをダウンロード」では「商品コード、購入日、タイトル、価格」が分かる。
どうやら発売した翌日が初売り。
やはりWEB、ECサイトでは「新着席」が、書店の平台・面陳。
(棚差しの本を引っ張り出すために、トップページ(http://bookwalker.jp/st1/)で苦肉のスクロールはウチ(http://books.doncha.net/happy-reading/)も同じ)
登録できるカテゴリが大きすぎるのでサブカテゴリなどで工夫が必要かもしれない。
サイトでの検索なんかに使われるんだろうか。動作を調べてみないとまだなんとも分からないので、今回は他のカテゴリを見てそれっぽいところで登録数もそこそこのカテゴリを追加しておいた。
[09/11 16:16:53]これは、サブカテゴリといいつつ、キーワードとして検索で使われるっぽい。上限いっぱいキーワードを設定するべきだ。
登録は他ストアと同様に簡単だし、角川ブランドだし、個人が参入できる電子書籍ストアとしては魅力的。おすすめ。
登録に使ったEPUB3ファイルは 「かんたんEPUB3作成easy_epub」 で作ったものを使い回し。
EPUB3ファイルで作っておくとこういう時に早く反応できるのがいいなあ。「かんたんEPUB3作成easy_epub」はエラーのないEPUB3ファイルを作るので、どこにでも使えるし。自画自賛。
表紙画像は縦横比4:3のものを使用した。マンガが強いサイトだし、マンガと同じ縦横比4:3の方が馴染むかなあ、と。
そういえば。
BOOK☆WALKERはリフローとフィックスの混在が可能(のハズ)で、たとえば挿絵など無駄な余白などなく1ページ大に表示されるだろうし、見開きのイラストなども同様。イラストや画像を使った表現力が、他ストアから頭ひとつは抜けている。
現在、BWインディーズではリフローまたはフィックス、となっているけど、そのうちハイブリッドも受けつけることになるだろうし。
『KADOKAWA-EPUB』
↑ここにKADOKAWAのEPUB仕様書がある。これをしっかり読んでリフロー・フィックス混在型などの作りかたも把握しておいた方が良さそうだ。
…とはいえ、リフローフィックスが混在するEPUBファイルの検証環境がないよなあ。どうすべ。
[09/12 09:00:15]
twitterで情報いただきました。
BOOKWALKERアプリで、ローカルに置いたファイルを読みこめたのか!
ハイブリッドのファイルを作って試してみよう。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
リフロー電子書籍での画像表示

kindleとibooksで指定のしかたや表示が違ってたのでメモ…ていうか今さら。
kindleでは意図通りの表示だったのに、ibooksだと画像のサイズ指定が効かなくてでろ〜んと大きな画像となってしまっていた。もちろんepubcheckではエラーなどない真っ当なepub3ファイルだ。
1ページに1枚の画像だけ、というのはkindleもibooksもほぼ問題はない。同じhtml、cssで意図通りの同じ表示となる。
ところが、本文中に画像が入るケースがよろしくない。
画像のサイズ指定が意図した通りに伝わらず、でろ〜んな画像となってしまった例。
iTunes connectのヘルプページにあるibooksの要件(iBooksAssetGuide5.1Revision2_JPN.pdf)にリフローでの画像の指定例が載っていて。
・画像のサイズは画像をくるんだ要素の方(ラッパー、コンテンナ)に指定する
・画像はwidth:100%
てことなので、これはもう随分前から
こんなhtmlとcssを使ってたんだけど…ところが、幅(width)の指定が効いてくれていないっぽい。
ということで、リフローで雑誌=写真も多数入りこんでいて、クオリティに定評のある電子雑誌 『トルタル』 をダウンロードしてibooksで拝見したところ、綺麗にレイアウトされている。さすがです。
ダウンロードしたepubファイルを解凍して中身を確認したところ、このiTunes connectの要件PDFと書き方はほぼ同じ。
わたしのファイルと縦横が違うだけやなあ…というところで、もしやといじってみたらほぼ意図通りの画像サイズとなった。
なんのこたない。
横で幅(width)指定が効くんだから、縦は高さ(height)指定だろうと。CSS(image-wrap)に幅25%で指定していたところを高さ25%で指定しただけ。
ところが、同じファイルをkindle previewerに読みこませると、これ、高さ25%以上はあるよなあ…。
スタイルシートを個別に対応させると管理が大変なので(間違いの元なので)インラインでスタイルを書くか、と思ったらば、どうやらibooksはインラインのスタイルを見てくれない。致命的でもないので、kindleはこれでOKとする。
無料販売本に既刊案内ページをつけるのに、やっぱ表紙画像はあったほうがいいよなあ、ということでゴソゴソやっていて、kindleとibooksのリフローでの画像の違いに気づいた。
kindleはmobiに変換する時に「よきにはからって」幅指定でも大丈夫だったので気づかなかった。
実用書などは横書きばかりなので幅指定で問題なく意図通りとなっていた。
ibooksやkoboでもらう本文中の画像はむしろ小さいもの=原寸表示ばかりだったので縦書きでも指定が効いてないことに気づかなかった。
