ネタ:祭りの後
Amazon、Kindleストアの月替りにピックアップしてもらってバブルに沸いた4月。5月も連休があけて10日が過ぎてどんなもんかと売上を見てみたら…こんな感じでセールから外れたら途端に動きがなくなった。いい夢見せてもらったゼ。とほほ。
( 5月1日の雑記にもレポート したように公式のセールは売り場の現場、レジの目の前にあるわけで販売に直結したなあ)
とはいえ、残尿感というかセール前と比べると多少は動いているように見えなくもない、かなぁ。これがセールの残り香なのか、文学フリマの影響なのか、時期が微妙で因果関係は不明。
制作はなんとかするとしても、告知広報露出は頭の痛いところだなぁ。
購入経路が分かればどこを重点的にする・しないということも考えられるんだろうけど、電子書籍のストアにとってそれは貴重なデータ・財産なのできっと出てこない。
このプロモーションをするとこんな効果が見込めます!ぜひひとついかがでしょう。
彼らのメシの種のひとつだろうし(しつこく検索するとプロモーション資料なんかがWEB上で見つかる)
自分でどこかにURLを貼ったアフィリエイトならデータは取れてもたかが知れてるし、アドワーズは使いどころが…(どんなワードがいいのか判断材料がなさ過ぎで、現状ではたぶん金の無駄遣い)
販売チャンネルを増やしてストアでの露出を図り、ストア以外でもコミケやコミティア、文学フリマといったイベントでチラシなどでリピーターにお知らせして少しずつ広げていく、という今までどおりの傾向と対策。地道にやります、はい。
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コミティア108・第18回文学フリマ
昨日5月5日は、ビッグサイトでコミティア108、東京流通センターで第18回文学フリマが開催された。だらだらと当日の日記雑記。
どちらも「ゆりかもめ」「東京モノレール」と、わたしなど普段あまり乗ることのない乗り物で辿り着く日常とは隔離された場所。
「ゆりかもめ」はゆったり大きく広がる湾岸の景色を眺めながら、「東京モノレール」は異様な速度と震動でビルの間を縫って走る花屋敷的スリルを味わいながら。
ウチは第18回文学フリマにサークル参加。
なんだけど、旧知の漫画家さんからコミティアにいるので久しぶりに会いませんかとついったでDMが飛んできていたので、文学フリマは搬入を手伝って(荷物運びして)その後はスグにビッグサイトのコミティアに出かけた。
「流通センター駅」からモノレールで「天王洲アイル駅」下車、りんかい線「天王洲アイル駅」から「国際展示場駅」へ(今日時点、片道534円。所要時間は30分弱)
ねぐらなおさん(https://twitter.com/neguranao)のところに久しぶりに。
たしか3〜4年前のやっぱりティアで、ちらっとだけご挨拶したぐらいでべちゃくちゃしゃべったのはほんと久しぶり。彼には東京三世社時代にずいぶんお世話になった(漫画部門立ち上げ時のレギュラーラインナップ)
いろいろもろもろ厳しいエロ漫画の話や、Jコミでの配信や電子書籍の話などなど。
簡単じゃないという認識だけど、基本的にポジティブなひとで、次の展開もなんとかしなきゃという相変わらずのバイタリティ(体型はすっかり丸くなってたけど、わたしも髪も歯も抜けてるのでお互いさま、だな)
永山薫さん(https://twitter.com/Kaworu911)のところにも。
やっぱり3〜4年前のティア以来。
筑摩書房から『増補 エロマンガ・スタディーズ』が出たばかりで、もし置いてたら買おうと。
やはり相変わらずのエネルギッシュ。この世代は元気なひとが多いような気がする。
その後はいわゆる文芸島(創作文芸、小説同人誌のサークルが集まっている一画のこと)をうろついて、見知った顔を見かけてはひやかしたり、目当ての同人誌を購入したり。
文学フリマとバッティングしてるので双方気にしてるひとたちがいたけど、実際のところはどうだったんだろう。コミティアを歩いてみた限りひとも多くてかなり活気づいていたように見えたなあ。
kindleが始まった2012年暮れのコミケや13年早々のティアなどで「かんたんだからスグやりましょう!」などと煽って回ってたんだけど、その後いろいろ話を聞いたりすると。
その1。
「青空記法でEPUB3ファイルを作れる」〜「パソコンが苦手」まで幅がかなり広く
その2。
税金の手続き?なにそれ?
ということで、今は誰彼かまわず無責任に勧めることはやめた。
制作は誰かに頼むことも可能だけど、税金の手続きについては(代行業者に頼むにしても)自分でやるしかない(appleのアプリは日本で税金処理するのでこんな面倒はない。日本で商売するんだから、Amazonもgoogleも税金処理についてはappleを見ならってほしいもんだ。今回のコミティアでKDPについての講座に出くわしてビックリしたけど、制作の話じゃなくて、税金の手続きについては説明があったんだろうか)
声かけしたサークルさんには。
電子書籍のダウンロード数に期待はしないほうがいい。今はまだ、たぶんイベントでの瞬発力には敵わない。
とはいえ。
イベントで購入してくれたひとが、ほかのも読みたいと思ったときにスグに手に入れられるのは電子書籍の最大の強み。その機会を逃さないし、次のイベント売りにも繋がる(現に電子書籍でも読んでいて同人誌も読みたくて、というかたが前回の文学フリマでは何人かいらっしゃった)
広くいろんなチャンネルを使って地道に継続、ということ。効果はすぐに見えないだろうけど、やってさえいれば何かに繋がる。…と毎度のお話&布教活動。やるなら無償でお手伝いします!と。
コミケもティアも文学フリマも、目の前にこれだけのコンテンツがある。これらが電子書籍となって電子書籍のストアに並ぶようになると全体のボリュームが膨らむ。電子書籍が日常になる。
そうなればウチで並べてる本もどこかで見つけてもらえる可能性が1mmぐらいは増えるはず。
コミティアは漫画や小説、評論などばかりじゃなくて、アクセサリーやコミティアが主催のイベントや展示もあって、歩いていて目に飛び込んで来るものにいちいち驚きや発見があって楽しいイベント。飽きずに歩き回って気がついたら足がへろへろ。
その後、仲間内の文学フリマの打ち上げに合流。
文学フリマの方は3タイトルが完売と、こちらも活気があったようでやはりバッティングの影響はあまり感じられなかった、かも。
イベントまみれの楽しい一日でありました。
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画面を動画でキャプチャ
間違いなく、なにを今さらな話。
Youtubeやニコ動には画面を動画でキャプチャして、ゲーム実況やアプリの使い方などのコンテンツがたくさんあって、どうやってるんだろうと思いつつ、パソコンでの動画や音の方にはほとんど興味がないもんだから調べもせず、ただ、へえぇと遠巻き。
(DVDなんかもパソコンのディスプレイじゃなくて、寝転がってテレビのブラウン管で見る)
ただ、やはり百聞は一見に如かず。
とりあえず試しに 「かんたん電子書籍作成easy_epub」 で、添付のサンプル原稿ファイルで電子書籍を作るまでを動画でキャプチャしてみた。
↑1分30秒ほどです。
キャプチャに利用させてもらったのは
「AG-デスクトップレコーダー」
https://t-ishii.la.coocan.jp/download/AGDRec.html
というソフト。ダウンロードして解凍して実行ファイルをクリック。設定をWMVにしてバッファモード(記録が終わってからエンコードして動画ファイルを出力する)に。それ以外はデフォルト状態で使える。
便利なので驚いた。
と同時に。エンコードってパソコンのCPU使いまくりで、ファンがぶんぶん回りだすんだと驚いた…6世代ぐらい前のパソコンでCPUコアは2つだし。
パソコンの負荷はともかく。
こういうことができるなら、いま、ちょっとだけかかわってるサイトの更新作業なんかを動画にしておけば(動画でマニュアルにしておけば)急なときに誰でもできるようになるなぁ。
ほんと、ぷぷぷ、なにをいまさら。というネタですまんかった。
[05/03 02:49:29] 追記。
もしやと思って検索してみたら、MacはデフォルトのQuickTime Playerでいとも簡単に画面を動画でキャプチャできる。
Macすげー。
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『和猫』のkindle月替わりセール終了しました
猫写真集『和猫』の4月の月替わりセールが終了しました。
ご購入いただいた皆さん、手にとっていただいた皆さんありがとうございました。
路地や駐車場の車の下、公園やマンションの植え込み、飲食店の裏、お稲荷さんなどなど、ヤツらはあちこちにいます。写真よりもやはり本物。不審者扱いされない程度に覗き込んでみませんか。
また何かの機会がありましたら、よろしくお願いします。
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Amazon、kindleストアの公式セールに取り上げられたらどうなの?というところだけど。
1ヶ月で『和猫』の有料ダウンロードは200本を超えた。
以下2つのカテゴリでランキング1位。
「暮らし・健康・子育て > ペット」
「アート・建築・デザイン > 写真」
Kindleストア 有料タイトルのランキングはたしか270位ぐらいが最高ランク。
kindleセールの売場直結の威力はさすが。
書店で言えば入口近くに企画の平台を作ってそこに面陳で並べてもらったようなものだ。写真集でファイル容量が大きくて、3Gではダウンロードができないというハンデもあったと思うのに、ありがたい話だった。
『和猫』に関しては2013年10月に公開。5日間無料キャンペーン分をいれて10月は800本以上のダウンロードがあって、2014年3月までダウンロード数は900本を超えていた。有料ダウンロードだけのことをいうと総数の30%弱。
それを考えると今回のセールで1ヶ月200本超の有料ダウンロードは実感できる売上本数。
まさに、告知して知ってもらうことが大切、という昨日の雑記帖ネタのとおり。
ベストセラー1位バッジもついたおかげか、レンタルも80本弱ダウンロードされていた。
有料ダウンロードとレンタルを合わせると約300本が今回の月替わりセールの「成果」。セール選定基準がわからないんだけど、取り上げられると確実に売上はあがる。
日々の動きとしては、やはりというか初動。月替わりセールが始まった日が30本弱のダウンロードで後はなだらかに、でも途切れることなく売れていた。
ただ、さらに欲張りなことを言ってしまうと。
この『和猫』が売れることで 他の doncha.net作品 も売れてくれるんじゃないかと、波及・相乗効果を期待したんだけど、これに関しては捕らぬ狸だった、かな。関係するとおぼしき本が数冊出たぐらいだった。
『和猫』は固定レイアウトでクリッカブルマップが使えない。リフローの本は巻末に既刊本として他の作品紹介とリンクをつけていて、それが多少効果はあるっぽいので、固定レイアウトの巻末で既刊紹介&リンクがつけられなかったのは残念。
↓亡くなった猫が戻って来る!?ほんのり暖かいファンタジー猫短編集
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