今まで「たまたま」うまく行ってただけ、という事実に我ながらアキレタ。
[06/02 16:35:51]追記。
kindleはインラインのスタイルが生きるので、そっちで調整。
画像に関しては端末やアプリでの差分吸収が面倒くさいでござるなあ。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
一発芸:togetterで電子書籍を作成する

以前、twitter、もしくはtogetterからツイートを取得して、EPUB3ファイルを作るためのHTMLタグを埋め込むだけ、というスクリプトを公開したんだけど、twitterもtogetterも仕様が変わってうまく取得できなくなっていた。
てことで、改めて作りなおし。ついでに今回はEPUB電子書籍ファイルを直接ダウンロードできるようにしてみた。
https://t2aki.doncha.net/tmp/togetter2epub.pl
↑直リンクはできないので、このリンクからどうぞ
手抜きのページですまんです。
今回も動作確認は以下のおふたりのtogetter(くどいけど、このふたつのまとめは、ほんと面白いんでぜひ!)
三平×2(@sanpeimihira)さん
http://togetter.com/li/654573
トオノキョウジ(@kyozy_tohno)さん
http://togetter.com/li/553959
togetterのURLを入力すると、電子書籍のダウンロードとなって。
EPUB3の縦書き電子書籍としてtogetterまとめを読める。
カバー画像はImageMagickを使ってタイトルを埋めこみ。
これまた、かなり手抜きのへなちょこ。
読み物の場合、スマホだとWEBより電子書籍パッケージの方が読みやすい、と思う。
ツイノベなどショートショートというか140字の掌編がまとまっていたら、電子書籍にして読むのもありだ。
(※シンプルなまとめは大丈夫だけど、作りこまれたまとめは検証してない)
twitterもtogetterも利用規約的にどうだろうと思いつつなので、叱られたら取り下げます。個人利用なら問題ないような気もするしなあ…。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
かんたんEPUB3作成でWORDからEPUB3を作る

公開している「かんたんEPUB3作成easy_epub」について、たまたまなんだろうけど、WORDからEPUB3電子書籍を作るときにうまくいかない、という問い合わせが連休明けから続いて3件。
1)挿絵・画像が入ってくれないというのが2件。
2)難読漢字でルビが振られず、なおかつ、エラーになるというのが1件。
1)
easy_epubでは挿絵や画像は、original_imagesというフォルダに入れておいて、本文中の画像が入るところに画像ファイル名を書く。画像ファイル名は半角のアルファベットと数字。
http://t2aki.doncha.net/easy_epub#sashie
WORDはアルファベットの先頭の文字を勝手に大文字にしたりする…2件とも画像が入らなかった原因はコレ。
画像のファイル名と本文中に書かれているファイル名が一致しなくなっていた。
2)
「難読漢字」というか、第二水準(?)の漢字のルビの扱いが、ほかの漢字とは違っていて、それに気づかなかった。スクリプトを修正して対応。
<ruby>難読<rt>なんどく</rt></ruby>
↑のパターンだけだと思ってたら
↓のパターンでルビを振るケースがあった。
<ruby>難<rt>なん</rt></ruby> <ruby>読<rt>どく</rt></ruby>
WORDをEPUB3電子書籍ファイルに変換する説明が手抜き過ぎなので補足。
http://t2aki.doncha.net/easy_epub#worddocx
・赤で囲ったところが書誌情報で奥付にも使われる。また目次の設定なども指定できる。
・青で囲ったところが小見出しとなって目次に登録される
・ルビはそのまま
・縦中横もそのまま
↑目次と小見出し、ルビはこんな感じ
↑縦中横と小見出し、奥付はこんな感じ
easy_epubはテキストデータ(.txt)前提のスクリプトで、WORDも読みこめるけど。
WORDで作ったレイアウト・デザイン(字下げや罫線など)は無視します。WORDの文中にeasy_epubで使うキーワード(「小見出し」など)を記入してください。
WORDから引き継ぐのは、「縦書きor横書き」「ルビ」「縦中横」「太字」です。
「使い慣れたWORDで書いた原稿が電子書籍作成に使える」のがメリットだと思います。
ただ、wordに関しては、わたし自身、ほとんど使ってないので検証が甘くてバグが取れてないかもしれません。epubファイルを作ったらepubcheckでエラーの確認をお願いします。
↓かんたんEPUB3作成easy_epubはこちら
http://t2aki.doncha.net/easy_epub
連休だし、電子書籍でも作ってみよう、ということだったのかもなぁ。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
「眼聴耳視」音声付き電子書籍公開リスト

音声で読み上げているところをハイライト表示するEPUB3電子書籍。
読む箇所を目で追って、同時にその部分が読み上げられ。視覚と聴覚、ふたつの感覚を駆使して読む読書体験は刺激的です。
これは、視覚に障害のあるかたや、識字障害のあるかたの読書として有用だと言われています。
人工音声による音声付き電子書籍を作ってこのページで随時公開します。
【ツルゲーネフ】
『猟人日記』ホーリとカリーヌィチ (2015/2/28)
https://t2aki.doncha.net/release/ryojin-nikki01-20150228.epub
(底本:『猟人日記』ツルゲーネフ 著/中山省三郎 訳 角川文庫 平成2年11月15日 4版)
『猟人日記』エルモライと粉屋の女房 (2015/2/28)
https://t2aki.doncha.net/release/ryojin-nikki02-20150228.epub
(底本:『猟人日記』ツルゲーネフ 著/中山省三郎 訳 角川文庫 平成2年11月15日 4版)
『猟人日記』苺の泉 [2015/03/09 14:38:58]
https://t2aki.doncha.net/release/ryojin-nikki03-20150309.epub
(底本:『猟人日記』ツルゲーネフ 著/中山省三郎 訳 角川文庫 平成2年11月15日 4版)
『猟人日記』郡の医者 [2015/03/16 00:31:06]
https://t2aki.doncha.net/release/ryojin-nikki04-20150316.epub
(底本:『猟人日記』ツルゲーネフ 著/中山省三郎 訳 角川文庫 平成2年11月15日 4版)
『猟人日記』わが隣人ラヂーロフ [2015/03/17 18:32:31]
https://t2aki.doncha.net/release/ryojin-nikki05-20150317.epub
(底本:『猟人日記』ツルゲーネフ 著/中山省三郎 訳 角川文庫 平成2年11月15日 4版)
【ドストエフスキー】
『キリストのヨルカに召された少年』 (2015/2/28)
https://t2aki.doncha.net/release/dst-shortstory01-20150228.epub
(元テキストは青空文庫 http://www.aozora.gr.jp/cards/000363/card47042.html)
『百姓マレイ』 (2015/2/28)
https://t2aki.doncha.net/release/dst-shortstory02-20150228.epub
(元テキストは青空文庫 http://www.aozora.gr.jp/cards/000363/card47043.html)
上記、読みが違ってるぞ!とか、そもそも誤植じゃねえか、というのがあれば教えていただけるとうれしいです。
不定期、随時になりますが、このページでタイトルを追加していこう思っています。
肉声による朗読ではなく、人工の音声合成でよければ、音声付きで読みたい!という本のリクエストなど、このページのコメントや問い合わせフォーム、メールでご連絡ください。
権利的に公開しても問題のないものであれば作って追加公開します。
(特に旧字旧仮名づかいのものは時間がかかります。また、もしかするとファイルサイズの制限などで難しいものがあるかもしれません)
音声付き電子書籍を再生。
デスクトップ、PC&macの場合
google chrome の Readium
https://chrome.google.com/webstore/detail/readium/fepbnnnkkadjhjahcafoaglimekefifl?hl=ja
スマホやタブレット(Android)の場合
Himawari Reader
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.green_fld.himawari&hl=ja
音声合成の制作には。
SofTalk
http://www35.atwiki.jp/softalk/pages/1.html
棒読みちゃん
http://chi.usamimi.info/Program/Application/BouyomiChan/
の、ふたつを利用させていただいています。ありがとうございます。
また、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp)の成果、蓄積にはほんとうに感謝します。ありがとうございます。
ちなみに。
WINDWOSもmacもシステムの合成音声はかなり聞きとりやすいです。システムの音声を利用して音声付き電子書籍を作成してみてはいかがでしょう。
「WINDOWS7」
「Mac」
→ 「media overlaysによる音声付き電子書籍の作成」
下準備が必要ですが、難しいことではなく(面倒ですが)手順どおりに作業すれば音声付き電子書籍を作成できます。
※今日時点 [2015/03/23 22:38:15] kindleやibooksなどは、media overlaysによる音声付き電子書籍の音声再生はできませんが、他の電子書籍と同じように読むことはできます。
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」